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Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
浅井 智也 池田 譲治 小山田 昌史 五味渕 大賀 下田 洋志 寺田 真 松澤 太郎
オライリージャパン

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XUL/Migemo 0.13.xで中身の方をだいぶ変えて(環境によっては)高速化しました - Jul 09, 2010

半分眠ったまんまで作業してたのでしょーもないregressionを仕込む→修正して公開→またregressionということを繰り返した結果、既に0.13.3になってしまったわけですが、バージョン0.13.0で結構大きくいじりました。機能的には全然変わってないですが。

  • 開発メモにちょっと書いてるけど、このバージョンからFirefox 2とThunderbird 2をサポートしなくなりました。
  • Gecko 1.8どころかGecko 1.9.0も切り捨てたという事で、Firefox 3.5より後で入った便利機能を心置きなく使えるようになったり、Firefox 2→Firefox 3の間で大きく変わったAPIの両方に対応するためのめんどくさい場合分けをゴソッと削除できたりしたので、だいぶスッキリした気がします。
    • ウィンドウごとに分ける必要がないコードでXPCOMコンポーネント化してなかった物は積極的にJavaScriptコードモジュール化しました。
    • Thunderbird専用のコードは、XPCOMコンポーネントにしてはあったものの、そんなに汎用性が無かったので、これも全部JavaScriptコードモジュール化しました。
  • 検索でヒットした箇所が多い時に、Safari風の強調表示等の機能を有効にしているとフリーズしてしまう問題について、ヒット箇所の強調表示を段階的に非同期で行うようにしてみました(0.13.4)。
  • Gecko 1.9.2以降ではnsIDOMWindowUtilsのnodesFromRect()を使うようにしたので、見えているスクロール位置から検索を始める処理が相当速くなりました。
  • Minefieldに最近入った機能のおかげで、DOM Rangeから検索用のテキストを取得する部分が爆速になりました。nodesFromRect()の効果と合わせて、Minefield 4.0b2preではページ内検索のストレスがほとんど無くなったと思います。

Minefieldで検索が速くなったのは、Bug 39098 – Elements with visibility:hidden, visibility:collapse, or display:none get copied to the clipboardがfixされたおかげです。

  • これまでXUL/Migemoのページ内検索が非常に重かったのは、Rangeを一旦文字列にして正規表現でマッチングして、その結果を使ってもう一度ページ内検索するという仕組みに理由があります。
  • この時、RangeをそのままtoString()で文字列にすると、CSSで非表示になっている要素のテキストまで一緒に取得されてしまうのですが、その後rangefindで検索する時は非表示のテキストは検索対象にならないため、場合によってはヒット箇所が飛ばされてしまったり検索が止まってしまったりという問題が起こります
  • そこで現在のXUL/Migemoでは、
    DOMWindow.QueryInterface(Ci.nsIInterfaceRequestor)
       .getInterface(Ci.nsIWebNavigation)
       .QueryInterface(Ci.nsIInterfaceRequestor)
       .getInterface(Ci.nsISelectionDisplay)
       .QueryInterface(Ci.nsISelectionController)
       .checkVisibility(textNode, 0, textNode.nodeValue.length)
    というやり方で個々のテキストノードの可視・不可視の状態を判別して不可視のテキストを除外した結果を取得して、正規表現のマッチングに使うようにしていました。
  • しかしこの方法は、テキストノードの数が増えると判断の回数も同じだけ増えてしまうため、MXRのページのように内容が小さなテキストノードに分断されているページだととんでもなく処理に時間がかかってしまいます。
  • 5月末にBug 39098で入った変更によって、テキストリンクの高速化の時にも使ったnsIDocumentEncoderに、「非表示状態のテキストを結果の文字列に出力しない」というオプションが加わりました。なのでMinefield上では、この機能を使ってRangeの中の可視状態のテキストだけを一気に取得するようにしました。

Minefield 4.0b2preにXUL/Migemo 0.13.xを入れてMXRのページでページ内検索してみると、効果の程がよく分かると思います。僕は、今すぐにでもFirefox 3.6を窓から投げ捨ててしまいたくなりました。

あとはJägerMonkeyが入ってくれれば……

ところで、他のアドオンからXUL/MigemoのAPIを呼び出す時はちょっと注意が必要になってます。

  • ずっと前に「ユーザ辞書の内容がWebページのスクリプトから取れてしまうのはセキュリティ的に宜しくない」という指摘を受けたんですが、どうやってこの問題を回避すればいいものか悩んで、結局、グローバルなJavaScriptのプロパティのmigemoオブジェクトから機能を呼び出す時には常にシステム辞書の内容だけを返すように仕様を変えました。
  • ユーザ辞書に追加された単語も含めた正規表現を取得したい場合、Components.utils.import('resource://xulmigemo-modules/service.jsm')でユーティリティを読み込んでXMigemoCoreの各メソッドを呼ぶか、Cc['@piro.sakura.ne.jp/xmigemo/factory;1'].getService(Ci.xmIXMigemoFactory).getService('ja')てな感じでXPCOMコンポーネントを直接呼び出すかする必要があります。
  • XMigemoCoreでもxmIXMigemoCoreでもどっちにしても、これらが持つ機能で正規表現を生成する時は戻り値は常に文字列(正規表現のソース文字列)になるので、その都度new RegExp()してやる必要があります。
  • 辞書が絡まない機能はmigemoのメソッドを使って問題ありません。XUL/MigemoのUI周りでもそうしてます。

XUL/MigemoのMinefield対応に向けてのメモ - Jul 07, 2010

作業メモ。

  • gFindBarの遅延初期化には対応した。window.watch('gFindBarInitialized', function() { ... })で、遅延初期化のタイミングで初期化を行える。
  • XPCOMコンポーネントの登録方法の仕様変更にも対応した。これから先、できれば仕様は変わらないでいて欲しいけど……
    • classDescriptionにホワイトスペース文字が入ってると、カテゴリへの登録がうまくいかないかも。nsUpdateTimerManagerに対応するマニフェストファイルなんかを見てみた感じでは、実装のクラス名をそのままclassDescriptionにするといいのだろうか?
    • nsSidebar.jsに対応するマニフェストファイルを見て分かったけど、今までカテゴリマネージャに登録する必要があったケースは全部マニフェストファイルでやるという事のようだ。マニフェストファイルの方に書いておかないと、ちゃんと認識されなかった。
  • これまで、Firefox 2からFirefox 3.6の間でメソッド名やプロパティ名が変わった物はFirefox 2に合わせるようにしてたけど、今後はMinefield 4.0b2pre基準にする事にする。今の所はほとんどFirefox 3.6と同じだけど。
  • Firefox 2からFirefox 3.6までの間それぞれのためのコード、特にFirefox 2用とそれ以降用とでコードを書き分けてた部分が多かったので、思い切ってFirefox 2用のコードは全廃する事にした。
  • rangefindを使う時に注意がいる
  • 他アドオンとの連携にも注意がいる

しないといけないなーと思ってる課題。

  • Minefieldに既に入ってる、スマートロケーションバーの候補として出てきたplaceが既にタブで開かれている場合にそのタブに切り替える機能への対応。
  • Thunderbird 3。とりあえずフォルダペイン内での絞り込みはできるようにしとかないと……とは思ってる。

スマートロケーションバー関係を調べて分かった事。

  • Minefieldは、タブで閲覧中のページをtabbrowserが持ってるプログレスリスナで常時監視してて、タブで閲覧中のplaceの一覧をmoz_openpages_tempという名前のテーブルに保存している。
    • このテーブルはplace_idopen_countという2つのカラムを持ち、ページの遷移に応じて内容が随時更新される。
  • 検索でヒットしたplaceについて、このmoz_openpages_tempopen_countが0より大きい物は、オートコンプリートの候補として返される時にURIの前にmoz-action:switchtab,という文字列が付与され、lichlistitemのtype属性用の値にはactionという値が設定される。
  • スマートロケーションバーのオートコンプリートの実装はいつの間にかJavaScriptになっていた。Cより読み慣れてるから助かる。
  • この機能が有効になるのは、オートコンプリート用のtextboxのautocompletesearchparam属性の値にenable-actionsという文字列が含まれている時だけのようだ。
    • 機能が無効になっている時は、単に上記の「URIの前にmoz-action:switchtab,という文字列が付与され~」という処理がスキップされる。
    • この事から分かる通り、moz_openpages_tempopen_countはオートコンプリートの候補の並び順には影響しない。あくまでfrequencyベースで検索していて、ヒットした候補の中にたまたま現在タブで開かれているplaceが含まれていた場合にだけ、この機能が発動するという仕様のようだ。
  • ロケーションバーへの入力時に「タブで開いてる奴だけ表示」という風に制限する時の既定のキーワードは「%」。browser.urlbar.default.behaviorで指定する時のフラグは128(1 << 7)。

Webアプリケーションからも利用できるAPIを備えたXUL/Migemoをリリースしたよ - Oct 21, 2009

XUL/Migemo 0.12.xで、機能を他のアドオンとかから呼び出すためのAPIを刷新してみたよ。

古いAPI(はてなブックマーク拡張とかが使ってくれてるやつ)は僕自身が色々よく分からないまま作った物だったために、引数を文字列で渡さないといけないとか戻り値も正規表現オブジェクトではなく文字列だとか、色々と使い勝手が悪かったと思う。メインウィンドウ以外では呼び出す時にいちいちXPConnect使わないといかんし。

新しいAPIは、それに比べたらものっそシンプルになった。XPConnect使わなくてもmigemo.getRegExp('hoge')とか書くだけで使えるし、戻り値もすぐに使える正規表現オブジェクトが返ってくるし。互換性を保つために旧APIはそのまま残してあるので、旧APIを使ってるアドオンが動かなくなるということはないけど、今後は使うなら新APIの方を使うのがお勧めです。

で、このAPIはWebページ内のスクリプトでもCPUの使用率を取得できるようにするAPIを提供する例のアドオンの技術の応用なので、Webページ内のスクリプトからもXUL/Migemoの機能を利用できてしまいます。

ただしスクリプトの実行権限の関係で、上記のmigemo.getRegExp('hoge')のような、正規表現オブジェクトを直に受け取る機能は使えません。代わりにJavaScript/Migemo互換の、正規表現のソース文字列を返すAPI migemo.query('hoge') などを使う必要があります。

XUL/Migemo 0.12.2以降が入ってる環境でこのページを表示してれば、以下のデモを試せるはず。


  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶
  • 抹茶
  • コーラ
  • 日本酒
  • ビール

ページ内検索系のメソッドもあるんだけど、多分使いでがなさそうなので解説は用意してないです。

すでに上でもリンクしてるけど、エンジンごとページ内に埋め込めるJavaScript/Migemoという実装もあるから、XUL/Migemoを入れてるFirefoxユーザでないと使えないこのAPIってなんか意味あんの?と言われそう。深くはツッコまないでください。

以下、補足事項。

当初このエントリでは、「Webページ上のスクリプトからもmigemo.getRegExp('hoge')のようにして正規表現を取得して利用できる」という風な書き方をしてたけど、これは大間違いだった。戻り値の正規表現オブジェクトが生成された実行コンテキストがUniversalXPConnect特権のある場所なのに対して、呼び出し元は特権のない普通のWebページ上であるため、それぞれの権限が違うので本来ならその正規表現の各メソッドは実行できないのが正しい。

ただ、Gecko 1.9.1(Firefox 3.5)以前のバージョンにはバグがあって、上記のようなセキュリティのチェックが働かないために、戻り値の正規表現の各メソッドを呼べてしまう状態になっていた。

このバグはGecko 1.9.2(Firefox 3.6)以降ではすでに修正済みで、実際、Trunk等で戻り値の正規表現オブジェクトのメソッドを呼ぼうとすると、その場で処理が中断されて Error: RegExp.prototype.toString called on incompatible ChromeObjectWrapper というエラーがエラーコンソール上に出力される。

ということで、JavaScript/Migemo互換のAPIとして正規表現オブジェクトのソース文字列だけを返すような機能を0.12.2で新たに加えた。文字列や数値などのプリミティブ値に対してはセキュリティのチェックが行われないようなので、こっちはGecko 1.9.2以降でもWeb上で使える。

「英語(辞書アシスト検索)」モードは、英和辞書で検索する機能ではない - May 28, 2009

ローマ字入力で日本語ページ内の検索を可能にする「XUL/Migemo」拡張 - SourceForge.JP Magazine

さて、もう一つの検索方法である「英語(辞書アシスト検索)」であるが、これは英単語を入力するとその対訳となる日本語の単語が検索されるというモードだ。なぜか筆者の環境ではうまく機能しなかったのだが、一応使い方を説明しておく。

そんな機能実装した覚えないんですけど……

英語モードは、僕が正式にXUL/Migemoを引き継いだ後に行った大改造において、将来的に日本語だけでなく中国語や韓国語などのIMが必要な他の言語に対応できるよう、言語依存の主要モジュールを差し替え可能にした時に、日本語特有の処理(ローマ字入力を平仮名に変換するなどの処理)を含まないプレーンなモジュールの実装例として用意した物だ。

Firefox自身の通常の検索機能と比較して、このモードで具体的に起こる変化としては、「ext」まで入力した時点で「extension」「extend」等の英単語が強調表示されるようになる、という感じなんだけれども……これってぶっちゃけ無意味なんだよね。

  • 日本語では、入力した文字列(ローマ字)とページ内のヒット箇所(仮名漢字交じり)の文字列とが一致しない。「kanj」と入力した段階で登録済み単語の「漢字」にヒットしてくれれば、総キータイプ数が少なくなる。→メリットがある!
  • 英語では、入力した文字列とページ内のヒット箇所とが原則として一致する。なので、補完が無くても元々キータイプ数は最小で済む。→メリットが無い!

あとは、発音記号付きのアルファベット等を区別せずに検索できるようになるけど、それとて日本語用のエンジンに既に包含されている機能だし。

強いて言えば、日本語とかローマ字とか全然興味がないし必要も無いという英語圏のユーザの人が、Safari風の強調表示だけ利用する時に、ほとんど何も余計なことをしないから邪魔にならない……ということくらいだろうか。英語モードのメリットは。とにかく、「これこれこういう凄いことができるようになる」といった類の意義は皆無だ。そのモードを作った本人が言うんだから、間違いないよ。

予定もしくは野望もしくは妄想 - Apr 21, 2009

今の所、XUL/Migemoの辞書ファイルは全部普通のテキストファイルなんだけど、これをSQLiteデータベースに置き換えてみようかなと思ってる。メリットがあるのかどうかは分からないんだが。

現在の辞書周りは基本的にはplus7さんが作られた物を踏襲していて、起動時に全ての内容を読み込み、JavaScriptの普通の文字列としてオンメモリで保持しておくようになってる。でもこれだとFennecで動かすのって多分きついだろうなあ、とは思ってた。

どうなんだろう、SQLiteって関係ないデータはメモリに読み込まずにいてくれたりするんだろうか? Fennecのデフォルト設定を見た限りでは、履歴の保持日数はFirefoxと同じ90~180日となってるから、これを全部メモリ上に読み込んだらエラい事になるよねぇ。と考えると、必要最小限だけメモリに読み込むようになってる事を期待してると考えていいんだろうか? それとも、これは単にFennec開発陣がSQLiteを過信あるいはモバイルプラットフォームを甘く見てただけで、実は全部オンメモリになっちゃいますとか?

まあとりあえず実装するだけしてみて、それから考えてみよう……

……とりあえずやってみたけど、なんか、めさめさ重い……ちゃんと作ってないから単にどっかで無限ループしてるのかもだけど。しかしそれを抜きにしても、辞書が約4MBだったのがSQLiteにしたら9MBに膨れ上がってしまった。モバイルで使うなんてのはますます非現実的な領域だ。工夫しないと全然お話にならんね……

追記。もうちょっと進めてみたけど、余計泥沼に嵌ってる気がしてきた。バックエンドのSQLite化は無しだな、というのが現時点での結論ですわ。

FirefoxとSQLとXUL/Migemo - Mar 15, 2009

Firefox 3 Hacks にあるSQLがあまりに長い件 - hogehogeでツッコミを入れられてしまいました……SQLむずい><わけわかんない><

SQLといえば、Firefox 3.5でも機能に影響を与えない範囲で内部的なSQL文がいくつか修正されたそうでるかもしれないそうだ。

でもTrunkにチェックインされたパッチを見ても、どうしてこれで速くなるのか、何が良くなかったのかが、さっぱりわかんない。

XUL/Migemoのロケーションバー周りの機能でもSQLをがんがん使いまくってるけど、Firefox 3 Hacksの件で明らかなように僕のSQL知識不足は深刻なので、きっと物凄いオーバーヘッドがあると思う。誰か改善してくれないかなあー。

XUL/Migemoのロケーションバーまわりの機能の自動テスト - Feb 04, 2009

次の版をリリースする前にやっとかなきゃ、と毎回毎回思いながら放置してた、ロケーションバーまわりの自動テストを昨日の晩からちょっとずつ作り始めてる。

どっちもUxU用のテストケースです。Firefox 3.1で導入されたキーワードによる絞り込みのテストは以前書いてたので、それ以外の、SQL文を生成したりとかデータベースから結果を取り出したりとかの部分のテストを今作ってる。

何故ずっと後回しにしてしまってたかというと、Placesのデータベースが絡んでくるから、Railsのfixtureみたいなのを上手くやれる仕組みができないことにはどうにもならないと思ってたせい。プロファイルを指定してテストを実行する機能を使えば問題ないんだけど、これはテストの実行がめちゃんこ遅くなるからなるべく使いたくないわけで……(←ひどい)

でもそれを言い訳にしていつまでも放置してる方が良くないよなと思ったので、一念発起して、Placesデータベースとの間でべったりだった所とかメソッド間の依存でシッチャカメッチャカになってた所とかを整理して、純粋にロジックだけの単体テストをしやすいように修正を進めてる。千里の道も一歩から……ちょっとずつ切り崩して、ゴールに近づいていこう。

最近ずっと仕事でまたRuby on Railsやってて、前は既に動いてたプロジェクトのお手伝いという立場だったんだけど今回はゼロからのスクラッチだったから、何か作ってはすぐテスト書いて……みたいなサイクルで作業してて、その影響だと思う。テスト書かなきゃ気持ち悪い、みたいな。

しかしずっとRubyばっか書いてたから、ついつい普通のハッシュでhash.eachとか書きそうになってしまったり、メソッドの最後のreturnを書かずに値だけ書いてしまいそうになったり、行末のセミコロンを書き忘れそうになったり、ハッシュの前後を囲うブラケットを書き忘れそうになったり、メソッドを呼び出す時に括弧を書き忘れそうになったり、functionと書くべき所をdefと書きそうになってしまったり、だんだん思考が侵食されてきてて困る。Ruby脳の恐怖だ。

5日追記。

ダミーのデータだけを登録したplaces.sqliteを用意して、それを使って検索のテストを行うようにしてみた。SQLite Managerを使ったけど、結構めんどかった。fixtureをCSVかなんかで用意してテスト実行時に自動でSQLiteデータベースを作成する、みたいな機能がUxUに欲しくなってくる……

XUL/Migemoで、非表示の要素の中にマッチする文字列があったときに検索結果がおかしくなる問題で悩んでる - Dec 05, 2008

掲示板の方で障害報告を受けていた、正規表現にマッチするはずなのに強調表示される物とされない物があるという問題。原因を色々調べてみたら、非表示の要素が問題を引き起こしていた。

<fieldset>
<legend style="display:none">b</legend>
<p>a b a c</p>
</fieldset>

例えばこんな箇所を検索対象にして、a|bという正規表現で検索するとする。

XUL/Migemoはまず一旦検索対象の範囲をDOM Rangeで取得して、文字列に変換し、それに対して正規表現のマッチングを行う。この場合、Rangeからは「b a b a c」という風な文字列が得られ、最初にマッチした「b」がヒット箇所ということになる。

次に、この「実際にヒットした文字列」を使ってFirefox自身の持つ検索機能を呼ぶんだけど、ここで問題が起こる。Rangeの文字列化では要素が表示されてるかどうかというのは考慮されないんだけど、nsIFindのRange内検索では、ヒット箇所が非表示の要素の中だった場合はヒットしなかったものとして次候補を探してしまう。上記の例では、非表示のlegend要素の中に「b」という文字列を見つけても、非表示だからということでスルーされてしまい、実際には次のp要素内の「b」という文字列の方にヒットしてしまう。

XUL/Migemoで次候補を検索すると、次の(2つ目の)「a」にはヒットする。さらに次候補を検索すると、文書の終了に達して文書先頭から検索し直されるのだけれども、この時も上記のような事が起こって、p要素内の1つ目の「a」ではなくp要素内の「b」がヒットする。よって、普通の前方検索を行っている間は永久に、p要素内の1つ目の「a」にはマッチしないという現象が起こる。

Rangeを文字列化する時に、非表示の要素を除外できればいいんだけど……

ちなみに現在のところ、Rangeを文字列化する時は、DOM3 XPathを使ってscript要素などを検出してそこを避けるように文字列化してるんだけど、要素の表示・非表示をキーにしようとするとDOM2 TraversalのTreeWalkerを使わないといけないと思う。TreeWalkerではすべての要素ノードに対してJavaScriptの関数呼び出しと条件判定が行われるので、長いページだとヤバイくらいに速度低下が起こりそう……という懸念があって、手を出せずにいる。

追記。実際にそのように実装して試してみたところ、確かに正しく検索できるようにはなるんだけど、Rangeを文字列化する処理自体が10倍遅くなった。これはまずいなあ。

よくある風景 - Nov 15, 2008

XUL/Migemoの動作で怪しい所を見つける→再現条件確定→その条件下でのテストを行うためのUxUのテストケースを作成→何かちゃんと動かない→UxUのバグ発見→抜本的修正開始→途中で疲れて寝る→抜本的修正続き→やっとチェックイン→XUL/Migemoのテストを書く気力がなくなってる→それでもめげずにテスト書き再開→UxUの別の問題発覚→心が折れかける(今ここ)

XUL/Migemoとvimperatorと単体テスト - Nov 10, 2008

今まで全然知らなかったんだけど、vimperatorでXUL/MigemoのAPIを使ってタブの切り替えヒントモードを強化するなんてことをやってる人がいたんだ。(←って、分かったような書き方をしてるけどvimperatorの事は全然分かってません……)

その関係でいくつかページを渡り歩いてたら、XUL/Migemoのバグって話題が出ていて、なぬ!と思ってさらに辿ってみた所、半角括弧がらみの問題のことらしい。あーこの辺ちゃんと見直さないままずっとここまで来てたんですよね……UxU用のテストも基礎部分の単体テストはさっぱり手つかずのままだったし(ぉぃ)。ということで本腰入れてテスト書いて潜在してたバグを潰し始めました。でもまだまだ見落としがありそう。

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