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プログラムを書くということ - May 13, 2006

友人がその筋の偉い人に「PHP勉強したいから教えて!」と言ったところ、「ハァ?」と返されてしまった、と言っていた。

プログラムの書き方というのは、習おうと思って身につくようなものではない、と思うことがある。教わるプログラミングというのは例えて言うなら辞書を見ながら学ぶ英語だ。でもプログラミングの本質はそこにはない。プログラムで最も重要なのは、語彙(関数名やメソッド名)ではなく、ものの考え方そのもの(アルゴリズム)だからだ。

プログラミングの本質とは、いかに上手くコンピュータに言うことを聞かせられるか、いかにコンピュータを説得したり宥め賺したりおだてたりできるか、いかに巧みにコンピュータとコミュニケーションを取るか、ということだと思う。

プログラムを書くということは、機械と対話するということ、コンピュータに対して自分が「これこれこうして欲しい」と思っていることを正確に教え伝えることなのだ。そしてその結果できあがるプログラムというのは、機械の世界のルールに則って再構築された「デジタル化された自分の思考パターン」に他ならない。「こういう状況になったら、俺ならこうするね」という考え方をもっと複雑に正確にコンピュータの世界の言葉に翻訳したもの、それがプログラムなのだ。

分類:出来事・雑感, , 時刻:03:31 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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