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ザ・サーチ グーグルが世界を変えた - Apr 03, 2006

ザ・サーチ グーグルが世界を変えたAmazon.co.jp

どこだかで紹介されてたのを買って読んだ。

「グーグル」と題してはいるけれども、歴史的経緯やグーグルの立ち位置の説明のために、Yahoo!やAltaVista、Exciteなど、他の検索エンジンの歴史についても詳しく書かれている。「単なるグーグルのサクセスストーリーを綴った本ではない」、と僕の見かけた書評に書かれていた記憶があるけれども、確かにその通りだと思った。

グーグルをはじめとする「検索業界」と、それを形作る顔ぶれが、どのように生まれ、切磋琢磨し、滅び、生まれ変わってきたのかを追いながら「検索業界の今」を詳細にレポートする。さらに、営利企業として今後グーグルがその影響力をどのように行使していくのか、グーグルという肥大化した組織をどのように導いていくのか、グーグルのみならず検索業界全体が世界をどう変えていくのか、未来への期待と警戒を、問いかけを含めつつ語っていく。技術的側面はそこそこに、経済的・政治的な側面から検索業界を見ていく、そんな本。

自分が日常的に利用している、それどころか、依存すらしているツールが、どのような思惑の元に作られ、運用されているのか。世界の仕組みの一端を垣間見た気になれる。

結構読み応えはあると思う。

分類:レビュー・感想 > 本, , , 時刻:03:30 | Comments/Trackbacks (1) | Edit

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グーグルの未来−パーフェクトな検索





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 4月〜5月にかけて、マルクスさんに登場してもらって、web2.0について語ってもらった。 実はその下敷きになったもう一冊の本がこれ。 インターネットの世界が「グーグル以前」と「グーグル以後」にクッキリと分かれることを鮮やかに描ききった本だ。ネット界で過去に起きたこと、これからおきることについて多少の興味がある人は必ず読むべき本=独習指定文献(笑)だ。 この本の第11章では「完璧なる検索」と題して、「検索」の未来、ひいてはインターネットの未来について、大胆な予想を書いている。 この著者によれば「ここでは完全なる検索の世界というものを想像してみよう。・・・何かを質問して客観的な回答を得るのではなく、完全な検索をして「あなたの」完全な回答を得る。あなたの質問の文脈と意図に適した回答、不気味になるほどの正確さで、あなたが誰であり、なぜ質問をしたかを知り尽くした上での回答を得る」のが、完全なる検索だと言う。 今日はコバコバが、その「完全なる検索」を実現するために、グーグルがその「アルゴリズム」にどんな「変数」を取り込もうとしているのかについて想像してやろう。コンピュータについてはまったくの素人が晩酌後の勢いに任せて書いたものだから、あんまり期待しないでネン(^^。
Who 誰が 「完全なる検索」では、検索を行ったのが「誰であるのか」が最も重要な「変数」となる。 「ダ・ヴィンチ」を検索した相手が「美術大学生」か「理工学部生」かによって、適切な回答が違うことはすぐに想像がつくだろう。 すでに、グーグルメールやマイ・ヤフーなど、パーソナライズされた環境で検索を行うことは半ば常識となっている。あとは検索結果に「誰が」検索をしてきたかによって、検索結果を変化させるためのアルゴリズムを書くだけだ。What 何を パーソナライズされた検索で、相手の趣味趣向や属性(男か女か?理系か文系か?大人か子供か?などなど)を判別するには、その相手が過去に「何を」検索語彙として入力したかが鍵になる。 過去の検索履歴、これも未来のデータベースがアルゴリズムに取り込むべき重要な「変数」だ。 似たような検索語彙を入力するグループを発見できれば、その相手が次にどんなクエリーを打ち込んでくるのかもある程度予測ができるように

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