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Twitterのタイムライン上でみんな見た見た言ってるアバターを見てきた。新宿バルト9で、字幕の3D版。
最初は「3D映像のデモみたいなもんなんじゃないの? まあ映像の派手さだけ楽しんで帰れればいいかなー」と思って行ったんだけど、やられた。予想以上に面白かった。パンフレットの中で「モノクロの映画が今では全部カラーになったように、カラーの映画は次は3Dになる」「よし、カラーで映画を撮るぞ! なんて今の時代に意気込む人がいるかい? それと同じニュアンスで、これからは3Dが当たり前になる」みたいな話が語られてるけど、そういう事を言いたくなる気持ちがよく分かる、技術や表現手法に使われてるんじゃなくてストーリーを演出するために技術や表現手法を使ってる、ちゃんとした真面目なエンターテインメントだった。
シナリオとしてはよくある「文明人が、対立してた未開の民族の中に飛び込むことになって、そこで暮らすうちにそこの娘と恋に落ちて……」という感じの王道なんだけど。3Dの映像だからその世界に自分が実際にいるような感覚になるおかげか、感情移入度がハンパなかった。共に一夜を過ごした幻想的な森がブルドーザーで無残に破壊される様にはものすごいショックを受けたし、自ら縛り上げた主人公らを泣きながら解放する族長の表情にはこちらも感情を揺さぶられた。正直何度かウルッときた。催涙ガス?の弾丸が画面手前に飛んでくるとこでは思わず本気でよけてしまったよ。
とりあえず、タイタニックとかあの辺の映画を普通に楽しめた人だったら、行ってみて損はないと思いますよ。もちろん3Dの上映で。
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