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今カノ・今彼への嫉妬、元カノ・元彼への嫉妬 - Aug 27, 2006

元カノが旦那との間に生まれた子を会社に連れてきたという情景。なんだろう。これに該当するような経験は僕には一切ない(ていうかそもそも「元カノ」がいない)のに、このモヤモヤがなんで伝わってくるんだろう。

「自分がかつて付き合っていた相手が、今では別の人と幸せに生きている」というのと、「かつて別の人と幸せに生きていた人が、今では自分と付き合っている」というのと。前後が入れ替わっていることで、文脈は大きく変わっている。でも構成要素は似ている(いや、べつに彼女に離婚経験があるわけでも出産経験があるわけでもないんだけど(多分))。

彼女にとって僕は最初の交際相手ではない、ということは当然過去というものがあるわけで。過去には辛いこともあったろうけど幸せな体験も色々あったんだろうなあ、と思うわけで。

遠距離であると、あるいは遠距離でなくてもコミュニケーションを満足に取れない状況であると、幸せな体験も不幸せな体験もなかなか得られない。少なくとも今の段階で、彼女の人生において「僕との関係の中で蓄積された思い出」よりも「それ以外の過去の相手との関係の中で蓄積された思い出」の絶対量の方が大きいことは、想像に難くない。(女の恋愛は上書き保存、男の恋愛は名前を付けて保存、と云われることもあるようなので、もしかしたらこの想像は間違っているのかも知れない。僕としては、彼女の人格形成に影響を与えた事柄の記憶が本当に欠落しているとしたら、悲劇でしかないのだけれども。)

冒頭に紹介したリンク先のエントリで語られる情景(本当のことなのかフィクションなのか僕には分からないけど)では、自分と元カノとの思い出が既に固定されたものとなっているのに対して、元カノと今の旦那との思い出はこれからどんどん増えていくことが「子」という存在を通して示唆されている。

これもまた、僕がリンク先エントリの「情景」と自分の「現状」とを関連付けて考えてしまう原因となる類似性の一つなのだと思う。

「時間」は、直接このモヤモヤを解決してくれはしない。

ああ、でも、記憶や思い出の絶対量で上回ったとして、このモヤモヤが消えるという保証もない。

これが独占欲というものか。僕の嫉妬深さの顕れだろうか。

分類:モテ・非モテ・恋愛・自己承認, , , , 時刻:17:19 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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