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の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
適宜覚書はてな異本で紹介されていた物のうちいわみては既に知っていた(ヤングガンガンで同作が連載されているとか……)けれども、その他の中でHybrid Insectorととなりのネネコさんは気に入った。
かつては正義の味方「仮面ライダー」と呼ばれ、過去の大戦で活躍した改造人間達は、しかし平和な現代においては恐怖の対象「<ruby><rb>混成昆虫</rb><rp>(</rp><rt>Hybrid Insector</rt><rp>)</rp></ruby>」と呼ばれ、特殊部隊による駆除すなわち「虫狩り」の対象として追われる日々を送っていた……という内容の「Hybrid Insector」。V3やライダーマン達のアレンジが激しい。作者はチャンピオンREDにて「鉄のラインバレル」を連載中の「清水栄一+下口智裕」ということで、レベルが物凄く高いです。村枝賢一の「仮面ライダーSPIRITS」が正統派の漫画化であるなら、こちらはその先を行く二次創作か。
となりのネネコさんは、とある中学校に転校してきた猫属性持ちの少女「ネネコさん」を中心に巻き起こる騒動を描いたほのぼの系4コマ。こちらの作者のa+r(宮原るり)氏もまた漫画家として活躍されていて、安定した高クオリティで堪能できます。
やっとネタバレ聞いてしまったとこまで話が進んだ……(そんな僕の事情なんてどうでもいい)
いやはや何というか、完璧にナメられてますね田西君。見くびられまくってますね。あらゆる人から。被害者であるはずの人からすらも。こいつならホイホイ応じてくれるだろう、困ったときにゃあ助けてくれるだろう、そんな打算が聞こえてきます。男にもプライドってもんがある、けどこの男にはプライドはない、それが分かってるんだな。さすがだな。
彼はこれから何処へ向かうんだろう……
もう一つ思ったこと。
勝ち組の人というのはそうでない人のことを嫌ってなんかいないようだ、と以前書いたけれども、それだけではない可能性も考えさせられた。つまり、「嫌う」だなんて対等な関係であるとはハナから思っていない、ただ見下しているだけだ、という可能性を。僕が接したその人がそうであるかどうかは知らないし分からないけれども、可能性として。相手より優位に立ってる人というのはみんな余裕綽々だから、余裕綽々な人というのはつまり相手より優位に立っているんではないか、と。
いやー、面白かったと思いますよ? これ以上ないほど。僕にとっては全く以て。ドキドキハラハラ楽しませてもらいました。何処にケチを付ければいいのか分からない。確かに後半のキラの冴えは前半より落ちてたように思いますが、それでも僕からしたらはるか彼方の雲の上での出来事みたいなもんだし。
思うに、このマンガのラストが気に入らないのは、頭の良い賢い人なんじゃないのかな。強いて言うなら、作者よりも、という意味で。「とんでもなく賢い連中が何やようわからん頭脳戦をやってる」、というのがこのマンガの面白さのキモだからこそ、それが失速して「自分より頭の悪い馬鹿が頭脳戦ごっこをやってる」という状況になった途端、つまらなくなるんじゃなかろうか。
デスノートを最後まで楽しめたあなた。あなたは馬鹿です。……という踏み絵になるのかもね。
宇宙消失(グレッグ・イーガン 著/山岸 真 訳)(Amazon.co.jp)
西暦2067年、謎の巨大な漆黒の球「バブル」によって太陽系全体が包み込まれ外宇宙から隔離されて早33年。ナノマシンによる神経制御で生理的欲求や感情すらもコントロールできる時代、警察官崩れの私立探偵ニックの元に寄せられた奇妙な人捜しの依頼から、物語は始まる。ただの人捜しであったはずの依頼はいつの間にか、「バブル」誕生の真相に近づき、しまいには宇宙崩壊の危機にまで……という話。
面白い。ついつい止まらなくなって一気に読み終えてしまった。
後半で鍵になる波動関数とかシュレディンガーの猫の話は、読んでいて頭がこんがらがってくるけれども、可能性の拡散とリアルタイムで発生していくパラレルワールドの表現(南京錠の番号のエピソードで既にそれは表れているのだけれども、うっかりするとそのまま読み飛ばしてしまうかもしれない)は、今まで全然理解できなかった「量子のゆらぎ」「重ね合わせの状態」「量子コンピュータ」等の概念を、ストーリーを通じて上手く教えてくれているように思えた。
鉛筆彫刻 Pencil Carving。すごいすごい。鉛筆の芯を残したり残さなかったりして、鉛筆で面白い形を色々作ってらっしゃる。
造形的美しさはそうでもない感じだけど、インパクトでボールジョイントが一番気に入った。
ふと思い立って、Windowsでシンボリックリンクを作るためのユーティリティを入れてみた(正式名称は「リンク作成シェル拡張 for Windows 2000/2003/XP」)。Windows NT系の隠し機能であるハードリンク(一つのファイルに複数の名前を付ける)とジャンクション(ファイルシステムレベルで実現されるショートカット)を使って、シンボリックリンク風に扱えるようにするというもの。Vistaでは最初からそういう機能が付くみたいだけど。
Ubuntu(Linux)ではショートカットが無くて最初からシンボリックリンクがデフォなのでそれを使ってるんだけど、慣れてくるとこれが便利なんだよなあ。ファイルシステムレベルでリンクを解決してくれるから、アプリケーションからも透過的に使える。Firefoxのプロファイルでいうなら、設定ファイルをエディタでちまちまいじらんくても、標準のプロファイルの場所にシンボリックリンク作ってリネームすればそれでおしまいだし(微妙な使い方)。開発とかやるのにさりげなく便利だと思う。
今実際にやってみた例。プロジェクト用のフォルダの中に置いた作りかけの拡張機能のフォルダへのシンボリックリンクを、今使ってるFirefoxのユーザープロファイルのextensionsフォルダの中に作って、ファイルの編集・テスト・確認後のプロジェクト関係のフォルダへの書き戻しの手間を省略するという使い方。かなり限定的だな……バージョン管理システム使ってたらそもそもそっち使えばいいじゃんって事になるし。
まあいいよ。僕は旧世紀の人だから泥臭いやり方で。
弟に借りて読んだマンガ4、デトロイト・メタル・シティ 1(Amazon.co.jp)。
悪魔系デスメタルバンドのギターヴォーカル「ヨハネ・クラウザーⅡ世」の悪魔的言動と、その中の人・根岸宗一23歳とのギャップが愉快過ぎる、世界初のデスメタル系ギャグらしい。
オシャレでフワフワした世界を求めつつも、しかし自分の中に渦巻くドロドロとした破壊衝動を否定しきれない根岸君の、明暗クッキリな二面性がまたイイネ。BECKとかが好きな人にもオススメかと。
弟に借りて読んだマンガ3、よつばと! 5(Amazon.co.jp)。
こういう時間を過ごしたいものだなあ。体力0になる限界まで遊べる、そうして毎日毎日を精一杯に楽しむよつばが、素直に羨ましい。
いきってるってなに?
とかピュアな瞳で根元的な問いを投げかけられて答えに窮する周囲の大人の表情が笑える。