Nov 27, 2006

Webブラウズの価値

マウスジェスチャやなんかの「覚えないと使えない機能」を、僕があんまり使う気になれないのは、「自分の脳の容量を消費してそれらの機能の使い方を記憶しておく」だけの価値をWebブラウズという行為に対して見出していないからなのかもしれない。

その代わり僕は、タブの表示を変えるだとかの「目に見える機能」は比較的よく使う。「HDDの領域と画面上の表示領域を消費してそれらの機能を付け加えておきたくなる」程度には、Webブラウズという行為に価値を感じているようだ。

ターゲットとしている層のユーザが、どの程度Webブラウズという行為に価値を見出しているのか、という観点、「よりPCを使いこなせている」とかの習熟度によってではなく、PCの利用目的とその重要度によって、ユーザを区別するという観点からも、ブラウザのUIの作り方を考えることはできるのだろう。その観点から見ると、Firefox(の初期状態のUI)は比較的「Webブラウズにあまり重きを置いていない人」向けの、Operaは「Webブラウズを重要と考えている人」向けの作りになっていると見ることができるかもしれない。ということを、ふと思った。

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