GFF #0010 RX-78 GP04G GERBERA ガンダムGP04

GFFは塗装済完成品のアクションフィギュアシリーズですが、立体物ということでここに置いておきます。

写真

交差法で立体視できます。

前から。

後ろ。

射撃姿勢・横, 射撃姿勢・正面 後述の足首可動範囲拡大により、自然な「空中ポーズ」がとれます。

改修点

ビームサーベルラックの組み間違い

GP04のビームサーベルラックは独特な形をしていますが、左右で組み付けが間違っていることがあります。というか僕の買ったものはそうでした。正面から見た時にサーベルラックが右か左に偏って見える場合、左右どちらかが間違っています。

サーベルラックはバックパックとのジョイント・カバー・サーベル取り付け用基部の3パーツでできていますが、組み間違いがあったのはバックパックとのジョイントです。ジョイント基部は、左右どちらのラックも「ラックの真下にジョイント基部が来る向き」ではめ込まなければなりません。(図)正常に組まれていれば、後ろから見た時にはどちらのサーベルラックも同じように見えます。(写真)

足首の可動範囲拡大

商品の足首は横方向にはまあまあ動くのですが、前後には全くと言っていいほど動きません。つま先を伸ばすように足首を曲げようと思っても、動いたか動いてないんだか分からないくらい微妙なところで止まってしまいます。(写真)そこで、中を削り込んで可動範囲を拡大させてみました。

まず、足首を引き抜きます。この部分はスネと足首がダンベル状のジョイントで繋がれているので、まっすぐ引っ張るようにして抜くといいでしょう。ヘタに横方向に力をかけるとジョイントを痛めてしまいます。

外した足首を見てみると、アキレス腱にあたる足首ブロックの部分がまるっきり埋まってしまっています。ここにジョイントが当たるせいで足首が曲がらないんですね。ここは組み立てた後は全く見えなくなるので、派手に削ってしまいましょう。(写真:削った箇所は黄色で塗ってわかりやすくしてあります)単に内側を掘るだけではなく、この足首ブロックの高さ自体を少し低くするように上の端も削ってしまうといいでしょう(スネの装甲で隠れる範囲で行う)。

また、足首の隙間から見えるマルイチはスネ側に付いていますが、この基部もカドを落としておきます。(写真)こうしておくことで、足を曲げた時に先の足首ブロックがこのマルイチ基部にぶつかるのを防ぐことができます。

これらの加工を施すことで、足首の可動範囲はかなり拡大します。(写真)飛行ポーズを取るにはつま先を伸ばせた方がやっぱりいいですね。