Home > Latest topics

Latest topics > XUL/Migemo [Forked Edition] 0.6.xでAPIまわりがゴタゴタしてる件

宣伝1。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

宣伝2。Firefox Hacks Rebooted発売中。本書の1/3を使って、再起動不要なアドオンの作り方のテクニックや非同期処理の効率のいい書き方などを解説しています。既刊のFirefox 3 Hacks拡張機能開発チュートリアルと併せてどうぞ。

Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
浅井 智也 池田 譲治 小山田 昌史 五味渕 大賀 下田 洋志 寺田 真 松澤 太郎
オライリージャパン

XUL/Migemo [Forked Edition] 0.6.xでAPIまわりがゴタゴタしてる件 - Jun 21, 2007

うあああやっちまった。既にAPI使ってくれてる人がいたにもかかわらずAPIを予告なしに変更するというを…… 一応、本家XUL/Migemoと互換のAPI(xulMigemoCoreオブジェクト)も備えていて、そちらは動作を変えないようにしているので、XPCOMを叩かずにそっちを使ってもらっていれば今回の変更の影響は受けなかったと思うんだけど、そんなことを言っても後の祭りというやつで。

なぜこうもグダグダになってしまっているかというと、どうすれば国際化を楽にできるか、サービス同士の絡みを最小限に抑えられるか、という点で自分の中で考えが固まっていなかったからだ。

当初はpIXMigemo型のインターフェースを実装した物を「エンジン」として、それをまるごと取り換える方法を考えていた。しかしこれは後から考えてみると、実装の負担がとても大きい。サービス同士の依存関係をツリーっぽく表すと、最初の設計は以下のようになる。

  • pIXMigemoFind
    • pIXMigemo(エンジン、国際化の対象)
      • pIXMigemoTextTransform(エンジンの一部、国際化の対象)
      • pIXMigemoDictionary(エンジンの一部、国際化の対象)
      • pIXMigemoCache
      • pIXMigemoDicManager
        • pIXMigemoDictionary
        • pIXMigemoCache

最初の国際化(0.6.x〜0.6.2)ではこの設計のまま国際化していた。しかしこの設計だと、pIXMigemoはキャッシュの扱いもマネージャの管理も一手に引き受けなくてはならない。

そこで、0.6.3からは言語ごとの処理に関わる部分だけを抜き出して、次のように変更した。

  • pIXMigemoFind
    • pIXMigemo
      • pIXMigemoEngine(エンジン、国際化の対象)
        • pIXMigemoTextTransform(エンジンの一部、国際化の対象)
        • pIXMigemoDictionary(エンジンの一部、国際化の対象)
      • pIXMigemoCache
      • pIXMigemoDicManager
        • pIXMigemoDictionary
        • pIXMigemoCache

これで、エンジン部は入力文字列から正規表現を生成する処理だけに専念することができる。

ただ、キャッシュを制御するpIXMigemoCacheが国際化の対象となるエンジンの下ではなくその一つ上位のサービス(pIXMigemo)にぶら下がっているということで、複数言語のエンジンを同時に動かそうと思ったら、「対応するpIXMigemoEngineを持った、各言語用のpIXMigemo」を複数持てるようにしないといけない。ところが、getService()でpIXMigemoのサービスを取得するとそれを実現できないし、逆に、createInstance()を使うとpIXMigemoに連なってpIXMigemoCacheまでその都度新しいインスタンスが作成されてしまい、ウィンドウが違うと同じ日本語のMigemo検索でもキャッシュが別々になってしまう、という風な事が起こる(二つ以上のpIXMigemoCacheが同じキャッシュファイルに同時に書き込みしようとしてトラブルになる、という事態も考えられる)。

「対応するpIXMigemoEngineを持った、各言語用のpIXMigemo」のサービスのインスタンスを各言語ごとに一つだけ生成できるようにするために苦肉の策で0.6.3で導入したのが、pIXMigemoFactoryサービスだ。このサービスは内部に「言語に対応したpIXMigemoのインスタンス」のリストを保持していて、既にインスタンスを生成済みの言語のサービスについて生成要求があった時には既存インスタンスをそのまま返却し、なければ新規にインスタンスを生成する、という挙動を行う。

いちばん理想的なのは、Components.classes['@piro.sakura.ne.jp/xmigemo/core;1?lang=ja'].getService(Components.interfaces.nsIXMigemo)でいつでも一つだけの「その言語に対応したpIXMigemoEngineを持ったpIXMigemoのインスタンス」を返せるようにすることなんだけど……残念ながらそのやり方がわからないし、そもそも、できるのかどうかも分からない。

という所で詰まっているのが現状という次第です。

分類:Mozilla > XUL, , , , , , , , 時刻:14:21 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

Comments/Trackbacks

TrackBack ping me at


の末尾に2014年1月19日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2007-06-21_xulmigemoapi.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。

Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.

2014年1月19日時点の日本の首相のファミリーネーム(ひらがなで回答)

Powered by blosxom 2.0 + starter kit
Home

カテゴリ一覧

過去の記事

1999.2~2005.8

最近のつぶやき

オススメ

Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード