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評論とフィードバック - Nov 22, 2006

評論はエンドユーザのためのもの、フィードバックは製作者のためのもの、という視点は重要だなと思った。評論やフィードバックを、それぞれ、エンドユーザや製作者にプラスの効果をもたらすものという意味の物に限定するならだけど。

エンドユーザに向けて発信された「ダメダメだね」といった評論を、作者自身が見て解釈してそこから改善のためのアイデアを見出すことはもちろんあっていい。けれども、それは評論を「作者自身がフィードバックしている」のであって、決して、「評論家がフィードバックした」訳では無い。だからこのような場合も含めて評論家が「フィードバックしてやってるんだからありがたく思え、感謝されこそすれ罵られる謂れは無い」などと言うのは、勘違いもいいところなんだな。

それはそうとして、フィードバックは製作者の言葉でされなければあまり役に立たないという事もまた、問題をややこしくしていると思う。エンドユーザはエンドユーザの言葉で、「使いにくいので直してください」といった意見を直接作者に向けてフィードバックすることがある。しかし「どこがどのように、どれだけ使いにくいのか。どうあるべきなのか。」といった具体的で有用な情報でない限り、それらの「フィードバック」はノイズにしかならない。善意で送ってくれたんだろうけど、却って困ってしまうこともある。

まったく誰からもフィードバックを貰えないのと、価値あるフィードバックが可能な有能な人に見向きもされなくてあまり意味の無いフィードバックしか貰えないのと、どっちもどっちという気がするよ。

分類:出来事・雑感, , 時刻:14:41 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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