スライド

コンセプト

MozillaでXHTML1.1のルビを表示可能にする。

概要

IE5の独自拡張として登場し、XHTML1.1で正式に利用できるようになった、「ルビ」機能。ところがMozillaはこのルビに対応していません。何故なら、XHTMLのルビは表示についてはCSS3-Rubyに一任されているのですが、その肝心のCSS3-Rubyの仕様が決まっていないからです。

とはいえ、CSS3が勧告されるまで指をくわえて見ていろというのではあまりに残念な話です。

幸いにも、CSS2ではルビ表示によく似た使い方の出来る「インラインテーブル」が定義されていて、Mozillaもこのインラインテーブルをある程度は表示可能(実際には未対応ということらしいのですが)なので、これを利用してルビをエミュレートすることができます。この「XHTMLルビサポート」は、北村曉氏の発表されたインラインテーブルによるルビの疑似表示のためのスタイル指定を利用することで、XHTML1.1の単純ルビと複雑ルビの両方を表示可能にするものです。