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理想のカップル像の、百合への投影 - Mar 30, 2007

呑気なヘテロがホモフォビアを再生産するやその関連エントリにおいて、異性愛者が自身の持つ偏見に基づいて同性愛を描く事の問題が語られている。

僕自身は自分で認識している限りにおいては異性愛者だと思うんだけれども、それはそれとして、百合スキーでもある。ふぉくす子とさんだば子は百合百合でラブラブなカポーだ!と信じて疑わず(ぉぃ)、同人誌なんか作っちゃってるわけなんだけれども。

なぜ、僕は百合好きなんだろう。ということを改めて考えてみた。

以前の自分がどう考えていたのかは思い出せないけれども、少なくとも今の自分の考えとしては、「禁断の恋だから」とかそういう認識ではないと思う。少なくとも今、自分の中では同性愛は「背徳」というイメージとは結び付いていなくて、「背徳」といえばむしろ近親相姦とか幼児性愛とか獣姦とかそっちの方が思い浮かぶ。だから「後ろめたいものを求める感覚」よりは、強いて言うなら、自分が思い描く「こうだったらいいのになあ」というカップルの形が、女のキャラ同士であった方がより(自分にとって)受け入れ易いから求めている、という感覚の方が強い。

二人がめちゃめちゃラブラブでベタベタひっつきあってイチャイチャとスキンシップとりまくってて、という超甘々なシーンを想像するとき、男の声で「いやーん☆」とか言ってる所を想像すると、気分が萎える。それはやはり自分が異性愛者だからなのかもしれない。男女がそういうことをやってる場面を想像すると、「ケッ、このバカップルが!」というひがみ根性にも似た感情が鎌首をもたげてくる。自分が今そうできていないから、羨ましいのかもしれない。

でもそれが女同士だったら、そこまで暗い感情は抱かない。ほほえましい、という感覚だけが残る。

男女のバカップルに対して抱く暗い感情が、もし「その男さえいなければ自分がその女(あるいは女一般)とイチャイチャできたかもしれないのに! (未来の)俺の女が取られた! 畜生!」という嫉妬であるなら、女女のバカップルに対しても同じ感情を抱いておかしくないだろう。けれどもそうならないのは何故なんだろうか。

自分には、女性というものは恋愛においての圧倒的な「強者」である、という認識がある。極端な話、女の自由意志は絶対不可侵にして神聖なものである、みたいに思っているところすらある。その強者同士がくっついてるんだったら、圧倒的弱者の男ごときである自分などが割って入れる余地なんかありはしない。……という風な、ある種の諦めのような感覚があるのかもしれない。

「お似合いのカップル」という言葉には、発言者自身に「二人の世界に割って入ろう」とかそういう邪念が一切無い、ただただその二人の関係を肯定し称賛するような、気持ちが込められている気がする。自分にとっての、「お似合いのカップル」という言葉を素直に発することができる最上・究極の対象が、百合カップルなんじゃないだろうか。だから僕は百合を好んで描いているんじゃないだろうか。

いや、もしかしたら、単純に、女性が羨ましいのかもしれない。自分の中にある「男はかくあるべし」というイメージに引きずられすぎているのかもしれない。女性は雄々しく振る舞っても女々しく振る舞ってもどっちも「絵になる」けれども、男は雄々しく振る舞わなければ「絵にならない」、そう思っている。

それは、自分自身が男という分類に属しているから特にそう感じるのかもしれない。女は他人だからどっちでもいいけど、男は自分だから理想的でなければいけない、みたいな、他人への無関心とひたすら内向きな自己愛に根ざした考えなのかもしれない。

イチャイチャ甘々な時も、凛として(仕事と)闘う時も、どっちでも「絵になる」、よりオールマイティでパーフェクトに近い性として、僕は「女性」を見ている。精子を買えば女は女だけで子供を作れるけど、男は卵子だけでなく子宮も買わないといけない。平均寿命も女の方が長いし。諸々の点で女性はよりパーフェクトに近いと、僕は思っている。

……という風なことを思えるのは、今の時代だからこそなのかな。家父長主義的な価値観がすっかり崩れ去った今だから、の。

分類:出来事・雑感, , , , 時刻:18:45 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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