Feb 09, 2006

実像と虚像

少なくとも、Webを通じて僕のことを知ってるだけという人よりは、僕は僕の置かれた状況という物をよく分かっているはずだ。Web上には僕の手でコントロールされた情報しか流れ出ておらず、そのコントロールされたごく僅かな情報に基づいて構築された人間像のイメージと、自己認識との間にギャップが生じてくるのは、当たり前のことと言える。

ただ、精神が未熟な子供である僕には、それがどうしても耐え難い。実際の自分とはかけ離れた虚像に対して非難されたり羨ましがられたりするのが、ストレスに感じられて仕方がない。

そのストレスをなくしたくて僕はなるだけ正確な情報をありのままに示したいのだけれども、それができない(してはいけない、と自分を縛っている)というのが、これまたストレスになっている。

そういうわけで僕は、僕の虚像を哀れんでいる人に「ふふふ、バカねえ。現実のアタクシはもっと幸せなのよ」と思い、僕の虚像を羨んでいる人に「哀れだねえ、これ(実際の状況)が幸せだと思っているなんて。仮に僕と交代して、この人は音を上げずにいられるのかね?」と思う、そんな歪んだ方法でストレス解消を図るわけなのですけれども。

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