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にゃるら、さんのselector.jsをベースに色々やってたらそれっぽい物ができたので、氏に敬意を表しselector.js相当の部分をMITライセンスで公開しときます。冒頭のコメントを見ての通りですが、元のselector.jsで対応されていなかったCSS3のセレクタをだいぶサポートしてます。正しく動かない事があるかもしれないのでその時はフィードバックください。
改造版の一番の特徴は、document.convertSelectorToXPath()
ですね。CSSのセレクタを文字列で渡すと、対応するXPath式を生成できる場合はそれを返します。ダイナミック疑似クラス等、XPath式では表現できない内容の時は空文字を返します。
var nodes = document.getElementsBySelector('li:nth-child(even)');
for (var i in nodes)
{
nodes[i].style.backgroundColor = 'gray';
}
var expression = document.convertSelectorToXPath('p:not(li > *)');
// → /descendant::*[local-name() = "p" or local-name() = "P"][not(self::*/parent::*[local-name() = "li" or local-name() = "LI"])]
silhouettePseudElementsAndClasses
がtrue
の時は、:first-line
疑似要素や:first-letter
疑似要素など、無茶すればどうにか再現可能な物については、勝手に要素を生成したりclass
を設定したりしてそれを使ったXPath式を返します。document.evaluate()
を多用してるので、DOM3 XPathを実装したブラウザでしか動かんです。というか多分Gecko専用? 他のブラウザでも動いたら教えてください。:nth-child()
とかは、カンマ区切りのセレクタのリストにそれがあるだけで、その宣言ブロックが丸ごと無視される模様です。(豆知識)Adobeの開発するアプリケーション開発プラットフォーム「Apollo」が、AppleのWebKitをベースにした物になるらしい。つまりWindowsとMacでHTML+JavaScriptでアプリケーションを作れるようになるらしい。
うん、XULオワタね。
いや冗談抜きでこう立て続けに開発者にそっぽ向かれるようじゃ、ホントに終わってると思いますよ。W3C標準よりWHATWG標準の方がいいとかなんとか言ってたけど、要するにMozillaの人って、俺スタンダードが好きな人達なんじゃないの? という目で僕は見てしまう。コーディング規則とか珍妙なルールが厳密に決まってて、そういう俺スタンダードは通すのに、W3Cスタンダードはどうでもいいっていうのが、なーんだかなーと思う。
何故か潜り込んできた。
Operaの話は基本的には知ってることが多かったんだけど、CSS3 Media Queryの話は詳しく知ったのは初めてだったので、興味深かった。計算のための機能も(実装はまだ無いみたいだけど)定義されつつあるし、CSSはまだまだ夢がひろがりんぐだなあ。
あとでブースの人に、Operaでの@screen projection
に関する実装について聞いてみた。フルスクリーンモードになると自動的に内部的な動作が切り替わって、page-break-after: all
が適用された要素ごとにスペースキーでページ切り替えができる、とのこと。逆に、その指定がなければ、そのリソース全体が「1枚のスライド」として扱われてしまう、と。その場でCSS2の仕様を見てみたら、確かにprojectionはpagedメディアの一つとして挙がってた。今までずっと、pagedなのはprintだけで、projectionはvisualである、と思い込んでたよ。反省。
Geckoな人達はscreen以外のメディアに関してはまるで興味がないみたいだし、Minimoもさっぱりでhandheldとかそっち方面もアレぽだから、モバイルその他の組み込み向けのまともなWebページレンダラとして特にOperaの頑張りには期待してる。やっとOpera9でこのページもまともに表示できるようになったみたいですしね。やっとね。
もう先週のことになってしまったけど、Shibuya.js第1回テクニカルトークに参加した。
皆さんワロける素晴らしいプレゼンばかりで、僕チン大いに焦りましたよ。受付に座りながら必死こいて少しでもウケを狙えるように内容を書き直したりとかしてた。でも基本的にセンスがないから、大いに寒い結果になってしまったように思う。うあぁぁぁそればかりが心残りだ(←それが感想なのか)。
CPANならぬJSAN、PAUSEならぬJAUSEとか、JavaScript高速化のテクニックとかの実践的な物から、DOM3 XPathのようなとんがった物まで、色々盛りだくさんの内容だったと思う。実のところJavaScript/Ajaxな話題には疎い僕には新鮮に感じる情報も多かった。ライブラリとか、prototype.jsくらいしか使ったことないし。それもまともに使いこなせてなんてないし。
これからもオモロくなってってくれたらいいなあ。