Aug 14, 2006

コミケ終了

C70無事終わった。ちかれた。

前日にようやくPOPの準備とか始めて、当日は徹夜で挑むことになってしまった。うーん、近くに住んでるとついついだらけてしまう。

今回は基本的に僕一人でやりくりした。途中、トイレ休憩とか昼食とか買い出しとかのために、通りすがりの友人に代わってもらったりもしたけど。本の中身も僕一人で作ったし、名義こそ「もえじら組」だけど実質的には個人サークルでの参加にほぼ等しい経験だったと思う。

それで思ったけど、やはりこういう時に友人がいてくれると実に心強いなと。一人だとトイレに立つこともできやしないから。ましてや、挨拶回りなんてもってのほかだ。お礼に本を渡すくらいしかできなかった(それすらしてない人もいる)という自分の薄情っぷりが情けない。現場でそういうことに思い至らず、こうして帰ってきて振り返ってやっと気付くというのは、救いようがない。

100部も売れるかどうか……と思ってたので、意外と好調な売れ行きだったと思う。それでもペイラインをギリギリ越えたという程度だけど。原価率(人件費除く)が7~8割いってたし……これはある意味、かなり正確にニーズを読めてたとも言えるのだろうか?

隣のサークルの方と少し話したり。挨拶代わりに本を渡したら、なんか内容をえらく褒められてしまって、恐縮した。

終わった後は奇刊クリルタイの打ち上げに混ぜてもらった。自分とこを手伝ってくれた人や古い友人達を放っぽっていくところにまた自分の薄情さが顕れている。

挨拶回りしたときに500円の自分の本と物々交換で手に入れた800円の奇刊クリルタイは予想に違わぬクオリティの高さで、店番してる間熟読してしまった。一日がかりでやっと読めたよ。実に濃い。

そして本に全く関わってないのに打ち上げの席で妙にデカい面をする自分。実に嫌な奴ですね。

加野瀬氏に本を見てもらって「具体的にどこらへんがどう古臭いのか」について色々分析してもらったりした。この話は別エントリで書こうと思う。ただ一つ言えるのは、人間関係で人の一歩も二歩も後を行くのが非モテであるなら、絵柄の世界で人の一歩も二歩も後を行く僕は絵の非モテだ!ということではないだろうか。「流行りの絵柄でモテる(売れる)」ということに憧れながらも具体的な努力をすることもなく、また、努力ができず、「渇望」だけが増してゆく。「ありのままの自分の絵柄」を愛してくれる聖母のような人の存在を求め続けていたりして。挙げ句、絵柄のモテ勢力に対して「しねばいいのに」とか思ったりして。

エントリを編集します。

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