Mar 02, 2007

母校の校風が変わったそうで。

寝高の広場というブログにおいて、2007年度から色々変わるようだという話が書かれていた。

  • 学園祭(文化祭)の規模を縮小する。日程を減らし、時期を夏休み前にすることで、勉強時間を増やす。
  • 体育祭からは3年生を事実上締め出して、受験勉強に集中させる。
  • 生徒の自治を認めない。教員(校長)と面会する機会も与えない。上記の件について、事前の説明もしない。変更もしない。意見も聞かない。

とかなんとか。

実際自分の身の回りを見ても、現役合格できなくて浪人した人とか結構いるし、自分自身数学と物理は赤点以外取ったことなかったし、「成績の低下が著しい」と言われると、ぐうの音も出ないわけですが。

しかしまあ、卒業してから何年も経ってるし、実際に今の空気を吸ってるわけじゃあないから、何か言う権利が自分にあるのかっていうと疑問だけど、とりあえず思ったのは、「今の校長ってずいぶん無能なんだね。教員も。」ということ。

いや、昔が良かったかどうかは知らないんだけど。自分自身がナントカ委員とかの仕事をやる中で、それなりに自主性を育まれてきたんじゃないかなあとは思っていて。それは結局錯覚だったのかもしれない、いつも本当は教員がケツ持ちしてくれててその掌の上で踊ってるだけだったのかもしれないけれども、物事に自主的に取り組むという事のトレーニングには、なっていたような気がする。

それが無ければ僕は、もしかしたらMozillaの拡張機能を作ろうと思うことも、大学で新しいサークルの立ち上げに参画しようとすることも、無かったのかもしれない。

そう。所詮は大阪府立の公立校なんだし、生徒の自治なんてのは幻想でしかない。たかだか16〜18のガキ共に、自分のみならず他人をも律する力が、ある訳もないのだから、本当の自治を認める必要は必ずしも無いと思う。でも、そのトレーニングくらいはさせておいていいだろう。幻想くらいは与えておいていいだろう。僕自身は、その幻想にうまいぐあいに踊らされていたように思う。それが僕の礎になっていると思う。

そういう風に掌の上で生徒達を踊らせながら、しかしコントロールするべきところはきっちりコントロールしきって、学業を疎かにさせない。授業を聞かない生徒がいるのは自分の授業がつまらないからだ、ということを自覚して、生徒が勝手にのめり込むような授業の組み立てを意識する。そういう有能な教員が、もう、いないってことなのかな。僕が現役生だった頃もそういう人は決して多くはなかったけれども、状況が一段と悪化してるんだったら、もう、この学校はダメなのかもわからんね。成績も低下して、前述のような幻想を与えることすら放棄してしまって、もう、いいとこ無いんじゃね?

そういう意味で、数学の廣江先生は印象に残ってます(超ローカルな話題キタコレ)。他の人はどう思ってたか知らないけれども、僕は割と好きでしたよ。

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