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ガンヘッド。平成元年、1989年東宝。今から17年も前の映画と思うと、改めて、ああ僕も歳食ったなあ……と思って愕然とする。
予約してたやつが昨日届いた。って、帰ったら玄関前にメール便のパックが置いてあったんですが。ちょっと不用心じゃないんですか? 日通さん勘違いしてた。佐川だった。え? ガンヘッドなんかに興味持ってる奴はいないから大丈夫? そりゃあんまりだよ……
本編はもう何度となく見てるんだけど、VHSで劣化したやつじゃない綺麗な絵で見れるってのは嬉しい。動きが軽いとかそんな細かいところしか見れない人には分からないだろう、この感覚は。ガンヘッドはロマンなんですよ漢の! 実物大の巨大ロボってだけで鼻血が出そうになるんですよ! ガトリング砲もロマンなんですよ漢の! 主砲なのに弱っちくね? とか言っちゃいけないんですよ!
今回DVDのために制作されたというメイキング映像がとても面白かった。撮影風景を見た後で本編の映像を見ると、また味わいが増す。こういう裏側物、ほんと好きだなあ、自分。
特典の静止画は解像度が低い物しか収録されておらず、拡大して読めるのもごく一部だけというのが残念だ……
昨日はこのDVDの発売を記念してトークイベントがあったらしいんだけど、イベントがあるということを知ったのがつい一昨日のことで、悔やまれてならない。参加した人のレポとかどっかに上がってないかなー。
バス男を見た。
この映画、アメリカではそれなりにヒットしたらしいんだけど日本国内では上映無しのDVDリリースのみという扱いになっている。「バス男」という邦題は明らかに電車男のブームに便乗しようとして付けられただけの物で、内容は電車男と全然似ても似つかない。オタクというか非主流派の主人公が単に家からバスで学校に通ってるというだけのこと。原題「Napoleon Dynamite」で、これは主人公の名前でもある。
内容は、ナポレオン・ダイナマイトというあるオタク青年の日常をゆるゆるとおもしろおかしく描くというもの。とにかく駄目主人公やその駄目友人、駄目家族に駄目親戚の、ごく普通の日常が淡々と流れていく。ちょっとだけ盛り上がるところもないではないけど、基本的にカタルシスとかそういうのとは無縁。「40歳の童貞男」はギリギリ日本上映されたけどこっちは上映無しというのも頷ける。さざ波のような面白さなんだよね……
試写会イベントに参加した40歳の童貞男(DVDも10月に出る)の感想。
40歳童貞であることがバレてしまったアンディに対して、同僚達があの手この手で脱童貞のための指南をするのだが……というお話。
映画の内容としては、アンディ(主人公)がポスターで見せている晴れやかな笑顔が全てを物語っていると思う。難しいことを考えちゃいけない、湿っぽいところのないあっけらかんとしたコメディだ。
小ネタでいちいち笑わせてくれる。また、「(600万ドルの男のフィギュアは、主人公よりも)上司の方が高価なんだ」とか、よーく見たらアンディ宅の机の上に米国版のMG RX-78-2 ガンダム Ver.Kaの箱があったりとか、マニア心をよく表したセリフ・演出・小道具の数々にも、こだわりが感じられる。家族の不和をアンディが解消するといった「いい話」要素もある。
セックスがテーマになっているという点が多少の難アリだが、べつにエロエロというわけではなく、むしろこの映画でヌケる方が凄いと思えるくらいで、普通に「下ネタありのコメディ」の範疇に収まっていると思う。古い映画でアレだけど、「ホット・ショット」シリーズの方がまだ下品かもしれない。
というわけで、そこさえ問題にならなければ、わりと普通に家族やカッポーで楽しめそうな映画だと思った。こういうテーマには手厳しいであろう童貞やD.T.の集まっているはずの試写会場ですら、事あるごとに笑い声が巻き起こっていたという事実が、その品質を保証できると言えるのではなかろうか。
ただ、この1~2年ほど延々と非モテ論を読んだり書いたりしてきた人間としては、アッサリしすぎて物足りない感じもあった。「アメリカ版の最強伝説黒沢だ」と評している人もいるようだけれども、それは黒沢のキモが何なのかという点について大きな見落としをした発言だと、僕は思う。その辺りの思いについては以下に、ネタバレも若干交えつつ書いてみたいと思う。
宇多田ヒカルのPVと言われることもある方のキャシャーンを今頃見た。
映像は綺麗(綺麗すぎるくらい。全カットに力入りまくってて息苦しくなるくらいに)。カットの繋ぎ方も芸術チックな感じがする。ストーリーも大まかなところは理解できたと思う。こういう映画もアリだろうな、と。
でも万人受けするタイプのエンターテインメント映画ではないんじゃないかなあ?
「キャシャーン」と題してはいるけれども、全然無関係の作品として見た方が適切な気がする。というかべつにキャシャーンである必要はないと思った。
とにかく説明不足の感は否めない(説明が必要な種類の作品とも思えないけど。この作品は「空気」を楽しむものだと思うし)。設定でよく分からなかったところはまとめサイトを読んでみようかと思う。
どうでもいいけど、最初の戦闘シーンの効果音はちょっとアニメ的表現過ぎてアレかも知れない。
ところで、この印象は何かに似てるなあと思ったら、アレだ、インターステラ5555を見たときと似たような感想なんだ。難しい考証は抜きにして、細かい矛盾には目をつぶって、映像と音楽と大まかなストーリーと作品世界の空気を楽しむ。そういう性質が共通してるんだと思う。
なるほど、「宇多田ヒカルのPV」と言われた理由が納得できた。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱(Amazon.co.jp)。だいぶ前から「いつか見るかー」でHDDレコーダに録り溜めしてたもののこのままでは見るチャンスがなくなってしまうので消化その6。
清朝末期の中国を舞台に、清朝(役人)・西洋人・白蓮教・革命家の4つ巴?のいざこざに翻弄される伝説の英雄・<ruby><rb>黄飛鴻</rb><rp>(</rp><rt class="読み">ウォン・フェイフォン</rt><rp>)</rp></ruby>の姿を描くアクション映画。
一対多の肉弾戦アクションは、中国に優る物はないなあと痛感する。これに比べたらハリウッド映画のアクションなんて……ねぇ。ジェット・リー演じるウォンとドニー・イェン演じる提督の壮絶な対決は一見の価値有りだと思う。
何回見てもイイネ。
ジョー・ブラックをよろしく(Amazon.co.jp)。だいぶ前から「いつか見るかー」でHDDレコーダに録り溜めしてたもののこのままでは見るチャンスがなくなってしまうので消化その5。
醒めた恋愛観を持つ末娘に、情熱的な愛を説く大富豪の父。そんな娘がコーヒーショップで出会ったイイ男に口説かれてほのかな恋心が芽生える……が、彼女の姿を見送った直後彼はいきなり車に轢かれて死亡。一方大富豪の父のもとには死神がやって来て、人間の言う愛情とか情熱とかに興味がわいたから教えれ、ついでに人間社会を案内すれ、と半ば強引に迫る。死神が人間界での仮の姿に選んだのは、朝方に娘を口説いて車に轢かれて死んでしまった例の若い男。思わぬ再開に、事情を知らない娘は喜ぶが、再開した彼はまるで人が変わったようで(当たり前)……
夢のような3時間でした。ブラピ様ステキ。惚れた(ぉぃ)。おじさまもたまりません。夜の庭園を花火を背にスーツで二人歩く姿は、得も言われぬ美しさです。おいらのロマンチスト脳がメキメキと音を立てて変な脳汁を垂れ流すぜ。
長くて疲れるけど、何回か見てもいいかな。
アタック・ザ・ガス・ステーション!(Amazon.co.jp)。だいぶ前から「いつか見るかー」でHDDレコーダに録り溜めしてたもののこのままでは見るチャンスがなくなってしまうので消化その4。
「ヒマだから」でガソリンスタンドを襲撃した今時の若者4人組が、暇潰しに店員の真似事をしてみたり出前を取ったりチンピラをとっちめてみたり美女を捕まえて脱衣しりとり(何それ)させたり喧嘩したりの一晩の……というブラックなコメディ韓国映画。
舞台演劇みたいなノリだなと思った。ハチャメチャで脈絡がなくて、話があっちに行ったりこっちに行ったりする。シーンごとに切り取ってみればその部分で寸劇っぽい体をなしてるんだけど、全体を見るとごった煮状態。その絶妙なバランスが良い。気がする。
もう1回くらいは見てもいいかも。
ハリウッド・ミューズ(Amazon.co.jp)。だいぶ前から「いつか見るかー」でHDDレコーダに録り溜めしてたもののこのままでは見るチャンスがなくなってしまうので消化その3。
落ち目の脚本家が、売れる脚本を書きたい一心で、創作の女神「ミューズ」を名乗るワガママ美女に泣きついて色々貢がされ、ついに家まで……というコメディ。といっても悲壮な話ではなく、ミューズのおかげで色々ほんとにうまくいきだすから面白い。
ハリウッドを舞台にしているだけあって、映画監督が実名で本人の役を演じてたりする。スピルバーグも登場(ちょっと嘘)。
最後の方までの展開は結構予想通り? という感じだったけど、一番最後は予想外だった。
1回見たら十分かな。
ダンジョン&ドラゴン(Amazon.co.jp)だいぶ前から「いつか見るかー」でHDDレコーダに録り溜めしてたもののこのままでは見るチャンスがなくなってしまうので消化その2。
民衆の自由のために頑張る女王様とか悪い宰相とか竜とかエルフとか盗賊とか色々出てきて、城跡とか洞穴とかで喧嘩したりドンパチしたりする映画。
つまんない……CGは凄かったのかもしれんけど、見てたテレビ画面がそんな大きくないからよくわからんかったし。ストーリーも今となっては単純な割に展開早すぎて……FFの映画と同じか。
0.5回見たら十分かもしれない。
アンブレイカブル(Amazon.co.jp)。だいぶ前から「いつか見るかー」で録り溜めしてたもののこのままでは見るチャンスがなくなってしまうので消化その1。
方や、列車の大事故でも一人だけ奇跡的に無傷で生還。方や、「ミスター・ガラス」と呼ばれていじめられるほどに虚弱体質。二人の人生が交わる時何が起こるのか。
不思議な感じの映画。結局、真実はどいうことだったのか?ってのは……でも、実際にそういう者達がいたらそうなるのかなと思えて、切ない印象を受けた。
まあ2度は見ない映画かな……