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既刊分に追いついてしまった。
5巻では鈴木先生の過去の過ち、6巻では鈴木先生を被告人にしたクラス討議が描かれていた。
相変わらずめちゃめちゃ面白いんだけど、この「面白さ」の正体が何なのかがずっと分からなかった。でも、ふと思った。これってWeb上で「論争」を見てる時のような感覚に近いかもしれない、と。それぞれの「登場人物」が、色々な思惑があって、プライドをかけて発言したり、空気を読めないまま発言したり、気付きを述べたり、ファビョったりする、そういうやりとりの精緻なシミュレーションだと僕には思えた。
どこだかで、作者の武富健治氏の発言として「自分が描きたい物を読者のことを考えず描き散らしているのではなく、自分が読みたい物を描いているのだ」という趣旨の言葉があったというのを見かけた。その言葉は確かに真実なのかもしれない。ブログ上の「論争」を見たり何かコメントしたりするのが好きな人間の一人である僕にとっては、このクラス討議はウォッチしててとても面白い。
ところで、作者の武富健治氏のオフィシャルサイトには過去の作品のことが色々書かれていて、いくつか公開されてる物もある。その中には、5巻の中でリメイクされた掃除当番もあった。これが昇華されてああなるのか……
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2008-12-14_suzuki.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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