2005/05の Past topics

1st day

Firefox子とThunderbird子マンガ(4コマ)その2。キャラクターはやはり犬神さんデザインで、ネタ原作はろばQさん哀さん。Firebird子の髪と目の色が元デザインと違うのは、これだと同一人物と分からないかなーと思ったからです。だば子たん、オパーイ見えてますよ!

2nd day

XPath式エディタ(Firefox/Mozilla専用)。Wordの数式エディタみたいに(って、使ったこと無いけど)GUIでXPath式を作れたらいいのになあ、そういうアプリケーションって無いのかなあ、と思い続けて1〜2年は軽く経ってる気がしますが、ふとした思いつきで、昨日くらいから書いてしまいました。徹夜だったり勤務時間中だったりなんだかんだで24時間くらいはきっとかかってると思いますが、僕にしたら上出来な方なんじゃないだろうか。とりあえず、アイテムの並べ替えができないこととか、論理和の扱いが糞いUIであることとか、XPath式からエディット画面への逆変換ができないとか、そういうあたりを含めて改善していきたい所存です。

5th day

連休中はずっとXPath式エディタ作ってました。とりあえず、動作が少々怪しいけど、アイテムのドラッグ&ドロップによる並べ替えや、いくつかの式の実装方法をもう少しだけ分かりやすいものに変更したりと、ちょっとずつマシな物になってきているような気がします。しかし、こーゆーどうでもいいことになると途端にやる気がみなぎってくる自分が悲しい……

7th day

色々考えててまた思ったことなんだけど、僕は「客観的」という言葉をあまり信用してない。例えば、「他人になったつもりで」考えてみても、その「他人」像は本当に100%「他人」なのか? 自分に都合良く作り上げた「他人」像じゃあないのか? だったら、その「他人になったつもりで考えたこと」は結局「自分が考えたこと」と同じなんじゃあないのか? という具合に。もっと言えば、「客観的に言って」みたいな言葉を免罪符にして、自分の「主観」を押しつけるようなケースだってある。

歯医者の帰りに電車の窓から駅前を見てたら、今まで工事中だったはずの所を人が歩いてたので、ちょっと寄ってみた。川沿いに遊歩道ができて、綺麗になった。下まで降りてみたら、なんか無駄に船着き場があったりして、作った奴ぁ何考えてんだろって感じがしなくもない。で、進んでいくと草とか植えてあるところがあったんですが、そこで一部の草だけ渦巻き状に倒れてたんですよね。……ミステリーサークル?(ぇ

オブジェクト指向のベストアルバム

本屋でちょっと気まぐれに立ち読みしてみたら、ちょっと読んだだけで首筋にゾクゾク来まくってしまったので、衝動買いしてしまいました。オブジェクト指向でなぜつくるのかAmazon.co.jp)。技術書読んでゾクゾクするなんて変態か貴様はって感じですが、いやもうホントこれは僕的に大ヒットですよ。オビに書かれてた「オブジェクト指向の“ベストアルバム”」という表現がまさにピッタリ。

「機械語」の限界を「アセンブリ」で破り、アセンブリの限界を「高級言語」で破り、高級言語の限界を「構造化プログラミング」破り……という風にプログラミングの歴史を辿っていき、構造化プログラミングの限界を打ち破るもの、つまり、これまでのプログラミング技法の延長線上にあるものとして、オブジェクト指向の「何がそれまでより優れているのか」をわかりやすく解説している。そうそう、こういうことなんですよ。「何故オブジェクト指向じゃなきゃいけないのか」というのは、「他の(それ以前の)方法ではラチがあかないから」なんですが、その「他の方法」のラチのあかなさを知らないと、オブジェクト指向のありがたみはきっと分からない。

「なんやオブジェクトとかようわからんが、いっちょオブジェクト指向とやらを初めてみっか」みたいなレベルの人にも、ぜひ読んで欲しい一冊です。

ジャーナリズムと主観と感情

「主観的に報道してはダメだ、客観的に報道しなくてはならない」とか言う人が世の中にはいるようだけれども、ジャーナリストだろうと何だろうと、それは無理な話だと思う。人間だもの。それよりも、主観的でもいいから、報道は感情的・短絡的にならないことの方が重要だと僕は思う。

「ブラックジャックによろしく」最新刊は、精神科の話だった。でも、この話の焦点はむしろジャーナリズムのほうに当てられていた。以下、あらすじ。

ある自称精神異常者が殺人を犯した。世間はジャーナリズムに煽られ、「精神異常者は悪だ」という論調に染め上げられていく。

しかし、どうもその殺人犯は本当の精神病ではなかったらしい。彼には軽犯罪による逮捕歴があり、その際、検察が裁判を長引かせたくなかったから、病院とグルになって彼が精神障害者であるという「ことにして」、裁判を打ち切ったらしい。そのため、異常でも何でもない彼に、国家が「精神病であり、何をしても罪を問わない」というお墨付きを与えてしまった。そして彼は、精神病を装えば罪にならないと思いこんで、犯行に及んでしまった。つまり、「彼は何の罪もない人を殺した。でも、どうやら彼だけが悪いわけではないらしい。行政悪い、医療悪い、人を殺した彼だけが悪いのではない。」

で、上の段落、最後まで誰が読むの? こんな複雑であちこちに責任がばらける話、誰が受け入れるの? しかも、冷静さを失った被害者遺族には、先の結論はこう見えるだろう。「行政が悪い、医療が悪い、人を殺した彼は悪くない……」そして遺族は報道に反感を抱くだろう。「犯罪者なのに悪くないだなんて、被害者感情をないがしろにしてる」、と。以上、あらすじ終わり。

僕のように馬鹿な人は、事件の多重性を容易には理解できない。「Aが悪かったようだ。でも、BとCがなければAは生まれなかった。BとCが本当の原因で、Aは全く悪くなかった」平気でそう考えてしまう。「Aはある意味では被害者なので、その加害者のBとCは悪い。でも、被害者のAは加害者でもある。だからAも悪い」そういうややこしいことを考えられないし、考えたくないと思ってしまう。短絡的に考えてしまう。

複雑に丁寧に伝えると、誰も見てくれない。それに、感情的になっている人の反感を買いやすい。だから、感情的になっている人にウケるように、短絡的に書く。短絡的に伝える。複雑に丁寧に伝えたところで、ほとんどの視聴者は短絡的にしかできないものなのだから(自分にあまり関係ないことまで深く考えてたら、生きていけない。適度な無関心が生きてく上では必要。という意味で)、いわんや元から短絡的なものをや。短絡的なものがまたさらに短絡的に理解されて、焦点は一カ所に絞られていき、他に存在した要因からは目が背けられていく。

結論。報道をそんなものにさせざるを得なくした視聴者悪い。スポンサー悪い。資本主義悪い。うん、そうに違いない。(←と、こういう風に「ホントの悪」を一つに決めつけることが、短絡であり感情的なことなんだな……)

DOM3 XPathをXULアプリケーション開発に活かす

XPath式エディタ、関心が徐々に薄れつつあるけど、まだ手を入れてます。で、作り込むついでに内部処理でもなるべくDOM3 XPathを使って処理効率の改善を図ろうとしてるんですが、面白い使い方を見つけました。多分、知ってる人は知ってるんでしょうけど。

――ここに書いていた内容は、XULでXPathを活用する方法その具体例に移動しました。

なんていうか、今まで頭抱えながら色々処理を書いてたのがものすごくアホらしく思えてきますね……

8th day

福知山線脱線事故関連報道に関して僕が書いた文へのコメントや、僕が興味を覚えた記事へのリンク

ECMAScript for XML(通称 E4X)という規格があるそうだ。どういうものかというと、XML要素をリテラルとして使えたり、XPathでいえば foo/bar[1]/hoge にあたる要素に foo.bar[1].hoge てな感じでアクセスできたり、そんな感じでXMLと親和性の高いJavaScriptなんだとか。リンク先にもう少し詳しい紹介がある。で、Mozilla(Gecko)も1.8b1以降ではE4Xを既に実装してて、 <script type="text/javascript;e4x=1"> とか指定すればそのスクリプト中でE4Xの構文を使えるんですってよ、奥さん。DOM Coreでやるにはちょっと面倒、かといってDOM3 XPathでやるには仰々しい、てなケースで便利かも知れません。僕は今のところ、自分で活用するアテがないので静観ですけど。

懲りずにまだまだXPath式エディタをいじる。テキトーに書いてたとこやスパゲッティ化しつつあった部分を少しブラッシュアップしてみた。機能の向上も必要なんだけど、表現をもうちょっと分かりやすくしたいなあ。

改めて考えてみると、XULアプリって敷居高い(誤用)よなあ。基本の使い方だけでもXMLとJavaScriptとDOM CoreとXULそれ自体の知識が不可欠だし、表示を制御するにはCSS、テンプレートを使うにはRDF、凝ったことがしたければXBLやXPCOMなどのMozilla独自の技術、あるいはDOM3のような資料の少ない最新技術、といった具合に、要求される知識の幅が際限なくどんどん広がっていってしまう。「知ってれば効率が良くなる」んじゃなくて「知らないと絶対にできない」って辺りが、タチが悪い。

9th day

XPath式エディタの内部処理を書くのにXPathを使い始めたら、XPath式エディタ使わなくてもXPathを書けるようになってきてしまった気がします 元々、僕自身がXPathを書けないからエディタを作ろうと思ったのになあ……

母の新しい携帯のカメラで撮った画像がやたらボケボケだったのは、保護フィルムを貼りっぱなしになっていたからだった。なんじゃそらー。父がこういう保護フィルムとかは貼りっぱなしにする人だからなんかな……

10th day

Firefoxのツールバーカスタマイズみたいに、XPath式エディタの画面下部に利用可能なアイテムの一覧を表示したパレットを置いておいて、ドラッグ&ドロップでアイテムを追加できるようにしてみた。ついでに各アイテムの解説もポップアップ表示するようにしてみた(解説書くのが一番めんどくさかった……)。こうなってくると、もしかしたらXPathの初学者のための学習コンテンツとして役に立つだろうか?

11th day

世間からはまるっきり無視されてしまってるのが微妙に悲しいけど、まだまだいじるよXPath式エディタ。内部処理に大きく変更を加えて、新しいアイテムやドラッグ&ドロップを受け入れることができるかどうかの判定を、XPathを使って行うようにした。今までは単純にアイテム名だけで判定してたので、「/hoge/(/hoge/hoge | self::*)」みたいなおかしな式(ロケーションステップが来るべき所にロケーションパスがある)も平気で作れてしまってたんだけど、判定材料をXPath式にしたことで、アイテムの属性値や内容まで見てチェックできるようになり、前述のような変な式は作れなくなっている……ハズなんだけど、実際にはチェックがまだ甘いようで、判定に失敗してることもあるようだ。この辺り、要改善ですね。あと、「アイテムの追加」ボタンの処理が前のまんまなので、ここも直しておかないと。

教えてもらって初めて気付いたけど、XPath式の中では要素名の指定には名前空間接頭辞が必須なのね(名前空間が指定されている場合)。どーりでうまく動かなかったわけだ。そのあたりも含めてXPath式からノードを取得する関数その使い方の紹介を修正しておいた。

昨日、山頭火からの帰りに、通り道のところにそばよしがあることに気が付いたので、今日はそこに行ってみたのですよ。元町本店以外ではむかーしどっかのフランチャイズ(?)で1回食べたことくらいしかなくて、その時あまりいい印象を持たなかったんで、ここはどうだろう?と。感想。また行こうかなと思った。

12th day

XPath式エディタについてwhatとhowはあるがwhyがないというコメントがあった。これは暗にこのアプリケーションの存在意義を疑われているのだろうか、と思いつつ、ここはひとまず字面どおりに受け取って、開発の背景などを追記してみた。

絵描き兼プログラマな人の絵柄が古くさいという説に関する考察

絵描き兼プログラマに絵柄の古い人が多い(午後のこ〜だ、rNoteなど)説に関する考察。以下はすべて、僕の場合を基準とした仮説である。

まず僕にとって、絵もプログラムも、娯楽であり自己表現のための行為であるということは疑いようのない事実だ。このような観点から「絵」と「プログラム」を比較した時、後者の方に肩入れする何らかの理由があるために、絵の方がおろそかになり、結果として、絵柄が古いまま流行に取り残されてしまうのではないかと、僕は考えた。

プログラム 絵(美少女絵)
市場の傾向 同じものは二つは要らない。ファイルの互換性の問題などがあるので、同種のソフトが乱立することは市場が歓迎しない。よっぽど優れたものでなければ、似たようなコンセプトのものは淘汰される。同じようなコンセプトのソフトウェアを何種類も使わされることは、ユーザにとって苦痛である。 同じ物がたくさんあっていい。絵柄が同じだろうと、違う絵であれば許容される。ズリネタは多い方が良い。流行りの絵柄の方がハァハァできる。模倣が奨励される(というより、市場が模倣を求めている。このことは、一時期のエロゲーがどれもこれも判を押したようにみつみ美里風の絵柄であったことなどからも容易に判断できる)。同じような絵柄の絵を何枚も見ることは、ユーザにとって至福である。
個人作家の交換可能性 細かい操作感や使い勝手の改善要求、あるいは新しい技術仕様の実装など、細かいニーズは無数にある。また、プログラム書きの人は基本的にものぐさであり、既にその分野で先行したものがある物をわざわざ作り直したいと強くは思わない。そのため、趣味で作ったものでも、完成度が低くても、誰かのニーズを満たすものを作れば、それは他の開発者にとってもユーザにとっても交換が困難なものになる 多くの場合、市場・消費者側としては、絵柄が流行に則っていさえすればよい。そのため、作家も作品も、ユーザにとっては交換が容易である。趣味でやっている限り、大勢いる「大して上手くもない絵描き」の、有象無象の一人として埋没してしまう。
長期的に見た時のやりがい 最初の製品を継続して開発し続けることができれば、中〜長期に渡って「そのニーズに対しては一番」でいられる。作者は、一度の挑戦で、長くやりがいを感じることが出きる。 同じ物を作り続けていては、変化し続ける流行に対応できない。作者は、日々流行を追いかけることに追われ、長くはやりがいを感じられない。

このように考えた時、よりやりがいを感じられる方に長い時間をかけるため、優先度が「プログラミング技術の向上>絵の技術の向上」となるのではないだろうか。というのが、ここでの仮説の結論である。

とはいえこれはあくまで「プログラムはマイナー指向である」「絵はメジャー指向である」という前提に基づいた仮説である。ジャンル内で競合する相手の少ない限られた分野であれば、絵についても長期的なやりがいを得られるのかもしれない。前述の仮説すべてが詭弁であると非難されることに対して、僕は異論はない。

13th day

以前、「JavaScriptで作られたJavaScriptインタープリタ」という、意味があるんだか無いんだかよく分からん物のことを、話に聞いたことがあった気がするんだけど……検索の仕方が悪いのか、それともそんな情報は元々無かったのか、ポインタの一つすらもいっこうに見つからない。誰か知りませんかね?(と、誰とも無しに書いてみる)

新説

さて昨日は丸一日盛大に誤字っていたわけだが、ここは敢えて「絵描きプログラマ」という新ジャンルを提唱してみたい。

  • 絵描き券プログラマは、絵描き券の発行を受けることによりプログラミング行為を開始します。すなわち、絵描き行為のための権限を取得することによりモチベーションが向上し、初めてプログラミングを行うやる気がでます。
  • 萌えドリブンです。
  • 絵描き券プログラマは絵描き行為を禁止されると起動できなくなります。稼働には適度な萌え分補給が欠かせません。

しかし、そのような条件に該当する人は非常に希であると推測できる。なぜなら、この手のヲタ野郎はほっといても勝手に自家発電して萌え絵を量産するからだ。そして萌えドリブンは永久機関説が緊急浮上。ビバ!ほんだシステム。

WebアプリケーションのツールキットとしてのXUL

拡張の更新もせずにXPath式エディタなんてえ役に立たないものを作ってるのは、いくつか理由があるんだけど、やっぱり「気楽にできる」というのが一番大きい気がする。XPCOMやらMozillaの内部処理やらの仕様変更なんて気にしなくていい(そもそもアクセスできない)し、インストール可能なパッケージを作る手間もいらないし。

何より、これが原因でセキュリティホールになる!ということが考えにくいのが良い。こうして作った物はあくまで制限付きのコンテンツとして実行されるから、危険なコードを実行してしまう可能性は拡張機能に比べてずっと低い。この安心感は実に大きいよ。拡張作りには、セキュリティホールを仕込んではいけないという強迫観念からくるストレスがつきまとうけど、同じXULでも、XULベースのWebアプリではそういうストレスとはほぼ無縁だ。

それに、WebアプリケーションのUIを作るためのツールキットとしてのXULと、その実行エンジンとしてのFirefoxというのは、今更ながら、なかなか便利なものだなと思う。スクロールバーとかスプリッタとか、ドラッグ&ドロップでサイズが変わるようなものだとか、ポップアップメニューだとかツールチップだとか、「それ専用の要素」と「それ専用のイベント」を使ってスッキリ書ける。これがDHTMLだったら、限られたイベントとタイマーを駆使して七面倒くさいことをしなくてはいけないところだ。

XBLも、継承とか多態とかオブジェクト指向チックな使い方ができて面白い。内容が通常のDOMツリーからは隠蔽されるというのが、地味だけど便利な特徴だ。この性質のおかげでイベント処理やなんかが圧倒的に楽に書ける。

今後も、何か小ネタを思いついたら、こういうスタイルで手軽に作って気軽にガンガン公開していきたいと思う。

軟弱者!

メールマガジンの広告で、Mixiの電車男系(←何それ)某有名日記が本になるという情報を知った。あー、やっぱプロのライターの仕事だったんか、あれは。どうにも話がうますぎるし、どっかのブログのMixi批判記事だったかで「自分の知ってる某ライターが出版前提にMixi内で日記風の記事書いてる」という風な話を見かけた(うろ覚え)時にも「これは……」と思ったりもしたんだけど。

ええ、信じてましたとも。どっかで期待してましたさ。こういう事があり得るんだ、報われる人もいるんだ、とか。「電車男」にもウルっときたクチですしね。嘲笑ってください、思う存分……

でも、やはり悲しいものは悲しい。「自分は相手のことをヲタだから好きになったんじゃない、人間そのものに惚れたんだ!」みたいな、僕も含めて世の非モテキモヲタが泣いて喜びそうな話は、やっぱりそういう顧客層を喜ばせて煽ってノセるために書かれた嘘だったんだなあと思うと、なんだかやるせない。世の中の「僕が嬉しいと思う言葉」のすべてが、そういう営利目的のコピーでしかないように思えてくる。ああ、確かに金づるでもなきゃあ僕ごときにそんな嬉しいこと言ってくれないよな、みたいな。

あと、仮にこれが僕のただの勘違いなのだとしても、それはそれでやっぱり悲しい。僕は世間というものを所詮はそういう風にしか捉えられない浅ましい人間なんだ、ということだから。

14th day

哀さんのうろ覚えによって誕生した謎の新作映画「ジェイソンVSプレデター」。チェーンソーで切り刻まれるプレデターが見所でしょうか。

Mozillaは一部の例外を除いて、インストール済みのコード以外では外部実体参照を使えない。つまり、Webアプリケーションの皮をXULで作って、表示する文字の部分をすべて「hoge.dtd」という外部のDTDで定義されたエンティティでまかなうようにしておき、DTDファイルは「hoge.dtd.ja」と「hoge.dtd.en」の二つを用意しておいてコンテントネゴシエーションで切り替える、みたいなことはできません。な、なんだってー。まあ、どうせさくらのレンタルサーバではコンネゴ禁止なんですけどね(安いプランだけかもしんないけど)……

何がダメか分かっていれば、対策の立てようもあるというもの。ということで3つほど代案があるわけですけど、どれもめんどくさかったりデメリットがあったりするので却下。この辺の情報も技術文書としてまとめておかないとな。

16th day

XPath式エディタ2。この土日のすべてを費やしてXPath式パーサを書き、入力したXPath式をリアルタイムで解析してエディタのGUIに反映できるようにしてみました。でもバグバグ しかも死ぬほど重い。

XPath式のトークンへの分割、解析、エディタ画面の要素ツリーの構築、という3つの処理があるわけですけど、このうち最後の要素ツリー構築が異常に重い。理由ははっきりしてて、ドラッグ&ドロップが重いのと同じ原因です(ノードのフォーカスが切り替わる度に、パレットの内容を更新するための処理が行われる)。

ていうかもう何もやる気がせん。TBEのデバッグとか、金もらってもしたくない。

一晩(?)寝たらちょっとやる気回復したかも。

IPAXの展示に使うポスターのようなものを印刷してもらったのだけれども、サイズ指定を間違えて、パネルに収まらないサイズで作ってしまった。せめて板状にはしとこうと、ロフトまでスチレンボードを探しに行ってみたけど、A0一杯まで印刷したものに最適なものはなかった。お金も勿体ないし時間もないし……ということで結局印刷したものをそのまま持ってってもらって現地でよろしくやってもらうことになった。ああもうっ、こんなミスしてたら降格処分ですよ! チーフデザイナーからヒラに格下げです! まあ、元からデザイン業務担当は僕一人しかいないので、チーフデザイナー+脳内部下だったのが脳内上司+平デザイナーになるだけですが(意味不明)。

何人かの方に教えていただけました、JavaScript製JavaScriptインタープリタ。JavaScriptによるJavaScriptの実装。JavaScriptで書かれたJavaScriptエンジン。JavaScriptエンジン in JavaScript(こんだけ表現変えて書いとけばいつかまた忘れて検索した時もひっかかるやろ)。正解はNarcissusナーシサス JavaScriptエンジンでした。Arrayのような添え字での要素へのアクセスをなんとか実現できないかなと思って参考にしたかったんです。……が、結局、高度すぎて全然分かりませんでした

理由の分からない単なる罵倒は作者のやる気を削ぐだけだから、せめて理由付けぐらいはしてくれという話。元の話題1元の話題2)でも、こういう事を作者が言うと、ただの甘えと言われてしまうオチ。「つけあがってんじゃねぇーぞダボ! オメーら作者ごときに人権なんてありゃしねえんだよ! 黙って消費者様にご奉仕しやがれこのビチグソが!」みたいな。というのは悪く言い過ぎかも知れんけど、実際、自分の使ってる物一つ一つの作者にいちいち感謝したり、作者のことを思いやったりなんていうのは、めんどくさくてまっぴらごめんだなあ。時々くらいはできるかもですけど。――というとこが浅ましくて薄情な僕。

17th day

Narcissusナーシサス」とは英語で「水仙」のことなんだけど、これは同じ綴りでナルキッソスとも読む。ナルキッソスというのは、ギリシャ神話に出てくる自分で自分に恋をした美少年で、「ナルシシスト」「ナルシシズム」の語源ですね(なお、ナルキッソスが死んだ後に水仙の花が咲いたという話から、水仙をNarcissusと呼ぶんだとか)。「自分で自分の解釈できる」JavaScript製JavaScriptエンジンのこのネーミングには、ちゃんと意味があったんだなあ。

当たり前のことを仰々しく教えることの罪

Webページなんてただの広告だ、と閲覧者にも制作者にも思われてるから、ユーザーインターフェースとして見た時にクソみたいなWebページが乱造される。情報デザインとかインタラクションデザインとかそういうことの全く分からないDTP屋がWebページのすべてを掌握する。そんな現状だから、ソフトウェア、ユーザーインターフェースとしてWebページを強調するAjaxはひどく新鮮なもののように受け止められた。実際には、UI設計でごく当たり前のことを、ごく当たり前にやっているだけでしかない。――と、エイジャックスエイジャックスと一部で賑やかな今の風潮を認識してみる。

「トリビアの泉」でも、見てて「こんなの常識じゃん」と思うような話がとりあげられることが結構ありますね。海底のポストとか、観光地として有名だし。ただ、それでも、知らない人は知らないわけです。「僕らにとっては常識なのに、それをもっともらしい言葉でものを知らない人にいかにも新しい知識であるかのように教えて回るなんて、ヤな連中だ」そう思わずにはおれません。まあ、せいぜい「その人よりも前に知っていた」というだけのことで、憤慨できる筋合いなんてこれっぽっちもありゃしないんですけどね。

しかし、彼らが教えて回らなければ、そもそもみんな知らないままで終わってしまっていたかもしれない。それどころか、自分でやるのが面倒だから放棄していた布教活動を代わりにやってくれてるようなものなのかもしれない。最終的に自分の生活も豊かになるのなら、自分がその布教役になって名声だの何だのを得る必要は無い、と思うこともできるのではないだろうか。

XUL

XPath式エディタは、少なくとも現状では、実用性が非常に疑わしいというのは確かな事実だと思う。UIのデザインとしてはあまりに短絡的すぎるし、練り込みも何もあったもんじゃない。実際の所、この制作の主要な目的は、XUL製Webアプリケーションの実例を増やしたいというところにある。ツールキットとしてXULを使った上で、JavaScriptやXBLといった技術を組み合わせて、具体的にどういうものが作れるのか? ということを示したいわけだ。……というのは、糞なものを垂れ流すための方便に過ぎないと思われるだろうか?

PHPやRubyやなんやかやで効率的にバックエンドを作っていても、フロントエンドは依然HTML、良くてせいぜいDynamic HTML、というのがWebアプリケーションの現状ではないだろうか。確かに、ランタイムのインストールなどの必要もなく、クライアントを選ばずに動作するものにしようと思ったら、HTMLという低機能だけれども非常に多くの環境でサポートされている仕様でインターフェースを作るのが賢い。

ただ、Gecko系ブラウザを対象に限定すれば、「様々なウィジェットを容易に使えて(→すぐに形にできる)」「XMLベースのコードで(→テキストベースなので他技術との連携が容易)」おまけに「クロスプラットフォームな」Webアプリケーションインターフェースを作ることができる。これらの点に価値を見いだすことのできる状況であれば、XULの採用は悪い選択ではないのではないかと思う。そういうわけで僕は、社内向け業務アプリケーションというのがXULを活かせる分野ではないかな、と思っているワケなんだけれども。

18th day

What's...! - DANCE GROOVE。ユーロビート解説コラムとか。I've関係の話もちょこっとだけ出てますね(もしかして情報元はウチ?)。今なら言えるけど、EURO3はやっぱアレだったなあー。

パラサイトシングル

給料出たけど、家にいくら入れたらいいのか? 僕は、「全額入れろと」言われたら全額差し出しても断れる立場じゃあないと思っているんだけれども、親は、僕が「いくら入れたいか」が重要なんだと言った。

僕は、僕と両親は生計を共にする家族の一員なんだとばかり思っていたのだけれども、大学を卒業して就職した時から、あるいは正確には20になった時から、僕は当然のようにここにいられる存在ではなくなっていて、親の善意でここに住まわせてもらっている別生計の人間、パラサイトシングルになっていたんだ――ということを、改めて考えさせられた。

会社にも自宅通いで、しかも長男だったりすると、その辺の意識が希薄になってしまう。今親が持っているいろんなものを引き継ぐことができる、あるいは、引き継がされる、そういう風に漠然と思っていたけれども、そうではない。いつほっぽり出されても何も文句は言えないんだ。

僕が最近家のことを少しはするようになってきたのは、頭のどこかで、そういうことを考えていたからなのだろう。これじゃあ僕はのたれ死んでしまう、こん な生活力のない人間じゃあ生きていけない、いつそういう状況になっても全くおかしくない、と。べつに、親が死んだりしなくても、出て行けと言われたらすぐにそうなるんだから。

やっぱり、高校を出たくらいの頃から独り暮らししとくべきだったなあ……と、今更ながらに思う。あるいは、東京の会社に就職とか。なんだか、将来がとても不安です……

19th day

朝、ANAのCA制服フィギュアが届いた。ということで出社前なのに開封して中身を確認(ぉぃ)。10個購入で、初代、2代目、3代目、6代目、7代目、8代目、9代目の青と紫がそれぞれ2つずつ、というアソートでした。4代目と5代目はあまり注目してなかったし、9代目はこの中で一番欲しかったし(だぶってるということはより状態の良いものを選んだり2個イチしたりできるということだ)、なんかもう神懸かり的な幸運のように思えてなりません。……って、こんなところで運使い果たしてどうすんだよ自分!

いやーしかしほんと出来いいなー。萌えまくりだ。黒ストッキングが微妙にグラデーションかかってて透けてる風になってたりするのは想定の範囲内だったけど、黒ストじゃないキャラもパールが吹いてあって、しっかりストッキングぽく表現されてる。これは完全に予想外だった。

せっかくだから(何がだ)、9代目の青のだぶった一体を持って行った。今、僕のデスクの上では、「9代目たんの尻に平泳ぎで忍び寄ろうとするダイバーガチャピン」というシュールな景観が楽しめます。笑。

Operaは8になってもまだマトモにCSSを解釈できないのか……? IE6ですら問題なく表示できる(別に、IE向けに特別なことをしてるわけではないですよ)のに、Operaだけアウトなんて。もーやってらんないっす……

20th day

出来良いなーとホレボレせずにはおれないANAフィギュアですが、気になるところも無いわけではなくて。いつもの要領でリタッチしてみた。

まず9代目。彩色原型よりも目が小さく思えたので、萌え目の基本で語られてるようなさりげない二重+上瞼のラインを太くするというのをやってみた。二重のライン(髪の毛の太さよりも浅いような微妙なモールドがあるんです。光の加減で見えたり見えなかったりする)と上瞼のフチを茶色系のコピックで描いて、はみ出し箇所をシンナーで拭き取る。あと、黒目がややロンパってたので、目頭の方に黒目を描き足したり。それから、眉が長く、眉間に寄ってて攻撃的に見えたので、シンナーを含ませた爪楊枝で眉頭(というのか?)だけを削ってちょっとだけ眉を短くして、表情をやわらかくしてみた。結果、結構かわいくなったと思うんだけど、どうだろうか?

次に8代目。こいつはタンポ印刷のズレのせいか黒目がモールドからはみ出すくらい外側に寄ってて、どっからどう見ても激しくロンパリだったので、右の黒目を内側に描き足す+外側をミルキーペンで塗りつぶして白目を増やすという加工を施して視線を変えてみた。結果、だいぶ改善されたと思う。

あとは3代目の右目の下のラインが濃いような気がしたのでミルキーペンで少し潰して、あとバッグの肩ひもの握り手近くが塗られてなかったのを塗り足したくらいか。いやほんと総じて出来は非常によいので、手を加えないとどうにもならんとこなんてほとんど無いですよ。

昨日写真撮るの忘れてた分。9代目たんの尻に平泳ぎで忍び寄ろうとするダイバーガチャピンの図。僕のデスクはカオスってますね。

21st day

歯医者に行ったりパテをこねまわしたり。

22nd day

「プログラム書いたりエロ絵描いたりする人」から「プログラム書いたりエロフィギュア作ったりエロ絵描いたりする人」に昇格してしまった気がします。でも人間としては明らかに降格してると思います。悲しいです。

僕は実際にはTBEの方を他人に勧めてるのか?というとそんなことはなくて、実生活でもちゃんとTab Mixの方をお勧めしてますよ。つい先日も会社の先輩さんに、TBE入れるくらいならTab Mix入れとけということで実際にそっちをインストールさせました。そしてTBE使ってる人にはTab Mixへの乗り換えを勧めています。

ふと思ったけど、今の僕の髪型はどうやら微妙に小林容疑者(女の人を拘束して首輪付けさせたりしてたあのヒト)に似ている気がする。長めですとーんと落ちてるし脱色してるし……しかも、アレだ。今僕がなんかの容疑で逮捕されて家宅捜索されたら、エロ絵だったり、スカートを剥かれた美少女フィギャーがあったりするわけですよ。ヤバすぎる。テレビでフィギュア萌え族とか言われちゃいますよ。

魔改造

ANAフィギュアはスカートの中が全部PVCで埋まってるので、下から覗くと、ゴム塊から脚がニョキッと生えてるというちょっとシュールなブツになっている。いや、下から覗くなよこの変態野郎が!って話なんですが。このサイズの美少女フィギュアは大抵パンツまで造形してあることがほとんどなんで、この仕様が明らかになった時、世のフィギュアコレクターは心底ガッカリしたとかしなかったとか。

僕は別にそこまでこだわりないし、実物を手に取ってみてみると、そんなことは全くどうでも良くなるくらいに素晴らしい出来なので、パンツなんてべつにいいじゃん……と素直に思えるんだけど。他のフィギュアのパンツ付き脚部をANAフィギュアの上半身と組み合わせてる写真をちらほら見かけるので、やはり需要はあるんですねえ(他人事のように)。

とはいえ、友人達に「魔改造! 魔改造!」と煽られてしまっては、やらんわけにはいかんでしょう。折しも、だぶった9代目のうち一つの顔をリタッチしようとしてコピックの塗料が素材に染み込こんでしまい、鑑賞に堪えないなあと思うものになってしまったし、切り刻んでも惜しくないということで、これを素材にすることにした。

ちなみに、世間では、キャラクターフィギュアの服装部分を削り取るなどして脱がして素っ裸にすることを魔改造というそうで。僕がやろうとしてるのは「パンツを脱がす」じゃなくて「パンツをはかす(パンツはいてる風の形にする)」なので、ある意味では魔改造の逆なんですが、(スカートを)脱がしてることに変わりはないので、準魔改造とでもいうのが適当なんでしょうか。「魔改造」と聞いて「薩摩模型同好会・南郷の可変戦闘機プラモ」を思い浮かべたプラモ狂四郎世代は僕だけでいいです。

まず試みたのは、カッターナイフによる一刀彫。スカートの中が全部埋まってるということは、ブロック材と見なして削り出しができるって事だから。で、その結果。前後のシルエットだけなら、まああんまり違和感ないんだけど……脚の付け根のとこを深く掘りすぎてしまって、斜めから見るとなんか変なことになってしまった。脚のパーツの軸とか露出してしまったし。

しかしPVCは、やわらかいからサクサク切れるのはいいんだけど、弾力があるからヤスリとかで削りにくくて仕方がない。それに一刀彫で完全に狙った通りのラインを削り出すのなんて匠の技ですよ……僕にはとてもマネできませんです。なので、一旦派手に切って骨組みだけにして、パテで表面だけを造形し直してみることにした。

その結果。腰回りのアップも。色が白っぽいとこはエポキシパテです。ほぼ一日おいて半生状態まで硬化させ、仮のモールドを入れてラインを確認。エロ絵の時同様に、実物(何)を見たことがないからあくまで妄想力頼りなのです。悲しいね!

しかし、こういう粘土状のものでフィギュアを作る(今回は部分的なものだけど)経験というと、大昔に通信教育の模型講座でファンドでフルスクラッチしようとして挫折して以来なので、10年ぶりくらいになるんか? うまくいくかメチャメチャ不安だったんだけど、案外うまくいったなあ。もしかして、造形脳って絵描き脳とリンクしてたりするんだろうか。

脚の付け根のラインを少し修正するついでに、細部を作り込んでみた。パンツっぽく。尻の谷間を埋めつつ、橋を架けるようにして爪楊枝の先でチクチク作ってるんだけど、こりゃストレスたまるわ……やはり昨日横着しないでスパチュラ(歯医者の人が使う先の細い工具。細かいとこを作るのに便利)買ってくれば良かったよ。

――ということで今はまた硬化待ち。あとは表面を整えてモールドを入れ直したら塗装だけだ。ぬーん、来るとこまで来てしまったなあ。塗装のことは全然考えてなかったよ。塗装は大の苦手なんだ……エアブラシとか持ってないし、どうしたもんだろうか?

最初に腰回りをパテで作り直した時に意外とパテが余ってしまったので、こんな物も作ってみた。ぬこみみとぬこしっぽ。しっぽは針金を軸にしたもので、針金の端を上着〜左腕に刺す形で固定してます。尾てい骨よりずいぶん上の位置から生えてるように見えるのでちょっとアレですが、気にしない方向で。

23rd day

inugamixさんから教えてもらったんだけど、あふぉ子マンガが英語圏でも見られてる!しかもセリフを英訳してたりする! 頑張るなあみんな……

オープンソースとかプログラムとかの人でヲタを公言してたりヲタ絵描いたりしてる人は多いのか少ないのか、という話。これは想像だけど、守秘義務とかあったり、リアル生活とネット人格とをキッチリ使い分けてる人の中には、ヲタ絵描けてプログラムも書けて、みたいな人が結構いるんじゃないだろうか? 普通、エロい絵(しかもマンガ風の)を書いてるなんて知れたら、世間じゃあウンコのように扱われるのが普通ですからね。僕みたいに、こーゆー趣味を持っていながら顔も名前も所属してる会社すらも明かすような阿呆がたくさんいては、日本という国はもうオシマイですよ。

サボリじゃないよ、自宅勤務だよ

昨日の夕方くらいから首が痛い。

朝になっても全然痛みが消えなくて、荷物を持って移動とか辛すぎたんで、今日は出勤せずに自宅作業とした。起きてるだけだったらあまり辛くない、というか、寝返りを打とうとしたり荷物を肩にかけて歩こうとしたりすると激しく痛いという状況なので、移動さえなければ仕事はできるんですよね。

今日はPloneとZopeをDebian GNU/Linux Sargeにインストールして、Ploneをカスタマイズする、という事をやっていた。規模的にはべつに僕が一人でHTMLガリガリ書いてもやっていけるんだけど、僕がいないと更新できないてな事になりかねない(というか、なってる)ので、CMSを導入した方が良いだろう、という判断。

世の解説だとapt-get install zopeだけでいいとか書いてあるにもかかわらず、実際やってみるとエラーが起こったりして、大いに躓いてしまった。この辺りのことは仕事ブログのネタにしておこうと思う。

仕事してたら、少年エースのロボアスカが届いた。が、腕が取れやすすぎる……そして顔が微妙……原型からの劣化度が凄まじくないですか? 弟に頼んで貞コレ版の当部を一個ゆずってもらうかなあ。

魔改造

ANAの9代目。尻を突き出し気味のポーズだったので、そのように作っていたんだけれども、ポーズの印象に引きずられて、突き出しすぎなシルエットになってしまっていた。というか、前側はそうでもないのに後ろ側だけやたら肉厚というヘンテコな形になっていた。斜めから見たら分からんけど、真横から見るとすごい違和感。ということで、尻を1mmほど薄く削ってみた。せっかく作ったしわとかも削り落とすことになってしまったけど、まあ、しょうがないか…… その結果。 写真は、通常の下半身と重ね合わせて合成したところ。後ろ姿がスレンダーになったし、やっただけの見返りはあったと思う。ちょっとキツいかも知れんけど、これなら後からスカートをかぶせることもできるかな?

ところで、作業はカッターナイフで荒削り→ヤスリで平滑化という手はずで行ったのだけれども、これで滑らかな曲面を作るのは大変だなと思った。これでどうだ?!と思っても、光を当てると、まるで陥没脂肪みたいなデコボコが見えてくる。エポパテで作るなら、硬化前の段階で水で濡らした指でナデナデして(変態)あらかじめ滑らかな表面を作っておくのが正解ですね。プラパテを持って削り出しのみで形を出してる人とか、ほんとすごいと思う。

CSSでプルダウンメニュー

ほぼフルCSSなプルダウンメニュー。JavaScriptの利用をクラスの付け外しのみに利用するが、IE6、Opera、Firefoxで共通して使えるプルダウンメニューをほぼCSSの指定のみで実現する。

なお、li:hover(liの子孫要素に対する:hoverを祖先要素であるliが継承する)が使える近代的なレンダリングエンジンなら(すなわち、古代のレンダリングエンジンであるIE6を無視しさえすれば)、JavaScriptによるクラスの付け外しの処理も省略できるため、完全にCSSのみでプルダウンメニューを作れる。この場合はリンク先文書のような複雑な指定は必要なく、単に、li > ul { display: none; } li:hover > ul { display: block } と書くだけでよい。Web標準って素晴らしいね。

25th day

クニミツ 24NHKにようこそ 3、買った。クニミツはまあこんなもんかと。NHK、なんかキャラの言動が一貫してなくて支離滅裂な感じ……絵で語るべき事を全部セリフで語ってるから、絵から無用な情報を読み取ってしまって、あるいは絵から情報を読み取れなくて、誤解してしまうんだろうか。僕に読解力がないのか、マンガが下手なのか、どっちかだと思うんだけど。

ハッカーと画家

ゆきちさんが送って下さったハッカーと画家(著:Paul Graham, 訳:川合史朗)Amazon.co.jp)の感想。

一言で言うと、読んだら「俺もスーパーハカーの素質アリ?! スーパーハカーになれるかも?! ていうか俺って実は既にスーパーハカーなんじゃねの?!」という気分になれる、そんな根拠のない自信を植え付けてくれる本。マジで人間をダメにするね、これは。笑。ある意味、プログラマ/ハッカー版電波男かもしれん。

……というのは半分冗談(半分かよ)だけど、面白いのは確かだと思う。内容の一部(もしかしたら全部?)はWebでも読めるので、ハッカーと画家辺りを読んでビビッと来た人は読んでみて損はないだろう。

2D趣味と3D趣味における、キモさの比較

……を表にしてみようと思ったけど、複雑になってきたので、グラフっぽく画像にしてみた。視覚に関わるものづくり系趣味のマトリックス。

発端は、エロ絵とエロフィギュアのどっちがより軽蔑の対象になるだろうか? という話。まあいわゆる一般の人から見ればどっちも等しくキモいんでしょうけど、どっちがよりキモがられるか? キモさに差があるのなら、何がその差を生んでいるのか? ということを考えてみたわけですよ。

僕が普段絵を描く時というのは、白いキャンバス上に無の状態から描くことが多い。模型では、これは、フルスクラッチ(パテやプラ板などの素材を使って、無の状態から造形する)に相当する。このような形で作った物は、正真正銘「その人の作品」と言っていいと思う。まあもちろん、無からの創造といっても、芸術作品と呼ばれるものから子供の落描きレベルまで色々あるわけなんだけど、「オンリーワンの作品」というのは心情的に高く評価したくなる。立体物の場合は絵よりも準備や制作が大変なので(コンピュータを使えば確かにラクにはなるけど、2DCGと3DCGではやっぱり3DCGの方が大変だ)、その分評価を高めにしてもバチは当たらないだろう。

プラモデルとかガレージキットとかそういうものは、絵で言えば「塗り絵」みたいなものではないだろうか。塗り絵の完成品は、まあよっぽど技巧的に凄いことをやっているならともかく、普通にただ色を付けただけなのであれば、いい大人が胸を張って「自分の作品だ」と言えるようなものじゃあないと思う。同様に考えると、プラモやガレキも、ただ組み立てただけだったり、ただ色を塗ったりしただけなのであれば、子供の遊びレベルと言われても仕方がないのではないか。特に最近のガンプラは非常に出来が良く、組み立てるだけでマトモなものができてしまうので、より一層。

プラモとかフィギュアの改造というのは、絵で言えば、他の人の作品を勝手にいじくり倒してコラ画像にするようなものだろう。写真ならアイコラだ。ただのコラを真面目な顔して「作品」と言ってしまうのはやや恥ずかしい気がする。いや、コラにも芸術的なまでのハイレベルなものから、ただ首をすげ替えただけとかの途方もなく低レベルなものまで色々あるんだけど、僕がやってるようなプラモ改造やフィギュア改造というのはその「ダメな方」に位置してると思う。今まで僕は「ただおもちゃの写真を撮るだけや、プラモを普通に組み立てて色塗っただけとかって、創造性のカケラもないじゃん(写真の撮影技術の良し悪しはまた別問題として)。それよりは、改造で世界に一つしかないものを作ってる方が、まだ良いんじゃないの?」と思っていたけれども、GFFのリタッチや小改造とかガンプラのプロポーション変更なんてのも、「写真を切り貼りしてプロポーションを変える」「ニキビを消したり、目を大きくしたりする」というのと本質的には変わらないのだと考えたら、僕が思っていた以上に、この辺の趣味は恥ずかしい趣味だということになる。な、なんてこった! 僕は世間からアイコラ野郎と思われてたってことじゃあないか!

――ということで、「創造性の高さ」「作ることの大変さ」を縦軸にとってみたワケなんだけれども。僕は「創造性が高くて、生み出すのに苦労するものほど、かっこいい」という価値観を持ってるんだけど、人によっては、むしろ「お手軽な方がかっこよくて、苦労するなんてダサい。っていうか必死だな(プ」という価値観の場合もあると思うので、ともすれば、このマトリックスの上下の評価の肯定は逆転しかねないだろう。

また、これらの「創造性の高さ」という評価軸とは別に、「リアルさ」という評価軸もあると僕は思う。リアルであればあるほど現実志向、その逆は非現実への逃避ということだ。ただ、これは、度合いが高ければ良いのか悪いのか、という単純な評価をしづらい面もある。現実逃避(超現実)と抽象的な芸術性、そして、リアルさの追求と偏執的なこだわりは、それぞれ背中合わせのようなもの(だと僕は思っている)なので、評価は容易に逆転しうるだろう。

むう。このマトリックスは2次元平面じゃあなく、3次元で考えて、X軸をリアルさ、Y軸をオリジナリティや大変さ、Z軸をネガティブ評価とポジティブ評価、という風にするべきだったのかもしれない。

なお、誤解を招きそうなので注記しておくと、このマトリックス上での位置取りはあくまで相対的なものだ。例えば、「プラモ改造」が真ん中よりも上にあるということは、それが絶対的に創造的であるということを意味しない。これはあくまで、それより下に置いているオモチャ改造よりも創造的だ(と僕が判断した)、という事だけを示している。

26th day

「童貞臭さ漂うイタい言動」。ある友人は僕の言動を「真摯な態度」と言ってくれたが、それは、あくまで友人だからそう見えるだけなんじゃあないだろうか。そうじゃない人から見たら、やっぱり「童貞臭ぷんぷんで見るに堪えないイタタタタタタな言動」なんじゃあないのだろうか。そんなことを思う今日この頃です。

2D趣味と3D趣味における、キモさの比較(2)

昨日の話と図を見た会社の先輩方から、「キモイ」「頭おかしい」と評された。最強に眠まった状態で書いてたので、話が整理し切れておらず、確かに自分でも何がなんだかよく分からない。ということで、改めて要点を整理してみたい。

友人に聞いてみたところ、「エロ絵を描いてるのとエロフィギャーを作ってるのとでは、エロフィギャーの方が退く」という答えが返ってきた。僕もそう思う。では、何故そう思うんだろうか? 僕はその理由を知りたい。

この「何故?」の問いには以下の3つの問いが含まれている。

  • 世間一般から見て、2Dエロと3Dエロはどっちがよりキモイのか?
  • 世間一般から見て、2Dエロと3Dエロのキモさには質の違いがあるのか?
  • ものづくりとして見れば、いずれも等しく高度な技巧を必要とするものなのに、なぜエロが絡むと世間一般からは等しくキモイと見なされるのか?

この3つの疑問に対する答えの仮説を一つの図で表したものが、これだ。視覚に関わるものづくり系趣味のマトリックス(2)。

原点からの距離が意味するもの

右下が原点ということになるのだけれども、この図においては、原点から離れるに従ってキモさが増すという事を意味する。「原点に近いほど一般人に近い」から、原点から離れるということは、世間一般から乖離している、一般人から見れば理解しがたい奇人変人である、ということになるからだ。

友人を実験で死なせかけたエジソンしかり、数学の点数が悪かったアインシュタインしかり、珍妙なフォームでバットを振るイチローしかり。「普通とは違う」ことは、世間から評価されれば「ユニークでズバ抜けている」と呼ばれるが、評価されなければ「変人」でしかない。

縦軸が意味するもの

この図において、縦軸は「上にあるほど希少、下にあるほどありふれている」事を意味している。何らかの行為について、成し遂げるのが困難であるということは、希少価値にも結びつきやすい。よって、例えば変態的なエロゲーでも、困難な仕事をやってのけたという意味では、その労力や有能さを高く評価されうる。また、その逆に、誰でもできるようなことしかできない=無能であるということを、この図の下方にあるものは暗に示していると言える。

横軸が意味するもの

この図において、横軸はエロ要素の強さを意味している。全体的に2Dよりも3Dの方が左に位置しているのは、3Dの方が2Dよりも情報量が多く、同じエロでも2Dより3Dの方がエロいと言えるからだ。

「世間一般」とは言っているが、これはあくまで「僕の考える世間一般」であることに留意していただきたい。綿密な調査や統計に基づいての話ではなく、あくまで想像を元に仮説を提唱しているのだ、と理解して欲しい。

この図の上で「エロ絵」と「魔改造」を比較すると、エロ絵は「ある意味では芸術的・技巧的に評価されうる」位置に、魔改造は「ただ単にエロいばかりで、芸術的・技巧的に評価され得ない」位置に、相対的に位置していると言える。よって、これが「2Dエロより3Dエロの方がキモイ理由」なのではないか、というのが、今回の僕の思考実験の結論である。

(なお、この結論は必ずしも「魔改造が技巧的に下らないものである」ということを意味しない。パテなどで狙った形を造形すること、ことさら、よりエロを感じさせる形を造形することは、高い技術を要求するものであり、下手なエロ絵と比べると、こちらの方がよっぽど高度であると言うこともできる)

27th day

高橋メソッドを支持する人は、面白CMを支持する人と層がかぶるような気がする。

ツンデレニスト

ツンデレって知ってるかい? 人前では自分にツンツン辛く当たり、でも他人のいないところでは自分にデレデレ甘えてくる、そんな二面性を持った(主に女)キャラの事を言うんだそうだ。

僕はツンされると自分の事を全否定されたように思ってしまいそうなので、リアルにツンデレ萌えはできないかもしれないなと思った。でもその一方で、おもっくそデレされても、それがほんとか嘘か分からんから、「これは僕を引っかけて騙そうとしてるんじゃないのか? 釣りなんじゃないのか? そのうち宝石買わされたり壺買わされたりするんじゃないか?」と疑心暗鬼に陥るなと思った。結局、ツンでもデレでも女は恐いという結論になってしまうようだ。

……喪男ってやーね

28th day

あー。ANAフィギュアの脚、なんでプラ(ABS)製なんだろう?と思ってたけど、これは暑さ対策だったのか。PVC(ゴム)はちょっと暖めただけでもすぐ曲がるから、全身がPVCで作られた美少女フィギュアは夏の暑さで脚が歪んで倒れてしまう、という話をたまに聞くけど、確かにABSならその心配はいらないな。こんなところにも、このサイズの美少女フィギュアを作り続けてきた海洋堂のノウハウが活きてるわけか……ちょっと感心した。

近所の人の葬式なのに着ていく服がないということで、朝からアオキへ行き、ジュンコなんたらがデザインしたとゆー礼服を割引価格の4万ちょいで買った。直しはスソの長さを合わせるだけ=ウェストの直しは不要=(言うまでもない)……

着替えてすぐに葬儀屋へ。故人とは面識も何もない(町内会つながりだから)んだけど、顔も見ないで出席だけして帰るのはどうかと思ったので、「故人にお世話になった人達による献花イベント」に紛れ込んでみたりもした。

葬式の様子を見てて、なんだかとても悲しくなった。人が死ぬことの悲しみじゃあなく、とてもシステマティックで、時間どおり進行して、悲しくなるべき場面では悲しそうなBGMが流れたりする、他の面子が同じで故人の写真だけ取っ替えても全然問題ない、誰の葬式としても成立してしまう、そんな見送られ方をしてしまうということの悲しさ。僕や親の葬式は、もしやるのなら、来たくない人は来ない、交換困難なものにしたいなと思った。他の誰が主役でも違和感が残ってしまうような、その主役でなければ成立しない、そんな葬式に。

散髪した。小林容疑者モードではなくなったと思いたい。

二本同時に埋めるはずが、片方を埋めたらもう片方が入らなくなってしまったため、結局2週間も大穴が開いたままになってた歯について、今日やっと詰め物をした。なんか凄い違和感だ。高さはだいたい合ってるはずなのに、歯同士がかみ合ってる気がしない。……そうか。神経抜いたせいなんだな。歯に神経なんて要るの?とか思ってたけど、無くなってみて初めて分かる、歯の感覚の大事さなのでした。

帰りにその足でキッズランドまで行ってみた。GFFΞガンダム/ペーネロペーの実物を見たかったからというのが主な理由。そして欲しいのはクスィーというよりもペーネロペーの中の人のオデュッセウスガンダムだったわけなんだけど、現物を見てみると、欲しいもの以外の部分が多すぎることを改めて認識できたので、ワリとあっさりスルーすることができた。

工具売り場にスパチュラや小ベラやなんかも置いてあって、買おうかどうかかなり悩んだ。パンツのしわ作るのにやっぱあった方が便利だよなあ、でもこのためだけに買うのもなあ、と。まあ今回は最後まで爪楊枝オンリーで頑張ってみるか……

まだ完成してないので気が早いんだけど、塗装のことも悩みの種だなあ。エアブラシが欲しいけど、買うとコンプレッサー込みで2万か……缶スプレーでもいいかもしれんけど、塗りたいブツが小さいので、これでもう使わなくなると思うと勿体ないしなあ。色の方は、下地にゴールドを吹いて、その上からハルレッドを薄く……くらいが適当だろうか?

……という具合で結局今日は何も買わずに帰ってきたわけですが。

29th day

料金払って女の子とパーティゲームを楽しむという店。サービス概要を見たら、石田AAで「ふざけるなっ・・・・! ふざけるなふざけるなっ・・・・! オレたちみたいな喪男は金でも払わないと女の子と遊べないっていうのかよっ!」した後黒服AAで「私は皆様に『女の子とゲーム』という未曾有のチャンスを与えているのです 非常にリーズナブル 良心的サービスでございます」したくなりました。まあね……別にゲームじゃなくても、おしゃべりするだけだってキャバクラとか行って金払わないとできませんしね…… あれ? 何だろう、この、目からこぼれるしょっぱい水は……<

変形しないΖに、意味はあるんでしょうか

いいかげん画面の前でカトキ立ちさせとくのも飽きたしそもそも視界が遮られて邪魔だしで、GFFゼータの飾り方を変えてみることにした。スタンドを使って変形中の状態でディスプレイ(交差法で立体視できます)。実際の変形シークエンスを考えると、フライングアーマーと腕の位置関係がおかしいわけですが……まあ見栄え重視ということで気にしないでおこう。

変形メカのオモチャはやっぱり変形できてこそだと思う。変形できないΖなんてゼータガンダムじゃない、そんなのゼットガンダムだ(何それ)。

そして、変形メカは中間形態こそが最も色気の漂う形態だと思う。パーツ同士がロックされる前の、最大限に広がったパーツとパーツの隙間、それを支持するアーム、人とも飛行機ともつかない異形。これを楽しみたいんだから、完全変形(GFFは一部差し替えだけど)でないと意味がない。僕がΖの立体物に求めるのは、ただの人型メカでも飛行機型メカでもない、人と飛行機の間を移り変わるクレイジーな物体なんだ。だから僕は、大胆な差し替え変形のHGUC版やなんかは受け入れられない。

アスカの首をすげ替える

弟が貞コレのアスカを4種類も送ってくれた。遠慮無く使わせてもらおう。

プラグスーツのやつは髪や顔に表情が付きすぎてて使えない。馴染み具合ではe-flick.netのレビューで使われてる制服版が一番しっくりくるんだけど、表情が笑顔というのがなんかヤだ。綾波がクールビューティーな感じで凄く良かったので、アスカの方もそれに準じた表情のものを選びたい(だから、デフォの顔も好きになれなかったんだな)。送ってくれたものの中では、ひまわりを持った私服バージョンの表情が一番いい感じだったんだけど、髪の色が明るすぎたり穴の位置が微妙に合わなかったりで……

つうことで贅沢にもやってみました3個イチ。換装後の全身(交差法で立体視できます)、頭部アップ。ベースはひまわりを持った私服アスカの頭で、ドリルやら何やらを使って首の穴の位置を調整してます。髪は基本は浅井版の元々のもので、前髪だけは切り飛ばして制服バージョンのものに交換。パーティングラインが気になるし、貞コレの前髪の方が立体として映える形だったので。後ろ髪は、ボールジョイントの基部だけを浅井版頭部から切り離して移植してます。パーツ同士の連結は真鍮線と瞬着。

リサイクルということで、余ったパーツ同士を組み合わせてみた。ひまわりを持ったスマイルなアスカと、なんか妙に小顔な制服アスカ。……激しく微妙ですね。

突発デート

ともさんとおでかけしてきました。いや、IRCで「オサレでかっけー靴が欲しいけどどういうところで売られてるのか見当も付かん!(大意)」と漏らしたら、「通販で丸井とかどうよ(大意)」と言われまして。「でも靴は通販で買う勇気無いというか店頭でじっくり吟味しないと買えないタイプなんです、おいちゃんヘタレでごめんね(大意)」と。「じゃあ百貨店とか行ってみれば(大意)」と。「でも百貨店すら一人じゃ行く勇気がない、少しでもオサレ空気があると死んでしまう脆弱な喪男には付き添いが必要なのです!(大意)」と。そこでともさんが「じゃあ俺が付いてってやろう(大意)」と言うて下さいまして。もう夕方にさしかかろうかという時間帯でしたが、休日の突発デートとなった次第なのです。

まず向かった先は沿線沿いの某百貨店。紳士服売り場を見てみたけど、父の日セールだからなのか元々の品揃えがそうなのか、どうもキッズとシニア向けしか無いような……

というわけで今度はともさんの助言で心斎橋まで足を伸ばしてみました。心斎橋! 僕の人生とは明らかに縁のない若者の街! 通過するだけで死ぬところだ! 正直、こういうノリでないと行こうとすら思えません。

心斎橋の、某でかいめの靴屋に入る。店内の様子。雰囲気的にはそうオサレオサレしてはいないけど、値段が5桁いくようなものがごろごろ置かれてるとこなんて初めてなんじゃないのか。一人で初めて来るとしたら、入れずに引き返してしまいそう……こういう時に先生(?)がいるのはやっぱり心強いですよ。

自分の好みと店員の(今の僕の服装とかを考慮に入れた)お薦めとが一致しなくて、自分のセンスはやっぱり駄目すぎなのだろうかと泣きそうになりつつ、試し履きした上で自分の好みメインで選んで「まあ合わんくはない(大意)」という苦し紛れのコメントを引き出せた一品を購入した。スエード調で明るい色の。1万円より高い靴なんて初めて買ったと思う。……今着てるものの上から下まで全部合わせてもこの靴に届かないよママン!

その後はLoftでぶらぶらしたり心斎橋のメインストリート(?)を歩いたり千房でお好み焼き食べたりして帰ってきた。ちかれた(精神的に)。

今日はほんとに先生にお世話になりました。わざわざこのためだけにおいでいただいたりしてほんとありがとうございます。じつに実りの多い体験でした。これを糧として今後は一人でお買い物できるように努力しますです。

30th day

NHK BS2でやってた映画、真実の瞬間ときを見た。1950年代アメリカのレッドパージ(共産主義者狩り)を描いたもの。ハラハラする展開とか感動の瞬間とかのような分かりやすいエンターテインメント性に欠けた、淡々とした映画だけど、両親共党員な僕には他人事のようには思えず、ついつい最後まで見入ってしまった。あと、口喧嘩して他人を言い負かしたことのない僕だから、魔女裁判もといアカ裁判にかけられて言い負かされる主人公に感情移入せずにはおれなかった。今だったら「アメリカ国内の自由の敵を一人残らず排除する!」とか言ってるんですかね。

昨日の靴で一日過ごしてみた。靴底の幅が微妙に足の指の幅より狭いような気がする……なんとかして改善しないと、いつかなんかえらいことになるかも。さてどうしよう。

いつも弟の自分をいじめてくる姉に復讐をしたいという趣旨で始まったらしいスレのログまとめ。このツンデレ姉に萌え死んだ。今日いちんち全然仕事が進まなかったのはこの萌え姉のせいだと思いたい(他人のせいにするな)。あと、関連スレ(?)のもっとラブラブな展開な奴も萌えた。萌え死んだ。「ツンデレ」と「姉」って相性良すぎだ。

ずいぶん間が開いてしまったANAフィギャー魔改造。今度はちょっと趣向を変えて、桂正和の非常にエロいパンツ描写を参考に、端の方だけにしわを入れてみることにした。斜め後ろから見た状態(交差法で立体視可能)一旦できたしわをうっかりミスで崩してしまい、2時間かけて修復するハメに……

会社に持ってってた9代目(青)は顔をリタッチする前のものだったので、持って帰ってきて、リタッチついでに前後の様子を撮ってみた。化粧直しの前後。1/10ミリ単位くらいの微妙な差だけど、ものが小さいから、これが結構影響大きいんだな。

31st day

友達(女)の母親に告白された男の話は頭の方しか見てないけど、そのスレを仕事しながら見守ってたら上司に呼び出され説教を食らった住人の話の展開の方が面白い件について。

もんたメソッドをいち早く実装したmala氏に続けとばかりにもんたメソッド in XULを作ってみました。要するに、テキストの一部を隠しといて、シールをめくるみたいにぺろっと剥がして読めるようにするって事なんすけどね。けんたろ氏も呆れるフットワーク。ていうか本家のエントリでいくつも例が取り上げられてるけど、こいつらみんなどうかしてるよ!(含む・僕)

S田さんの送別会。なんか僕は酒飲んだ後ほとんど寝てたような気がするんだけど……

帰りにAIR3巻を受け取る。