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プログラムというのはそういうものだで採り上げられているいろんな意味でしゃれにならないApolloという記事は、Firefoxの拡張機能の「危険性」についての話と同じようなことを言っているなと思った。
XPCOMを使えばFirefoxでも確認なしでファイルを削除できる。ファイルの削除時の確認のダイアログは、ExplorerやFinderやNautilusといったシェルが気を利かせて表示してくれているに過ぎない。Windows 98を強制的に再起動させて次の起動時にCドライブをフォーマットする、という拡張機能のサンプルを以前プレゼンで発表したけど、開発環境、特に柔軟性の高い開発環境というのは、そういうこともできてしまう物だということは、理解しておかないといけないんじゃないかと思う。開発者も、利用者も。
携帯でJava製のアプリケーションを実行する時、僕の機種だと、毎回「ネットワークへの接続を許可するか?」と訊ねられる。これは多分パケット通信が発生するから、知らず知らずのうちに大量の通信が発生して料金がヤバいことになるというのを事前に回避するための機構なんだと思うんだけど、こんな風な仕組みを拡張機能やApollo、あるいはOS上で普通に動くアプリケーションに対しても設けていいんじゃないかなー、と思う。
今号のSoftware Designの記事でも書いた、UniversalXPConnect特権を取得するためのコードは、それに近いものがあると思うんだけど、毎回聞かれるか永久に聞かれないかの二者択一というあんまりにあんまりな大雑把さで、ハッキリ言って、実用性の点では激しく疑問だ。Norton Internet Securityを使ってると、アプリケーションの初回起動時や、バイナリが更新されたあとの初回起動時にだけ、そのアプリケーションがインターネットと通信するのを許可するかどうかを訊ねられるんだけど、このくらいの頻度がちょうど良さそうな気がする。
つまり以下のような感じか。
まあ、こんなのただの妄想なんですけどねー。中の人でもなんでもないし、英語もできないし、こんなことBugzillaに提案できやしません……
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2007-03-23_development-environment.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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