Home > Latest topics

Latest topics > 本質という言葉の重さ

宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

本質という言葉の重さ - Jan 22, 2006

「本質」という言葉を使うとき、僕は相当慎重になる。ある物事についての万物普遍の本質とは何であるかということを、僕は容易には口にできない。

この言葉を使うということは、自分はそこまでのことしか考えてないということを表明するということでもある。つまり安易にこの言葉を使えば、自分の底の浅さを露呈してしまうことになる。僕は、人に賢く見られたいという欲望があるので、それを非常に恐れている。使うとしても、「これこれこういう場合の本質的なもの」とか「このようなタイプにおいての本質的なもの」といった言い方をして、普遍的なものには可能な限り言及しないようにしたいと思っている。

でも、世の中実際には、そんなことは気にしないでもっと軽々しく「本質」という言葉を使っている人の方が、要領よくうまいこと生きていってるようだ。要領と人当たりの良さこそが、世渡りの本質なのかなあ(と、ここで軽々しく使ってみるテスト)。

……まあ多分に僕も「本質」という言葉を軽々しく使ってしまってるとは思うんだけどね。僕よりずっと頭のいい人から見れば、「何この底の浅い『本質』話」と笑わずにはおれんはずだ。

分類:出来事・雑感, , 時刻:23:19 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

Comments/Trackbacks

TrackBack ping me at


の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2006-01-22_essence.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。

Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.

2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ひらがなで回答)

Powered by blosxom 2.0 + starter kit
Home

カテゴリ一覧

過去の記事

1999.2~2005.8

最近のコメント

最近のつぶやき