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の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
ぼくためのきみと きみのためのぼく(Amazon.co.jp)。「ヨイコノミライ!」のきづきあきら氏の短編集。
近親、レズ、などなど。内容的にはそんなに濃くなく。ファンなら買い、という感じかな?
久米田漫画をちゃんと読むのは初めてなんだけど、なんていうか、独特ね。面白いか面白くないかでいったら間違いなく面白いんだけど、単行本を手元に置いておきたくなるタイプの面白さでは無い、というかなんというか。
そういう意味で、正しい連載漫画という気がする。
「本当の自分との対面」のシーンが恐ろしすぎる。マンガ読んでて本気で狂気・恐怖を感じたのは久しぶりだ。
矛盾とかもうどうでもいいからこのまま突っ走ってほしいね。
いちいちエロいねこのマンガは。
弟が、このマンガのレシピを見たからか、キーマカレーなんてものを作ってた。キーマカレー自体はよくインド料理屋で昼に食べるけど、弟手作りのものも結構うまかった。
もうほんと先が読めないねこのマンガは。惰性じゃなく普通に読み続けたい。なんかいろんな勢力の思惑が裏にあるみたいな描かれ方になってきて、なんなのよコイツらは。
あと、きんにくらいだー強すぎ。
銃夢 Last Order 8(Amazon.co.jp)。
軌道エレベータができる前、中央電脳メルキデゼクができる前、と遡って、一気に西暦2010年まで戻っちゃいましたか。こっからどうやって人類復興するんだ……あまりにお先真っ暗過ぎるんだが。
13年前に行われた、小学校で3年間豚を飼ってその最後をどうするか自分たちで決めさせるという教育のドキュメンタリーについての話は、考えさせられる物があったなあ。あと、何でも全部先に答を言ってしまう先生は良くない先生だとかそういうのも。石原都知事の教育観とか。
子供の教育というのは、刺されたり撃たれたりとかそういったホントにヤバイ危険から隔離した上でトレーニングを積む、というのが本質なわけですよね。教師がカリキュラムを組んで教え込むというのは、その本質を受けて実践する上での一つの表現形でしかなく、絶対そうでなくてはならないというものではない。
「数学の因数分解の理屈を、数学の因数分解として実生活で使うことはそうそうない。でも、小説や映画など別の分野で転用することができる。そういうトレーニングを詰め込み教育でたくさんやることが必要だ。」本当に大事なのはここなんだろう。それなのに、その大前提とか本質を、教える側が見失ってしまう。
あと、教師でもないし人の親でもない僕のような小僧がこういう事を考えるっていうのも、大事なことだと思うんだ。必ずしもそのままの形での実践を前提にするんじゃなくて、他のことで活用できるような応用可能なものであると捉えて。
コールドゲーム(著:荻原浩)(Amazon.co.jp)読んだ。こないだの親指さがしみたいなどうしようもないのだったらどうしよう(意味不明)、と戦々兢々としてたんですが、杞憂でした。おもろかった。
高3の夏、復讐は突然はじまった。中2時代のクラスメートが、一人また一人と襲われていく……。犯行予告からトロ<ruby><rb>吉</rb><rp>(</rp><rt class="読み">よし</rt><rp>)</rp></ruby>が浮かび上がる。4年前、クラス中のイジメの標的だったトロ吉こと廣吉。だが、転校したトロ吉の行方は誰も知らなかった。光也たち有志は、「北中防衛隊」をつくり、トロ吉を捜しはじめるのだが――。やるせない真実、驚愕の結末。高3の終わらない夏休みを描く青春ミステリ。
以上、カバー後ろのあらすじより。
笑えて、ちょっとほろっと来て、考えさせる物があって、首筋のあたりがゾクッと来る。そんな小説でした。赤いモヒカンとか、ギャグとしか思えないんだけど、凍り付いた笑いしか出ないというかなんというか……
NHKスペシャル「立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」を録画しておいたものを見た。
うん。こういう事をしてくれるから、受信料を払うのをやめられないんだ(世帯主でもないのに偉そうに言ってみる)。
見終わって、なんだか頭がクラクラしてきた。機械の腕の話は結構前から言われていたことだったからそう驚くものではなかったけど、機械で視覚を蘇らせる話は「実物」の映像を見たのは初めて(開発した科学者が死んでシステムのメンテナンスができなくなってしまったというのは悲劇だ……)だし、触覚のあるマニピュレータまで来るともう完全に未知の世界。脳に電極を埋め込んで刺激を送ることでパーキンソン病を治療するとか、同じ仕組みで鬱病を治療するとか、記憶の外部保存とか、どんどん踏み込んでくる。「幸福感などもそのうち制御できるようになる」って……どこまで行くんだろう。希望より何より真っ先に恐怖を憶える。
でも、希望があることも確かなんだよな。僕は目と腕をなくしたら人生の意味がなくなると思ってるけど、それを補える可能性があるということなのだから。
取材を行われた立花隆氏のサイトでこの番組に関する特集ページが設けられていたり、日経BPのサイトにもコラムがあったりするので、そちらも見ておきたい。
裁判官が日本を滅ぼす(Amazon.co.jp)。新潮文庫。以前出版されたものの文庫版、らしい(元のやつを僕は知らない)。
裁判官が揃いも揃って世間知らずだ、というのはだいぶ前になんかのシンポジウムで聞いた話なんだけど、まあ、通勤時の暇潰しになるかなと。
有名な仰天判決をいくつかとりあげて「オイオイ裁判官ってまともな判断力ないんちゃうんけ」とこき下ろしつつ、人権擁護のお題目で行われるメディア規制に反対する、という感じの内容。まあ、漠然と「裁判は真実を暴き正義を明らかにするものだ」と考えてる人は、これでも読んで裁判所不信・司法不信に陥ってみるのも悪くないんじゃないでしょうか。
ただ、感情的だったり恣意的だったり作為的だったりするのは言うまでもないんで、これ読んで義憤に燃えあがっちゃうのもどうかと思うわけで。