2005/04の Past topics

1st day

エイプリルフールネタなんて仕込むヒマなかった。ていうか社会人になる瞬間でもあったので、むしろそっちの方にしか頭がいってない。

ルサンチマン 2最強伝説黒沢 2、方向性は違えど鬱になる点は共通している気がする……

初出勤でいきなり遅刻ってどうよ。

誓約書を書くにあたって。最近テレビ等で法律を扱う番組がよくあるせいか、それともオープンソースというライセンス条項の一字一句まで見逃してはならない世界を見ているせいか、あるいはクレジットカードの入会申し込みの時みたいに細かい字でびっしり書かれた「誓約書」しか知らないせいか、「この『業務』という言葉が指す範囲はどこからどこまでですか?」とか「個人的な活動と公的な活動との線引きはどこで行うのですか?」とかどーでもいいようなことがついつい気になってしまう。いや、その辺はアバウトにいこうよと言われるのが普通なんかなとも思うけれども、もし万が一訴訟沙汰にでもなったりした時に「あのときは明記してなかったけど実はこういうこと(に今決めた)だから責任は全部お前にある」とか言われて泣き寝入りせざるを得なくなったら癪じゃないですか。そんなことない?(誰ともなく)

ほりえもん着ボイス、思わず個人情報売り渡してしまったじゃあねーか! ほんとに商売上手だなあ。宣伝上手だなあ。

2nd day

なななななんだってー!! 今頃気付いたんだが、Mozilla 1.0の段階ではComponents.lookupMethodは未実装なのか……やばいよ拡張とかでめっさ使いまくってるよ。まあSuiteの1.0はとうの昔に1.4に安定版としての地位を取って代わられた化石バージョンなわけですし、もういいかげん対象バージョンから外しちまおう。ああ、それがいい。

DOM2 Rangeをノード操作に積極的に活用する例は、有用な情報だと思った。JavaScriptはループ処理がクソ重くて、一つでもループを減らせるものならなるべく減らしたいわけですが、これがその光明になるだろうか。とりあえず、TBEでタブ一覧等のメニューの更新に採用してみることにする。

e-kenetのカードは届いてないけど、PiTaPaのカードだけ届いたので、区間指定割引の登録をしておいた。PiTaPaの区間指定割引というのは、指定した区間の間での乗降車についてはどんなに乗っても同区間の定期運賃を超えないというサービスだ。定期と違って全然乗らなかった時は運賃がかからようなので、定期より得なような気がするのだが、もしかして僕は京阪に騙されているのだろうか?

資料作りは疲れるのう……とか言ってノウハウを内にためこむから、新しく手を出そうって人がいつまで経っても増えないんだよ。ということで久しぶりにXULの技術情報書いてみた。といっても、ほとんどDOM2 RangeのcompareBoundaryPointsの使い方の紹介なわけだが。compareBoundaryPointsについては、探し方が悪かったのかもしれないけど、Webでも手持ちの書籍にも仕様書の引き写しとしか思えないようなよく分からん解説(とはとても言えない)しか無くて、こういう表みたいなのが全然無かったので、頑張って作ってみましたのよ。

しかしナンだ、どーしてこうもわけわからん仕様にするのかね こんな混乱しやすい仕様にしてメソッドを一つにまとめるくらいなら、メソッドを増やしても分かりやすくした方がいいだろうに……

3rd day

Mozilla Foundationに「入団」する、っていう言い方は初めて目にした。まあ確かに「財団」だから間違いでもない気がするけど。

FlexbetaのFirefoxの歴史に関する記事が、資料として貴重な気がしたので勝手に訳してみた。でも訳は全然自信なし。特に「damn way」って、僕の知ってる語彙で訳したら「ウンコな道」にしかならないんだけど、文脈的にそれってどうなのよって感じだし。だから大いに誤読してる可能性アリなんだなあ、と。情報元はもとひこ氏の日記

ところで、僕がFirefoxをメインに使い始めたのはFirebird 0.6くらいの頃からだったろうか。TBE他の拡張はPhoenix 0.5の段階で既に動くように調整はしていたけれども、ブラウザとしてはまだまだ使い物にならないなーと思っていたから、Suiteを使い続けていたと思う。

上記3件は全てゲーム業界についての話で、つまりは営利企業の話で、有志とかボランティアとかそういうのとは関係ないことなのかも知れないけれども、僕はこれをFirefoxなどのオープンソースな物についても適用して考えずにはいられないなあ。

デスノート 6。読んでてドキドキするマンガなんて久しぶりだ。ネタバレでそれとなく知ってはいたけれども、ニッチもサッチもいかなくなって仕方なくデスノートを手放したのかと思わせておいて、実はこれも計画の内でした、ってのは、ありがちだけどやっぱおもろいわ。

4th day

DOM2 Rangeを使って選択範囲内のリンクを収集する件についてコメントが寄せられた。cloneContentsして元のRangeをcollapseしてからinsertNode……うーん。この方法では、部分選択されたリンクがこの過程で二つに分割されてしまうのが難点のような気がします。もちろん実用上も見た目もほとんど問題はないとは思いますが。

XULの技術情報について、こういう情報をどうやって調べたらいいのか,というのが本当に知りたいことなのだが.というコメントが。うん、それこそ僕の方が知りたいです(ぉぃ) だってほんとにこれ系の資料ないんだもん……とりあえず僕の場合は、他の拡張やMozilla/FirefoxそのもののJavaScriptで書かれたコードの中で、調べたいところ(処理をパクりたいところ、変更したいところ、など)を探し当てる→XPCOMを使っていたら、Mozilla Cross-Reference でインターフェース名(nsIRDFService、など)でファイル検索する→大抵はIDL定義が見つかるので、コメントを読む→それでも分からなければGoogle検索 という感じですが。なお、XPCOMを使わない処理については、JavaScriptのオブジェクト指向的な使い方だとか、W3C DOMそのものについての解説だとかがそのまま使えるので、それらをキーワードにしてまたGoogle検索です。

ゲーム脳という偏見に対する業界団体の抵抗運動について。指をくわえて見てるだけではないんだなあ。

うちのPerl版スタイル切り替えCGIスクリプトを元にblosxomプラグインを作ったという方がいるようだ。試してないけど、これは多分、よいものだ。

G20復刻版 REVIVAL SIDE-ASIDE-B買った。そうか、もう5年も前のことになるのか……当時は薄いわ高いわで2号までしか見てなかったよ。この復刻版は「復刻」と言うよりも「総集編」みたいな感じで、特にSIDE-Aは何号分もの特集を一冊にまとめてあるもんだからズッシリ重い。妄想垂れ流しで濃すぎる。こんなの読んでられねえ。でもなんか充実感があるなあ。やっぱ好きだわこういうの。

年度初めということで昇給についてのロングミーティング。この昇給申請額はどうよ? とか、某氏にはアニメ手当(何それ)を出すべきじゃないのか? とか。まあ新入りで初任給な僕には関係ない話っちゃ関係ない話なんですが、来年は僕もこの中に加わることになるわけで、その勉強と思って……あ、いや、来年はどうだとか言うよりも、まずは来年まで会社を保たせることがそれ自体が課題か。苦笑。

何話したらいいだろう

Mozilla.Party.JP 6.0開催のおしらせ――ってことで僕もなんか喋る時間を頂けるそうなんですが、何喋ったらいいか何も考えてないんですよね。哀さんのようにXULをXPathとXSLTでいじくり倒すみたいな新機軸は、僕には到底打ち出せませんし。Web Mapはクソ重いばっかりですし。なんか「これ喋れ」みたいなアイディアのある人は言ってくれると助かるのですが。

「ココがセキュリティホールだよXULとFirefox」とでも題して、セキュリティホールの作り方でも紹介して……もとい、どの技術にどういう問題があるのかということを述べてみますかね。って僕も素人なんでアレなんですが。僕はよく「Firefoxのセキュリティを過信するな」と言ってるけれども、XULとXPCOMとFirefoxというXULアプリケーションと拡張機能というXULアプリケーションそれぞれのどこにどういう問題があって何がセキュリティ的にマズいのか、そこら辺を混同してよく分からないままに「Firefoxも危ない、拡張も危ない」と言ってる人がもし増えてしまったのだとしたら、それもちょっとどうかと思うから。

それとも、前の続きとして「10分で試すXUL」とでも題して、パッケージ化やオーバーレイといった糞めんどくさい話は全く忘れ、XULを書き始めるにあたっての準備とか基礎中の基礎とかその辺のことを紹介してみましょうか。

まあとりあえず、少なくともTBEの糞っぷりとかに怒り心頭の人に刺されたりせず無事に生還できることを祈っておきます。

5th day

zoeさん達が雑誌見ながら「うわこれいーなーWindowsに乗り替えようかなー」と盛り上がっておいでだったので何かと思ったら、週アスWorld Windの記事だった。zoeさんは地図とか地球儀とかにぞっこんラヴ(何語?)なんだということが発覚した。

自分専用の作業マシン(いつまでの社内の共用マシンを占有するわけにもいかないので)、とりあえず増設メモリだけ到着したので取り付け。あとはWindowsの追加ライセンスだなあ。

昼にうどん定食。炭水化物をおかずに炭水化物ですか。何でそんな物を注文したんだろう僕は……

ANAキャビンアテンダント制服フィギャー萌えた。欲しいぞ。一体誰が企画したんだか…… キャラデザに西E田氏、原型師に宮川武・榎木ともひで等々と、エロゲ界と模型界でよく見る名前がようけ並んでる。で、製造は海洋堂か。あとの懸念は製品版の品質ですなあ。

Mozilla/FirefoxのJavaScriptエンジン(SpiderMonkey)にメモリ上の情報を盗まれる脆弱性。テストケース、おもしろーい……じゃ、なくて。ヤバイっすよ超危険っすよ。危険度は「中」となってるけど、間違いなくクリティカルな情報を入力しているという風な状況を作り出して、このバグを突いたコードでXMLHttpRequestとか使ってデータを送信すれば、結構高い確率でパスワードや個人情報なんかを盗めるんじゃないだろうか? まあそんなタイムリーな話題ってことで、XULセッションはMozilla/Firefoxのセキュリティについてで決定ですな。

6th day

TVアニメAIRのDVD1巻が紀伊国屋BookWebから届いた。いやーしかし改めて見てみると、ほんとこれが週一で放送されてたってのはにわかには信じがたいなあ。綺麗だしよく動く(細かい演技が忘れられてない)し。凄い労力だ。イイ仕事には消費者も応えなければ先が続かないと思う人なので、普段は買うことのないDVDなんか買ってしまったわけですけれども。

ディスク本体とは別の荷物がもう一つくっついてきてて、何だろうと思ったらポスターだった。DVD1巻の宣伝のやつか。こんなんもらってもどうしようもないんだけど……かといって捨てるのも忍びないし、送料無料でいいから誰か引き取ってくれないかなあ。(と、誰ともなく言ってみる)

ルサンチマンと孤独と友情

ルサンチマン 4。打ち切りらしく最後は非常にあわただしいけれども、伏線は一通り回収してるのはよいことだと思う。ああ、でも、ラインハルト卿の城の双子メイド(?)は結局名前明かされないまんまなんか!

しかし長尾さんが唐突にたくろーに惹かれた理由がよく分からない……同情か? それに加えて負け犬(30代キャリア独身女性の意ではなく、一般名詞として)同士が傷をなめ合うためにひっついたという感じ?

たくろーが最終的に月子の方に走ったのは、「一人にしないで」と彼女自身のために「求めてくる人」と、「私が、幸せにする」と言う「与えてくれる人」とを天秤にかけた時、受け身でいられる後者の方が楽だったからなのかなと思った。そんなたくろーだから、長尾さんにも誰にも見捨てられて15年、45になっても孤独にしょぼくれたオッサンやってたのかなと。

15年経ってもラインハルト卿の写真を飾ってやってたりするたくろーは、友達思いのいい奴なんだな。そんな友を持ったラインハルト卿の中の人は、女には恵まれなかったが、幸せだったのかも知れない。

7th day

4/16のMozilla.Party.JP 6.0でのセッションに向けて準備を進めている(これ、宣伝ですよ)。XULとFirefoxとセキュリティ、という感じの話でいくことにしたので、「3分で作れるセキュリティホール in 拡張機能」みたいなテストケースというかサンプルを用意しようと思ったんだけど……ぱっと思いつくような穴は実は結構ふさがれてて、3分どころでは全然済まなかった。いやまあこれはこれで大変結構なことなんですけどね。

窓の杜でStack Style Tabsが紹介されてたので気まぐれにDebian上のFirefox 1.0.2にも入れてみたら……うわぁ、マトモに動きませんよ 以前仕事でWebページ用のJavaScript書いた時にFirefox on Linuxではonkeyupイベントハンドラがキーによっては機能しない(普通の英字キーならkeyupイベントが発行されるけど、ControlやAltなどのアクセルキーだとイベントが発行されない)ということを経験してたんだけど、モロにそれが原因ですね。さてどうしたものやら……

Firefox 1.0.3リリース候補ビルドで加えられた変更によって多くの拡張が動かなくなってしまった件について

Asaのblogのリンクが死んでたのでftp.mozilla.orgから同じ日付のビルドを落としてきて試してみた。なるほど確かに色々動かなくなってる。

このビルドで問題になってる変更はBug 281988 - Stop sharing DOM object wrappers between content and chromeというもの。XULDocument固有のプロパティをHTMLDocumentやXMLDocumentからは参照できないようにしよう、ということ……なのかな? 以下、試してみて起こったエラーから類推したこの変更の意味と影響。

具体例を挙げると、Chrome URLのドキュメント( chrome://browser/content/browser.xul など)においてwindow.document.defaultViewwindowへの参照だけれども、それ以外の普通のURLのドキュメント( http://www.mozilla.org/ や file:///c:/ など)ではwindow.document.defaultViewnullになるって感じのようだ(XUL/Migemoが動かなくなったのはこれが原因)。これは実行コンテキストとか変数のスコープとかには関係なく、XULDocumentのgetElementsByAttributeメソッドがHTMLDocumentでは使えないのと同じような感じで「どうしようもない」こと。だからgBrowser.contentDocument.defaultViewとか書いてもダメで、ここはgBrowser.contentWindowと書かなくてはならない。

しかし、こういう「代わりになるやり方」がある場合はまだいいんだけど、代替手段がない場合はどうすればいいんだ? その拡張を使うことや、そういう機能を実現すること自体、諦めろってことになるのか?

セキュリティのためには仕方のないことかもなぁとは思うけど、ちょっと、いや、かなり残念だ。最初からできないのと、今までできてたものができなくなるのとでは、落胆の度合いがやっぱり違う。

9th day

散髪した。おっちゃんに髪型作りのコツを教えてもらったけど、自分でやるとやっぱりうまくいかないんだよなあ。やっぱこういうとこが根本的にヲタなんだよきっと。

春物?の服を買う。ブランドものとかどこで売ってるのかすら知らないし、精神的にもユニクロやデパートのカジュアルコーナーくらいが限界(それ以上は、僕のようなヲタ臭い人間の侵入を全力で拒まれてるような気がするから)なので、まあ買ったものも所詮はそんなレベル止まりなんですが。それでも、少しずつでも時間をかけて手持ちの内容を入れ替えていって、マシになりたいとは思ってる。モテるモテないの話だけじゃあなく(こんなことだけでモテるなら誰も苦労しない)、他人に負い目を感じたくないからという動機で。

大阪城公園で花見。今年はちゃんと桜の見える場所を選択したので、団子団子団子な我々でもちゃんと「花見」できました。

ジュンク堂でも売り切れてて通販に頼るしかないかと思って注文した直後にジュンク堂の棚に新品が増えてて鬱になったりしましたが、サルガッ荘 34を受け取ってきた。連載の方はもう終わってるそうなので、次が最終巻なんだろうなあと思ってるんだけど……いつ出るんだろう? ていうか、出るのか? 連載開始からだいぶ経ってるらしいのに、最近になって読み始めた僕の手元にあるものですら全部初版だからなあ(つまり、重版するほど売れてないってこと)。

ひょっとしたらこの宇宙のどこかで 私は既に真実を目の当たりにしているかもしれませんという「サルガッソー外の」リコの発言と、まるで何かのカプセルか棺のような探査プロープ、どこにあるか分からないサルガッソーに「どうやって辿り着いたのか」という問いに対する「サルガッソー内の」リコの数撃ちゃ当たるという発言から見るに、クローンのリコが宇宙にはたくさんいるってことなんだろう。辿り着いたこのリコクローンはまあいいけど、辿り着けなかった、辿り着いてもメウに回収されなかったリコクローンは、なんか悲惨だなあ。

無駄に終わるのかも知れないけれども今やっとかないで後で手に負えなくなるくらいなら今やっておく

とりあえず、defaultViewが使えなくなったということだけが原因で動かなくなったと思しき物から順に対応を開始する。あまりに訂正箇所が多くてウンザリだ。こういうことが続くと、Firefoxとか開発者の視点で追っかけるのって茨の道だなあとつくづく思う。おとなしく付き従ってるのがだんだんアホらしくなってくる。

node.ownerDocument.defaultViewの代替手段としては、以下のような関数(またはメソッド)を使うことにした。

function getDocShellFromDocument(aDocument, aRootDocShell) 
{
  if (!aRootDocShell)
    aRootDocShell = gBrowser.docShell;

  const kDSTreeNode = Components.interfaces.nsIDocShellTreeNode;
  const kDSTreeItem = Components.interfaces.nsIDocShellTreeItem;
  const kWebNav     = Components.interfaces.nsIWebNavigation;

  var aRootDocShell = aRootDocShell
      .QueryInterface(kDSTreeNode)
      .QueryInterface(kDSTreeItem)
      .QueryInterface(kWebNav);
  var docShell = aRootDocShell;
  traceDocShellTree:
  do {
    if (docShell.document == aDocument)
      return docShell;

    if (docShell.childCount) {
      docShell = docShell.getChildAt(0);
      docShell = docShell
        .QueryInterface(kDSTreeNode)
        .QueryInterface(kWebNav);
    }
    else {
      parentDocShell = docShell.parent.QueryInterface(kDSTreeNode);
      while (docShell.childOffset == parentDocShell.childCount-1)
      {
        docShell = parentDocShell;
        if (docShell == aRootDocShell || !docShell.parent)
          break traceDocShellTree;
        parentDocShell = docShell.parent.QueryInterface(kDSTreeNode);
      }
      docShell = parentDocShell.getChildAt(docShell.childOffset+1)
        .QueryInterface(kDSTreeNode)
        .QueryInterface(kWebNav);
    }
  } while (docShell != aRootDocShell);

  return null;
}

フレームに対応するnsIDocShellのオブジェクトを取得する方法のうちのトップダウン方式を使って、documentに対応するnsIDocShellのオブジェクトを取得するというものだ。

var docShell = getDocShellFromDocument(aEvent.target.ownerDocument);
var win      = docShell
                  .QueryInterface(Components.interfaces.nsIInterfaceRequestor)
                  .getInterface(Components.interfaces.nsIDOMWindow);

……とすることでnsIDocShellからDOMWindowなオブジェクトを得られるので、これを以てdefaultViewプロパティの代わりに使うという寸法。ループが入ってるから凄く遅いと思うけど、今僕に思いつくのはこれが精一杯であります。「動かないよりは遅くても動く方がまだマシ」という精神でやってるので、遅いのがヤな人は自分で直してください。と、言っておく。

10th day

ウンザリしながらも少なからぬ自由時間のほとんどを費やして「Firefox 1.0.3RCで拡張が動かなくなった」件について対応を試みていたら、この問題とセキュリティの問題の両方を解決する新しいパッチがチェックインされたようで、なんか知らんけど拡張が動かなくなる問題は消滅したようですよ。まあ、どこの馬の骨とも知れん人間が作ったものならいざ知らず、内部で開発してて標準添付されてるDOMインスペクタが死んでしまうというのでは、さすがにお話しになりませんわな。でも、どうせならもうちょっと早くなんとかして欲しかった……

11th day

Windows XPならここまでできるのか! と驚いたという話。

Mac OS X風スキンを導入した上で、Y's Shadow(ウィンドウに影を付ける)WShade(ウィンドウシェード)で、一段とOS X風になりますな。ウィンドウシェードはWinShadeが右ダブルクリックとかにも動作を割り当てられて好きなんだけど……配布元サイトが閉鎖したのか何なのかダウンロードできなかったので、せめてシェードだけでもと思って代わりの物を探した次第です。

12th day

K林さんの立てたバグ「オープンソース・デスクトップ環境には萌えが必要」に対するパッチを描き(書き、ではない)、K林さんのレビューで「萌えないから」と突き返され、手直ししてさらに再提出、パッチが承認され、晴れてチェックインの運びとなりました(意味不明)。利用可能になるのはもう少し先のことになりそうです(さらに意味不明)。――見る人が見れば一発で、何の影響を受けた画風か分かるなあ。さすがにそれではマズい気がするので、もうちょっとなんとかしたい所なんだけど……

高橋メソッドいいね。画像を作らないでいいから非常にラクだ(それは本末転倒)。

SVGを使えるようにしよう!というバグに動きがあった……のか? ステータスがNEWからASSIGNEDになり、「デフォルトではSVG無効・ビルド時のオプション指定で有効」から「デフォルトではSVG有効・ビルド時のオプション指定で無効」という風に変更するパッチが提出されてる。ていうか、パッチ提出した人が担当者になったということ? 2年以上も止まってたこの話についにケリが付くのか?

13th day

違う画風で描いてるのはいきなりというわけではなくて、ここ数日、その下地になる物を描いてたりする。これはその1枚目。「3と33の物語」より、トノ×スイ百合スキーにしてレズスキーですから、描いてみたくもなるわけで……ただ、この絵は、体のバランスとかはあくまで普通寄り。カラミの練習としての意味合いが強い。僕の絵って大抵一枚につきキャラ一人で、人物同士が絡み合う(卑猥な意味だけじゃなく)というケースを無意識にか避けていたようなので、今後(何の?)のためにも敢えて苦手分野にチャレンジする次第です。でもどうせ描くなら実用……じゃなくて、かわいいものをってことで、こういうお題になった、と。

宇宙賃貸サルガッ荘。話も面白いけれども、僕は絵からも学ぶ物が多かった。

14th day

エロ絵はちょっとずつうぷするのです。「3と33の物語」より、今度はスイ×トノ。シチュエーション的には、昨日の分の仕返しみたいな感じ? トリミングで切れてしまってるけどトノの左足がちょっと太めだったり、スイの手足が太めだったり、元絵のきついデフォルメを少しずつマネしようとして結局中途半端になってるあたりが、なんというかアレですね。あと顔は前回よりこっちのが似てると思う。

インファナル・アフェアおもろかった! 燃えた!

出勤時、電車に乗ろうとして、前を歩いてた女の人の靴のかかとをうっかり踏んでしまい、その人の靴が脱げてホーム下に落ちてしまった。駅員を呼んで無事回収してもらえたのだけれども、大事なくてよかったですよ。そしてこれをきっかけに恋が芽生え……ませんから! 相手ちょうマダム! 熟してるとかそういうの通り越してますから!(失礼) でもほんとケガとか靴壊れたりとかなくてよかったし、相手もキツい人じゃなくて助かった。「謝罪と賠償を(以下略)」みたいな人だったら、僕ぁ泣くよ。マジで。

高橋メソッド in XUL

16日のMozilla.Party.JP 6.0に向けて準備を進めている今日この頃ですが、プレゼンの準備がようやくできました。ていうかこのためだけにプレゼンテーション実行エンジンなんか作ってみたり。その名は高橋メソッド in XUL外部スクリプト外部スタイルシートもセット。ほんとは一つにまとめられれば良かったんだけどね……)。当初はmala氏のDynamic HTMLによる高橋メソッドなプレゼンツールをそのまま使おうと思っていたのですが、いじっているうちに興に乗って、止まらなくなってしまいました。プレゼンそのものよりもエンジンの開発の方に時間がかかった気がします。アホですね。

そして懲りずにさらに強化。スクロールバーウィジェットを使って全体の進行度合いを見れるように&好きな位置に一発で移動できるようになった。あと、プレゼンのテスト実行を見てて会社の先輩が「なんかエヴァンゲリオンみたいやな」と言ったのを受けて、黒地白文字極太明朝体の表示に切り替える機能(エヴァモード)なんてのも追加してみた。なんか、どう考えても本題と違う方向にばっかり情熱が注がれていきますね。

15th day

XUL高橋メソッドに画像埋め込み機能を加えた。文字だけでいくのが正当高橋メソッドなんだろうけど、言葉で説明できない馬鹿な僕には画像も使えた方がやっぱり嬉しい(その画像で説明できてんのか? ということはさておく)。

青空文庫とIEのルビと拙作XHTMLルビサポートについて。うへ、確かに後半崩れてる……しかも全体に渡ってルビベースがズレてるし。表示位置補正の処理がうまく機能してないくさい。参った。

ヤクザと彼女

TAGRO短編集マフィアとルアーAmazon.co.jp)。初版じゃなくて第二刷って事は、もしかしてサルガッ荘より売れてる? 僕はサルガッ荘でこの人のマンガを知った人間だけれども、なるほど、この作家に強く惹かれる人がいることがなんとなく分かった。どっかで「コミティア系」(※コミティア=創作系同人イベントのひとつ)と書かれてたけど、確かに、こういう詩のような芸術映画のようなマンガを描く人は、そういうところにいるんだろう。

大竹出版の沢田さん、萌えたけど現実にこういう扱いされたら痛死(自分のことがどんどん痛く思えてきて恥ずかしさと情けなさから自滅すること。今僕が考えた、多分造語。)する。

「マフィアとルアー」(表題作)、Amazonのレビューで 理解していたと思っていた人に別れを告げられたことと、理解できない人種の人と通じあえたこと。それぞれの場面の描き方のみならず、この対比が秀逸。 とあったのを見て、初めてそのことがわかった。そうか、そういう対比だったのか。言われないとそういうことに気が付かない、読解力のない僕には、このTAGROという人とその作品は壁が高すぎて手に余るんだということを、それから、そんなだから現実の人間との人付き合いが駄目駄目なんだよということを、思い知らされた今日この頃です。

とりあえずおもいでエマノン買ってきて読んでみようと思いました。

16th day

あ、あれ? 明日(もう今日だけど)に備えて早く寝るつもりだったのに……

Mozilla.Party.JP 6.0のために東京へ行くのです。

エロ絵

エロ絵のストックはこれでおしまい。「3と33の物語」より、トノ×スイ。まずはトノ部分。シチュエーションは、アレが生えてるパンツを使って騎乗位ということで、物理的にはスイ×トノなんだけど心情的にはトノ×スイ、みたいな。これってよく考えたら、下になる方は気持ちよくも何ともない気がする。

しかしきょぬーはむずい。体のバランスとかもうまくいかない。で、スイ部分。僕にはオパーイが無いし、こういうアングルでどういう風に見えるべきなのかサッパリ分からないから、100%妄想でやるしかない。しかしこの絵はやっぱ変だよなあ。鬱だ。

この一連のストックは落描き感覚で描いてたものなので、塗りは超いいかげんだ。それにしてもこの汗とかの液体表現のテキトーさはどうかと思う。これじゃあエロくも何ともないじゃあないか! 改めてちゃんと練習しよう……

17th day

直帰するのもナンだし東京方面でなんか見物してから帰りたいなあと思ってはいたんだけれども、観光スポットとか全然知らないし、一人で歩きまわったってこの誰もがオサレなTOKYO(表現が古い)では心が寒くなるだけのような気が激しくしたしで、なんか普通に早朝の新幹線で帰ってきてしまいました。途中、目が覚めたらなんかもう新大阪を発車寸前で、降りらんなくて、やべ! 寝過ごした?! さてどうやって新神戸から折り返そう……とか思ったり、でも実は寝過ごしたのは新大阪じゃなく一つ手前の京都駅で、寝過ごしてなくて大丈夫だったりしました。いやもうマジで鬱になりかけましたよ。

せっかくだからジュンク堂が開くのを待って立ち読み(いやほんとはいいのがあれば買うつもりだったんだけど結局踏ん切りが付かなかった)したりして。

家に帰り着いて、シャワー浴びて寝て、目が覚めたらもう日付変わる頃でした。む、むなしい一日だ……

18th day

徹夜……つっても陽のある間中寝てたので別に凄くも偉くも頑張ってるわけでも何でもないわけですが、Firefox 1.0.3に合わせて手元のコードを突貫工事で大変更です。メールチェックしたら、なんとMozilla Foundationからメールが来てたんですよね。「拡張作者はこの資料を見て直ちに修正すれ!(意訳)」みたいな。この辺の話も技術文書としてまとめとかないとなあ。まあ実はよく分かってないんだけどさ。

時間ばっかりかかって全然終わらない。正直、仕事放っといてでもこっちの方を早く片づけたいところです(セキュリティの問題は放置期間が長くなるほどヤバイ)。

Mozilla.Party.JP 6.0の駄目駄目なまとめ

  • Firefox 1.0.3のリリースを会場で知る。こんなタイミングで来るかー。間が悪いなあー。
  • KENZさん実は最初誰だか分かってませんでしたごめんなさい。
  • 高橋メソッドによるプレゼンはそれなりにウケたようですが、今回は顔を上げないで画面ばっかり見ていてしまったので、皆さんの反応についてはよく分かってません。
  • WEB+DB PRESS Vol.27(6月発売)にXULの記事を書く(ていうかもう書いた)件を宣伝しました。掲載誌の内容からも分かるかも知れませんが、SI案件などでのWebアプリケーション用のリッチなUI開発に役立てるという観点からのXULの紹介なので、興味のある方はどうぞご覧ください。まだずっと先ですけど。
  • 実はXUL Runner全然試してません。なのに偉そうなことをテキトーに色々喋ってしまってすみません。こんな人間が作ってるわけだから、僕の制作物は信用しちゃあいけませんよ。
  • Lightweight Language方面の人と仲良くなってしまった気がします。
  • malaさんと仲良くなってしまった気がします。
  • Googleの中の人ともっと話せたらよかったのになあ。
  • スラドとかで有名な某Oliver氏を生で見てしまいました。でけー。カコイイー。
  • Lunascapeの近藤さんと肉博士のzoeさんのコラボレーションによって、肉scapeが実現する可能性が出てきましたよ!
  • malaさんとかに、何でこの界隈(どの界隈?)の人は無用にヲタをアピールするんだろう、と言われてしまいました。当日朝にトノ×スイのレズカポー絵なんかを放置して出かけた僕には耳の痛い話です。
  • だからって訳じゃないですが、Firefox子×さんだば子(あるいはその逆)で萌えでエロなマンガをもじら組名義でコミケで出すか?!みたいな話が浮上したり。正直、超乗り気ですが何か?
  • Firefoxボールペンは正直微妙。使い方わかんない人続出(僕の周囲で)。
  • malaさんとM野さんと一緒に叱られたりなんかしました。まあ、これもいい思い出。

ちゃんとしたレポートはDESKTOP.Good-Day.netのドメインで書いてますので、そちらをどうぞ。

19th day

世の中はほりえもんとフジの和解や中国人のはっちゃけっぷりの方が注目のようですが、僕ら駄目ヲタ……もといWebやらCGやらに興味持ってる人間にとっては、やっぱりAdobeがMacromediaを買収というニュースの方がはるかに衝撃です。仇敵MacromediaのFlashに対抗するためにAdobeはSVGを推していたのではないかと僕は勝手に思っているので、そのFlashを手中に収めた今、SVGはもうオシマイなのかなーと、危惧していたりします。せっかくFirefox 1.1でSVGをネイティブサポートするって話が出てたところだったのにねぇ……

20th day

デザインセンスのないデザイナーほど虚しいものはない。

超眠い。眠いのにコードをいじるから、しょうもないミスをする。ミスがあるから、やりたいことを後回しにして、ミスの手直しに時間を割く。作業時間が無駄に増えるから、夜更かしする。夜更かしするから眠くなる。Firefox 1.0.3のリリース以来、そんな感じの日々です。

DebianベースのubuntuというLinuxディストリビューションは、Debian GNU/Linuxのあまりの停滞っぷりに業を煮やした人達が、その情熱をぶつけて作ってるんだと聞いた。Debianの重要な人達が、こぞってubuntuに参加しているのだとか。そういう話を聞くと、Debian駄目駄目じゃんって思うんだけど、それでも彼らはDebianベースの新たなディストリビューションを立ち上げて情熱をそこにぶつけているのだから、Debianはそれだけ深く愛されてるんだなあと思う。

翻ってMozilla関係に目をやると、Mozilla Japanやもじら組に文句を言う人はいても、じゃあ新しいものを立ち上げてやるぜってなことを言う人はいない(僕は見たことがない)。Mozillaは、Firefoxは、今は重宝がられてチヤホヤされてはいるけれども、結局の所はその程度にしか思われてないんだなあ……と、Debianとubuntuの話と見比べていて、僕は思うのです。

まあ、たかがソフトウェアごときに、あんまり執着するのもどうかと思いますけどね。IT技術ってすぐ陳腐化するから、フットワークが軽くないとすぐ時代から置いてけぼりにされてしまう。そういう観点から言うと、Mozillaユーザは賢い消費者が多くて、ユーザーコミュニティが活発な他のオープンソースなプロジェクトでは消費者としては馬鹿な人が多い、って事なのかも知れない。

21st day

Super Drag and Goのセキュリティホールについて、知ってんならフィードバックしろよと言われたんだけど。まず僕は英語が苦手で、この情報を伝えるメールなりコメントなりを書くだけでえらい難儀する。次に、報告をするって事は、それが修正されるまで見守らなくてはならないってことだけど、僕には修正を確認できるまで追いかけ続けるだけの気力がない。そして最大の理由として、僕はSuper Drag and Goを使ってない。つまり思い入れがない。以上の理由から、僕の中ではこの件は優先順位として相当低い位置づけにならざるを得ない。そんなことより、自分の作った拡張のセキュリティホールを埋めることの方がよっぽど優先順位が高い。そしてその最優先事項すら僕はまだ達成できてない。なんつうかね。自分の作った物に責任持てないで、他人の作った物に文句言ってられませんがな。

Firefoxと拡張とセキュリティと社会的信用

  • Wikiとかの、誰が書いたかわからんようなところに投稿された拡張機能を、信用して導入してよいものか? その中にバックドアが仕掛けられている可能性は無いのか?
  • バックドアとまでは行かなくても、ページ読み込みに際して作者に金が入るアフェリエイトリンクに誘導して小銭稼ぎしてたりするような、浅ましいマネをしている可能性はないか?(まあ、それでユーザが損をするのでなければ、それほど目くじら立てることでもないんじゃないの? と僕は思ってるけど……)
  • 身元を明らかにしている人間は、そういうところで悪事をはたらけば、実生活に影響が及ぶ。ということは、身元を明らかにしている人間は、実生活に影響が及ぶ可能性が抑止力となって、悪事をはたらきにくくなる。
  • そういう風に、責任の所在(端的には、不満のはけ口とか、いざというときに吊し上げる対象とか)が明確でなければ活動が世間から認められないというのであれば、無責任な気持ち、あるいは悪意むき出しな考えでは参加しにくくなるだろう。しかしそれは同時に、新たに手を出そうとしている人を萎縮させ、関係者コミュニティを先細りさせてしまいかねない、諸刃の剣である。

穿った見方をすれば、僕が「拡張機能を作るなら、セキュリティに十分配慮したり更新を追っかけたりする負担を負わなくてはならない」とか言って警告しまくってるのは、新しく拡張機能の開発に手を着けようと思ってる人を無駄にビビらせて遠ざけることによって、「数少ない拡張機能作者」という立場にしがみつこうとしているのだ、という風に見ることもできるかもしんない。実際のところは、むしろとっとと手放したいっていうかなんていうか。まあ、自分が何かの主導権を握るというのは、確かにとても貴重な体験で、楽しいことなんですけどね……

23rd day

canvas要素。名前空間がXHTMLってのがなんかヤだなあ。ところでバックエンドにはCairoというクロスプラットフォームの描画ライブラリを使用するそうだけど、SVGに関してはWindowsだけはGDI+を使うって話がなかったっけか。なんでSVGとcanvasで違うの?

仮にですよ。一日の労働時間を法定労働時間の8時間と仮定してですね。人はそのうち何時間、「ああ、今俺は最高に働いてるゼ!」てな具合に集中して精力的に働けるものなのでしょうか。――こんなこと書いてる段階で、ああこいつは一日に何時間も集中して働けないオチコボレなんだなってことが、もうバレバレなわけですけど。

歯医者に行くはずだったのに寝坊して流れてしまった。また来週、ですよ……

今日買ったもの。ガンダム分の不足を感じて、可動が凄いというMGガンダム「Ver.一年戦争」を買いに行ったんだけど、売り切れだった(ジオンの色替えモデルはいっぱいあったけど)のでなんとなくMGボールなんか買ってみた。あと、これもまたなんとなくリプたんなど買ってみた。

今更だけどMGボールまじでイイね! ほんとに隙のない設計だ。合わせ目が気になるようなとこはデザイン処理とスライド金型によるワンパーツ成形でほとんどカバーされてるし、これは設計段階でそう意図されてたのかどうかは分からないけど、ゲート跡もかなり隠れてくれる。まだ仮組みも仮組みという状態だけど、これは成形色仕上げにしても表面のヒケとかキッチリ潰して仕上げたくなるなあ。

紅茶の妖精のリプたん、本誌のマンガでは「上のヒモを持って軽くチャプチャプ」すれば美味しくなるって言ってるけど……ティーバッグでこういうことするのは御法度なんじゃなかったっけ? 却って不味くなるはずですよこれでは……

リファクタリングってこういうのをいうのか?

リファクタリング(直接の性能向上ではなく、プログラムのメンテナンス性の向上を目的とした改変)の一環のつもりで、TBEで100KBを超えてたファイルのいくつかを機能ごとに分割しつつあります。この副作用として、例えばブックマークまわり、コンテキストメニューまわり、リンクまわり、などの単位で機能を切れるようになります(が、そういう場合の動作を想定した設計ではありませんので、不具合が起こる可能性はあります。これはあくまで「どーしても、不具合が出ようとなんだろうと、不要な機能はトコトン切りたい」という人向けの隠し機能扱いになることでしょう)。

ええと。分割といっても、大方の人が想像してるようなもの、すなわち、機能ごとに独立した拡張機能にして欲しい機能だけ取っ替え引っ替えして導入できるようにする、というようなものではない。そういう方向性では、既にminiTやFLSTやClick2Tabやその他諸々の単機能拡張が既に多数存在しているのだから、今更「TBEの各機能と同じ機能を実現する単機能拡張」を「僕が作る」意味など全くない(それどころか、拡張機能を探してる人に対して無闇にハズレの選択肢ばかりを増やすことになりかねない。だから、TBEは今のスタイルを貫く)。それにもかかわらず「TBEを機能ごとに個別の拡張機能に分割するべきだ」と考える思考過程が、僕には全く理解できない。

僕が今やってる作業はあくまで、「TBEのブックマーク関係の機能をいじりたいけど、100KB以上ある一つのファイルの中から目的の箇所を探し出すことなんてできやしない」「リンクまわりの機能をいじりたいけど以下略」「だからTBEのソースは作者以外には全く触れない」「だから実際にパッチを送りつけてきて具体的改善策を提示してくれるような人も現れない」「開発を引き継いでくれる人も現れ得ない」という現状を少しでも改善して、最終的には僕自身のTBEいじりにかける時間を減らす、ということを目的にしている。それ以外には全く期待してないし、目指してもいない。そこンとこよろしく。

AV男優とか

ホモの嫌いな女はいない」というのが先生の持論で、ある意味、時代の先を行きすぎた人だといえるかもしれませんという話を見ていて思った、ビデオ屋の棚に「普通のやつ(男×女か女×男)」「ホモもの(男×男)」「レズもの(女×女)」の3種類が並んでたとして、どれを選ぶだろうかって話。

僕は多分ここで「レズもの」を手に取ってしまうと思うのだけれども、それは一体何故なんだろうか。自分自身がそういうエロい局面と無縁だと思ってるから、男×女の普通のAVはあくまで他人事としか思えず、そして自分が酷く哀れに感じられるから、男×女のAVを見るとどこか悲しくなる、それ故に、男が出てこなくてそういう負い目を感じなくて済むレズものに流れてしまうのではないか? と分析してみたけれども、男×女のAVで男の顔が映し出されると非常に萎えるという事実を鑑みると、やっぱりどこか自分の存在をそのシーンに投影して見てるところがあるんだろうな。

25th day

運動のためにと思ってエレベーターを使わずに階段で昇ってみる日。B2Fから13Fまで計300段近くは、老体にはきついものがありますのう……(とか言ってみる)

初任給。でも1年くらいバイトで通ってたので、感慨は無い。いいんだろうかこんなことで、社会人一年生……

タブブラウザ拡張がDebianパッケージになってるということを初めて知った。他にもパッケージになってるものがあるようだ。でもなんかFirefoxの拡張マネージャ経由で導入した場合と違ってrootでないと使えないとか色々問題あるみたい。そりゃapt-getで一括して管理できるのはラクなんだろうけど、こうかち合ってしまうのでは、さすがにどうかと思う。Firefoxの拡張機能は、僕としては、Firefoxの拡張マネージャで管理することを推奨したいです。

しわくちゃな状態で着てってしまってはずい思いをした(と、感じるようになっただけ、ただのヒッキーキモヲタから少しは成長したとは言えないだろうか?)ので、母と二人であーだこーだ言いながらシャツをアイロンがけしてみた。てゆか、ここ何年もアイロンがけしてない主婦ってどうなんでしょう。アイロンがけの必要なものはまとめてクリーニングに出す派になってしまったそうなんですが(なんてゼータクなことを……)。そういうわけで、家庭百科なんてなものを見ながら「アイロンがけは背中の裏側からやるらしいよ(母)」「へぇ〜(己)」とかやってました。アイロン台が小さくて難儀したし。キレイにしわが取れなかったのはそのせいもあると思いたい。ああっ、もっと大きいアイロン台が欲しいわ、もうっ(主婦風に)。

26th day

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?をなんとなく買ってみた。む、この人って女子大生会計士の事件簿の作者の人だったのか。前に大学生協で見かけて「なんじゃこりゃ」って思ってたんだけど、ちょっと読んでみるかなあ。

27th day

Firefox子とThunderbird子マンガ(4コマ)。キャラクターは犬神さんデザインで。ネタとしては微妙ですね……思いついた時は「コレキタ!」だったんだけど。

僕ってヤな奴だなと。どの辺がヤな奴かというと、自慢したくてたまらない、あるいは、他人に比べて優位を示したくてたまらないのに、それを直接言うのが憚られるからと、やや遠回しにそれに触れるところ。完全な遠回しじゃない(そうしないのではなく、頭が回らないからそうできないのだけれども)というのがタチの悪いところで。とかなんとか自分で自分のことをよく見てるナルシーなあたりもまたヤな奴だなと思うんだな。

昼飯食いに行くぞー、と会社の先輩方について行ったら、なんかきちんとした店に行くことになってしまった。いや、デキる社会人な人からすれば別にどうって事ないのかも知れんけど、値段も1000円台で全然まったくもってお手頃なんですけど、席に着いたらもう皿とナイフ・フォークがセッティングされてるわ、注文したメニューによってその食器を下げたりするわ、なんつうか、ヨレヨレのしょぼい服とかきちゃない頭とかでそこに座ってるだけですんごく気疲れしてしまった。そんな店。味とかよく覚えてないよ。

いざ女の子とそういう店に行った時にキョドってたら格好悪いから訓練して慣れておけ、みたいに言われたけど……訓練ってのは本番を想定したものですから、その本番があり得ないわけですから、訓練もあり得ないわけですから、なんとも悲しくなる、そんなひととき。

あ。昼食代、立て替えてくださった方に払うの忘れてるよ。1260円。

「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」のDVDをなんとなく買った。手元に置いておきたくなるし、持ってて損と思わない、そういう作品。んでまあ帰宅後に親と見てた(←カッコワル)わけですが、親の反応はイマイチだったような気がします。笑うとこでは笑ってたけど、ノスタルジーをテーマにしたシリアスな映画としては、という意味で。万博世代の親にウケなくてその次の世代の僕にウケるって、どうなんだろ。

「オトナ帝国の逆襲」は、大阪万博の映像の印象が強いし、作中でも「20世紀」という言葉がよく出てくるから、20世紀とか昭和とかそういうものをライブで体験した世代でないと分からない映画なんだ、と言う向きもあるかもしれない。それでも僕がこの映画に大ハマリするのは、テーマが「ノスタルジー」という人類普遍の感情にあるからだろう。べつに20世紀という数字に拘らなくても、世の中のことが何もわかっていなかった小さい子供の頃は、未来はバラ色だった。何にでもなれた。でも、いざ大人になってみたら、それは幻想だった。そういう落胆が少なからずあるから、僕は「昔に戻る」というストーリーに惹かれてしまうんではないだろうか。

28th day

何かにつけてゲシュタルト崩壊を起こしがちな今日この頃です。

ヲタ絵を描けるプログラマなのではなく、プログラムをちょこっとだけ触れるヲタ絵描きであるということを、僕は改めて強調しておきたい次第です。絵柄古いけどさ。全然かわいげない絵しか描けないけどさ。下手糞だけどさ。

笑えるマンガを考えるのって難しい。人を笑わそうと思うと、何をすればいいのか分からなくなる。頭を抱えて出したネタは自然と、僕という人間の性質を反映したものになり、どこか自虐じみたものになる。そんなネタしか出てこない自分がまた嫌になる。

29th day

  1. 深夜、原因不明のBEEP音を響かせてメインPCが落ちた。
  2. 何度起動しても落ちる。
  3. 諦めて寝る。
  4. 目が覚めたら何故か電源が入ってた。奇妙だ。恐ろしい。とりあえずシャットダウンしておく。
  5. 天気がいいから布団を干せと親に言われて布団を干す。
  6. 干してた布団が落下。
  7. 布団を回収するには僕の部屋から外に出なくてはならない。しかし唯一の出口はメインPCがふさいでる。
  8. メインPCはデュアルディスプレイの高さを合わせるためにPCの上に空き箱を上にいくつか積んでいた(手抜き)。荷物をえっちらおっちらどけて、部屋の外へ出る。
  9. 布団回収。
  10. せっかくだからと窓を開けて、普段は掃除しないところまで掃除してみる。
  11. 興に乗って、もっと大々的に片づけしたくなり、部屋を局部的に大掃除。
  12. メインPCの上に箱を積み上げてデュアルディスプレイの高さを合わせるという、空間の無駄な利用について、前々から問題意識を持っていた。
  13. ラックを買ってきた。ラックの最下段にメインPCを、最上段にデュアルディスプレイ用のディスプレイを載せ、中段は物置に。

いろんなものをガンガン捨てまくったワリにあまり空間が広がったように感じられないのは、普段見えないところというか意識してなかったところというか目を背けてたところというか、どうでもいいような所の隙間を埋めるように崩れたり押し込まれたりして存在してた古い紙類を処分しただけだから。

地層のようになった古い紙類を片づけていたら、高校の頃の絵がバインダー一つ分出てきた。絵置き場に置いてる古い絵の下描きとか。あの頃は楽しかったなあ……(遠い目)

30th day

AWARD BIOS エラー・メッセージによると、「ビープービープー」という救急車か何かのようなBEEP音は、CPUまわりの問題の可能性が高いようだ(この後マシンが落ちるものなのかどうかまでについては、情報を得られてないけど……)。

フタ開けてみたらヒートシンクが超熱かったので、CPUとヒートシンクとの間がうまくひっついていなかったからだろうかと思い、グリス塗り直してヒートシンクをぐにぐに押しつけてよーく慣らしてから固定してみた。しばらく動かしてみても、そこまで熱くなるということはなくなったようなので、これで一応の解決としておきたい。

TBEの存在意義

Tab MixにSession SaverやCrash Recoveryなどの機能を含めて欲しい、という要望に対して、Tab Mix現作者の人はIt would increase the size and decrease the speed of the extension too much. Maybe in a version far, far away, in another age... please understand. The aim of Tab Mix is to be small, fast and non-buggy at the opposite of Tabbrowser Extensions.(大意:その要望に応えることは、Tab Mixを肥大化させ、低速化させるだろう。多分永久にそうだ(=軽くて安定しててそれらの機能を併せ持つ物は作れない)ということを分かって欲しい。Tab Mixの目指すところは、小さく、速く、そしてTabbrowser Extensionsとは正反対に、バグのないものになることだ。)と答えている。TBEのどこが癌かよく分かってるなあ。ほんでまあ、かつての僕はそれにNOと言えなくて、ホイホイそういう機能を加えてしまって後で泣きを見てるわけで。つまりTBEの最大の癌は、目的意識のない作者そのものってことだ。

まあそのなんつうかね、自己弁護になっちゃうんだけどさ、それもある意味じゃあ仕方のないことなのかなっておいちゃん思うワケよ。それ以前にそゆ機能を提供してくれる拡張って多分無かったと思うしよ。おいちゃんも、問題の切り分け所とかよく分かってなかったしよ。FirefoxがMozilla Suiteよりいいものになったのも、やっぱ反面教師っつうか悪例っつうかそういうものがあったからこそなんじゃねえのかって思うしよ。つまりTBEの存在価値は、Tab Mixのための踏み台になることだったんやね。うん。

――と書いていたのを見て、Tab Mix現作者の人に対して「なんて失礼な!」と憤りを感じた人がいたようなのだけれども、僕自身はこの発言は特に失礼とは思わない。なんも分かってない人に理由もなく糞だ糞だと言われれば、そりゃあ僕だってイヤンな気持ちにならんでもないですけど、彼はおそらくTBEの何が癌で何が本質的に必要なものなのかコードの中身まで見て見極めた上で、ああいう風に書いたのだと思うから。

レッテルと悪意とコミュニケーションの放棄

レッテルを貼ることが必ずしも悪いことだとは思わないけど、レッテルを貼る時には少なからず悪意が働いているのではないだろうか。対象に対する悪意が働いているというか、対象を快く思っていないというか、対象のことを考えることを放棄しているというか、対象のことを見限っているというか、とにかく、そういう感情が。

誰かのことを単純に一言で言い表すということは、その一言で言い表せない部分をまるっきり無視するということだと思う。もしその人が対象のことを全て知り尽くしていて、その上で要約しているのなら、まだ理解できるけど……ロクに知りもしない対象のある側面だけを取り上げて「それがそいつの本質だ」と言うのは、とても失礼なことだと思う。

人間とは本当に複雑な内面を持った生き物だと思う。しかもその複雑さは絶えず変化するものだから、一生かかっても相手のことを完璧に理解し尽くすことはできないのではないかとも思う。本気でその相手とつきあっていこうと思うなら、常に価値判断を迫られ、常に「自分の中にある相手のモデル」の更新を強いられることになる。ということは、ロクに知りもしない対象のことを一言で切り捨ててしまうのは、相手との相互コミュニケーションを放棄し、自分の中にある相手のモデルを更新するコストを放棄し、捨て置く、ということではないだろうか。

そういうわけで僕は、特定個人を名指しでレッテルを貼るという行為にためらいを感じるのです。

――と書いたのを見て、思い当たる節がある人が無用に気分悪くなるかもしれないなと思ったので補足しておくと、これは別に名指しできないような誰かを相手にボソッとつぶやいた嫌味なんかではなくて、学会員の芸能人リストというのをWebで見つけてそのことを話題に出してきた母を見て思った一般論ですよ。そういう一般論を語ることがムカつくのだ、ということなら、それはそれで。

写実的な……

エロっちい絵を描くにあたって、エロ写真やエロマンガで見たことあるようなアングル以外になるとまるで手が出ない、ということについて。

実際の所、やっぱホンモノ見たこと無い(母親除く)というのは弱点だよなあと思う。多くの絵は、目で見た3次元のものを2次元に投影して描くわけだけれども、実物をじっくり見たことがない僕のような負け組の人の場合、「他の人によって絵や写真などの形で『3次元 → 2次元』にコンバートされたもの」を『2次元 → 嘘3次元』に逆コンバートして解釈して、さらに『嘘3次元 → 2次元』とコンバートし直すわけで、その間の情報の劣化はやはり否めない。

いやね、こないだものすごく悲しくなる出来事があったんですよ。某所で見かけた(おそらく魔改造の)エロフィギュアの写真なんですけど、なんていうか、あり得ない角度でアレが女子のあんなとこにささってんですよね。そのブツは実は逆L字型ですか?っていうくらいに。

もしそれが仮にネタや単純なパーツの接合方向のミスとかでなく、マジでエロいものを作ろうとして作られたものなのだとしたら、「実物を見たことが無く、『女』ってこういうものなんだ、と思いこんでしまってる制作者」「そのフィギュアを『エロいもの』と認識してしまえる、やはり実物を見たことがない読者(?)」の両者ともが、もう、情けなくて情けなくて。

まあ僕も、「それはいくら何でもあんまりだろう」と判断する根拠となった性知識は、全て写真や絵やビデオ映像によるものでしかないのですけれども。だから、僕の描いたエロっちい絵も、経験ある普通の人から見たら「うっわ何こいつ! 本物見たこと無いからっていくら何でもこりゃあんまりだろ! 真性童貞キモスwww」とか評されてて何ら不思議ではないわけで。

まぁ絵のためだけに見たいってえワケじゃあないんですが、そういう意味も含めて、母に「オパーイじっくり見せてくれ!」だなんて言えるわきゃありませんし、やっぱり、その、なんだ、風俗でも行くしかないか……と思ったりする昨今です。

……サービスも受けずにスケッチを描きまくる変な客になってる自分を想像して鬱。