2003/12の Past topics

1st day

テスト版公開したら速攻で「やっぱり動かんぞゴルァ」なレスが付いてて鬱。一体どないせえと。 MozillaFirebird 0.5〜0.7 Milestone Build をサポート対象外にすれば話はメチャメチャ早いンですけどね……それはできないので。

3rd day

母が中鎖脂肪酸のヘルシーリセッタを知らなかったのは意外だ。

生番組をボイコットしたりチケットが売れ残りまくったりライブに人がサッパリ来なかったりと寒い話題に事欠かない t.A.T.u. ですが、すっかりブームが過ぎ去った(と僕は思ってる)今になって初めてアルバムを聴いてみた。ウホッ、いい曲……こういうの大好き。つかユーリャ萌え。

プラモ話

ヘイズル改制作記に移動)

プラモとトラウマ

中学校時代のモデリング通信講座の件はその「人生最大の汚点度」において、幼小中のいじめられ経験・高校時代の国際電話自動接続エロサイト被害などを引き離して断トツでトップの地位に輝いている。この事を他人に語るのは初めてだ(←いきなり全世界に公開かよ)。

当時は近所でこういう素材や工具の揃う店がなくて(あったのかもしれないけど、僕は知らなかった)、ホビージャパンとかの雑誌も知らなくて(知っててもレベル高すぎと思って敬遠しただろうな)、ファミ通かなんかの広告ページにあった通信講座の案内だけが唯一模型の技術を得られる道とアッサリ信じ込んで、親に泣きついて申し込んだ。しかし最初の課題がファンドによる美少女フィギュアのフルスクラッチで、サッパリ興味が持てなかったためあえなく挫折。入会金と最初の代金を払っただけで、あとは課題も月々の代金も踏み倒してしまった。造形センスも忍耐力も無いガキんちょがフルスクラッチに挑戦なんて頭湧いてんじゃねえの?と思わずにはいられませんな。

しかも使わずじまいだったプラ材で、 GP03 あたりを芯にして資料もナシに GP04G を作ろうとか死ぬほど無謀なことを考えてたし。これも積層プラ板でシュツルム・ブースターを一本作ったか作らなかったかって辺りで投げてしまった。このプラ材は 1/48 エステバリス(陸戦フレーム)の改造にも使ったなあ。これはヒザに横ロールの関節を仕込んだりして、それなりにちゃんと完成させられたと思うのだけど、2機目(空戦フレーム)は仮組みで投げてしまった。投げたといえば、 BB 戦士のデンドロビウムも仮組みすら終わらせる前に EX モデルでデンドロ発売の報せを聞いて一気に興味が失せて投げっぱなしだし、 HGUC デンドロビウムも HGUC GP01 も箱のまま仮組みにすら取りかかってないし、 MG マスターガンダムも……無事完成までこぎ着けたのは Ver.ka くらいのものだ(だから、嬉しさもひとしおだった。わざわざ特設ページまで作ったのはそのせい。これもハイパーバズーカを「投げて」しまってるが……)。つくづく模型絡みでは「途中で投げた」記憶しかない。本当に自分がイヤになる。

いや、これは別に模型だけに限った事じゃない。絵だって漫画だってプログラミングだって何だって、投げっぱなしの事ばかり。僕の飽きっぽさは本当に救いようがない。僕が自分で自分のことを一番嫌いな点は、ここなんだ。

閑話休題。とにかく、その通信講座の資材の残りを求めて、引っ越しの時に運び込んで放置してた段ボール箱を押入の奥から発掘してきて開けてみたのです。

プラ材や WAVE のポリキャップは何ともなかった。しかしファンドはさすがにカチカチになってた。粉にして水につけりゃあまた使えるという風に聞いたことがある気もするけど、使う機会がまず無いので捨てる。ワークのモリモリ徳用 1kg 未開封品……8年間寝かせたポリパテってどんな風になっちゃってるんでしょうねえと思って開けてみたら、分離してた。しかもゼリー状だ…… もしかしたらまだ使えるのかもしれないけど、使わないし、過去を清算する意味も込めて捨てる。

書類だけでも処分したことで、少しスッキリした。まだまだ処分しなきゃいけないものはたくさんある。この調子でガンガン捨てていきたいものだ。

4th day

ケガキ針代わりに使ってたコンパスが唐突に折れた。まあ10年以上使ってる計算になりますからなあ……(小学校の時に算数の授業用に買った)

ありみかさとみ氏の就職が決まったそうな。僕はといえば世の平均的な四流大学生の就職活動を地でいくだらけっぷりで、今日は先週書いた練習の履歴書とエントリーシートの添削を肴に事務室の就職担当のおねいさんと小一時間ほど鬱トークを繰り広げておりました。

就職とかの鬱になるしかない話は他人とするに限りますな。肉親と話したって何の実りもない。いや、それはうちだけかもしれんけど。

僕はどうやら悲観的な考え方が染みついているようなので一日一つを目標に「良かった探し」をしてみれと言われた。あと、ダラダラ書くことと華美な文を書くことが染みついているようなので個条書きで完結に日記を書いてみれと言われた。

今日の「良かった」
pitONE で、300ポイント加算の券を後で別のカウンターで処理してもらおうと思って先に買い物の精算をしていたら、そのレジのおねいさんが「今加算できますよ」と言ってくれた。
今日のまとめ
  • 昨日の8年物ポリパテを大学のゴミ捨て場に捨てた(ぉぃ)
  • 就職支援セミナー番外編の先輩体験談を最後の方だけ聞いた。
  • ドキュメンタリーの講義で大阪 CINEMA 塾の「30歳女性が子供の頃虐待を受けた父と対決する」作品を鑑賞した。父親の逃げっぷり・逆ギレっぷりが自分のことのようで見てられなかった。
  • メインマシン( Windows2000 )が起動しなくなった。
  • ヘイズル改の肘ブロックの削り出しを終えた。
  • 総集編を作るために、会誌の原稿を新編集長の緑川君に渡した。

こんなんでいいのか?

5th day

(ヘイズル改関係の話はヘイズル改制作記に移動)

昨日は Windows が突然起動しなくなって激しく焦った。うちの場合、経験上こういう場合はハードウェアのトラブルの確率が高い。ということでケーブルを抜いたりカードを抜いたりメモリを挿しなおしたりしていたら、よくわからんがまた動くようになった。しかし今度は NIC を認識しなくなってしまっていてまた死ぬほど焦った。カードを抜き差ししていたらよくわからんがまた動くようになった。こんなんばっか。

picoBBS の更新を受けてうちで使ってるものも修正。ちなみにうちで起こっていたログ消失は空ファイルをうっかり FTP 転送して上書きしてしまっていたために起こったこれ以上ないというほどの人的ミスなので、氏に非はありませんことよ。

念のため補足しておきますと、四流大学生の「四流」は「大学」ではなく「大学生」にかかっておりますので、その旨よろしく。

大学に行ったら休講で鬱。

「頭文字 D 」を「電車で D 」のように他のネタでやってみるのに何か良い題材はないか(戦車で D 、ロードローラーで D 、パンダで D 、など)というしょうもない話題で盛り上がれる友人の存在は貴重かもしれない。ああ、僕も遊び行きたかった……

一年上の人たちの卒業制作の経過発表みたいのがあったので、混ぜてもらった。感想。当たり1、微妙1、ハズレ1(10年くらい前に流行った「ジャンル名:マルチメディア」な意味不明コンテンツですか? とツッコみたくて仕方がなかった)。……選択制の卒業制作でこれって事は、なんか凄く不安になってきたんですけど、この学科の行く末。

バイト終わって後片付けしてたらバスの時間を逃してしまって徒歩で帰宅……

今日の良かった
バイトに向かう駅の昇り階段で前を行く女子高生のスカートが激しく短くて目の保養になった

……これは良かった探しなのか?

6th day

昨日は帰り着いたら飯食った後風呂にも入らず寝た。目が覚めたら7時半。ああ、健康的だ……

N さんが実は同人者だと昨日初めて知った。意外だ……というか男のヲタと女のヲタって基本的にヲタっぷりをにじみ出させるような外観かどうかの比が全く逆だなあと思う。

また Firebird が落ちてブックマークがパァになった。しかし今回はこの前とは違う。プロファイルの内容は前回の復帰直後にまとめてバックアップしてあるし、ブックマークは毎日のバックアップがあることをもう発見(違)済だ。というわけで履歴以外については速やかに取り戻すことができた。

今日の良かった
でるさんの役に立てた(?)

7th day

(ヘイズル改関係の話はヘイズル改制作記に移動)

今日の良かった
S さんが講習を当日にブッチしたことについて、 S 先生が僕の代わりにキレてくれたこと。

8th day

(ヘイズル改関係の話はヘイズル改制作記に移動)

今日の良かった
可動モデルにしているヘイズル改を関節固定モデルと間違えられたこと。模型を知ってる人なら分かると思うけど、キャラクターモデルについては多くの場合「可動モデル:遊べるけど旨みがいまいち」「固定モデル:旨みあふれるけど遊べない」という共通認識があるので、昨日のマシンガンと盾を構えてる写真が固定モデルと間違えられたということは、つまり、そういうことです。

死の恐怖

最近、死ぬということについてよく考える。こんなに死について考えるのは小学校4年くらいの時以来だと思う。

気が付くともう21歳になってしまっている。きっと、そのうち気が付いたらもう還暦を迎えていたりするんだろう。それで、気が付いたらもう死んじゃってたりするんだろう。寿命じゃなくても、事故や病気でも。じゃあ、死ぬってどんな感じなんだろう? 明日は我が身なのだから想像は尽きない。

宇宙ができる前は「無」だった、という話を昔聞いた。今の最新の科学ではそうじゃなくなってしまってるのかもしれないけど、ともかく、その説を信じたとして、「無」って何なんだろう。色もなければ温度もない、空間という概念さえ通用しない、それってどんな状況なんだろう。

死ぬというのはそれに近い事だと思う。生きている人間の意識というモノが脳の中でやりとりされる電気信号や化学変化で成り立つ「現象」なのだとしたら、死ぬということはその現象が終了するということだ。死んだら意識は消える。消えた「意識」は、消える瞬間をどう感じるんだろうか。消えた後をどう感じるんだろうか。「無」とは、「消えた意識」が観測する「自分が消えた後」がまさにそうなのだと思うし、そういう「無」が「死」なのだと思う。

眠りにつく直前のことを僕は憶えていないが、それは眠りにつく直前にものを考えていた「僕の意識」が跡形もなく消滅したということだ。つまり、寝る直前の「僕の意識」は、「消滅」「死」を既に体験している。そう考えると、とても恐ろしくなる。僕が今死んだとしたら、もう世界を観測することもできなくなって、僕自身を観測することはできなくなって、自分もなければ他人もない、考えることも考える主体もない、完全な「無」になるということだ。「ああ、なんて穏やかなんだ」という感想を抱く主体としての自分もいなくなってしまう。今こうしてものを考えている自分がいなくなってしまう。恐ろしい。

考える主体がいないというのは、何も考えずにいるのと似ていると思う。僕は「忙殺」されているときは「死への恐怖」を感じない。忙しすぎて何も考えられないという状態は、ものを考える自分がいなくなってしまっているという点で同じだからだ。つまり、この世への未練がなくなっているということだ。自殺を押しとどめさせるというのは、この辺りの心理状況がカギになってくるのではないだろうかと思った。

9th day

ていうか MPL なんだから問題を修正した改変バージョンを自己の責任において自由に公開して頂いて結構なのですが、 me4get 氏によるもの以外にサッパリ見かけないのは何故だろう。ていうかそもそもこんな糞拡張機能よりもっと洗練されたものが出てきててもイイと思うんですがどうだろう。シングルウィンドウモードを実現するだけの拡張機能とか、いいかげん、出てきててもおかしくないと思いません? こんだけ要望出てんだし。僕は現在の構成のものを公開するのでいっぱいいっぱいなのでやりませんが。

昨日の良かった
書き忘れてたけど。バイトから帰ったら部屋のストーブが点いてた。父が、そろそろ帰ってくる頃だから部屋を暖めておいてやろうと思ってしてくれたそうだ。
今日の良かった
神戸屋の肉まんドーナツが思いの外うまかった。

ジポホ

いわゆる児ポ法問題というのはつまる所、「悲しいけどこれ自業自得なのよね」という話なのではないかと僕は認識している。

  1. 自主的なゾーニングさえきちんと行っていればお互い(幼児性愛者もそうでない人も)まあ幸せでいられるはずであろう。
  2. ところが、ロリペドもの(というか、エロ全般について言えることだけど)を商売として扱う側が自由化の名の下に無節操にコンテンツを人目にさらすようになって、例えば書店で小学生がハードコアポルノ漫画を平気で立ち読みできるような環境を整えてしまっていたりしている。ゾーニングは行われていないし、あっても形骸化している。
  3. 「エロそのものを社会から抹殺したい人たち」が、その状況に乗って「ロリペド全面禁止」的な法制を主張している。単純所持の禁止など、全面禁止派の主張は多数の問題点を含んでいる。
  4. ロリペドエロが事実上何のゾーニングも無しに氾濫している現状の前では、何らかの規制を行うべきという意見の方が、規制は宜しくないという意見よりも、世論に対して説得力を持つ。目に余るエロの氾濫という前提条件があれば、「相対的に現状の否定」と「相対的に現状の容認」の二択の前では、大人は前者を選択するだろう。

コロコロコミックでエロいバーコードファイターを描いていた小野敏洋氏なども、秘匿するのが無難な趣味を場をわきまえずに垂れ流したという意味で「戦犯」と言えるのではないだろうか。桜は小学生だったしなあ。

僕は児童性愛という性質を否定しないけれど、幼児性愛がマイノリティであることは事実だと思う。出過ぎた真似をするマイノリティは、善悪に関係なくマジョリティから否定されるのが世の常だし、社会秩序を乱す行為(エロ全面解禁は、「秘匿されたエロのために頑張る」意欲を失わせるという意味で、社会秩序を乱すものだと僕は思う)は社会から否定されるのが当然だ。この勝負は「マイノリティであることを忘れて大っぴらにやりすぎた幼児性愛者と、便乗してエロを垂れ流して社会秩序を乱した・それを容認した他の助平ヲタ」が負けるべくして負けたのだと僕は思っている。幼児性愛者でない助平ヲタや、僕まで児ポ法の影響を受けるのも、決してとばっちりなんかではなく。

おめえ、そりゃ読み違えてるぜ? という指摘があると助かるかもしれません。

圧倒的(略)

対象バージョンごとにパッケージ分けるとかインストール時にチェックすりゃ無問題だってのはわかってるんです。でもそれってなんか負けたって気がして……

ドライヤーで髪を乾かしていて(話題と無関係)ふと気付いた。バインディングが見つからなくてエラーメッセージを出して止まってるのは onload で呼ばれる Startup()gBrowser.webNavigation が取得できない、つまり gBrowser.docShell がバインディングが適用されず未定義になっているからなんですよね。ということは、 Startup() 実行前のバージョン判別にもこのチェックがそのまま使えるんでは? ということでコードを書き換えてみた。

function TabbrowserServiceInternalInit()
{
    var b = TabbrowserService.browsers;
    if (!b.length || 'docShell' in b[0]) return;

    var newPI = document.createProcessingInstruction(
            'xml-stylesheet',
            'href="chrome://tabextensions/content/tabextensionsBindings.css" type="text/css" media="all"'
        );
    document.insertBefore(newPI, document.documentElement);
}
if (TabbrowserService.isNewTypeBrowser)
    TabbrowserServiceInternalInit();

……しかし実際試してみたら、起動直後にはまだバインディングが未適用なために旧バージョンの方を正しく認識できなくなってしまった。

そこで第二案。初回の起動に失敗したら、それを自動認識して環境設定を更新するようにしてみた。

if (TabbrowserService.isNewTypeBrowser) {
  function TabbrowserServiceInternalInit()
  {
    var TS = TabbrowserService;
    var newOnLoad = function()
      {
        if (!('__tabextensions__onload' in window))
          window.removeEventListener('load', newOnLoad, false);

        var b = TS.browsers;
        if (
          !b.length ||
          ('docShell' in b[0] && b[0].docShell !== void(0))
          ) {
          if ('__tabextensions__onload' in window)
            window.__tabextensions__onload();
          return;
        }

        TS.setPref('browser.tabs.extensions.use_bindings_isntead_of_widgets',
          !TS.getPref('browser.tabs.extensions.use_bindings_isntead_of_widgets')
        );
        alert(TS.strbundle.GetStringFromName('message_auto_restart'));

        var args = 'arguments' in window ? window.arguments : [] ;
        window.openDialog(
          location.href,
          '_blank',
          'chrome,all,dialog=no',
          args.length > 0 ? args[0] : null,
          args.length > 1 ? args[1] : null,
          args.length > 2 ? args[2] : null,
          args.length > 3 ? args[3] : null,
          args.length > 4 ? args[4] : null,
          args.length > 5 ? args[5] : null,
          args.length > 6 ? args[6] : null
        );
        window.setTimeout('window.close();', 0);
      };

    if ('onload' in window &&
      window.onload &&
      typeof window.onload == 'function') {
      window.__tabextensions__onload = window.onload;
      window.onload = newOnLoad;
    }
    else
      window.addEventListener('load', newOnLoad, false);

    if (!TS.getPref('browser.tabs.extensions.use_bindings_isntead_of_widgets'))
      return;

    var newPI = document.createProcessingInstruction(
          'xml-stylesheet',
          'href="chrome://tabextensions/content/tabextensionsBindings.css" type="text/css" media="all"'
        );
    document.insertBefore(newPI, document.documentElement);
  }
  TabbrowserServiceInternalInit();
}

というわけで最終的にここに落ち着いた。

10th day

プラモ関係の話題をヘイズル改制作記に移動した。

へえ。大吾がドラマになるのか。知らなかった。

母を手伝ってビラ配り(立って配るのではなく、ポストに入れる方の)をしてみた。別に、その思想に賛同したわけではなく、母があまりに哀れ(失礼)だったので見るに見かねてのこと。何故手伝う必要があったのかというと、共産党が背後についてる二つの団体のビラをそれぞれ別々に入れなければならない、団体が別だから折り込みチラシのようにまとめてはいけない、からだそうな。馬鹿馬鹿しい……誰がそんな戯れ言を信じますか。だいたいが、母のように両方に「所属」してることになってるか、そうでなくとも共産党支持者ばかりでしょう。実体のない架空の団体名義で謀略ビラとやらをまき散らしている公明党を、どの口で非難できるというのか。

今日の良かった
ロボットダンスしかできなかったヘイズル改が僕の手の中でどんどん動くようになってくのが楽しい。

11th day

正真正銘のフル可動になりました。

この間乗り過ごしたスクールバスの次の便までの暇潰しに買った裁判長! ここは懲役4年でどうすか(著:北尾トロ)がわりと面白かった。逆転裁判開発コラムで「現実の裁判」の話題が出ていて、そういえば本物の法廷ってどんな感じなのか知らないよなあと思って買ったんだけど、これがまたなんつうか不謹慎と悪趣味と野次馬根性がカバー掛けて売られてるようなシロモノで、安全圏から他人の不幸を見下して一喜一憂するという日本人の快感原則にとても合致した内容なんだ。

注文していた200 km/h in the Wrong Lane Deluxe Edition200 ПО ВСТРЕЧНОЙが届いたので受け取った。大学生協なら1割引ですから。店員さんに「今頃タトゥー? 遅れてるわねー」と呆れられた。余計なお世話ですよ。僕はブームで買ったんじゃなく聴きたくて買ったんだから。ていうか今でも冷め切ってるくらいだ、どうせ 2nd アルバムが出る頃(来年4月らしい)には皆興味を失ってるんだろうなあ。その頃にもまだ僕がТатушкиタトゥーシュキやってたら誉めてやって下さい。

ITERSTELLA5555DVD )を見た。良い。幸せになれる映像作品だ。ここのところ人間というものに失望しっぱなしで鬱だったけど、そんな僕にも夢を見させてくれた。セリフなんて要らない、無い方がダイレクトに来る。

今日の良かった
インターステラ 5555 イイ!

12th day

カトキ立ちの検証を大幅に加筆。文章量だけでも2倍近くに増量。黄金比まで飛び出してきましたよ?

ここを誰も引用してくれなかったのはある意味面白いことですね――「 W3C 信者」とまで呼ばれコテンパンに叩きのめされた経験を持つ僕が何故そこ(相手の気持ちを理解しない押しつけは反感しか生まない、という文)を引用しなかったか、というのは愚問ではなかろうか。わらい。

今日の良かった
カトキ立ち関係の話題をまとめ上げることができたこと。

13th day

TOEIC

TOEIC ( IP )初めて受けてみた。惨敗。まあ事前に何の準備もしてなかったし、今回は申し込みの時点からもう「捨て」のつもりだったので、当然のことだし、ショックも何もないけど。とにかく2時間は長かった(ていうか問題多すぎ)…… Reading の半分くらいでもう集中力切れてウトウトしてたし。そんなんで時間を無駄にしてしまったから、最後の4問なんて問題すら読まずに塗り潰しましたよ。まあ他の大部分もさっぱりわからんくてテケトーに塗り潰したわけですが。これでスコアが3ケタいってたら誉めてやって下さい。平均点(学内じゃなくて全国の)いってたらですな。

でも、スコアが悪くてもそれはそれでいいことかもしれませんよ? 例えば50点だったら、 TOEIC で50点しか取れないような英語駄目駄目人間でさえ気合いさえあれば英語の資料しかない XUL アプリの開発や英語でのユーザーサポートはできるんだ〜ぜ、ということになる。なるのか?

今日の良かった
教えた内容について、面白いと言ってもらえたこと。楽しんで学習してもらえるのは良いことだ。

14th day

onclick でエラーになる問題で詰まって二日目。進展無し。ページ内の onclick が処理される前に割り込みをかけるために onclick の内容を別名のメソッドに待避させ、後から XUL のレイヤで再実行したときに、特定のプロパティにアクセスできなくなる、ということは分かった(そんなの、分かったうちに入らない)。割り込むのをやめれば問題は一気に解決するのだけれど、そうすると、 onclick 内でリンクがリンクとして処理されるのをキャンセルした場合……例えば <a href="hoge" target="_blank" onclick="window.open('hoge'); return false;">のようなケースで、 target 属性と window.open() の両方を処理してしまってタブが二重に開かれる、という問題が振り出しに戻ってしまう。じゃあってんで target 属性の処理を行わないようにすれば、そこら辺は Mozilla が内部でよろしくやってくれるようになるけど、その代わり、 target 属性でウィンドウの代わりにタブを開く動作が重く・不安定なものになってしまう。誰か何とかして……

朝から昼まで通常の講習、昼から夕方まで年賀状講習、夕方から忘年会。タダで飲み食いさせて頂きました、ハイ。

なんか出勤の度にジュースなど飲んでるのが相当まずいようだ。太ったねえ、と指摘されてしまった。身長 176cm ・体重 70kg 、 BMI 値22.6はヤバいですか。

今日の良かった
僕と N さん(受講者)の二人も男がいたにもかかわらず男恐怖症だという O さん(受講者)の講習がつつがなく終わったこと。 S さん(講師)の手腕のお陰だな。

15th day

海外の美形コスプレと、フランチェスカ・ダニ。こうして見てると、日本の漫画のキャラクターの造形はつくづく「脱日本人」を強く志向しているのだなあ、と改めて思う。いや、日本人でも綺麗な人はいるし、西洋人にも不細工はいるけど、傾向として。

今日のよかった
銀行振り込みでの送金が間に合ったこと(多分)。

16th day

空想科学大戦2文庫版(Amazon.co.jp)を買ってみた。続きが気になったので。

今日のよかった
なんだかんだでサボリ通しの一般教養の授業に久しぶりに出席して、悟りというものに一歩近付けたような気になれたこと。

羽蟻

GFF ウィングガンダム [ アーリータイプ ] が届いた。

アプルーブド ガンダム(Amazon.co.jp)見てて猛烈に欲しくなったのです。しかし再販されたという話を聞いて近所を探しても見つからなかったので、通販で買わざるを得ず。塗りの綺麗さとか接着の歪みの無さとか選べないので通販は怖いんだけど……届いたブツはまあトンでもなく酷いというほどではなかったみたいで一安心。全身をシンナー拭きしてお掃除した後、アゴの赤いのがぶっといのが気になったので一回り小さく削ってガンダムマーカーで塗り直した。

しかしこれはもう鼻血もんのかっこよさですな。脚はすらっと長いし顔は GFF 屈指の男前だし長モノ持ってるし。装甲裏のモールドまできちっと作ってあったり無茶苦茶よく動いたり、オモチャとしても楽しめまくりですな。間違いなくオススメです。

銃の握り手の親指がちぎれやすいという報告を各所で見かけていて、心配してたんだけど、ああ、確かにこれはちぎれるだろうなあ……という感じ。説明書にも特別に「親指がちぎれやすいので注意せよ」みたいな紙がくっついてたし。僕は根本からぶった切って 0.5mm 真鍮線を通して、親指だけ動くようにしてしまいました。銃の方は他の指でしっかり握ってくれるので、親指がプラプラしてても支障なかったりします。

今日のよかった
羽蟻 カコイイ!!  大満足です。

18th day

出がけにちょこちょこいじってたら、ウィングガンダムの首のボールジョイントがちぎれてしまった

24k 氏に返却する前にとら吉君と大学の PC で INTERSTELLA5555 を鑑賞。ああ、何度見てもいいわコレ。4人のミュージシャンのためにあらゆる人が力を貸してくれるという脳天気極まりないストーリーが、とても前向きで勇気づけられる。マジで買おうか。

サークルの「ドキッ☆?! 男だらけの忘年飲み会」である。 T.2nd 君の笑い上戸っぷりがまたしても発揮されたりして大変愉快であった。

悟る

悟りというのは多分、何か一つのことを新たに知るということではないのだと思う。また、単に「分かったつもりでいたことを真に理解する」だけでもないと思う。

僕が思うに、知識というのは「関連性の強いいくつかの情報同士が連なった小ネットワーク」からできていて、例えば「ガンダム」関係と「数学」関係の小ネットワーク同士はそれぞれ別個に存在しているのだけれど、それらが「カトキ立ち」の一点で結ばれたとき、二つの小知識ネットワークから一つの大知識ネットワークに変貌する、そんな風に小さな視点の知識が何かのきっかけで結ばれて複数の知識の全体像を一望できるようになること、それが「悟る」ということなんじゃないだろうか。

そして世の中には、それ一つをるだけで全ての小知識が一斉に・あるいはイモヅル式に結び付けられていく、そういうカギとなる知識があるんじゃないだろうか。ククリの「ぜんぶわかっちゃった」も、そういうことなんじゃないだろうか。

自分の知っている全てのことが全て繋がって見えるという感覚は、多分、体験した者でないと分からないと思う。「悟った」人の説明が「悟ってない」人にはサッパリ分からないのはそういうことなんだろう。

今日のよかった
宴会イイ!!

19th day

ちぎれた首のボールジョイントは、軸を通して何とか繋ぐことができた。そして軸に使った金属線はミニ四駆のシャフトだったりする。

アーリーウィングの改修点とかまとめてみた。

……それでも腕がまだ長いように思えたので、肩関節の位置を少し上げた。これはまだまとめページには書いてない工作。最初の加工と合わせて5ミリくらいは拳の位置が高くなってると思う。

今日のよかった
自分にショボいとはいえ工作スキルがあってよかったな、と。自分で稼いだカネで買ったオモチャですから、ガッカリしたくはないわけで。商品が理想に届いてない分を自分の手で補って、満足いく形のものを手元に置いておけるのは、こういう趣味の人間の特権だよね、と。

20th day

マンガを読みふけっております……

雪が降る中をチャリで出勤。寒すぎ。マフラー買わないと辛い。あと、もう少し暖かい上着。

アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099(Amazon.co.jp) 買った。あんたらやりすぎや(感想)。読んでいてこんなにワクワクする本、最近すっかりご無沙汰でした。そうかぁガンダム世界では(某粒子のせいで)インターネットのような大ネットワークは成立しないんだよなぁ、とか、宇宙世紀でもエコノミークラスでは不便しとるんやねぇ、とか、あぁこれはフロンティア・サイド建設に至る伏線なんだなぁ、とか、作品世界がまるでそこにあるかのように思えてきて楽しい。ポリスノーツや UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE にワクワクするのとどこか似ている気がする。欲を言えば、図版は GUNDAM FIX のように実写合成ならもっと感じが出てただろうになあ。

注意点を述べておくと、この本(アナハイム・ジャーナル)はタイトルこそ「公式設定資料集」となってるけど、その実はあくまで仮想「アナハイム・エレクトロニクス社の刊行物 in U.C.0099 」。だから資料価値に期待するような人は買っても無駄。設定画など一切無し、 GP02A なんて顔だけ出てません。「日本は H2A の打ち上げに失敗したけど、ラグランジュ・ポイントにはぜってーコロニーが浮かんでるんだぜ」とか妄想できるようなワンダー溢れる人にこそ推奨します。

キッズランドにはクロスボーンガンダム X-1 が増えてたけど、アーリーウィングは入荷してなかった or 売り切れてたようだ。つうか自分、手数料込みで結構かかって入手したので、これで近所で今さら割引で売られてたら泣きますよ?

笑い飛ばせるような様しか知らないから、失敗で泣くなんて考えられない。よほど致命的な? それとも、アレですか、「泣かされ」ましたか? とか色々といらんことを邪推してしまう僕。しかし、リアルで顔を合わせたこともないのに友達面して心配してみせるのか。しかも、何ができるわけでもないのに。なんとおこがましい。――と考える僕は、もう、旧人類なのだろうか。今はもう、殺人の決心が付かない人を携帯メールで元気づけるメル友、くらいが当たり前だろうか。

今日のよかった
  • アナハイム・ジャーナルが期待に違わぬ飛ばしっぷりだったこと。
  • 雪が降ったこと。(豪雪地帯の人にとっちゃたまったもんじゃないだろうけど)
  • いいひと。が泣けるほどクサクサで良かったこと。(全巻イッキ)
  • pitONE の抽選で残念賞の菓子をフルコンプできたこと(微妙に悲しい……)
  • いろんな人の優しさ。
今日のわるかった
  • 交渉(?)での言い方があまりに自分本位すぎた。ぶっちゃけトークは場をわきまえなさい自分
  • 本一冊のためだけに浮かれすぎ。危険な運転(チャリだが)などせんでも本は逃げない。

21st day

ふと思いだしたけれど、元々、旧 HG シリーズや F90A/D/S などの説明書には「大いなるジオンの誤算」(著:リドル:ジョミニ 刊:フィールドブックス)とか「機動兵器最先端」(刊:フォン・ブラウン・タイムズ社)とかの「いかにも宇宙世紀の書籍から引用しましたみたいな解説」があって、それは男塾で言う所の民明書房みたいな感じで、ただの解説よりも物語世界への没入感が高くて、僕は大好きだった。アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099(Amazon.co.jp) は、こういうのを単発の小ネタではなく一冊の本の形にまで作り込んだ「壮大な民明書房ネタ」なんだな。そういうわけで、民明書房ネタが好きなガノタにはけっこーストライクなんではなかろうか、と。

ウォシュレットのヒーターを入れ忘れておしり洗浄を行うと、この季節ではまさに「ケツの穴にツララを突っ込まれたような気分」を味わうことができた…… 場所によっては「ケツの穴にツララを突っ込」むよりもむしろ「ケツの穴からツララが垂れ下がる」感じになるのだろうか。興味深い所だ。

「興味深い」って便利な日本語だなあ。良いと思うとも悪いと思うとも言わないで絶対安全圏からコメントできるのだから。

今日のよかった
父との対話。僕はこの人からもっと、受け継げる限りの物を受け継ぎたい。

22nd day

アナハイム・ジャーナルはゆっくり読み進めています。とりあえず0083の試作 MS の話まで。「Ζガンダムは可変機構の都合上、胴体ではなく脚部に動力機関を配置している」のような一文でしか説明されてこなかった事を、キュウシ主任のドム開発秘話のごとき「熱き男達の戦いのドラマ」にまで仕立て上げた「プロジェクト X ・ RX-78 を超えろ〜Ζ計画に賭けた男達〜(違)」とか、もう琴線をビンビン震わしまくり。繰り返すけど、あんたらやりすぎや(賞賛)。

年末ジャンボシミュレータを試してみている。今のところ、6500万円ほどつぎ込んで1200万円の当たりで、差し引き5000万円以上の赤字。いつまでも宝くじを買い続ける父にこの数字を突きつけてやるぅぅぅぅっ。

石さんは彼の趣味の領域の広さと技術に驚きを隠せないと言うけれど、僕は、持ってるもの全てを表に出しているかいないかだけの違いだと思う。確かにガンプラと絵とプログラムとは一つの線では繋がらないけど、そーいうこと言い出したら、「モテ系なのに半角板住人」なネタ人生(ネタかよ)を送っている石さんなんか、もうその存在自体が一つの線で繋がってませんことよ? 人生って、たった一つや二つのテーマだけで語り尽くせるもんじゃないでしょう。だから僕は些細なことでもまるっきり専門外のことでも少しでもネタになるなら深く考えずに公開してる。「一貫したテーマのある Web サイト」ではなく「僕そのものを、僕の履歴をデジタル化した Web ポートフィリオ」を作っている、そんなつもり。

だから、言い替えれば、ここに掲載してないことは僕にはできないと思ってだいたい間違いじゃあない。野球もサッカーも釣りもオシャレも運転も セクースも料理も整理整頓も文学も音楽も学術計算も金儲けも、なーんもできやしません。また、ここに掲載している以上のこと、例えば C++ だとかフルスクラッチだとか超写実的な絵だとか萌える絵だとかも、できやしません。これが全てです。自分の全てを出し尽くして、ようやくこのレベルなんですよ? それでほんとに驚くに値しますか? いや、まあ、別の意味で――あまりの「意味の無さ」「価値の無さ」に――驚くとは思うけど。

TSUTAYA の新カード

新しい会員カード(全店で使用可・年会費無料・クレジット機能付き)に更新するかと思ったら私大の学生証では身分証明になりませんなあと言われて鬱になったのは既報だけれど、このカードについての話を父が聞いてきてくれた。

曰く、普通はクレジットカード会社単独のカードだと月々いくらかの会費がいるけれど、 TSUTAYA の新カードではそれが不要だそうな。カード会社の会費は、まあ TSUTAYA が肩代わりしてくれるようなものだと。それだけの費用をかけている TSUTAYA の狙いは、「レジから現金をなくすこと」にある、と。もしかしたら他にも後ろ暗い狙いがあるかもしれないけれど、少なくとも表向きにはそういうことだそうな。

カード会社は僕らの口座からいつでも好きなだけカネを引き出せる立場にある。 TSUTAYA も、カードの情報を複製していつでも好きなだけ(以下略)。彼らがそうしなくても、レジの機械から情報を吸い出してカードを複製すれば、いつでも(略)。僕がためらっているのはただその一点なんだよなあ。

信用命でやってる会社を、そこまで信用できるだろうか? というか、多分僕は知らず知らずのうちにこんな感じで会社に人生全てを預けてたりするんだろうけど、それに気が付いたとき僕は「今まで」通りに信用し続けられるだろうか?

さしあたって、 UFJ あたりに残高カラッポの口座でも用意しておくとしようか。

自衛

かなり冗談、ちょっと本気で、日本のことを考えてみた。

  • 軍事力を持たない
  • アメリカの力を借りずに日本を守る

この相反する二つの要件を満たすにはどうすればいいか。え、相反しない? アメリカの力を借りず、日本も軍事力を持たず、国連と国際世論に守ってもらうって? いや、確かにそれが理想的なんだけれども、少なくとも現在の国連にはそんな力はないし、世論だって、大多数は愚かなのだからアテにならない。少なくとも短期的には、なんとか自分で自分を守る必要があります。

で、無い知恵絞って考えてみました。自爆すりゃいいんでないの?と。つまり、日本国内の至る所に地球一個吹っ飛ばすくらいの爆弾を設置しておいて、スイッチ一つでいつでも爆発するし攻撃を受けても自動で爆発する、そういう仕組みを作ってみておいて、諸国を脅してはどうかな、と。これはあくまで自滅のための物であって、余所の国を攻撃するとかそんな思惑は一切ありません、まあ巻き添え食って滅びる他国には気の毒ですけどね、みたいな。ほら、自決覚悟のテロには為す術がないってよく言うでしょ。それを国家も真似てみちゃどうですか、と。いつでも地球を道連れに自爆できる準備を調えていれば、関わらん方が身のためだってことで関係を絶ってきて、日本は余所からの攻撃に怯える必要がなくなるんじゃないだろーか、と。

まあ、言ってることは「抑止力としての核武装」とまるっきり同じで、「いえいえ、報復攻撃なんてしませんよ、ただ自滅するだけです、そん時ゃあなたも巻き添え食うかもしれませんが、あたしゃ一切関知しませんぜ」っていう詭弁なんですが。

今日のよかった
アナハイム・ジャーナル読了。いい夢見させてもらいました。この本にはワンダーが詰まってる。

23rd day

ぼちぼちとデバッグなど。あんまりアーリーウィング……もといウィングガンダム Ver.Ka に見とれてるわけにもいきませんし。

女子高生は身売り先が決まったのですね。やー、掲載誌ブッ潰れ打ち切り終了にならんくて一安心だ。

年末ジャンボシミュレータ、投入金額4億円・損害額3億円に達しました。一発当ててももう取り返せませんな。そして現在、投入額4億6000万円・当選額8600万円・利益マイナス3億8000万円。一等組違い賞(10万円)13本、3等(100万円)7本、4等(10万円)36本、5等(3000円)4647本、6等(300円)155476本、年忘れラッキー賞(5万円)287本という結果。これ以上は損にしかならんので、もうここらで中止しておこう。

富くじ(後半は、いつかこれを読み返したときの自分へ言い聞かせる言葉)

ワクワク感を買うのが宝くじなんだ、と言われたらそれまでなんですが。

僕が宝くじに対して思う所は、「ラブひな」に代表されるような古くから連綿と続いている「取り柄のない主人公が様々なタイプの女子にモテまくり」というプロットの恋愛/ラブコメマンガ or ゲームに対して思う所と似通ってます。「確率的にはほとんど起こらない(絶対起こらない、ではない所がポイント)」オイシイ事に対して、「こうだったらいいなあ、こうならないかなあ」と淡いとも言えないほどのごく淡い期待を抱かせて、購買意欲をかき立てる。両者はこの点については同じだと思う。

いや、本当に完全に割り切ってて、娯楽としてそれを楽しんでいるという分には何も問題ないと思うけど。しかし、実際にそういうものを買い支えている人の全部が全部、そういう「大人」だけなんだろうか。ロクな判断力もない小学生のうちからヲタ道にハマったりして心の成長がそこで止まってしまった、心のどこかで割り切れておらずにだらしなくズルズル引き込まれてしまうタイプの人は、ダメになってしまう気がする。というか、自分自信がそういう人間なんで。

だから僕は、現実を直視できないという自分の一番嫌な部分を嫌が応にも自覚させられてしまう「宝くじ」や「ラブコメ」が苦手っていうかダメっていうか、自分の近くに置いてたらマズいと思う。思うんだけど……ねえ。

多分、いや、そうじゃないっていう人に対しては失礼なことを言うけれど、誰しも多かれ少なかれそういう「夢見がち」な部分はあると思う。ただ、ダメ人間は「現実」よりも「夢」の方に転びやすいから、ちょっと気を抜くだけですぐに堕ちるとこまで堕ちてしまうんだと思う。だから駄目な人間は本当は人一倍自制心を強く持たないといけない。逆に言えば、自制心がないからダメ人間なんだって事ですね。

まさかこれを読んでる人の中でそんな人はいないと思いますけど、もしいたら、気を付けないといけませんよ。堕ちるときは一瞬ですから。そーいう実りのない人生はお勧めできない。

今日のよかった
  • 歩いたこと。
  • キャラモデ表紙の新画稿とアプルーブド・ガンダム(Amazon.co.jp)の旧画稿を見比べてて、手元の GFF ウィングガンダムが新画稿のディティールに近かったこと。翼とか。

24th day

クリスマス。気付いてみれば、ああ、もう明日(いや、世の若者達にとっては今日明日の二日がかりか)はクリスマスなんですね。寂しいとか、わびしいとか、そういう感情はある……けど、執着心はとんと湧いてこない。なんていうか、この祭りに参加する資格が無いから。彼女がいないことじゃなくって、彼女作って季節のイベントを楽しむその一連のことについての。

どうでもいいことを「よかったこと」と思うのは、僕にとっては難しい事じゃない。僕の価値観の中では一番下が僕だから、僕の外にある物は何でも「いいこと」なのです。……ダメじゃん。これじゃポジティブシンキングの訓練にも何にもなっちゃいねえ……

ていうかもう疲れたよ……うん……みんな TBE って呼んでるし……僕もこれからそう書くことにします……

百円札とはまたレアな……

カップチキンラーメンを食いつつ TV を眺めていたら「みんなのうた」でうちゅうひこうしのうたという歌が流れてた。歌・坂本真綾、作/編曲・菅野よう子というテロップに「え゛、この人らってこんな仕事もするの?」と思って興味津々で聴いてみたら、思いの外いい感じだった。特に、普段意識しない詞と映像が。歌と曲と詞と映像がみんなでもって歌を作り上げてるような。僕は、普段曲を聴くときには専ら CD や MP3 で楽しんでいて、歌詞を「韻を踏む楽器」程度にしか捉えてないのだけれど、こうやって映像と字幕付きで「歌」として提示されると、また違った楽しみ方ができるんだなあと思った。

GANTZ アニメ、予告は動きまくりですね。ちょっと楽しみかも。原作の背景データとか使い回してるのだろうか(漫画版 GANTZ は背景も小物も 3DCG )。

つうかこのクソ重い&不安定な Firebird で40以上もタブを開いて常用してる人がいるということが信じられん。

虚しい

よーし、 Piro おじさんがよい子のみんなにクリスマスプレゼントをふるまっちゃうぞー。題して、タブブラウザ拡張の便利な使い方・自動ログイン

タブブラウザ拡張は最近のバージョンから、自動リロードの際に POSTDATA も再送信できるようになりました。この情報はブックマークにも記録されます。ということで、ブックマークから認証付きのページを開き、一度ログインして、その後自動リロードを24時間間隔くらいで適当に設定してみましょう。するとあーら不思議、ブックマークを開くたびに自動でログインしてくれるじゃああーりませんか! ただしページによってはエラーになるかもしれんので、自己責任でよろしこ。

え、もう知ってた? ……

富くじの補足

ラブひな(何度も名前を出すけど、べつに恨みがある訳じゃないですよ)を読んで「自分がモテ状況におかれる」というあり得ない事態に心トキメかせることは、宝くじで言うなら、宝くじを買うことも無しに「ああ、突然家に3億円届かないかなぁ」と夢想するということに相当するのではないか? という指摘について。

年末ジャンボ宝くじ一枚300円ぽっちの投資とはいえ、まあ確かに「夢に近付くための努力」と言えなくもないでしょう。しかしそれを言うなら、東大生の浦島景太郎はさておくとしても、折原浩平( ONE )や相沢祐一( Kanon )のように「知らぬ間にフラグ(幼なじみフラグなど)を立てていて置かれた現在の状況」以外に特筆するべき点のない主人公と「自分」を比較したなら、もしかしたらもうどっかでフラグ立てちゃってるかもしれないなあ・自分からアクションをしなくてもよいかも……ぶっちゃけ「何もしないのが主人公としての努め」みたいな考え方すら可能です。「何もしなくてもモテ状況」と本気で考えてる人にとっては、何もせずにただ「出会い」を待って堪え忍ぶことだって「夢に近付くための努力」なのです。

……うわぁ。ありえねえ。でもそんなありえねえ妄想に浸ってしまうのがダメ人間のサガなのです……

今日のよかった

25th day

公共の利益のために自分の公開日記で誰かを批判したら告訴されるんですってよ、奥さん。まあ有能な弁護士がいればどんな事だってこじつけて罪にできるんでしょうけど。怖い時代ですねえ。何でもかんでも犯罪と見なせとは思わない、過ちを犯すことよりも過ちを繰り返すことの方がよほど罪だと思う、だから「誤った情報を配信し続けて公共の利益を害し、指摘を受けても反省や撤回をせず、逆に指摘を潰しにかかる」というのなら情報テロと見なしてどーにかしてイイと思う。(先方のしていた事が刑法上の罪になるなら、批判は私刑ってことで、告訴されても仕方ないか)

ていうか経験も機会もないのでオナニー以外の性の話は僕が考えたって実りのある内容にはならないんだった。なので、パイプカットって精子を止めてしまうんだよなあ、男のオーガズムは精子をトリガーにしているのか精子がオーガズムをトリガーにしているのかどっちなんだろうか、後者なのだとしたらオーガズムは人為的に抑止できるのだろうか、などといったことを考えようとしていたがやめた。

単純に年収を700万円と仮定(貯蓄動向調査報告による平成14年の平均年収は689万円)すると、10年で7000万円、20年で1億4000万円、30年で2億1000万円になる。日本人には一生をかければ億単位の金を稼げる可能性があるわけだ。といっても実際には稼いだ端から使っていくのでほとんど残らない。つまり、「株で1億円儲けた」「宝くじで3億円当たった」と言っても、遊んで暮らせる期間はとても「一生」とは呼べないのだ……ということがここからは読み取れる。「一生遊んで暮らせるほどの額」を稼ぐ人というのがどういう世界に生きているのか、考えると気が遠くなってくるなあ。ということを、株で1億儲けて気が大きくなって100万円ばらまいてしまった例の人のニュースを見ながら考えていた。

宝くじ買って3億円を当てるのと、真っ当に働いて3億円を手に入れるのと、どっちが期待値が高いかという問いは、確率の計算と期待値の計算を分けて考えないといけないと思う。前述の話題から分かる通り、3億円を年収で割ればだいたい何年働けば3億稼げるかがわかる。よって、収入の総額が3億に到達するのが平均寿命より前なら、「3億円手に入れる確率」は高いと言っていいかもしれない……というのは「収入」と「自由に使える金」の違いを敢えて無視した詭弁だけれども。真面目に働いた結果の貯蓄額の期待値が宝くじの当選金額の期待値を下回っているなら、宝くじに賭けるのは妥当な選択かもしれない。しかしそれよりは、もっとローリスクハイリターンな方法を考えた方がイイだろうなあ、色々な意味で。

ありがちな変換ミス「二十三重の防壁」。18もある特殊装甲を一撃で……!?と驚く日向君に是非。

こないだウィングガンダムの情報見たさにキャラモデ買ってしまったけど、載ってる作例ははっきり言ってしょぼいなあと思った(自分で作れもしないのに文句言うなよ、というのは筋違いですよ?)。オマケ(キャラモデにはカッターマットが付いてきてた)があっても本誌がイマイチじゃ、買った後後悔しか残らないな。今日少し立ち読みした ModelGraphix の Mk-Ⅱダイオラマくらいのものが載ってれば、後悔なんかしなくて済むと思う。

DION の契約時に無線 LAN ルータが付いてきてて使ってもいないのに料金請求されるわこの部分だけ解約して送り返せないのかと問い合わせたら無理だと突っぱねられるわ散々な思いをして今月までに無駄なカネを払い続けているわけですが、今日初めて消費生活センターというものに泣きついてみました。で、相談員の人が問い合わせてくれて、めでたく無線 LAN ルータの部分だけ解約できることになったようです。しかも過去支払ってきた料金は戻ってくると。対応良すぎるぞ DION 。なんか申し込み時のこっちの不手際らしいけど、そんな項目なかったと思うんだが……まあいいや。

弟に頼まれてファイズポインターというのを探しに行ったのだけれど売り切れてた。カイザポインターは売れ残ってたんだが。この時期だとやはりこんなもんなのか。

ロック君から届いたメールに Subject が付いてなくて(というか僕の携帯だと Subject が見えない)、ふと思った。「メアド変更しました」という内容だけのメールを送りつければ「生きた」メールアドレスを容易に収集できるなあ、と。

反転不能な

物・事を量的に捉えるのがネガティブ志向、質的に捉えるのがポジティブ志向、と言えるのではないだろうか。

自分が一番下にあるという価値観、「他の物は全て自分よりも優れている」と考えるのは、裏を返せば「自分は他の物よりも最も劣っている」と考えるのと、相対的な見方・比較級で捉えているという点で等しい。それに対して、「全ての物は素晴らしい」と考えるのは、裏返しても「素晴らしくないものなど無い」という考えにしかならない。前者は誰かが惨めになるが、後者は誰も惨めにならない。

これをポジティブ・ネガティブと呼んでいいのかどうか、僕には分からない。なので便宜的に前者を父性的志向・後者を母性的志向と呼ぶことにする。

僕の思考の問題点は、母性的思考で捉えるべき事柄までも父性的思考で捉えるという点にあるのではないだろうか。(その逆のパターンは「脳天気」と称されるのだろう)

「よかった探し」とは、「優れているものを見つけること」ではなく「素晴らしいものを見つけること」なのではないだろうか。言い替えれば、物事を質の面から見ることを訓練するということではないだろうか。

そうだとしたら、それは量的な捉え方しかできない自分にはあまりに過酷な試練だ。「おいしい」ということは、逆に「まずい」と思うケースもあるということではないのか? 「すごい」ということは逆に「へぼい」と思うケースもあるということではないのか? 何事についてもそう考えてしまう。そうではない人が存在しているというのなら、それを信じられない。

まだ出発点以前なのか……

今日のよかった
  • 消費生活センターはこわくないということが分かった。
  • DION by KDDI は接客が上手いなあ

26th day

不当なクレームでまでアカウントを抹消するという XREA の理不尽極まりない対応は決して他人事ではない。このサイトが現在ホストされているさくらウェブの規約にも、当社もしくは第三者を差別もしくは誹謗中傷し、またはその名誉もしくは信用を毀損する行為を行った場合はアカウントを削除する、とある。 FAS ネットの規約にも第三者に迷惑・不利益を与える等の行為をした場合はアカウント削除をすると書かれている。どこの規約を見てもこう書いてあるだろう。不当なクレームを根拠に有無を言わさず排除される、これはレンタルサーバでサイトを運営している誰の身にも起こりうる事態だと言える。ああおっかない。

バイト先まで行く近道はないものかと通ったことのない道に突入したところ山の中をさまよう羽目になってしまったが、知らない道を行くのは(帰れなくなる恐怖がなければ)楽しいものだなと思った。

今日のよかった
  • 知らない道を行くのは楽しかった。
  • N さんにメロンパンを頂いてしまった。うまかった。

27th day

何故一部のヲタ(含・自分)はオーバーニーソックスに萌えるのか? 僕は、それが淫靡だからなのではないかという仮説を立ててみた。例え長袖や長い靴下でがっちり露出を抑えていても、オーバーニーソックスとスカートの組み合わせではマソコ周辺だけ異様にガードが甘くなる。元々スカートというのはパンツさえずらせば他は一切脱がずに即できるという意味で実は セクースに最適化された衣装なんじゃないのかと思わずにはいられないのだが、そこに、一見するとタイツでガードを固めているように見えながらも実は全然開放しっぱなしですよという、いわば「上の口は嫌がってるが下の口は(以下略)」みたいなギャップが加わって、日本古来の「奥ゆかしさの中に潜むエロ」感が刺激されるのではないか。……という考えである。

父の年賀状の背景の猿絵を描かねばなあということで数日前にリハビリ(最近全然絵描いてないから)のつもりで描いた堕子。そして、背景の猿絵の画風の勢いで一般受けしそうな画風を目指して昨日描いてみた慣れないディフォルメ人間絵。前者は、特に何も考えないでシャーペンを動かしたナチュラルな僕の画風と言えると思う。後者はかなり意識して描いた……けど、目標達成度はサッパリな気がする。どうですか、一般の方ぁ〜?(誰ともなく)

カードキャプターさくら全12巻を今さら読んでみた。うむ、激しくはにゃーんであると言えよう。なんていうか、この子は作者達に愛されてたんだろうなあと思った。

年賀状講習の時間中に住所録作成が終わらず通常の講習の時間を使ってまでひたすら入力を行い挙げ句印刷代が異常に高くなってしまった(1枚50円……印刷屋に頼んだ方が安いぞ)というとても気の毒な方がいる。印刷代と年賀状講習代と通常の講習を潰した時間分とを合わせたら、僕にしてみたら気の遠くなる金額だ。しかも僕の教え方が下手なもんだからせっかくの講習もあまり身に付いていないご様子。僕はその人を騙くらかして金蔓にしていると言えよう。そんな自分が嫌であり、そしてこれから先も(他の職についても)こうやって人を騙して金を稼いでいかなければ生きていけないのかと考えると耐え難い悲しみを感じると言えよう。

一時的にこっちに帰ってきてる弟がゲームボーイアドバンスを持ってきてて、おこぼれに預からせてもらった。といっても、あるソフト逆転裁判&逆転裁判 Ⅱのみ。……うおおお、おもしれえ! このゲームが他のプラットフォームで出ていないのがとても残念だ。そういうわけで僕にとって GBA はもはや逆転裁判専用機であると言える。

今日のよかった
激しく今さらだけど、逆転裁判が面白かった。

28th day

家に帰り着いて夕食を食べて部屋に戻ってイスに座って Web の巡回などしてたら知らぬ間に眠りこけて気が付いたらヨダレだらーんで手は痺れてジンジン(脚の下敷きとかになってたようだ)、日付も変わってしまってた。自分で言うのもなんだけど、お疲れモードって奴ですかあ? 誰がどー見ても、ぐうたらでストレスなんか一切無さそうな生活っぷりなんですけどねー。鬱。

タブレット(初代 FAVO )を使うとペン先(ポインタ)がぷるぷる震えて困る。いつからこんな症状が現れるようになったのかとんと分からぬ。ブレのないしゅっとした線がサッパリ描けず、作業が思うように進まなくて大弱りです。

今日もアルバイター。

今日のよかった
我が家の忘年会 in お好み焼き屋の海老モダン大がうまかった。

29th day

ここから先は田舎で書いてます。

田舎に行くときはいつもは父と母が交代交代で車を運転してるんですが、弟が免許を取ったので、ここ最近は(弟がいるときは)弟もそのローテーションに組み込まれていて、しかし僕はそこに同席する機会が今までなく、この度初めて弟の運転する車に乗った次第です。

で、彼の有り様をずっと見てきていた僕としては、そりゃ彼は大学に入ってからというもの数え切れないほど車を運転してきていて経験はほぼペーパードライバーな母よりも上をいっているだろうというのは分かっていても、なんか不安なのでして。弟と運転という二つの事象が繋がらないんですよね、頭の中で。

それでどうしたかというと、特にどうということもなく、無事に田舎に到着しました。……ここで一波乱ありゃあ面白かったんでしょうけどね!(ネタ的に)

今日のよかった
弟が事も無げに車を運転している様子を見て、すっかり立派になったなあおいちゃん嬉しくて涙が出るよ、と思ったこと。

30th day

ていうか年賀状手付かず。元から元旦に届くように準備するつもりはなかったのだけれど。

年賀状の図案は毎年悩む所だ。こういう(ヲタ絵)趣味を持っている以上、何が何でも女子を描かなければならない、っていうか最近XULの方にかかりっきりで絵なんてとんと描いておらんので、せっかくの機会にはなるべく描きたいものだけ描いていたい(この辺がもう社会不適合者ですよネほんと)という心理があって、女子と干支とをどう関連付けるかでついついダラダラと持ち時間を浪費してしまう。でも結局女子メインでキツいヲタ臭がプンプン漂う図案にいつも落ち着いてしまうのだから、まったく無駄と言うほかない。

そういうわけで案の定、面積比で女子が干支の3倍近いというどうしようもない図案に確定。いや、それでも絵柄がもっとポップなら問題ないわけで、なるべく広いユーザー層(謎)に受け入れてもらえるよう一般ウケしそうな絵柄を意識して(こないだここに載せた絵のような感じ)みたんだけど。やはり描きたいものだけ描きたくなって、特に女子がぐっとヲタ寄りな方向に、土壇場でねじ曲がってしまった。サルだけ見ればまだ一般にも通用しそうなのにね……

今日のよかった
下描きがあがったこと。

31st day

昨日から徹夜で線画の作成。鉛筆書きの下描きを取り込んだ後、持ってきたタブレット(FAVO)で清書しようと思ってたんだけど、ペン先がぶれてやっぱり話にならない。これはもう機械的な故障なんだろう……取り落としてしょっちゅう床にぶつけてたしなあ。というわけで一念発起して全ての主線をパスで描くことにした。

W3C子の時はパスで線をなぞってブラシパターンでトレースという手抜きだったけど、今回は石さんに倣って、きちんと袋を作ってやる方に挑戦。「線」の「輪郭」をなぞる感じですな……(図)しかし……ウルトラキッドを買った当時はベジェ曲線なんてこんな厄介なもん使えるかって感じだったけど、慣れ(ベジェの扱い方に慣れることと、単調な作業を続ける退屈さになれること、の両方)というのは恐ろしい、今ではフツーに使えるようになってしまった。徹夜作業の6時間で基本色のパーツ分けまで完了。

というか僕の場合、突貫作業でないと完成にすら辿り着けない訳で。生来がものすごく飽きっぽいから、一度集中力が途切れるとホントにダメなんだ。だから、一つのことに対するテンションを維持するのが楽な、こういう事になってしまうというか、こういうやり方を選んでしまうというか。こんなだらしのない自分がとても嫌いです。

新年の準備をする祖父の手伝いを少し。神棚を飾り付けたり、床の間の掛け軸を掛け替えたり、一応、今我が家で一番背が高いのは僕(それでも175cm……)なので、少しは役に立っているのだろうか。

真ん中にイザナギ・イザナミ、左にスサノオ、右に伊勢神宮。掛け軸の順番とか、祖父が亡くなってしまったら、他にも色々な情報が失われてしまうんだろうなあ。僕には父からも祖父からも学ばないといけない事がまだまだたくさんあるんだと思う。……でも、そう考えてしまうこと自体が、僕に独創性がないことの証拠なんだろう。自分の判断・創意工夫に自信が持てないから、つまり、自分に価値がない・自分の作るものにも価値がないと思うから、先代や他人の作ったものにしか価値を感じられない。自分の判断を信じられる人、親不孝を自信を持ってできる人に、僕は憧れます。

今日のよかった
パスで線画を起こすという経験ができたこと。でも、もうやりたくねえなあ……こんなめんどくさいことは。