たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
オープンガイドブック OpenOffice.org 3 予約受付中! - OpenOffice.org Support Site
OOo 2.0の時の本のイラストを描いた関係で、個人として仕事の依頼を受けていたんだけれども、さっきやっと描き上げてデータを提出した(今サイトに載ってるのは下描き)。まだ修正等入るかもしれないけど、とりあえず一仕事終わったという事で、肩の荷が下りた感じ……
今回描いたのは計4点。コミケとかぶってたので12月中は全然作業を進められない、ということで、章ごとにイラストを変えるという風な凝った事は残念ながらできなかった。ごめんなさい。
絵の彼が眼鏡かけてるのは、打ち合わせの時に「前と同じなのはつまらないよね」「なんかもうちょっとビジネスっぽい雰囲気が欲しいね」みたいなツッコミが出たためです。3年の間に老眼になったというわけではないよ!!!
各イラストはそのうちリンク先の方でOOoでも使えるクリップアートとして公開される……んじゃないかな。多分。
……スーツの合わせ目を左右間違えてて全部やり直しだよグェアーッ!!!(下描きで気付よと)
LAN上の開発機で動いてるVMWare上のWindowsをVMWare Console越しに操作する時はめちゃくちゃもっさりで、インターネット越しにリモートデスクトップでWindowsを操作するのはそれなりに快適って、どないやねん。
ということでヤケクソでVMWare上のWindowsにもリモートデスクトップで接続してみたら、その方が圧倒的に快適だった。
これってもしかして常識ですか?
別に特殊な文字なんか使ってないのに、メールを送信しようとすると「変な文字が入ってるからISO-2022-JPじゃ送れないよ! UTF-8にする?」みたいな確認が出る、という問い合わせを受けて調査をしてたら、原因は表題の箇所にあった。
「MS P明朝」みたいに非ASCIIな文字を名前に含むフォントを使おうとすると、フォント名自体が文字化けしてしまって、その化けた文字がISO-2022-JPの範囲外なので上記の確認が表示されてしまう、というのが事の真相だった。
で、検索してみたらMozilla Japanのナレッジベースが引っかかったんだけど……
Mozilla Japan - Thunderbird サポート - ナレッジベース - HTML 形式のメッセージを作成中にフォントを変更できない
日本では HTML 形式のメッセージはあまり好まれませんので、シンプルなテキスト形式で作成していただくという方法もあります。
ちょwwwwwwwそりゃないよwwwwwwwwwwww
ナレッジベースからリンクされてたバグはEditorコンポーネント扱いになってたんだけど、自分が特定した限りでは原因箇所はThunderbird固有のフロントエンド部分だったので、分かりやすいようにと思って新しくバグを立てた。
パッチを見ての通り、修正点自体はほんとに些細です。なのに何年も見過ごされてたっていうのが、なんだかなぁ……
1月13日追記。池添さんに教えてもらいながらレビュー依頼したりとかなんとか。checkin-neededキーワードが付いて、どうやらパッチ採用してもらえそうな感じ? そして関連する別のバグにもパッチを書いてみた。
1月15日追記。Trunkにチェックインされたよ! これで僕もThunderbirdコントリビュータ!(←クレジット入れ忘れてるのできっと誰にも知られないまま)
2月23日追記。重要なバグじゃないからパッチは2.0.0.xには入れないと言われてしまいました。重要じゃないのか……最初から付いてる機能が最低限すらまともに働いてない事がそんなに些細な問題ですか……。
前に会社のブログの方にApacheDSのセットアップ手順をまとめたんだけど、所用によりLDAP経由でActiveDirectory内の情報を参照しないといけなくなったので、とりあえずApacheDSで同じようにしてアクセスしてみよう、とあれこれ試してた。
といっても、ADにLDAPで接続するための手順自体はAD(ActiveDirectory)によるLDAP活用という一連のドキュメントでとても詳しく解説されてる。ここでは匿名でLDAP接続してリードオンリーでLDAPエントリとしてADの中身を覗く方法が解説されているので、必要な設定を終えた後、以下のようにApacheDSを設定して接続してみた。
これで繋がった。最初は何故かエラーになってしまったんだけど、「Users」だけじゃなくてそのいっこ上の階層(=ドメインそのもの)についてもプロパティでANONYMOUS LOGONユーザに読み取り権限を設定してやったところ、無事に登録ユーザの一覧が見えるようになった。って、ほんとにこれで良かったんだろうか?
とりあえず今日はここまで。
僕も在籍しております株式会社クリアコードの2009年度インターンシップ参加者の募集が始まりました。詳細はリンク先をご覧ください。
具体的にどんな事をやるの?というのは、実施時(2009年8月頃)の状況にもよりますが、基本的には会社紹介(PDF)の3ページ目の「サービス」や「対応分野」の内容に沿った物になる予定です。とはいえ、ここに挙がってないものでも相談次第ではありかもです。
会社の規模が規模ですので、募集枠は1名となっておりますが、フリーソフトウェアとかオープンソースとかの開発に興味のある学生さんがいらっしゃいましたら是非ご応募下さい。GNU信者歓迎みたいです。
会社サイトのブログの方で解説を書くつもりですが、UxU新バージョン(0.5.0)を公開しました。日本時間10月30日の昼下がり、太平洋標準時で29日の肉の日リリースです。変更点はMozilla Add-onsのバージョン詳細の方を見てください。
自分自身がサーバソケットの方を使ってなかったのでMozRepl互換のサーバ機能の方がだいぶ長らく死亡してたみたいなんですが、今回プロファイルを指定してテストを実行する機能を作るにあたり、新たに起動された子プロセスと親プロセス側でテストの実行結果や中止の命令とかを通信しあうために、UxUサーバで使われていた機能をブラッシュアップして流用するようにしたため、ぶっ壊れていた所がだいぶ直りました。今後はサーバ周りの実装も気をつけて見るようになると思いますので、ぶっ壊れっぱなしのまま放置ということは減るんじゃないかと思います。多分。
ところで、子プロセス起動してうんたらかんたらということができるようになったということは、FirefoxやThunderbirdの上で動かすことにこだわらなくてもいいようになった(必要に応じてそれらを呼び出せば済む)という事で、やる気次第ではXULRunnerアプリケーション化という道もあり得るかもしれませんね。
こないだからやってるNetscape Communicator 4.xからの移行、現地でのリリース候補版レベルでのテストでまた詰まった。自分とこで作ったテスト環境では問題なかったのに、実際の環境だとnsIMessengerMigratorのUpgradePrefs()
で謎の例外発生ですよ。
もういっそのこと処理を全部JavaScriptに移植してみるか? なんて不毛なことを考えてもみたけど、せめて現地でできる事はやり尽くしておこうと思ってMXRでソースを見ながら目デバッグし始めてみたら、冒頭でいきなりそれっぽい箇所を発見した。移行元の設定でmail.server_type
が未定義だと駄目らしい。よくよく調べてみたら、その環境ではnetscape.cfg内で指定されてる設定がたくさんあって、その値はユーザプロファイルの中のprefs.jsには保存されてないから、Thunderbirdが「全然設定が足りねえぞゴラァ!!」と怒ってた、と。
こんなん、今回うちで作った移行ツールじゃなくても本体の設定インポートでも普通に詰まるんじゃないの? どうなってんだまったく。
Netscape Communicator 4.xのメールデータとか設定はインポートできるのにアドレス帳だけインポートできないってどないやねん。
調べてみたら、鍵になるのはnsIAbUpgraderインターフェースを実装したコントラクトIDが@mozilla.org/addressbook/services/4xUpgrader;1
のコンポーネントらしいんだけど、これ、Mozillaのソースには含まれてないんだ……オープンソースになってなかったいくつかのNetscape製コンポーネントの一つらしい。これがないせいでThunderbirdはNC4.xのアドレス帳を直接読めないんだって。なんてこった。
どうしてもやりたい場合、考えられるやり方は以下のような感じ。
というわけで調べてみてた。
まずNC4.xのエクスポート機能を使う方法。多分これが一番手っ取り早い。LDIFかCSV等に書き出して、Thunderbirdのインポートツールでそれを読み込めばいい。ただ、手動でやらなきゃいけないってのがネックで、自動化できないから今回の仕事じゃちょっと使えない。
次に、Netscape 7を使う方法。NS7には上記のコンポーネントが含まれてるから、プロファイルのインポートで普通に*.na2を*.mabに変換できる。ということで拡張機能なりパッチなりを使ってNS7をアドレス帳変換専用ツールに仕立て上げてしまえば諸々の処理を自動化できるんだけど……インストール先のchromeフォルダを見たら、昔半泣きになりながらexUnregisterer.jsなんて自作ライブラリを作ってどうにかこうにか凌いでいたあのRDF地獄があって一気にやる気消失してしまった。最近Firefoxのアドオンを作り始めた人は知らんでしょうけど、昔はオーバーレイいっこあてるのにも物凄い苦労があったんですよ……
じゃあ例のコンポーネントが含まれてるDLLを直接呼んだらどうなんだ?ってことでcompreg.datを手作業で書き換えてあれこれやってみたけど、これもうまくいかなかった。例のコンポーネントが含まれてるっぽいabupgrade.dll以外にもそれが依存してる物があるのか何なのか、コンポーネントを無理矢理登録してみてもちっとも動いてくれなかった。というわけでこれもダメ。
他のツールはないのか!と思って検索してみたらDawnとかいう色んなメーラのアドレス帳の読み書きに対応したツールがあったんだけど、試してみたら日本語の名前や住所が見事に文字化けして全然使えなかった。ていうかそもそも自動処理できないっぽいし。
そんな感じでにっちもさっちもいかなくなったので、ヤケクソでpab.na2(NC4.xのデフォルトの個人用アドレス帳。Personal Address Bookの略でpabらしい……というのはどうでもいい話ですね)のバイナリとにらめっこしながらデータ構造の解析を試みてみた。試行錯誤した結果、全部のフィールドに違う値が入ってる時に関してはなんとか個々のカードの内容を吸い出せるようにはなった(!)んだけど、複数フィールドに同じ内容が入ってたり複数カードのフィールドに同じ内容が入ってたりすると、そこだけ圧縮かかるみたいで全然うまくいかない。どういう順番でどこを読みに行けばいいのかさっぱり分からん……
ちなみに、ここまでの時点でFirefoxのコードを参考にしてnsreg.dat(NC4.xのプロファイル名とプロファイルのありかが保存されているバイナリ)の解析には成功してるので、後はホントに*.na2の中身をどうにかして取り出せさえすればインポートを自動化できるのに!という非常に悔しい状態なのです。ああもうっ。
なんか気がついたらDan Kogai氏が書評書かれてた。内容には触れてないけど。このエントリからのトラフィックでAmazon.co.jpのランキングが結構上がったらしいです。すごいね。
内容の中で僕がピンと来る物は、以下のような感じです。
他はまだちゃんと見てない(ひどい)。
関連イベントのお知らせ。
FirefoxNITE:Ustream使ってダラダラやってたアレの新装開店リニューアルオープンついでのスペシャル開催みたいです。8月27日20:00から渋谷bartubeにて開催、参加費3800円。参加登録が必要なので宴会君からどうぞ。
Firefox 3 Hacks NITE:本書発売記念のトークセッション、だそうです。bartubeのソレとは全然無関係に、9月4日19:00から池袋ジュンク堂にて開催。参加費1000円ワンドリンク制(多分)で定員40名、電話か店頭で申し込む必要があるとの事です。
誰も来なくて関係者だけで反省会、というのは怖いので、物申したい方の多くのご参加と喧々囂々丁々発止のリアルモヒカンバトルに期待しております。