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教えて!goo:性体験が遅く悔しい(別カテゴリにおける同質問者による同じ質問1、[2])。20代も終わりに近くになってようやく脱童貞できて「俺だけまだ童貞……」という悩みが無くなった、と思いきや、今度は「でも周囲の奴らはもっと若いうちからパコパコしてたんだよな」と激しい嫉妬に駆られるようになってしまった、という話。
まあ、この質問者は既に結婚して現状に「満足」しているそうなので、遠距離で且つ彼女との連絡が途絶えがちな僕にしてみたら、この人も羨ましい限りなんですがね。
健康で健全な人には信じられないかも知れませんけどね。僕やこういう人は、たまにこういう事を考えて本気で泣くんですよ。胸が詰まって息ができなくなるような感覚に襲われるんですよ。胸の真ん中あたり、深さ10cmくらいのところから苦しいのが発生して息が止まり、鎖骨の間あたりまで駆け上ってきて、のどの奥を通って頭のてっぺんまで行って、もやっと霧散する。そして呼吸が復活すると同時に涙がこみ上げてくる。多分「普通の人達」も、失恋とか挫折とかそういう節目には似たような感覚に囚われるんだろうなと思っています。でも僕やこういう人は、それがずっと続くんですよ。
AVとか見てもですね、たまに悲しくなるんですよ。もうこの歳になってくると、AV女優も自分より年下だったりするわけで。そういう気分になったときというのは、もう、見てても劣等感を刺激されるばかりで。
また、恋愛や性に対してだけでなく、他のことにも僕はこういう感覚を覚える。
例えばたまに何かの機会に言うことがあるんだけど、僕はずっと「トロフィー」とか「盾」とか「優勝旗」とかそういうものを手にしたかった。小中学生の頃だったらそういうものも比較的容易に手に入ったろうと思う。全国3万8千の小中高校(資料:文科省 平成18年度学校基本調査速報)それぞれで毎年何回かの機会があるわけだから、「学校でもらえるトロフィーの数」は全国で膨大な数になるだろう。その分ハードルも低くなる。でも大人になったらもう無理だ。大人になったら競う相手は一つの学校・一つの学年の人数なんかではなく、全国規模、世界規模にもなる。その中で一位を取って優勝の証を手に入れることがどれほど困難か。「脱童貞」は年を取ってからでもできるけど、「優勝の証」は歳を取ったら絶対に手に入らない。
もはや絶対に手に入らない物への憧れ、渇望。諦めきれない欲望。頑張りの原動力になるわけでもなく、ただ内側から自分を腐らせていくだけの、無用の心の闇だ。
健全な大人の方々から見れば、こういう悩みは笑止千万、鼻で笑い飛ばしたくもなるような物なのだろう。あるいは、「何を青臭いことを言ってるんだ?」と、嫌悪感を覚えるのだろう。
冒頭の質問に対する回答の中に、「過度の自己愛、世の幸福を自分も得られて当然のはずであるという思い上がりが原因」「その思い上がりは、自信過剰、もしくは、孤独からくる自家中毒によるもの」という風な物があった(No.18)。いずれにしても、前提にある考え、根本的な所が間違ってしまっている・歪んでしまっている以上、容易に更生できるものとは思えない。仮に「若い頃の成功体験」という絶対に満たされないはずの欲望を満たされてしまう機会があったとしても、この性根の部分が腐っている限りは、きっと別のことでまた同じ悩みを抱えてしまうことだろうと思う。資格を持った人によるカウンセリングを受けて、原因を根絶やしにしておくことが、望ましいのだろう。
というわけで、カウンセリングを受けることを前向きに検討したい。そういうのってどうやって探したらいいんだろう。病院の精神科に行くと薬を処方されて終わりになってしまいそうで、なんか嫌だ。納得して解決したいから、できれば対話でこの腐りきった心の闇を溶かしていきたいのだけれども。
とりあえず友人に勧めてもらったサイトに無料電話相談というのがあったので、このあたりから始めてみようか。
ちなみに、この種の苦悩について語ると「じゃあ今の彼女以外にいろんな人と経験したかったのかね?」と言われるのだけれども、僕としてはそれよりもむしろ、昔に戻って彼女と出会い直して人生やり直したいという思いの方が強い。これもまた非現実的な話ですがね。だから冒頭のリンク先の質問者の人(いろんな人としてみたかった、という願い)とはちょっと考えが違う。
カウンセリングでは劣等感は治らないと思います。
劣等感ではなくて、劣等感の源になっている別の何かを解消したいのですが、精神科医のシロクマさんがそうおっしゃるのなら、きっとそうなのでしょうね。
では一体どうすればよいのでしょうか。
時間は戻らないのですから、初体験が遅かったのなら、より遅くまでできるように努力してみてはいかがでしょうか。初体験が遅いという劣等感よりも、チンコが立たなくなってしまった劣等感の方が大きいのでは。70や80で現役という人は少ないはずです。健康に生きていけばその歳でもガンガンいけるんじゃないでしょうか。そうすれば解消できないですかね。
治る治らないじゃなくて、それを受け止める・受け入れるってことじゃないかと思いますよ。
私も、piroさんと同じく、決して手に入らないものへの執着が激しく強く、
それがために自分の足や心を引っ張っています。
そして、その事実と向き合おうとすると、凄まじく羞恥心や拒否感が湧いて出ます。
向き合ったら、もうそれが決して手に入らないものだと、
本気の本心から理解してしまうから、それを恐れているのかもしれない。
そういった恥ずかしさや現実の残酷さみたいなものが、
その時に発生した悲しみや憤りとともにストンと心の中に入ってこられれば、
今目の前にある、感じている苦しみから少しは解放されるんじゃないかなあってなんとなく思っています。
お互い頑張りましょ。
もてなかったというだけであなたをバカにする人がいるなら、その人がバカなのです。
あなたは人に誇れるだけのIT技術を持っている立派な人です。何を恥じることがあるのでしょう?
あなたはうまく行かないことを全部自分のせいにしすぎです。
悩んで苦しいときに、あれこれ懸命に思いを巡らせるのは自然なことです。しかし、必死に考えて努力してもうまく行かないこともあります。
ならば、そんな無駄な努力はやめてしまいましょう。辛いだけでしょう、そんなの。
あなたの不満と辛さの原因の一端は間違いなく、いくら努力しても報われないという閉塞感にあるのではないですか?
案外、努力するのを思い切ってやめてしまえば、楽になるかもしれませんよ。
自分がダメだと思っていると、本当に他人からもダメな人に見えてしまいますよ。
解決しようのないことで自分を責めるのはやめましょう。あなた自身の価値をおとしめるだけです。
> 人に誇れるだけのIT技術
piroタンなら周りにいるスーパーハカーと自分を比較して、
そんな技術もってねーよ、と思っちゃうような気が。
ま、それはそれとして書いてあることには同意。
私の場合はここまで真剣に悩むということはないけれど、この人達の気持ちはちょっと分かりますよ。...
この際どこでもいいので、戦って勝つしかないと思います。
piroさんの戦場で、ご自身が。他に何があるのか、私は
分からずにいます。
(なお、臨床ではこのようなアドバイスは多分禁忌か、
少なくとも精神科医同士の話題とはなりにくい所
っぽいです。少なくとも精神病圏や人格障害圏と
言うよりも、正常[または神経症圏]に類する悩みに
属するからです)
あと、多くの臨床心理士のカウンセリングは今のpiroさんに気持ちの良い慰安を
与えることは出来ると思いますが、根っこを刈らずに地表の草だけをバンバン
刈り込んじゃうんじゃないかと危惧します。
今の臨床心理学や精神医学の主たる戦術と着眼が、非モテの葛藤に対して
適切なアドバイスをどこまで可能とするのかと問われると、僕は考え込まず
にはいられません。担当区分が違う、と申し開きすべきなのか、時代遅れだ、
とぺこぺこするべきなのか。うーん。
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