たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
発売から結構経っちゃってますが、「#!シス管系女子Season2」まとめ読み冊子が付録で付いている日経Linux 2014年11月号が出てます。PDF版・Kindle版には付録が付いてこないので、まとめ読みしたい方は紙の雑誌の方をお買い求めくださいませ。
この号はどういうわけか漫画率が高くて、特集記事がハルロック2巻 と連動した電子工作(猫の動きを追跡するデバイスを作ってTwitterに自動投稿するやつ)、特別記事としてLinux環境でのイラスト制作(シス管系女子のみんとちゃんを描いて頂きました!多謝!!)と、まとめ読み以外にも見所が多いです。いや、ふつうにLinuxな技術の記事がもちろんメインなんですけど。
で、そのまとめ読みの表紙絵の制作過程(ラフ、ペン入れ、白黒、カラーの各段階)をPixivにアップしました。Twitter上で「下描きと完成絵見せあおうず」的なハッシュタグを見かけたので、それに乗っかろうと思って。
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#!シス管系女子 Season2 まとめ読み表紙 by Piro on pixiv
</noscript>本編をカラーにした時以外で、カラーの大野先輩を描いたのはこれが初めてですね。
縮小されてて分かりにくいっていうか分からないと思うんですが、今回のイラストでは地味にネイルをちゃんと描いてみました。妻がジェルネイルに凝っているのの影響です。
液晶ペンタブレット買った話と、Androidモードで使った感想の続きで、運用編その2です。
正月休みが終わって帰宅し、いよいよデスクトップモードでの本格利用です。Androidモードの感想は「液晶ペンタブレットという未体験の入力装置の感想」でしたが、こちらのエントリは「Intuos 4と比べてどうなのか」という話がメインです。
液晶ペンタブレット買ったという話の続きで、運用編その1です。
お正月の間は、少しでも液晶ペンタブに慣れようと思って練習していました。Cintiq Companion Hybridは単独でAndroid端末としても使えるのが特長の製品で、お正月の間はこれだけ持って出かけていたので、自動的に練習はAndroidモード上で行うことになりました。単独では使えないCintiq 13HDだと、こうはいかなかったですね。
なのでこのエントリではAndroidモードの話をお送りします。とは言いつつ、液晶ペンタブ一般に適用できそうな話も入っていますので、Cintiq 13HDの導入を検討されている方の参考にもなるかもしれません。
液晶タブレット買いました。僕もついにCintiqユーザ! 「#!シス管系女子 Season2」第5話、日経Linux 2014年3月号掲載分からは新作画環境にてお送りいたします(予定)。
以下、3エントリに分けてCintiq Companion Hybrid導入の経緯やレビューを書いてみます。
表題の通り、「#!シス管系女子 Season2」の第3話が掲載されている日経Linuxの2014年1月号が発売中です(PDF版はまだのようで、今の所オンラインでは紙版のみ購入できる模様です)。 今回は、前回・前々回で解説した内容を踏まえて、鍵認証とcronjobの組み合わせによる自動処理をやってみましょうという話です。ほんとは「Season2」一発目でこれをやろうと思ってたんですが、結構時間かかってしまいました……
ところで、Season2の3話ってなんやねんという感じでちょっと状況が混乱してきている感があるので、ここで改めて「シス管系女子」シリーズの概要を説明してみたいと思います。
「シス管系女子(以下、無印)」「#!シス管系女子」「#!シス管系女子 Season2」は、日経Linux 2011年9月号から(時々休載を挟みつつ)連載させて頂いている、Linux・コマンドライン・シェルスクリプト系なんでもありのゆるゆる学習漫画です。無印時代はターミナルを使った操作の基本を扱っていて、「#!」以降はシェルスクリプトをメインに置いた内容となっていますが、前回(鍵認証)・前々回(cronjob)のように必要に応じて要素技術を適宜解説していく感じでやっております。以下は、担当記者さんによる紹介記事です。
基本とは言っているものの、lsやcdといったあたりはざっくりとスキップして、「コマンドラインはちょっとは使ったことあるけど、本格的には使っていない」という段階から1ステップ上を目指そう!という趣旨で話題を選んでいます。また、基本的には時事ネタは扱っていなくて、cutコマンドやscpコマンドの使い方のように、比較的枯れた・安定して使える技術やテクニックを主に扱っています。
1年に1回くらいタイトルを微妙に変えながら続いていて、今回で通算27話にあたります。まだ正式な単行本化はされていないのですが、これも1年1回くらいのペースで「まとめ読み」とした冊子を日経Linuxの付録に付けていただいていて、その中でも無印の全話が収録された「シス管系女子 まとめ読み」は、単独で達人出版会さんからPDF版をダウンロード購入していただけるようになっております。
正式な単行本リリースを目標に、僕の気力と体力が続く限りは今後も頑張って参りますので、なにとぞ応援の程宜しくお願い致します!
表題の通り、「シス管系女子」無印のまとめ本のPDFを達人出版会さんでダウンロード購入できるようになりました。サンプルのページでは1話から4話まで、ページ数にして1/3くらいを無料で試し読みできるようになってます。
中身については過去に「日経Linux」本誌付録DVDに収録されたPDFと全く同一で、描き下ろしが増えているということはありませんのでご注意下さい(付録DVD収録時には本編切り出しに差し替わっていた表紙がまとめ本準拠の物に戻っている、という程度の違いです)。また、ぶっちゃけた話、達人出版会版がめっちゃダウンロードされまくったとしても僕のお財布がものすんごく潤うというわけでもなかったりします。いわゆるひとつの電子書籍での単行本化リリースではなく、あくまで過去の本誌付録の単品での再頒布ということになりますので、当該号を購入されていなかった方で単行本化を待ちきれないよという方のための物と言えそうです。
……という事になってくると「単行本化しないフラグか……?」と思われる向きもあるかと思いますが、編集さんに聞いてみたところそういうわけでもないそうです。僕としても、単行本になるなら本編で触れられなかった点のフォローとかのおまけページを用意したいと思っていますし、その時は全力で告知すると思いますので、大変申し訳ないのですが、単行本派の方はまだもうしばらくお待ちを頂けましたら幸いです。(単行本化が全くあり得ないという事になれば、その時はその時でアナウンスします。)
あと、「#!シス管系女子 Season2」と題して連載継続中の日経Linux 2013年12月号も、紙版、PDF版ともに発売中です。今回はまたシェルスクリプトの話からちょっと脱線して、公開鍵認証の解説をしております(これから先の話をするにはやはり避けて通れなかったので)。
その話の中で「どういうパスワード(パスフレーズ)にするといいのか?」という事にちょっとだけ触れているのですが、本編中で書いているようなもじり方は結構典型的な物なので、辞書攻撃に対する耐性がそれほど強いというわけではないと思われます。じゃあどういうパスフレーズなら安全なんだよって話なんですが、「王様達のヴァイキング」という漫画でまさにそういう話が描かれていましたので、ご紹介しておきます。
こちらは「シス管系女子」とは全く違って、物凄いハッキング(クラッキング)技術を持った非コミュの少年がそのたぐいまれな技能を使って社会の中で自分の生きる場所を見つけていくというお話です。ガチのエンジニアが監修に協力されているという事で技術的な観点でのリアリティは折り紙付き、そして話の内容も安易な「ハッキングもの」とは一線を画していて、とても面白かったです。安全(堅牢)なパスワードの話は2巻目で登場しますが、是非とも1巻から読んでみて下さい。
(自分の漫画の宣伝だったはずが、「王様達のヴァイキング」の宣伝になってる……)
情報が公になったっぽいので宣伝。
もうすぐ発売の日経Linux 2013年10月号ですが、別冊付録として「#!シス管系女子」の1話から11話までのまとめ冊子が付いてきます。その代わり、連載の方はお休みです。カラー化とか手直しとか(主に)コミケとかの作業で手一杯でそこまで手が回らなかったので、休ませて頂きました……次の話を楽しみにされていた方、すみません。
別冊付録じゃなくて単行本にならへんの?というツッコミもたまに頂きますが、ページ数が足りなくて……でもまあ、内容的には風化しにくそうな鉄板のトピックを取り上げるように心がけているつもりなので、出る頃にはすっかり時代後れだよコンチクショウってことにはならない……といいなあ。
ところで、前回のまとめ冊子を自分で見ていた時に、なんかすごいギュウギュウ詰め感で、通し読みするとやたら疲れたんですよね。同じような絵が無意味に連続してしまってたり、解説を盛り込むことを優先して内容の集積度が上がってしまったりと、「解説する」という事の方にばかり意識がいってしまって、基本的な漫画力の低さが露呈してしまった……ということだったのだと思います。
なので、その後に描いた分では意識的にメリハリを付けるように気をつけてみたつもりでした。できあがった物をまだ自分は紙媒体で読んでいないのですが、さて、成果が出ているかどうか。
日経Linuxさんで連載させていただいております「シス管系女子」(「#!シス管系女子」)ですが、ごく希に、グレースケールで制作している漫画をカラー化する必要に迫られる事があります。が、あまりに希すぎて自分で作業の仕方を忘れてしまって、勘を取り戻すのに手間取ってしまったので、手順を文書化?して残しておく事にしました。
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シス管系女子のつくりかた(カラー編) by Piro on pixiv
</noscript>スクリーンショットも色つきの物に差し替えないといけないのですが、1回グレースケールにしてしまうともう元には戻せないので、初めてカラー化したときはわざわざスクリーンショットを撮り直す羽目になってしまいました。なのでそれ以後は、必ず元のフルカラーのスクリーンショットも残すようにしています。
で、これらの工程はグレースケールの元の漫画がある事が前提なので、ついでにグレースケールの漫画の作業工程の方も文書化してみました。(やってみたらこっちの方が分量が多くなった)
<script src="http://source.pixiv.net/source/embed.js" data-id="37882236_4a262c07ed17b114c13f0bbe6b042ec8" data-size="medium" data-border="on" charset="utf-8"></script><noscript>
シス管系女子のつくりかた(白黒編) by Piro on pixiv
</noscript>制作にはComicStudio Pro 4を使用しています。ごく初期の頃は紙に描いた下描きをスキャンしてペン入れからデジタル作業だったのですが、今は全工程をPC上で済ませるようになっています。
毎コマ魂込めて描く人もいる……というか絵描きを自認する人はそうあらねばならないのだろうなあと思うのですが、手が遅い僕は普段の仕事と並行してやろうと思うとそれでは余裕で破綻するのですよね。なので、複数のコマ、複数の話に渡って安定して同じような画作りができて、且つなるべく頭使わないで作業できるような方法を……と思って、現在はこんな感じのところに落ち着いています。
現在発売中の日経Linux 2013年4月号なんですが、古いPCを復活させる企画の一環で痛PCを作られていて、素材にシス管系女子を使って頂いてます。
が、しかし。記事ではカッティングシートでデコる話が書かれているものの、実際に筐体にカッティングシートを貼った状態の写真が掲載されていません。なんでや……
実は編集さんから写真を頂いていて、ここに載せてもいいそうなので、せっかくなので貼り付けておきます。 MacBookの林檎マークとかみたいに、開いた時に他人から見て正位置になるように貼った方が「らしい」んじゃないのかなーと思わなくもないですね!
あと、その次の号の日経Linux 2013年5月号なんですが、#!シス管系女子のレギュラー連載に加えて付録として、無印シス管系女子の全話(1~13話)のPDFが付録ROMに収録されるとのことです。以前のまとめ冊子は1~12話収録だったのですが、今回は1話増えてさらにお得と言えなくもないので、無印時代が未読で以前のまとめ冊子も見逃されたという方は是非ともご覧頂ければ幸いです。
もうすぐ日経Linuxの12月号が発売される頃なのですが、今号は「#!シス管系女子」は休載です。楽しみにされていた読者の方、本当にすみません。
本作は昼間の本業が終わってから夜中の時間や土日を使って制作しているのですが、僕の手が遅いためいつもスケジュールに余裕がなくて、風邪+中耳炎で数日ダウンしたために12月号には制作が間に合わなかった……という次第です。
「たった数日のダウンでなんで落ちるんだ?」というのはもっともな疑問なんですが、過去にもこういう不意のトラブルがあって、そのせいで1回完成が後ろにずれ込んだまま、その後遅れを解消できない・安全マージンが消滅した状態がずっと続いてしまっていました。安全マージンが消失した後でそれを回復できないままだったというのが問題なので、安定してマージンをとれるように、制作にかかる時間をもう少し短縮できないものかと悩んでおります……
なお、本来であれば12月号に載るはずだった原稿は、2013年1月号掲載用として手直ししてすでに完成済みなので、そちらはちゃんと載る予定です。