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萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

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異文化受容が正しくできてないだけなんだそうです - Mar 31, 2007

百合好きの理由を考察してみたところ、以下の2つのエントリを関連エントリとして挙げていた人がいた。

つまり僕は単に異文化受容が正しくできてない、西洋人のコスプレをして鹿鳴館で「日本人ダサイよね!」とかなんとかうだうだ言ってるだけの明治時代の日本人と同じ、なんだそうです。

っつうか下手したら、百合がレズが薔薇がホモがっていう以前に、恋愛という文化そのものが僕にとっては所詮異文化でしかないのかもしれない。自分の血肉になっていない、どこまで行っても彼岸の話でしかないのかもしれない。男×女でも女×女でも男×男でも、人と人との関係性というものはすべてが等しく他人事であって、自分の心の中心があくまで、他者と関係を築く事に本質的には適合できないナルシシストであるからこそ、百合だ薔薇だと呑気に言っていられるのかも知れない。

理想のカップル像の、百合への投影 - Mar 30, 2007

呑気なヘテロがホモフォビアを再生産するやその関連エントリにおいて、異性愛者が自身の持つ偏見に基づいて同性愛を描く事の問題が語られている。

僕自身は自分で認識している限りにおいては異性愛者だと思うんだけれども、それはそれとして、百合スキーでもある。ふぉくす子とさんだば子は百合百合でラブラブなカポーだ!と信じて疑わず(ぉぃ)、同人誌なんか作っちゃってるわけなんだけれども。

なぜ、僕は百合好きなんだろう。ということを改めて考えてみた。

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昭和脳 - Mar 16, 2007

音楽の趣味といい描く絵の絵柄といい、僕のやることなすこと全部どうやら現代の世の中にマッチしていないようで……元々オタクは世間から数年遅れている(世間の流行がオタクの間に浸透するまで数年のタイムラグがある)と云われていますが、僕に至っては他人の1週遅れ2週遅れがもはや当たり前な感じです。

……ということを、雑談で金の使い方の話になって思った。

僕には、「稼ぎを増やしてもっといい所に引っ越したい」という感覚がイマイチ理解できない。そりゃあ、今いる所がよっぽど酷い(雨漏りがするとか風呂がないとか……)ならそういうことも考えるかもだけど……特に不便もないのに、高い家賃の所に引っ越して、無理して労働時間を増やして稼ぎを増やして、増えた稼ぎは家賃を払うために使って、結局、手元にはいくらのお金も残らない、なんていう事をしようと考える価値観が僕にはよく分からない。

じゃあ今はどうしてるのかというと、余った金はそのまま貯金になっている。頑張って貯金してるわけではなくて、オシャレをするでも飲み歩くでも賭博をするでも風俗に行くでもない、普段引きこもってばかりだから、勝手に貯まってくって感じなんだけど。

ふと、そうして貯まった金をいざ使うとなった時のことを考えてみたんだけれども、どうやら僕は、金を使う時に「自分で稼いだ金を自分のために使う」という感覚よりも、「自分で稼いだ金を自分より上位の誰かに預けて、そこからお小遣いをもらって自分のために使う」という感覚の方が、強いような気がする。独り暮らしで、親とも別の生計だし、当然扶養家族もいないし、住んでる所は賃貸だし、誰かにお伺いを立てなきゃいけない立場ではないのに、何故だか、そういう感覚が抜けきらないでいる。

もしかしたら僕は、「家」という概念を未だに持ち続けているのかもしれない。持ち家とか借家とかの「家」ではなく、家柄とか家系とかの方の意味の「家」。個人としての自分である前に、「家」に属する一員としての自分である、という風な。独り暮らしであっても、「自分はPiro家のPiroである」みたいな。一人だけの会社でも社長、個人事業主、あるいは、ヤクルトのおばちゃんのごとく個人でも販売店、みたいな。

この個人主義の平成の時代に、古臭い封建主義に自ら囚われているということなんじゃないだろうか。

それか、もしかしたら「家」の一員であると認識することによって、個人としての責任から逃れようとしているのかもしれない。だとしたら、「古臭い価値観にいつまでも囚われている昭和脳」と言うよりも、「個人として生きるのが当たり前のこの時代に、個人として物を考えることを放棄して、すべての責任を棚上げしようとしている、弱くて愚かな人間である」と言った方が正しいのかもしれない。

農家 - Mar 13, 2007

農家の恐ろしい実態まとめサイト読んで、ガクガクブルブル。

何が怖いって、もちろんここに書かれてる話が実話だとしてそれ自体が恐ろしいというのはあるんだけど、それ以上に、処女厨(※女は処女でなければ駄目という価値観に懲り固まった人間)とか、若くして結婚などの話を羨むとか、価値観が古くさいとか、そういう自分の人間性と相通じる物がここにもある、自分はここで描かれているような醜くて愚かで救いようの無い人種と同類なんだぞ、と強く言い聞かされたような気がして、何より自分自身が怖くなった。

これを見て初めて「へぇ、そうなんだ」と知ったのは、大規模経営して企業化してる農家……というか農業の会社というのが結構あるっぽいという話。「農業」っていうとイコール家族でうんぬんというイメージが(自分の両親の実家がそうだということもあって)あったんだけど、そうか、時代は変わっているんだなあ。とかなんとか思ってしまうあたりがやっぱり頭の中が古いことの何よりの証明になっているような気がしてまた改めて自分にガクブル。

……ていうかこれ、農家云々っていうよりも、単に「頭の中が昭和で止まってる」ってだけかもしれん。

蒸し返すのは女だからじゃない、幼稚だからだ - Mar 04, 2007

女の論理―“蒸し返し論”だなんて採り上げ方をしてまた男女の対立を煽ってる人がいるようだけれども、なんてことはない、こんなの単に「幼稚だから」の一言で済む事じゃあないか。男女の違いと結び付けて語ろうと考える感覚が、理解できない。

何でそう思うかといえば、他でもない自分自身が、ここで「女の思考・行動」として挙げられてるような考え方を持っているから。そんな自分を僕は自分で「幼稚だ」と認識しているから。僕の他にもこういう男の人がいることを何度か目の当たりにしているから。そんな人達のことを「幼稚だなあ」と思うから。

予防線を張ることの意味 - Mar 04, 2007

「いつも予防線張ってばっかりだな」と、よく言われる。

確かに自己保身のための予防線を多用しているのは否定できない。けれどもこの予防線は、ただそれだけでなく、僕なりの、他人に迷惑をかけないための知恵のようなものでもあると思っている。

僕は自分自身、頭の悪い感情的な人間であることをある程度は自覚しているつもりだ。お涙頂戴なストーリーで泣くし、あるある大事典だのみのもんただののいうことにすぐ騙されるし、権威に弱いし、etc. その中でも今回とりあげたいのは、ストレス耐性が低い、ヒステリックになりやすいという部分である。一種の病気、軽い知的障害のようなものではないかとも考えられる。

他人に責められた時、詰問された時、僕は、冷静且つ柔軟な対処というものができない。最近の例ではいわいさんの追求に音を上げている様子なんかを見ればよく分かると思う。予想外の攻撃という物に僕はとことん弱い。圧迫面接なんかをやられたら真っ先に脱落するタイプの人間だ。

面接でヒステリーを起こすのは、自分にとって不利益になるだけだからまだいい。問題は、日常でのヒステリーである。例えば友人相手にしょっちゅうヒステリーを起こしていたらどうなる? 好意で指摘してくれたことに対していちいちキレてつっかかっていつまでも相手を言い合いの場に拘束してなんかいたら、相手の時間を無駄にするし、嫌な思いをさせる、端的に言えば、僕にも相手にも不利益にしかならない。また、その相手が仕事の同僚だったら? 上司だったら? 取引先だったら? 事態はもっと深刻だ。

「なに? 予想外のツッコミに弱い? ジョジョ、逆に考えるんだ。すべてのツッコミを予想しておけば弱点はなくなると考えるんだ。」――おお、ジョースター卿! まさにそれだ!

「予想外の攻撃に弱い」ということは、「予想の範囲内ならなんとか対処できる、最悪でも耐えることはできる」ということでもあると言えるのではないだろうか。可能な限り様々なツッコミに対してあらかじめ予防線を張っておくことで、いざそういう事態に陥った時にも冷静に対応できるのではないだろうか。

そういうわけで僕は、何に対しても無意識のうちに予防線を張っているのだと思う。

明日にでも職を失い路頭に迷うかもしれない。明日にでも隣からのクレームで部屋を追い出されるかもしれない。明日にでも彼女に見捨てられて。また孤独に逆戻りかもしれない。明日にでもありとあらゆる人から見捨てられ嫌われるかもしれない。明日にでもスキミングに遭って口座から預金をそっくり引き出されて、貯蓄がゼロになるかもしれない。明日の朝、もしかしたらもう二度と目が覚めないかもしれない。もしかしたらこの1分後には、部屋にトラックが突っ込んできて死ぬかもしれない。北の核ミサイルが飛んできて、町ごと消し飛んでいるかもしれない。何事にも期待してはいけない、期待しないように努めないといけない。期待が外れた時、落胆するだけで僕という人間は留まってくれないから。ヒステリーになるから。

という、生活の知恵、心の病気とうまく付き合いながら生きていくための工夫なのです。

若さ、若さってなんだ 振り向かないことさ - Feb 25, 2007

コメント書いた後から、Amigomr氏が新しいエントリで事実上の決別を明言されていたことに気がついた なんだ自分……まるっきりアホやん。

僕から見ても、ああ若いなあ、と感じた。かつての自分を思い出す。「(誰)」とか「(謎)」とかのジャーゴンを公の場で使って内輪ウケしてそれ以外の人を消極的に拒絶するサインを無意識下に放っていた人達に対して、「過去ログ読め」とか「まず自分で調べろ」とか「そもそもこの用語は云々」と含蓄を垂れ流すとかの「技術系」コミュニティに対して、激しい反発を感じ、それらを正すことを己の使命と感じていた頃のことを。しがらみに囚われていない素人ならではのストレートな意見こそが世界を変えるのだ、それを受け入れられない奴らは自己保身のことしか考えていない、と考えていた。NOを表明することで、厳しく非難することで、正義の鉄槌を下しているつもりでいた。その快楽に酔いしれていた。あの頃の僕は。

今でもそういう気持ちを全くなくしてしまったとは思いたくない。それを全くなくしてしまったとしたら、現状に流されるだけの人になってしまったということだから。

ただ、あの頃からちょっとずつ思うようにはなっていて、時間が経つごとにだんだんハッキリとしてきた、一つの思いがある。それは、自分の最終的な目的がどこにあるのかをハッキリさせなきゃいけないっていうこと。そうしないと無駄ばかり大きくなって、得る物がないということ。

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赤松健 - Feb 09, 2007

赤松健、ヤクザファッションで奥さんとアキバデート……そんなに言う程ひどいと感じなかった自分はファッションセンス無さ過ぎですね。

何度か書いてると思うけど、僕はこの人のマンガが好きだったのが、後に嫌いになってしまった。その作品に描かれてる世界を素直に見てる間は、幸せだった。でも、一歩引いた所から自分を見るようになって……この人の作品を楽しんでいる、いや、この人の作品に描かれるような世界を求めている自分に気がついて、反吐が出そうになった。

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同級生の名前が分からない、顔が分からない - Jan 29, 2007

傷つけたくない症候群の鬱陶しい空気感を見ていて、思い出されたこと。

そういえば僕は割とつい最近まで、同級生の名前を覚えられなかった。いや、男子はなんとか覚えられたけれど、女子は壊滅的だった。大学の研究室のような狭い小人数の場ですら、そうだった(卒業制作のために籍を置いた研究室では男だけだったんだけど、1年かそのくらいの時の一般教養の課題の一つで、無作為に選ばれた学生達でチームを組んで……というのがあったんですよ)。

最近になってmixi経由で高校時代の同級生の人達と少し交流が復活したけれども、正直言って、顔と名前が一致しない人の方が多かった。一応同じクラスだったらしいと分かっていても、「これはあの人だ」と、名前から顔を思い浮かべることがなかなかできなかった。自分からマイミク申請できるくらいに相手の事を思い出せたのは、ごく数名だけだった。思い出せた人の中には、自分は思い出せても相手は思い出せないんじゃないか、っていうか僕の事なんて覚えてないんじゃないか、むしろ在学中から「知らなかった」んじゃないか、という人もいて(なぜそう恐れるのかといえば、自分自身が他の人を「覚えていなかった」り、「知らなかった」りするからに他ならない)、自分からマイミク申請できなかった。

いや、そもそも、顔を知らなかったと言った方が正しいだろう。同じクラスの人でも、女の人を前にして僕はまともに話せなかった。学祭の準備やなんかのためにどうしても話さざるを得ない時でも、相手の目を見ない、顔を見ても表情を認識しない、ただそこにその名前の人がいるということを示すアイコンとしてだけ相手の姿を認識することで、僕はやっと女性と話すことができていた。

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感受性 - Jan 22, 2007

感受性が高い、と言うとなんだか良い事のように聞こえますけれども、それってつまり、雰囲気に流されやすいとか他人に影響されやすいとか、そういうことなのではないでしょうか。

あるあるに騙されて必死で納豆買い漁る人や、横山ノックやそのまんま東に投票する人、自分とこの党首のした事も忘れて阪神淡路大震災の話で自衛隊批判をする人(そしてそれに「そうだそうだ!」と同意する人)、レイザーラモンHGやギター侍をもてはやす人、オレオレ詐欺に引っかかる人、相手の涙に騙されてオロオロする人とかと、どこがどう違うのか僕には分かりません。

いや決して感受性が高いと評された事それ自体が嫌なのではないのですよ。むしろ、嬉しいとすら感じた。でも、それを嬉しいと感じてしまう浅はかな自分が嫌だった。「フーン」でスルーできない自分が嫌になった。そんな言葉たった一つに影響される自分が嫌だった。そんな事では動じない人になりたかった。スルー力の高い人に。

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