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たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。

萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

宣伝1。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

宣伝2。Firefox Hacks Rebooted発売中。本書の1/3を使って、再起動不要なアドオンの作り方のテクニックや非同期処理の効率のいい書き方などを解説しています。既刊のFirefox 3 Hacks拡張機能開発チュートリアルと併せてどうぞ。

Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
浅井 智也 池田 譲治 小山田 昌史 五味渕 大賀 下田 洋志 寺田 真 松澤 太郎
オライリージャパン

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Ez Sidebarを数年ぶりに更新した - Apr 07, 2012

とかなんとか発言した舌の根も乾かないうちにEz Sidebar 4.0.2012040701を公開した。実験的にやってみたら案外あっさりできたので、その勢いで完成まで一気に。実質的にほぼ0からのスクラッチで、基本設計が全く別物になっていてコードの共有部分はほとんど無い。

旧版ではサイドバー用のウィンドウを物理的に(DOMツリー的に)別ウィンドウとして開いていて、パネル内のスクリプトに対してどうやってブラウザウィンドウの中にあるように見せるかという所が技術的な鍵だった。例えばwindow.parent.gBrowserにアクセスされたら、最も手前にあるブラウザウィンドウを探してきてそのgBrowserを返す、みたいな感じで。そういう強引なことをやってたから、つくづく、よくあんなんで動いてたなという感じだ。

今回の再実装では、根本的な考え方は至極単純で、ウィンドウの内容が初期化されるタイミングで<panel>の中にサイドバーのボックスを丸ごと移動して、以後はその<panel>を「別ウィンドウに切り離されたサイドバー」として表示している。これだとサイドバーは相変わらず元のウィンドウのDOMツリーの中に存在しているから、パネル内のスクリプトから見た時に普通に親のフレームとしてFirefoxのウィンドウにアクセスできるし、Firefoxのウィンドウの側からもパネルの内容を普通にサブフレームとして認識できる。Firefoxのウィンドウが複数ある時は最前面のウィンドウの<panel>だけを表示しておき、ウィンドウが切り替わったタイミングで同じ位置・同じ大きさに<panel>を表示する、という事をやってるので、見た目的には1つの<panel>が個々のFirefoxのウィンドウとは独立して存在しているように見えなくもない。他にも、ドラッグ操作での移動とかリサイズとか、ただの<panel>をウィンドウっぽく動かすために細かい所で違和感が出ないように色々やってる。

何故旧版では<panel>を使わなかったのかというと、やりたくてもやれなかったんですよ。サイドバーは一種のインラインフレームなんだけど、確か昔は<panel>の中にインラインフレームを置くとまともに動作しなかったと思う。そういう細かい技術的な障壁が当時は色々あって、Ez Sidebarのような事をどうしてもやりたいとなると、旧版のようにダーティなハックをたくさん仕込まないといけなかった。それが今では、「こう書いたらこう動いて欲しいよね」という書き方をすればだいたいフツーに動いてくれるわけですよ。隔世の感だ。

あと、バージョン3.2(1つ前のバージョン)にあった機能を全部引き継いでるわけではなくて、というかサイドバーをメインウィンドウから切り離して表示する機能以外は全部バッサリ切り捨てた。All-in-One Sidebarのような有名所のアドオンが既にそういう機能を持ってるみたいだから、わざわざ同じ機能を作らなくても、そっち使えばいいじゃんという話です。Ez Sidebarは、他のアドオンが提供してくれない機能だけに絞って提供した方が意義があるはず……と思って。

過去にこのアドオンの名前を「Sidebar Window」から「Ez Sidebar」に変えたのは、サイドバーの切り離し以外の機能も色々付けたからだったんだけど、今回のリリースで機能的には最初の物より低機能な所に逆戻りしてしまった。皮肉な結果だ。

Fox SplitterのせいでユーザのFirefox 3.6からの移行が進まないって言われた件 - Apr 02, 2012

Linuxでwmctrlを使うようにしたバージョンのFox Splitterを今日付で公開した。

なんだかんだで最近腰が重いんだけどその重い腰を上げてリリースのための作業をやろうと思った背景の1つには、Mozillaの中の人からメールで表題の件について連絡があったからだ。既知のバグがあってmasterでは直ってるのにリリースされていない、という状況ではそのメールに返信するのが憚られる……と思って、慌てて細かい所を直してリリースしたというわけ。これも罪悪感駆動開発な気がする。

Fox Splitterのユーザが古いバージョンを使い続けている最大の理由は、AMOでFox Splitter 0.xから2.0への自動アップデートが行われないからじゃないかと思ってる。諸々の事情でFox Splitter 2.0では旧版からアドオンのIDを変えないといけなかったので、AMOのサイト上ではFox Splitter 2.0と0.xが別々のアドオンとして登録されてて、Fox Splitter 0.xのユーザにはFox Splitter 2.0が自動アップデート経由で提供されない。2.0への移行は、完全にユーザの自由意志に任せざるを得ないという事になっている。使い勝手がどうとか以前に、勝手にアップデートが下りてくるかこないかがネックになってるっていう予想だ。

強権的手段として、「単にFox Splitter 2.0を自動的にインストールして、その後Fox Splitter 0.xを削除する」というだけの内容のアドオンをFox Splitter 0.x最新版としてアップロードすれば、Fox Splitter 0.xから2.0への移行を強制することはできるけど……2.0の方には否定的なレビューが多く付いていて評価も低い(旧版は星2つ以下は15%なのに対し、新版は星2つ以下が57%……まあ母数が圧倒的に少ないから統計的にはあんまり意味がないかもなんだけど)という現状を見ると、そこまでやっちゃっていいっていう自信をまだ持てずにいる。

4月4日追記。Mozillaの中の人から「ちょうどそういう(Fox Splitter 0.x系の新バージョンとして、Fox Splitter 2への自動アップデート機能を含んだ物をリリースするという)方法について提案しようと思ってた所だった」的なレスポンスがあったので、春の嵐で早退したのをいいことに頑張って書いてみたんだけど、死ぬほどめんどかった。

Fox SplitterのLinuxでの挙動の改善と、Mac OS Xで残された課題 - Mar 25, 2012

Fox SplitterをWindows以外で使った時に 実にパネェ感じでストレスフルな挙動を示す件について、とりあえずLinuxではちょっとだけ改善できた気がする。

要点を先にまとめておくと、こういうことだ。

  • Windows上では以前から、ウィンドウの1つが選択されて最前面に来たら、グループ化された他のウィンドウもそれによって「押し上げられ」て最前面に来る、という挙動になっていた。
  • でもFirefoxの仕様上の制限で、LinuxとMac OS Xではそれができていなかった。
  • 今回、Linuxではwmctrlを呼び出すことによってWindows上と同じような挙動を再現できるようになった。
  • Mac OS Xで同じ事ができるのかどうかは分からないままである。
  • JSDeferredはやっぱり素晴らしいです。

以下、背景も含めた詳しい話。

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文字入力中に補助的な情報や機能をポップアップとして表示するとキャレットが消えてしまう件について分かったこと - Mar 10, 2012

先に要点だけ書いておくと、文字入力中にXULのmenupopupで補助的な情報や機能を表示したい時は、openPopupAtScreen()openPopup()の引数で明示的にコンテキストメニューであると指定してポップアップを開くようにすると、キャレットが消えなくなります(あくまでworkaround。根本的な解決策とは言えない)。それか、menupopupの代わりにtooltipやpanelを使うようにするというのも、キャレットを消えなくする方法として有効のようです。という話。以下は、そこに辿り着くまでの間に何を調べたかという事の記録です。

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FirefoxやThunderbirdを必ずクラッシュさせるコード - Mar 02, 2012

クラッシュレポーターの挙動を調べたい時に。以下のコードを改行無しでエラーコンソールあたりで実行すれば一発で落ちる。

Components.utils.import('resource://gre/modules/ctypes.jsm');
const gNspr4 = ctypes.open(ctypes.libraryName('nspr4'));
const PR_Free = gNspr4.declare(
        'PR_Free',
        ctypes.default_abi,
        ctypes.void_t,
        ctypes.voidptr_t
      );
var ptr = new ctypes.voidptr_t(0123);
PR_Free(ptr);

要は、js-ctypesを使って適当なアドレスのメモリを解放してメモリ破壊を引き起こしてみるということで。

破壊するアドレスによってはひょっとしたらどえらいことになるかもしれないので、試す時は自己責任でね!


なんか誤解してる人がいるかもなので追記しておく。

このコードはjs-ctypes(JavaScriptからC製のライブラリを呼び出す機能)を使っていて、NSPRというFirefoxやThunderbirdのかなり根っこの方のライブラリに含まれてるメモリ操作系の関数を呼び出して意図的にメモリ破壊を引き起こすという例です。クラッシュして欲しくないコードでクラッシュしてしまうという脆弱性系の話ではありません。

でもって、js-ctypesはChrome権限が無いと使えません。言い換えると、Chrome権限を取られてしまうような脆弱性を突かれない限りこのようなコードはWeb上にある普通のスクリプトからは実行できないし、Chrome権限を取られてる(アドオンの一部として実行されている)状況ではクラッシュどころかパスワードマネージャに入ってるパスワードのぶっこぬきでも何でもやり放題だから、むしろその事(特権を取られてるという事)自体の方が問題です。

仕事でFirefoxの導入案件をやる時に、クラッシュレポーターを無効化してくれと言われて無効化したつもりだけど、ほんとに無効化されてるかどうか確認したかった、でも最近のFirefoxはわりかし安定してるからそう簡単にはクラッシュしてくれない、ハードウェアアクセラレーション系の機能あたりを使ってクラッシュするのを気長に待つわけにもいかない、ということでこういうコードを使って手っ取り早くクラッシュさせてみた……というだけの話ですよ。

tabFx2Compatible.xul、tabFx2Compatible.css、tabFx2Compatible.xmlを使わないようにした - Feb 09, 2012

ツリー型タブ情報化タブの今日付でのリリース分から、tabFx2Compatibleという自作のライブラリ(?)を使わないようにした。当初はマルチプルタブハンドラでも使ってたけど、ツリー型タブ・情報化タブに先駆けて一足先に使わないようにしていた。今回残りの2つでも利用をやめたことで、TBEやり直し組のアドオンからはこのライブラリが全く姿を消したことになる。作ったのが2008年の2月からだから、丸4年くらいは使ってたのか。

このライブラリは元々、Firefox 3での仕様変更に追従するために仕方なく作った物だった。

Firefox 2ではタブの中に任意の要素(サムネイル描画用のcanvasだったりカウンタ表示用のlabelだったり)をXBLのコンテナ要素を使って動的に追加できていた。しかしFirefox 3になる時、具体的には2007年の12月頃に、高速化のためにそういう冗長性を排除する変更が行われてしまって、JavaScriptで動的にタブの内容を追加するということが原理上不可能になってしまった。

正確には、方法はあった。Firefox本体がタブに適用していたXBLによるバインディングを独自のバインディングで置き換えて、それを使ってタブの内容を変更するというやり方だ。しかし、XBLのバインディングは同時に1個だけしか適用できないという制限がある。複数のアドオンが同じ事をやろうとしたら、結局どれか1つのアドオンしかまともに動かないという事になってしまう。他の人の作る物との互換性という話に限らず、リッチでファットなAll-in-One型のアドオンであったTBEを捨てて各機能ごとに個別のアドオンに開発し直す道を選んでいた僕にとっては、自分の手がける物同士の互換性を維持するためにも、これは致命的な問題だった。

前述のライブラリは、特定のアドオンのために特化したバインディングを適用するのではなく、Firefox 2時代の「ある程度好きなようにタブの内容を増やせる余地がある」、冗長性を持った汎用的なバインディング定義を、Firefox 3向けに復活させるという物だった。

風向きが変わったのは2010年9月の事だった。Firefox 3.7のモックアップで示された視覚的なデザインを実現するために、タブのバインディングに再び冗長性が付与された。メジャーバージョンとしては、この変更はFirefox 4から反映されている。僕はこの仕様変更をうけてtabFx2Compatibleを改修し、Firefox 4以降のタブのバインディングの構造と、Firefox 2以前のタブのバインディングの構造の、両方を併せ持つ状態に変更した。

という経緯を見ると分かるかもだけど、このtabFx2Compatibleというライブラリは本質的に、Firefox 3.0から3.6までの間のバージョンに対応するためには欠かすことができなかった。ツリー型タブ等のアドオンの対応バージョン範囲の下限がこの範囲に重なっている間は、このライブラリは絶対に使う必要があったので、いくらTMPやVimperator等とバインディングの衝突の危険性があったとしても、構成ファイル群から外すことができなかった。

今回、Firefox 10のESR(延長サポート版)がリリースされたことにより正式にFirefox 3.6の死期が確定したので、サポート終了を待たずにFirefox 3.6のサポートを打ち切って、それと同時にtabFx2Compatibleも廃止することにした。レガシーなFirefox 2由来のDOMツリー構造を前提にして書かれたスクリプトやスタイルシート等を、全面的にFirefox 4以降の既定のDOMツリー構造に合わせて変更する作業は、それなりの手間を要したけれども、これでカビの生えた過去から決別できるのなら安い物だと思った。

選択肢の1つとして、tabFx2Compatibleを今後も使い続ける(Firefoxのタブのバインディングの構造が変わったら、その度にtabFx2Compatibleを更新していく)というやり方もあった。今この瞬間にかける労力を最小化する事を選ぶのなら、そういう選択もあり得たと思う。でも、tabFx2Compatibleは元々Firefox 3から3.6までの暗黒期を乗り越えるためだけに用意された物だったのだから、用済みになったのなら、思い切って捨てた方が今後のためになると思った。

こういう切り替えをできる時にやっておかないと、またTBEみたいな事になってしまう恐れがある。TBEでは、タブの移動等といった基本的な機能すらFirefox本体に備わっていなかった頃から開発していたため、TBE自身で独自の「タブを移動する」などのAPIを実装していた。そういう古いオレオレAPIから、Firefox 1.5くらいから新しくFirefox本体に備わったTabMoveとかのDOMイベントベースでのやり方にスイッチする事の手間を惜しんで、「とりあえず今動いてるから」と独自のオレオレAPIを維持することに固執してしまったがために、TBEはFirefox 1.5とともに時代に取り残され死んでしまった。そんな愚はもう繰り返してはいけない。

それにつけても、あの辺(Firefoxのタブまわり)の開発をやってる人達の意向に振り回されっぱなしだった4年間だったなー……と思うと、なんか感慨深い。

より良いコード - Feb 01, 2012

自分で自分の書くプログラムが(道具として使って目的を達成できるかどうかという評価ではなくて、プログラムコードそのもの綺麗さとかそういう意味で)良いかどうかっていうのは正直よくわかんない。もちろん「良いコードを書こう」と思って意識はしてはいるけど、他の人から見たら「全然駄目じゃん」って言われるんじゃないかって思ってる。ただ、それでも、過去(数年単位に限らず、下手したら数ヶ月単位で)の自分が書いたコードは確かに悪かったのだなということは、今なら分かる。

良くなってる点があるとしたら、一言で言うと、「独り善がりさが減った」って事なんじゃないかなーと思う。属人性が減って、普遍性が増したというか。

過去の僕は、今よりずっと多くの時間を趣味のコーディングに費やせていたし、作っていた物の規模も今より小さかった。だから、傍目にはスパゲッティコードにしか見えないようなコードであっても、その時の僕の頭の中にはプログラムの全体像が入っていて、問題があったらどこを直せば良いのか、新しい機能を付け加えるにはどこに手を入れればいいのか、把握できていたのだと思う。そういう状況では、モジュールの分割であるとか関数の分割であるとか変数・関数の命名であるとかに気を遣う必要性が薄いから、自分の頭の中にモヤモヤとあった物がそのまま形になったような、そういう物ができあがるんじゃないかと思う。

でも、作る物の規模がだんだん大きくなっていったり、抱え込む物の数が増えて関心があちこちに分散したりして、全てのプログラムの全体像を常時完全には把握しきれなくなってくると、だんだんボロが出始める。また、費やせる時間もだんだん減ってきて、力業でも補えなくなってくる。そうなってきて初めて、「良い設計」とか「良いコード」とかいうものが身に染みて分かってきた気がする。

それまでも一応知識として「どういう設計になってるのがいいのか」とかいう事は知っていたし、元々完璧主義者な所もあって、頭でっかちなりに「良い設計」とか「良いコード」とかいう事は考えてはいたと思うんだけれども、実感は伴ってなかったんじゃないだろうか。

最初は誰かの受け売りだった「1ヶ月後や1年後の自分が見ても分かるコードを書く」という方針は、そういう事があって、今自分の中に実感を持って染み着いている。初めてその言葉を聞いた時の僕にとっては、「1ヶ月後の自分」「1年後の自分」とは、「昨日も今日もその事に没頭し続けていて、そのように連続した開発が1ヶ月間、1年間と続いた先にいる自分」という意味にしか受け取れなかったと思う。だから「1ヶ月後の自分なんてもう完全に他人」なんて言われてもピンと来なかった。でも今はよくわかる。なんだかんだで時間を取れなかったりやる気を維持できなかったりして1ヶ月くらいプロジェクトから離れてしまうというのは、実によくある事なのだ。毎日毎日同じ好きな事ばかりやっていられるとは限らないのだ。そうして久しぶりに触れた時に愕然とするのだ。1ヶ月前の自分が何を考えていたのか、まるで思い出せないという事に。

ましてや本当に他人だったら、「思い出す」ための手がかりすら無い。他の人がやっているプロジェクトに共同開発者として参加したり、誰かからプロジェクトを引き継いだりした時に、独善的で属人的なコードがあるとどういう事になるか。複数人で1つの物を手がける時、将来的には誰かに引き継がなければならない物を作る時に、自分自身が何に気をつけなければいけないのか。

クラスやらモジュールやらが分けられているとか、名前空間がどうであるとか、関数が小さいとかコメントが豊富とか、そういう個別の「テクニック」が駆使されている「から」、「良いコード」である、という事ではない。毎日毎日「今の自分」のためにしかコードを書いていないような人間には欠けている、1ヶ月後の自分やあるいは全くの他人でもスムーズに開発を継続・継承できるような状態を保とう、自分という人間がいなくても勝手に生き残って生き続けてくれるようにしておこうという、美学とか哲学とか信念とか言われるようなもの、未来を見ている姿勢。少なくともそれがあるのが「良いコード」なのではないかと、僕は思ってる。

1ヶ月前に自分が書いたっきりのコードを読み返してみて、ちゃんと分かるかどうか。良いコードなのかどうかは、時間が証明してくれると思う。

CSS3のborder-imageを先行実装した-moz-border-imageの仕様変更とその対策 - Jan 14, 2012

ツリー型タブの組み込みのテーマで主にMac OS X向けに用意してある「Metal」の表示が、Nightly 12.0a1で盛大にぶっ壊れてた。原因は、CSS3のborder-imageの先行実装である-moz-border-imageの仕様が変わったせいだった。

当初の実装では、-moz-border-imageはこんな風に書くようになってた。

-moz-border-image: url("tab.png") 10 5 10 10 / 10px 5px 10px 10px stretch stretch;

(Metalのタブの画像の分割の様子) 「Metal」の場合、右の辺だけ5ピクセル幅でそれ以外の辺は10ピクセル幅という事にしていた。しかし、単にこう書くと、「タブの内容」の周囲に「10ピクセル幅の枠線」が付くことになるので、タブの高さが上下合わせて20ピクセル広がってしまう。なので、「タブの内容」の方に

margin: -10px -5px -10px -10px;
padding: 10px 5px 10px 10px;

という感じでネガティブマージンとそれを相殺するパディングを指定して、枠線とタブの内容を重ねることでタブの大きさをそれほど大きく変えないようにしていた。

それが、Nightlyではこんな事になってしまってた。 (タブの高さが異常に小さくなってしまっている。) 新しいborder-imageの仕様に合わせて実装が変わったということなのか、「タブの内容の周囲に10ピクセル幅の枠線が付」いても、その分ボックスの大きさが広がるという事が無くなったようだ。にもかかわらずネガティブマージンを適用していたがために、今度は逆にタブの高さが上下合計で20ピクセルも小さくなってしまって、このスクリーンショットのように極細なタブになってしまっていた……という事だった。

そこで、とりあえずネガティブマージンの指定を外してみたところ、タブの高さが変になる現象は改善された。が、今度はborder-imageに指定した画像の真ん中が抜けてしまう(今までは画像の中央部分が拡大されて背景画像代わりになっていた)という、また別の現象が起こっていた。 (タブバーの背景色が、タブの中央部分だけ透けて見えている。)

最初は「バグか?」と思ったんだけど、Firefox自身の既定のスタイルシートでどう使われてるのかソースコードを調べてみたら、理由が分かった。以下の例のように、「fill」というキーワードを明示的に書かないと真ん中の部分は埋められないようになったということのようだった。

-moz-border-image: url("tab.png") 10 5 10 10 fill / 10px 5px 10px 10px stretch stretch;

この変更はBug 497995で行われたもので、提案されてる最新の仕様が変わったので書き方も変えましょう、という話なんだけど、アドオンで古いバージョンのFirefoxにも対応させてる場合はそうもいかないんだよね。この仕様変更はFirefox 12から反映されることになるようなんだけど、もうすぐ出るというESR(主に企業向けの長期サポート版)はFirefox 10ベースで、そっちは古い仕様に基づいた実装のまま出回っちゃうわけです。Firefox 3.6の後を引き継ぐ形のFirefox 10はやっぱり一応サポートしといた方がいいと思うわけで、でもFirefox 12のためにCSSの記述を変えたらFirefox 10では枠線用の画像が全く表示されない(fillなんて未知のキーワードは文法違反!ということで-moz-border-imageの指定自体が無視される)し、かといってFirefox 10用の記述にしておくとFirefox 12でタブの真ん中が透明になってしまうし……あちらを立てればこちらが立たずの典型だ。

ネガティブマージンを使ってる部分はいかにもハック的だから、別のファイルに分けてchrome.manifestで条件付きのディレクティブで読み込ませるのもいいと思うんだけど、fillキーワードの方はそれはちょっと気が進まなかった。たった4文字のためにファイル分けるなんて、メンテナンスコストの増え方と得られる効果が割に合わない気がした。

それで少し悩んだんだけど、おそらくこの変更によって-moz-border-imageの扱いが「いろんな機能を持ってる単一のプロパティ」から「複数のプロパティの値を一括して指定するためのプロパティ」に変わった(DOM Inspectorで見てみたら見慣れない「-moz-border-image-なんちゃら」系のプロパティがいくつも表示されてた)ということが、解決の糸口になった。fillキーワードはそれらの個別プロパティの中の「-moz-border-image-slice」というプロパティに指定する物らしかったので、以下のように並べれば、1行目でFirefox 10とFirefox 12の両方に対して基本的な指定を適用して、2行目でFirefox 12用に正しい値を個別に上書きする(Firefox 10にとっては-moz-border-image-sliceは未知のプロパティなので、古い環境では2行目は無視される)ということだ。これなら、メンテナンスコストをそれほどかけずにFirefox 10にもFirefox 12にも対応できる。

-moz-border-image: url("tab.png") 10 5 10 10 / 10px 5px 10px 10px stretch stretch;
-moz-border-image-slice: 10 5 10 10 fill;

ツリー型タブでタブのツリー構造を高速に復元できるようにしたりPDFでも「自動でタブバーを隠す」できるようにしたりした - Dec 14, 2011

Tree Style Tab 0.13.2011121401で、長年の課題だった点に対する改善を入れてみた。現実逃避です。

まず1点、ツリーの復元にすごく時間がかかるという問題。

今まではSSTabRestoringイベントのタイミングでツリー構造を復元してたんだけど、これだとタブがちょっとずつしか復元されないせいでツリーもちょっとずつしか復元されない→ツリー全体が復元されるまで場合によってはものすごく時間がかかる、という問題があった。でもSSTabRestoringイベントが発行される前の時点ではnsISessionStoreのsetTabValue()で保存した情報を取り出せないからどうしようもなくて、ずっと放置してた。

これが最近のバージョンのFirefoxではSSTabRestoringより前でもセッションに保存された情報を取り出せるようになってたので、じゃあってんで、真っ先にツリー構造だけ復元するようにしたという次第。

前のエントリではnsIObserverでメッセージを拾うとか何とか書いたけど、結局その方法はやめた。最終的にどうやったのか、という事を簡単に書いておく。

おさらいとして、Firefoxが備えているセッション復元機能は以下のような流れで処理を行っている。

  1. SSWindowStateBusyイベントが発行される。
  2. 必要な数のタブを開く。タブを使い回す時は、今読み込んでいるタブの内容を破棄する。
  3. セッションの情報に基づいてタブを初期化する(表示・非表示の切り替え、タイトルの設定など)。この時SSTabRestoringイベントが発行される。
  4. セッションの情報に基づいて履歴を復元する。この時SSTabRestoredイベントが発行される。

問題は、1と2の間に割り込んで、2で使い回される事になるタブのツリー構造を一旦リセットしないといけないけど、そのためのAPIが無い(どのタブが使い回される事になるのか、を知る方法が全く無い)っていう事。

  • __SS_tabStillLoadingとか__SS_restoreStateとかを見たら分かるんじゃないか?と思ったけど、これを使っても、「Bar Tab相当の機能」によって待機状態のままになってるタブと、これからセッションが復元されようとしている状態のタブとを見分けられない。
  • プロパティアクセスやDOMノードへの属性値の設定を監視するのはコストが大きそうだし、他のアドオンやFirefoxの機能を壊してしまいそう。
  • タブを使い回す直前にnsISHistoryのPurgeHistory()というメソッドが呼ばれていて、nsISHistoryにはnsISHistoryListenerインターフェースを備えたリスナを登録できるようだったので、これを使えばいけるか!?と思ったけど、nsISHistoryには1個しかリスナを登録できなくてアドオンでリスナを追加するとFirefox自身が追加したリスナが失われてしまって、全体的に動作がぶっ壊れてしまった。
  • nsSessionStoreはJavaScriptコードモジュールではなくXPCOMコンポーネントなので、プロトタイプやシングルトンとして動作してるインスタンスに対してフックを仕掛ける事もできない。

とかなんとかああでもないこうでもないといじり回していて、もう最後の手段という事で、<browser/>stop()を置き換えてフラグを立てたり下ろしたりするようにした。nsSessionStoreは1と2の間で、使い回す予定のタブをプライベートメソッドのrestoreHistoryPrecursor()に渡してそれらの内容を初期化するという事をやってて、その中で必ずstop()を呼んでいたので、stop()が呼ばれた時にJavaScriptのスタックを辿って、restoreHistoryPrecursor()から呼ばれていたら「このタブはこれから使い回されようとしている」というフラグを立てるようにしたrestoreHistoryPrecursor()は他の場所からは絶対に呼ばれないから、これが一番確実だと思う。

そうすると、

  1. SSWindowStateBusyイベントを拾って、「これからツリーが復元されようとしている」ことを検知して、「ツリーが復元されようとしている」フラグを立てる。
  2. restoreHistoryPrecursor()のタイミングで、「これからセッション情報が復元されようとしているタブ」にフラグが立つ。
  3. 復元されるタブの1個目に対してSSTabRestoringイベントが発行される。この時、「ツリーが復元されようとしている」フラグが立っていたら、2でフラグが立てられたタブだけを収集してきてツリー構造を復元する。
  4. 2つ目以降のタブのSSTabRestoringイベントが発行される。以下略。

という具合にして、個々のタブのセッションの復元完了を待たずに一気にツリー構造を復元できるようになるわけです。

この改善は、Firefoxのセッション復元APIを使ってるSession Managerとの併用でもちゃんと活かされる。Tab Mix Plusみたいに独自のオレオレセッション復元機能を持っててそれを使ってる環境は……知らない。多分動かないだろうけど対応する気力無い(そもそも、僕自身Session Managerは使っててもTMPは使ってない)。

次、2点目。タブで開いてる内容がPDFだったりFlashだったりすると「タブバーを自動で隠す」が機能しないという問題。

ポインタの位置に応じて自動的にタブバーを表示したり隠したりという事をやるためのベタなやりかたは、Firefoxのウィンドウ(XULドキュメント)でキャプチャリングフェーズでmousemoveイベントを監視するという方法だ。ポインタがタブバーの近くに来たらタブバーを表示して、コンテンツ領域の上に載ったら(タブバーから離れたら)タブバーを隠す、という感じ。AutoHideというアドオンはそうしてたし、ツリー型タブもそうしてる。

ところが、何度か中野さんが解説されてた気がするけど、Firefoxはプラグイン(FlashとかPDFとか)の描画領域の上で発生したクリックやら何やらのイベントは全部プラグインが握りつぶすようになってる。そのため、普通にmousemoveイベントを監視してても、プラグインの領域にポインタが載ってる間は何もイベントが発生しない。ポインタがタブバーから離れた事はmouseout等で検知できても、コンテンツ領域に載ったという事を検知する事ができない。

(ちなみに、ツリー型タブではタブバーの「近く」にポインタがあるときはタブバーを隠さないで、ちょっと離れたら初めてタブバーを隠す、という風にしている。そうしないと、タブバーの幅を変えるためにスプリッタをドラッグしようとしても、ちょっとポインタがぶれただけですぐタブバーが隠れてしまってストレスが溜まってしょうがない。なので、mousemoveでポインタの座標を監視するという方法に頼らざるを得ないのです。)

同じ理由で、マウスジェスチャ系のアドオンもプラグインがあるとジェスチャがまともに動かないという事が結構あるみたい。そこをどうにかしようとすると、CとかC++とかでコンポーネントを作ってもっとプラットフォーム寄りの所でポインタの位置を拾うしかなくて、「プラグインの上でもジェスチャできる」が売りのMonkey Gesturesは実際そのようにしてたと思う。

ネイティブなコンポーネントを書くというのは嫌っていうかそんな手間かけたくなかったので代わりにどうやったかっていうと、すごく単純な話で、background: rgba(0,0,0,0.01) !important; -moz-appearance: none !important;にした<panel/>をコンテンツ領域の上に重ねて開くようにした。たったそれだけ。そうするとXULの要素の上だから普通にmousemoveイベントが発生して、ポインタの正確な位置を取れるようになった。

透明なポップアップを表示する時には、セオリーというか注意点がいくつかある。

  • background: transparent !important;で完全な透明にしてはだめ。完全に透明な<panel/>は何のイベントも拾ってくれない。なので、rgba(0,0,0,0.01)(ものすごく薄い半透明の黒)のように、何かとにかく色を付けておく必要がある。
  • Linuxでは半透明のpanelは表示できない(Geckoが対応してなくて、ピクセルごとに完全透明か完全不透明かのどっちかしかできない)。なので、background: transparent !important;で完全透明にしつつborderでちょっとだけ線を表示して、<panel/>の中に不透明な部分を作ってやる。
    • ただ、それだとcompiz等ではpanelに影ができてしまってかっこわるい。不透明な部分が矩形になってると影ができて、矩形以外の形だと影ができないっぽい(ロケーションバーのfaviconの所に出るドアハンガーUIに影が表示されないのもこれが理由)ので、<panel/>の左右にだけ枠線を付けるという風にして、領域が矩形にならないようにする。

透明な<panel/>を使う方法にはいくつか弊害があって、今まではそれを気にして採用を避けてた。が、今回のアップデートではそれぞれ「できる所までは頑張ろう、どうしても無理な所はもう知らん」というスタンスで割り切ることにした。

  • ユーザがコンテンツ領域の中をクリックしたつもりで<panel/>がクリックされてしまうと、「クリックしたのに何も起こらない」という状況が発生してしまう。
    • →タブの内容がプラグインで表示されてるかどうかを見て、必要な時だけ透明な<panel/>を使うようにした。タブバーが隠れて<panel/>が閉じられた後でなら普通にクリックできるので、タブバーが隠れる前にコンテンツ領域をクリックするようなせっかちな人の事はもう諦める事にした。
  • 透明な<panel/>以外の部分(ツールバーボタンなど)をクリックすると、環境によっては、透明な<panel/>が閉じられるだけで終わってしまう。
    • popupBoxObject.setConsumeRollupEvent(Ci.nsIPopupBoxObject.ROLLUP_NO_CONSUME)ある程度は抑制できるっぽい(Ubuntu 10.04LTSのcompizだと、Firefoxのウィンドウの中に対してはclick-throughが通用するようになったが、他のアプリケーションのウィンドウをいきなりクリックした時は相変わらずだった)。どうしても駄目な時については、もう、諦める。

なんで方針を変えた(安全に完璧に提供できない弊害の多い方法は使いたくない→弊害があっても使う)かというと、「同じ要望がもう数えるのも嫌になるくらいしょっちゅう来ててウンザリしたから」っていうのが最大の理由だ。

いや、つまり「PDFとか表示してるとタブバーが隠れてくれない」問題は、割と誰でもぶち当たってしまう問題なわけですよ。それに対して、実際に調べたわけではないけど、多分上に挙げたような「弊害」が実際に致命的な問題になるような人は多分そんなに多くないだろうと思うわけですよ。どっちの人を大事にしたらいいかっていう事で天秤にかけて、前者を救う事にした。という話なのです。

そういう意味では、TMPの独自のセッション復元機能を使ってる人を見捨てるってどうなんっていう言い方もあるだろうけど、あんなもん(TMP独自のセッション復元機能)ぶっちゃけ捨てていいですよ。Firefox本体のセッション復元機能に勝ってる部分、ありますか? ないですよね? いやよく調べないまま書いてるんだけどさ。

nsISessionStoreのsetTabValue()/getTabValue()がSSTabRestoringイベントの前でも使えるようになっている件 - Dec 07, 2011

で、それを活用できるのはいつのタイミングなのよって話。

ツリー型タブはツリー構造の復元にSSTabRestoringイベントを使っているのだけれども、Firefoxのセッション復元機能はタブを1個ずつ復元していくために、100個とか大量にタブを開いているとツリー全体が復元されるまでにめちゃめちゃ時間がかかってしまうという問題がある。

これを何とかしたくて、setWindowValue()/getWindowValue()を使ってタブではなくウィンドウそのものの方にツリーの構造の情報を持たせるとかそういう事を実験してみてたんだけど、いまいち期待したような結果を得られなくて長らく放置してた。

が、最近また同じ要望が上がってて、「だから無理だって言ってんじゃん……」と思いながらその時作った実験的なコードをもう一度いじってみたら、予想に反して結構期待に近い感じで動くようになっていた。

そもそも何故過去に実験した時に期待したような結果を得られなかったかというと、SSTabRestoringイベントが発行される前のタブに対してsetTabValue()/getTabValue()をやった時の挙動が怪しかったからだった。少なくともFirefox 3.6では、SSTabRestoringイベントが発行される準備が整った時点まで待たないと、前回保存したはずの値をgetTabValue()で取れないという制限があった。それでは結局、普通にSSTabRestoringを待つしかないという事になってしまう。

それに対して今のFirefoxでは、タブが選択されるまでは内容をロードしないという機能が取り込まれていて(主にメモリの節約のためと思われる)、「セッションは完全には復元されていないが、setTabValue()/getTabValue()で情報を保存したり読み取ったりされる」という状態を考慮する必要がある。そのためいつの頃からか実装が変わって、SSTabRestoringを待たなくてもgetTabValue()で前回保存した情報を読めるようになってた。(という事に、今回初めて気がついた。)

SSTabRestoringを待たなくてもよくなった、という事は分かったんだけど、じゃあ問題はいつのタイミングでなら安心してgetTabValue()できるのかっていう事。DOMContentLoadedなのか、loadなのか、それともそこからさらにsetTimeout()で遅らせた方がいいのか? できれば早いタイミングでやりたいけど、あんまり早くやり過ぎると他の処理を壊してしまいそうで怖い。

何かヒントはないかとnsSessionStore.jsを調べたところ、sessionstore-windows-restoredまたはsessionstore-browser-state-restoredというtopicのObserver NotificationをnsIObserverとして受け取ればよさそうだということが分かった。これらはsetWindowState()された後にそのイベントループの最後で発行されるObserver Notificationで、どっちが発行されるかは場合によって変わるんだけれども、どちらも全く同じタイミングで発行されている(三項演算子でtopicだけ切り替えてるようだった)。なのでこのタイミングでgetTabValue()した情報に基づいてツリー構造を復元するようにしてみた所、無事成功してくれた。

ということで、SSTabRestoringでは物足りないという人はこれらのObserver Notificationを使うといいと思います。

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