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ひろゆき - May 14, 2007

ひろゆき氏、「ニコニコ」ヒットでも「動画は“来て”ない」

2chのあの「ひろゆき」について。

僕はこの人の写真を見る度にどうにもムカッ腹が立つ。嫌悪感を強く覚え、直視できなくなる。どうしてなんだろう。

やっかみなのかもしれない。イケメンなのが羨ましいのかもしれない。賢いのが羨ましいのかもしれない。どこだかの官僚の息子だという「選ばれし身分」なのが羨ましいのかもしれない。訴訟を起こされて敗訴しても「賠償金なんて踏み倒してイイじゃん」と平然としている事に対し、「こっちは警察コワイ裁判コワイとビクビクしてるのに何でこいつだけこんなに平然としていやがるんだ、悔しい」と感じているのかもしれない。自分が縛られている法律という手枷足枷を歯牙にもかけていないこの人間が羨ましいのかもしれない。

義憤なのかもしれない。物事を引っかき回して社会を引っかき回していながら、こうしてへらへらしている事に、憤っているのかもしれない。

怖いのかもしれない。冒頭のリンク先の記事のように、この人がパネルディスカッションなりシンポジウムなりで顔出しする時はいつも、人の期待に冷や水を浴びせるようなことばかり言っている。甘い期待だと分かっているからこそ、それを正面からばっさり一刀両断され、期待を打ち砕かれ、希望を失わされるのが、怖いのかもしれない。

また、この人がその気になったら僕のようなちっぽけな人間なんて簡単に社会的に抹殺されるかもしれない、その恐怖に怯えているのかもしれない。だから本人に言うでもなくこうして自分の日記にグチグチ書いているんだろう。

悔しいのかもしれない。こういう事を書いた所でこの人はきっと僕の事なんて屁でもないと思うに違いない、というより、気にも留めやしないだろう。人が蟻を踏み潰して気がつくか? 気がつくわけがない。彼もきっと、僕を踏みつぶした所で気がつきやしないに違いない。それが悔しい。僕を産んでくれた両親だとか育ってきた環境だとかを全否定されることが悔しい。

でも何より嫌なのは、そんなこの人に対してどこか好感めいたものを抱かされてしまうことなのだと思う。

賠償金の踏み倒しだって、言わなきゃ誰も気付かない。人の期待に冷や水をかける事だって、実際は僕ら一般人も「いや成功しないんじゃね?」と半信半疑でいたりするところを資本家やメディアが煽ってバブルを膨らませるのが当たり前で、本来なら彼のような立場の人間もその「煽り」に荷担して利益をかすめ取るのが当たり前だろうに、わざわざそれを否定して、バブルを煽ろうとする人達、踊らされる人達の出鼻をくじく。「痛快」、そう思ってしまう所がどこかにある。

もしかしたらそれすらも彼の戦略なのかもしれない。そうして世論を、僕のような人間をも味方に付けて、その裏で利益をかすめ取ろうとしているのかもしれない。そう思うから、「彼の欺瞞に自分が乗せられている」と感じて、彼だけでなく自分をも嫌悪したくなるから、僕は、この人の話を聞きたくない、顔を見たくないのかもしれない。

分類:出来事・雑感, , 時刻:05:09 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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