たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
某所で、ファッションとか考えずに純粋にどんなカッコがしたいか、どんなのが好きか、と問われて、何となく出てきたイメージ。
「IT系っぽい頭良さそうな感じ。すらっと細く見えるのが理想。」
というかなり漠然とした言葉から紹介されたモデルさんの例がええなあーと思ったので冗談で首だけ合成してみましたよ。
うは。なんかワロける。服と顔の国籍が合ってねえ! でもまあこうやってイメージ固めてくのって大事なのかもなと思った。
打ち合わせより。
行ってきましたよ。とりあえず結果から。いかがなものでしょうか。Beforeは 全身写真を取り忘れてたので、正月に家族で初詣行って厄年の厄払いをしてもらった後のボケボケ写真で代用です。Afterは、髪とジーンズと靴とジャケットを変えた状態で、概算でだいたい5万円強になる模様。
以下、チャットでの反応。
01:16 (y***) 漏れ前のぴろたんのほうが好き(ひどい 01:16 (Piro_) ぶ 01:17 (t***) おー、でもいい感じにさわやか 01:17 (y***) 前のぴろたんのほうがぴろたんってかんじだし大人っぽいし 01:17 (y***) あ、まふらーはいただけないけど 01:17 (t***) 靴はやだにゃー 01:18 (y***) 同意 01:18 (y***) てかAfterのジャケットがにがてなのかも 01:18 (i***) 人がコメントに困ってるところにあなたたちズビズバァと言いますね 01:18 (y***) えへ 01:18 (y***) だって 01:19 (y***) 普段いろんなひとの男性コーディネイターしてるます! 01:19 (t***) 遠慮してごにょごにょ世辞ってもしょうがあんめぇ 01:20 (y***) なんか内側の赤だすためにわざと袖だしてるのも、ものによってはいいんだけどこの写真のジャケだとわざとらしくなっちゃってる 01:20 (y***) 髪型みたいねーちゃんと顔つきで 01:22 (n***) む、ピロさ、オタクぽくなった? 01:22 (y***) 若者らしい格好といえよう 01:23 (y***) 私はふぁっそんについてはぴろたんは特にいじらなくてもそこそこよいとおもってたからかな 01:23 (i***) 増オタおめ 01:23 (Piro_) ぶ 01:23 (L***) 俺もそう思う>ぴろたんよし 01:23 (y***) だおね 01:23 (t***) 大人っぽいてのは否オサレにとって遊びのない無難とか逃げの方向だとなんとなく思うので菊さん志向は正解だと思うけどにゃぁ 01:23 (n***) 漏れも、前の(何)でいいと思うな 01:23 (y***) そのなかにも遊びはいれられるよ 01:23 (y***) と思う 01:23 (L***) 多分ぴろさの性格とか知ってる人が見ると違和感感じるんでないかな。 01:24 (L***) 若者らしい格好という意味では、ほんとそう。 01:24 (y***) その人のキャラにあったという点でそうだね 01:24 (i***) 自分でイメージしづらいものを一つもったことで幅が広がってよいんじゃね 01:24 (y***) それはそうだねー 01:24 (L***) それはそーだな 01:24 (t***) んだ 01:24 (i***) その方向に進むかどうかはともかく 01:24 (L***) どうしても自分ひとりだと固定化する 01:25 (L***) まぁ、最終的にはまとってる雰囲気とか性格の押し出しと一致せんとアレだがのう。 01:26 (t***) 企画自体はぴろさにとってプラスだと思うにゅ。うらやましス 01:26 (y***) 企画はプラスだね! 01:26 (k***) うん 01:26 (T***) 総合的にはプラスだよね 01:26 (i***) すっげーひっかかるw<総合的にはプラスだよね 01:26 (y***) でもこの感じはぴろたんぽくない 01:26 (L***) 同じこと思ったw 01:26 (n***) みんなに慰められるピロさ 01:26 (y***) 総合的にはプラスかどうかは私もびみょw 01:26 (Piro_) おまいら評価が微妙ス(´・ω・`) 01:27 (y***) 企画して、ひろがったとか考え方がかわったとかはぷらす 01:27 (y***) けど 01:27 (L***) 純粋にブレイクスルーという点で評価していいんでないの。 01:27 (y***) とりあえず相方にみしたんだけどやっぱ似たような評価だった件 01:27 (i***) その場でヲチできなかったt***は負け組 01:29 (y***) 一応まっとうな評価のつもり 01:30 (A***) ぬ゛ 01:30 (t***) コーデ単品をこけおろされたら凹むかもね 01:30 (A***) ってか前のぴろさんの方がいーじゃんすか! 01:30 (A***) なんてこった>e< 01:30 (t***) ぴろさんには~てのがここじゃ強いきがす 01:31 (y***) まあなんか今風の合わせにしてみましたよってかんじで、その人のもつ雰囲気をちゃんと見てコーデしてないきがしたのですよ 01:31 (Piro_) まあ 01:31 (A***) AFTER は只のそこら辺のあんちゃんになっちゃってんじゃんすか! 01:31 (Piro_) 会ったの打ち合わせの時と今回との2回だけだし 01:31 (e***) 味付けで無茶をする中華料理の愚. 01:31 (t***) (うっは激評☆ 01:31 (A***) ってかぴろさんはそれを望んでたのか ???oeo 01:31 (Piro_) それでキャラつかめというのも難しいわな 01:32 (y***) キャラと雰囲気ちがうます><>< 01:32 (i***) そこら辺のあんちゃんになる企画かともおもうが<脱ヲタ変身 01:32 (y***) でもさあ 01:32 (Piro_) それはそうかもね>そこら辺のあんちゃんになる企画 01:32 (y***) 脱ヲタ企画ならなおさら、 01:32 (y***) そのへんのあんちゃんぽい格好ならとってあわせただけでいかにも脱ヲタしました風になっちゃうじゃんすか 01:32 (y***) それはおされではない! 01:33 (A***) あうんそだったような来も素るoxo<そこらへん 01:33 (t***) だからy***さが脱オタ指南サイトを立ち上げてくれればいいと何度も( 01:33 (y***) ぴろたんはすでに自分のちゃんとつかんでて、絵描きさんだから自分にあったのとかそゆのそれなりにわかってるからもったいなす 01:33 (A***) だすよね!だすよね!<ではない!
おまいら容赦ナサス
以下、当日(昨日)の話の流れ。
要するに高望みしすぎなんですよね、非モテ人も非オシャレ人も。身の丈に合った幸せを探そうとせず、自分よりも背の高い人の多い世間にひたすらいちゃもんを付け、「俺に背を伸ばす努力をさせるな」「俺の身の丈に合った幸せを提示しろ」とわめき散らしている。
そして、弱すぎるんですよね。「お前も彼女の一つくらい作ったらどうだ」とか「お前、まだ童貞なのかよ」とか「お前、キモいよ」とかいったくだらない見下しをいちいち真に受けて傷付いている。
そのことに気がついてしまったマトモな人達が、非モテ談義や非オシャレ談義を見て、こう言うんだろう。「何を下らないことをぐだぐだ言ってるんだこいつらは……」と。
わかってる。わかってるんです。しかしそれに気づいてもなお恥知らずなことにわめき散らしつづけなくてはならない、自分の外側に原因を求めずにはいられない、理不尽な攻撃を受け流すことのできるしなやかな強さを持ち合わせない、どうしようもなく心の弱い人間が、非モテであり非オシャレなのではないかと、僕は思うのです。
ここから先はもはや、心理療法士にお願いするのが適切な領分なのかもしれない。
オシャレな人が、高級ブランドではなく、わざとオシャレレベルの低いユニクロなどの服を着てコーディネートしてみせることで、ファッションとは金額の問題ではないのだとか、着こなしによるファッションの力だとか、そういったことを示す……という脱・お洒落オフ会なるものが企画されているらしい。
それも悪くはなく、一定の意義あることなのだろうと思うけれども、しかしそんなことをするよりかは、もし彼らと僕の精神構造に共通する所があるのだとするなら、僕が無意識のうちに行っている、服装についての気合いの入れ具合に見る、ホームとアウェーの線引きでいうところの、「ホーム」にいる時の格好を晒け出した方が、脱オタクを願う人の持つ、ファッションに対する恐怖感やら抵抗感やらをなくすためには、効果的なんじゃないだろうかと思った。
ファッションセンスの力なるものは、原理(どうすれば自分に手に入るのか)は分からないまでも、自分とオシャレさん達との圧倒的な立場の差を見るだけで、なんとなく理解できる。問題は、その立場の差を埋めることはもしかしたら現実的な高さで実現性があるのだということ、今からバスケットボールを投げ入れようとしているゴールは数百メートルの上空なんかではなくすぐ手の届く高さに実はあるのだということを、いかにして知らしめるかではないのだろうか。
とはいえ、「武装を剥ぎ取る」という性質故に、実行は非常に困難なことなのではないかと思う。少なくとも天馬氏は人に見せられないような酷い格好にさせられてしまった際、仕事を辞めることすら本気で考えたほどだというから、そこから考えるに、こんなことを要求するのは彼らにとって死の宣告に等しいのではないかと推察する。彼らには、アカの他人のためにそこまでのことをする義理は無いのだし。
……え? 本当にオシャレな人はホームでもアウェーでもいつだって気を抜かない、って? 他人に見られて恥ずかしいようなホーム生活を送ってるのはズボラなお前だけだろ、他人を自分と一緒にするな、って? はい、おっしゃる通りです……
自分の知ってる例だけでの話だけど、腐女子(オタク女子)といっても普通にオシャレに気を遣っている人が多い。知ってるオタク男子にも、オシャレな人がいる。そういうのを見てると、別にオタクだからってオシャレに気を遣っちゃいけないってことはないんだ、とか、オタクだからってオシャレに気を遣ってる人のことを異質なものと退けなくてもいいんだ、とか、そういう風に思う。境界なんてあいまいなものだと改めて思う。
もっとみんなで境界をかき乱そうじゃあないか。レッツ混沌。
ここまでのまとめ。
んで、今日、その著者の方とお会いしてきましたよ。「変身」決行の前の打ち合わせということで。
色々興味深い話が聞けたと思う。特に口止めされてなかったから暴露しちゃいますよ?(鬼)
僕は僕でまた思いつきで色々ベラベラと。
異なる世界の人と話すと、今までハッキリとは見えていなかったことや、確信を持てなかったことに、確信めいたものを持てるようになってきたりする。
まあ会って話して思ったのは、氏のあのノリは悪意と言うよりは、ヲタに対する無知故のただの無神経(←暴言)。例えるなら「パワフルなかーちゃん」的な印象を受けました(←失礼)。
見方を変えれば、ヲタがあまりに神経質すぎるとも言えるかもしれない。
上に書いた「タブー」に無意識のうちに触れてしまいかねないのが、価値観の異なる人同士のコミュニケーションの難しさですね。しかしそこに拘泥してても建設的な話にはならんでしょう、と、僕は思います。
決行の日へ続く。
Kammy+氏のレビューに乗っかってあれこれ書いてたけど、きちんと目を通してからでないと批判する資格は無いと言われるのも何なので、税込み999円出して買ってきましたよ電車男スタイリング・バイブル(Amazon.co.jp)。
さて通読してみた感想はというと、概ね購入前の印象と同じだ。とはいえ、立ち読み段階で読んでいなかった部分については、想像していたよりも、対象読者である「現在オシャレでないが、オシャレになりたいと思っている人」に対して好意的なスタンスで書かれているようには思えた。少なくとも、悪く言おうとしてそう書いたわけではないのだろうということは何となく分かる。
ただ、この本のコンセプトを「電車男と呼ばれるような人も含めて、オシャレになりたい人に届けたい(A)。その人たちはこういう内容の本を求めているはずである(B)。」と2段階に分けて解釈すれば、Aから導かれたBの内容がAの実態に即していない、という感想については、通読する前後で変化はない。例えて言うなら、「熱意は分かるけれども、バットの振りどころが外れてるなあ、所々ではキャッチャーの頭をぶっ叩いてしまってたりもするなあ」といったところだろうか。
ファッション界の人は、服のファッション性について「楽しむもの」「自分から関わるもの」という認識で考えているようだ。対するオタク非オシャレ陣営は、服のファッション性を「人に嫌われないための手段」「迫られてやらされるもの」と認識している。この差は大きい。
こういう状況で「ファッションを楽しみたいと思っているオタク非オシャレ」を探したって、そんな人はいるわけないのだろう。ファッションを楽しむという視点は、ファッションに対して恐怖感や嫌悪感を抱いている人に、宿るはずがない。
言い換えれば、恐怖感や嫌悪感さえ取り除くことができれば、オタク非オシャレであってもファッションを楽しむことは可能なのかもしれない。実際、「脱ヲタして以来、ファッションが楽しくなった」という人もいると聞く。
その過程を無意識のうちにすっ飛ばしてしまったところが、件の本の問題点であり、そして、世間と非モテでの見解の食い違いの原因である、という気がするのだが。
【レビュー】『電車男スタイリング・バイブル』のコメント欄がちょっと面白いことになってる。
「アキバ系をオシャレに改造!」みたいなノリの本について、おそらく想定されていたであろう読者層のKammy+氏が辛辣なレビューを書き、そこに著者の人がコメントを付けて……という展開。
コメントを見て著者の方が色々カルチャーショックを受けているところが興味深い。オシャレ側の人は基本的に、オシャレは楽しいもの、服選びは楽しいものという価値観を持っているから、「いかに無難な服を選ぶかに必死」「服選びなんて苦痛で仕方がない」というマイナス思考の非オシャレ側の考え方をなかなか想像できない。また、「オシャレはみんなのもの」と彼らは思っているけれども、非オシャレ者にとってオシャレとは自分の容姿を嘲笑い攻撃する口実に使われるものでしかなく、つまり「敵の文化」として捉えられている、ということも。
これらの価値観の相違を認識しないままに「キミもオシャレになろうよ!」と呼びかけても、その呼びかけが届くことはない。なぜなら、勘違いで呼びかけているにすぎないから。あるいは、善意で呼びかけているつもりでも、受け取る側には「小馬鹿にされた」としか感じられない。いや、事実、小馬鹿にしているも同然だろう。目線を合わせて理解する努力を怠って、頭ごなしに語っていたのだから。
モテ界に生まれ育った人は、オシャレ界に生まれ育った人は、軽い気持ちで非モテや非オシャレに触ろうとすると火傷することになる。非モテも非オシャレも、想像よりずっと深い心の闇を抱え、想像よりずっと複雑な人間性を有している。高みの安全圏からものを言いたいだけなら、マスメディアだけに閉じこもるのがいい。マスメディアには検閲されないコメント欄もトラックバックpingもない。ただ送り手によってコントロールされた情報があるだけだから。双方向のコミュニケーションが容易で、且つ、その内容が第三者からも見て取れる、Webとかblogとかそういったメディアを軽い気持ちで使おうとすると、火傷することになる。
まあ敵とか味方とか、あっちとかこっちとか、考えるのがそもそも間違ってるというかおかしいことなんだというのは、正論なんだけれども。土曜日の結婚披露パーティでの司会の芸人さんの何気ないラブハラスメントのように、敗者を貶して笑いを取ることが常態化し、且つそれが自然なもの・奨励されるべきものとして受け入れられているこの世の中では、コンプレックスは増幅されこそすれ、解消されることなど無いのではないだろうか。だから、脱ヲタした人がヲタを馬鹿にするといった、コンプレックスを引きずったままの行動、敗者への攻撃の再生産が起こるのではないだろうか。
電車男がウケたのは、そこに流れる童貞非モテアニオタマインドにそれなりのリアリティがあったからだと思う。物語の素性が明らかになっていなかった頃、これを無条件に受け入れてしまった者は少なくなかったはずだ。