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Latest topics 近況報告

たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。

萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

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東西 - Dec 21, 2007

UNIXユーザーのためのコミックマーケット 73情報ページで、3日目みんな西館なのにもえじら組だけ東館で吹いた。

注:配置上、西館は健全なネタ、東館はエロであることが多い。

絵柄 - Dec 16, 2007

絵柄が古いだのなんだのって、本質ではないんだよね。……ということを、プロのマンガを見ていて改めて思った。

加野瀬氏にもえじら組の本を見てもらった時に「古臭い表現」と指摘された「均一なカケアミ」「肉感的ライン」とかは、今でも第一線で普通に使ってる人はいるわけで。「そういう古臭い表現だから僕の絵は駄目なのだ」ということではなく、「そういう表現が『古臭い』ということ以外の何の印象も残さない物にしかなっていないから僕の絵は駄目なのだ」ということなんだったんだと、今、急に気がついた。例え僕が流行の表現を色々取り入れたとしても、それはそれで「流行を追いかけてるだけで薄っぺらいよね」と言われておしまいになるんだろうと思う。

「古臭い絵柄だね」も「今の流行りの絵だね」も、どっちも言ってることの本質は同じだ。「時代の平均的な絵の範囲からちっとも逸脱してなくて、個性がなくて、君の絵じゃなきゃいけないんだと思わせるような魅力が全然無いよね。その絵は他の人の絵と交換しても全然問題ないよね。っていうかむしろ、より上手に同系統の絵を描ける人がいるのなら、その人と積極的に交換するべきだよね。」ということだ。技術者は1円の金も稼がないという話で言えば、「『君の絵』は、君の『絵を描く技能』は、全然『かけがえなく』ないよね。」ということだ。

そうそう。プロといえば、今プロとして絵を描いている人の中で、確固たる地位を築いている人は、みんな「かけがえのない」絵を描ける人達なんじゃないかなーと思う。「かけがえなくない」絵しか描けない人は、それを買う人・編集して売る人の指示に従って、作品的には「どーでもいい」物を安く買い叩かれ納品させられているんじゃないかなー、と。「ONE PIECE」ソックリの漫画とか「DEATH NOTE」ソックリの漫画とか、少年マガジンの一部作品なんかもそうなんじゃないかという気がする。「技術者は1円の金も稼がない」という話は「技術者」に限らず「クリエイター」と呼ばれるような人達全般に言える事なんじゃないだろうか。

閑話休題。だから、僕の絵が充分に個性的で魅力的であったなら、「古臭いね」という風なことはそもそも言われなかったのだろうと思う。取り立てて魅力のない絵を見せられて、個性と呼べる物を見出すことができなくて、苦慮した果てに、僕の絵を「古臭い」と言った人達はそうコメントせざるを得なかったのではないかと思う。

僕は小さい頃から空気を吸うように絵を描いてきていて、「自分は絵を描く人間なんだ。自分という人間のアイデンティティにおいて、絵を描くということは欠かせないんだ。これは僕の誇りなんだ。」とずっと思ってきていた。でもこうして色々な事を考えてみれば考えてみるほど、結局僕はどこまで行っても、他人にとっては、「絵を描くことがアイデンティティの人」なのではなく単なる「絵が描けるという技能を持っているだけのただの人」であって、僕が自分の事を「絵を描く人」と言えば言うほど、チェーン店のファミレスの厨房でマニュアル通りに商品を作るだけの人間が「俺、そのうち自分の店を持つつもりなんだぜ!」と言っているのと同じような滑稽さを演出するだけだったんだな……

Moezilla Suite、もとい、Moezilla Sweet - Dec 13, 2007

どうにかフルカラー表紙の印刷〆切に入稿が間に合ったので、もえじら組トップを色々更新しました。

今回出す本は、2005年冬コミから2007夏コミまでの間に発表したPiro作品の再録本です。何でも入ってるSuiteにちなんで?、名前は「Moezilla Sweet!」としました。 (表紙) 内容自体は変わってませんが、初出時にトーンを貼る時間が無くて真っ白けだったのがマシになってるとかそういう程度の修正はしてますっていうか今まさに作業を進めております。

分量はもえじら組で最初に出した合同誌と同じ80ページで、印刷部数は300部です。前回はコピー本の新刊が150部出たので、同じだけはければ半数は通販に回せるかなという算段ですが、もう前に読んだからイラネって人が結構いそうだなということを考えると発注しすぎたかもしれません。在庫の山で死んでる姿が目に浮かびます。

あと、再版を望む声がちらほら聞こえてくる最初の合同誌ですが、権利関係の事もあるし在庫を抱えるのもアレだしってことで、PDFかなんかの形式でぱーっと公開しちゃえないかなーとか妄想してます。ほら、まあ、あれは、お祭りみたいなもんだったし。

ところで、表紙絵は線画だけで4時間、彩色で5〜6時間(表紙としての加工にはその後さらに4時間くらい)ってところですか……1枚描くのに平均10時間くらいというのが僕のペースのようです。ニコ動の「描いてみた」系のやつはあんまり見てないのでよく知りませんが、みなさんもっと描き慣れてて速かったりするんでしょうか? しかし中身はエロ本なのに全然表紙がエロくないので売れ行きが心配です。あまりに健全すぎるので、もうヤケクソで、今までいぬねさんのふぉくす子絵を使ってたバナーやもえじら組トップをこれに差し替えてみました。むしゃくしゃしてやった。後悔はしていない。

C73申し込み完了 - Sep 04, 2007

サークルカットは手抜きして今回の本の表紙の絵を使い回し…… (サークルカット)

今回は、サークル紹介の文章やサークルカット内に、「甘々百合本です」ということを明記するようにしてみた。どういう人が当サークルの本を見てハッピーになれそうなのか、という事がハッキリ分かってた方がいいだろうなと思って。

当選するといいね。

もえじら組と今後の活動と表現 - Aug 24, 2007

完売だぜやったぜ次は再録本だぜー と書いたそばから、同人誌のエロ表現を理由に大御所逮捕というニュースを見て、うわーこれもしかしてうちとかも捕まる? と全力で足踏みしている僕がいる。

でも「消しが薄かったのと成人向けのマークが入ってなかったのが理由」という話も書かれていて、もしそうなんだとしたらそこまで心配する必要ないのかな? とも思ったりしている。

どうなるんだろうなぁ本当に……

執筆状況(漫画の) - Aug 15, 2007

宣伝エントリ書いた。

今週いっぱい夏休みを取って、先週土曜くらいから集中して作業に取りかかってます。ひとまず、最低ラインと考えていたギリギリの所はなんとかクリアした感じ。 (プレビュー)

「ただお気に入りのキャラが出てきてヤッてるだけとかそんなんで百合を名乗るなボケカス」と直接言われたわけではありませんが、そういう言説を見て気になってしまったので、今回は頑張って日常の風景的な物を描こう、と思ってしまったが運の尽き。エロシーンだけだったら背景はシーツ一枚あればいいけど、日常となると町の風景とかあれこれ書かなきゃいけなくて死ねる しかもいぬくまさんのステキ漫画を見た後だと、話の幼稚さに顔から火が出る思いです。

いやまあ実際の所、とてもエロマンガなんか描いてられないよ的な精神状態だったからというのも理由の一つなんですけどね。

しかし、成人向けジャンルで申し込んでおきながら現状だとエロっちい要素が全然無いままなので、これから時間ギリギリまで粘って18禁なシーンを描こうと思います

追記。完成の見通しが立ったので、仕様を公開しました。

有料イベントの運営者も大変ね - Jul 18, 2007

こんなバトルが勃発してたとは知らんかった。

こういうの見てると、無料で気楽にイベントに参加できるというのは実はとても恵まれてるンだなあ、とかなんとかそういう事を思う。参加無料とかそういうのが当たり前になっちゃってて感覚が麻痺してる(そもそも内情を知る事自体がそうそう無いけど)自分がいることに気がつく。

まあそんな感じで思う所はいくつかあるけれども、単純に金を払う側の心理として、金払ってんだからそれに見合った内容を提供しろよな、と思う感覚は当然僕も分かるし、というか自分が金を払う時はそういう風に考える。前に立って喋る側の人は、例え自分に金銭的な利益が発生していようといまいと、客がそういう気持ちで来ている事を忘れてはいけないんだろうなと思う。気張りすぎて逆にスベる(昨年のINTEROPとか、ありゃ酷かった)のは宜しくないけれども、なんというのか、物を提供する人間としてのプロ意識は持っておくべきなんだろうなと。

ああ……なんか、そういう気持ちって、前の方が強かったかもしれない。世間とか今以上になんにも知らない時、同人サークルで物を制作する時、必要以上に「お客様へのサービス精神」を発揮していた気がする。例え数百円の頒価でも、例え収益をトータルで見れば明らかに赤字であっても、そんな事は会場でお金を払ってくれる人からしたら全然関係ないのであって、彼らにとっては「この金額をこの内容の成果物に対して支払った」それ以上のものを感じてもらう事を求めるのは筋違いだ、それ以上を感じてもらえれば儲け物だ、くらいの。いやあ、今のグダグダさから考えたら信じ難いかもしれないけれども。

無料でやると、そういう責任感はちょっと薄くなる。タダでやってんすから、って事は必要なコストは全部こっち持ちなわけで、ワガママ許してくださいよ、てな具合で。拡張機能の開発とメンテナンスが僕の場合はまさにそんな感じだ。できるだけ気楽にやりたいし、気楽にできるからこそ今のアドオン天国が形成されたんだと思う。責任感じて何も出せなくなってしまうような世界よりは、成功するか失敗するか分からんけど色々な方向に物怖じせず枝を伸ばせる世界の方が、僕は好きだ。好きなのと、向いてるかどうかってのとは、まあ、別問題なんだけど。

Just for Fun - Jun 21, 2007

グダグダ書いた後また考えてたんだけど。前書いたことの繰り返しなんだけど。

ビジョンが無いとか、時代の流れが見えてないとか、そんな事でこの先生き残っていけるのかよとか、こんな事でシェアが増えるのかよとか、色々思うんだけどさ。押しつけがましい要望なんすよね、全部。

以前、もえじら組の最初の本を出す前後、哀さん(留学してビジネススクールに行き、今は帰国して起業のための準備をしている)に、何でもっと確実に売れる戦略を練らない? とか、何でもっとプロモーションに力を入れない? とか、そんな事で売り上げを確保できると思ってるのか? とか、そんな風に色々言われた気がする。言われなかった気もするけど、言われた言葉を僕はそう受け止めていたってことで。彼に学ぶ所は大きかったけど、でもその言葉にそのまま従おうという気にはどうしてもなれなかった。

自分が楽しんだ結果としていい本になって、その本が売れるとしたら、それは当然嬉しい。楽しくない辛い宣伝活動をやったあと、たくさん売れたとしたら、それも多分、その時になってみれば嬉しいんだと思う。でも、それはやりたくなかった。たくさん売れた結果の幸せじゃあなく、僕が欲しかったのは多分、楽しく活動した結果の幸せだったんだと思う。他の方法で得る他の幸せには、興味がなかったんじゃないかと思う。仮に自分が楽しんだ結果、自己満足に終わって全然本が売れなかったとしても、それで僕は良かったのかもしれない。「ああ楽しかった」ですべて丸く収まったのかもしれない。ああすればよかった、こうすればもっと売れただろう、そんな風に「反省」するかもしれないけれども、「でも、面白かったよね」で納得してしまっていたのかもしれない。そして、それで良かったんだと僕は今でも思ってる。

翻って今のMozillaを見てみると、冒頭に書いたとおり、「ああすればもっとシェアを獲れるのに」「ああしないと生き残れないのに」と、色々思う所はある。けれども、でも、もしかしたら今Mozillaにコミットしてるコアの人達は、案外、仮にMozillaがITの未来から消え去ったとしても、「でも、面白かったよね」で許してしまえるのかもしれない。楽しく活動して作りたい物作って、その結果それが世間から受け入れられなかったとしても、分かってくれる人が一人でもいれば――もしかしたら一人もいなかったとしても――それでもう、満足なのかもしれない。

ある意味、それは、雑念に囚われない悟りの境地なのかもしれない。

Just for Funって、そういう事なんじゃないだろうか。僕はそう感じている。

夏コミ当落キタワァ - Jun 04, 2007

当選してますた。

2007年8月19日(日) 東2 P 58a 「もえじら組」

色々死亡してそうな予感。

C71終了 - Dec 31, 2006

コミックマーケット71(2006年冬コミ)無事終了しました。 もえじら組スペースまで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

この日は右隣のスペースの方(女性)が親バレ現場襲撃を必死で阻止する様子だとか(せめて1日目か2日目なら、と電話口でおっしゃっていた気がしますが、ホモとエロのどっちがマシなのかは微妙なところですね)、左隣の方が現場でコピー本を作っておられたのを手伝ったりとか、なかなか珍しい体験をしたように思います。

今回、コピー本55部(60部刷って、5部は見本に提出したりお隣に渡したりなど)と既刊在庫持ち込み分が午前中にすべて売り切れてしまい、一応見本を1冊だけ残して立ち読み自由にしておいたのですが、あんまり長居するのもこっちの身が保たなそうだったので(風が結構直接来るところだったので)、昼過ぎには早々に片付けて退散してしまいました。期待して来られたにも関わらず見本すら見れなかったという方がもしいらっしゃいましたら、本当に済みません。当選時のブログでの報告と30日になってからのトップページ・バナーの更新でしか告知してなかったので余裕なんじゃないかと思ってたんですが、読みが甘かったです。

前回と今回の感触から見て、だいたい200くらい刷って当日100前後、残りは通販や次回への……という計算でトントンになりそうな感じかなという印象を受けました。この教訓を次回に活かしたいです。

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