Nov 04, 2005

昭和とノスタルジー

朝、起き抜けにテレビ見てたら、今は昭和30~40年代がアツい!という話をやってた。映画ではALWAYS 三丁目の夕日「幕間芸人」の人生を描く「カーテンコール」、書籍では団塊部長攻略講座Amazon.co.jp)、他にも昭和の風景を巡るツアーとか昭和の雰囲気のある家具とか日用品とか、そんなものが今アツいんだぜ!みたいな。

いいよねこういうのって確かに。物質的に豊かになりきっちゃってて分かりやすい「幸せさ」の指標がなくなってしまった今から振り返ると、何か物足りない感じがあるくらいの時の方が、がむしゃらに頑張っていられたんだろうなあ。

まあ、それはそれでいいし、ALWAYSもカーテンコールも未見の状態で言うのもなんなんだけど、「昔は良かったなあ」で終わってしまわれても後ろ向きで困ってしまうわけで。「(昭和の思い出に夢中になる大人達に呆れながら)『懐かしい』ってそんなにいいものなのかなあ?」とか「(自殺しようとする大人達に対して)ずるいぞ!」とか辛辣な言葉を子供の口を借りて吐かせる映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲も押さえておくとなお宜しいと僕は思うのですよ。(こんな映画を4年も前に作ってしまった原監督は先見性がありすぎたと考えるのは買いかぶりすぎですか?)

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