2004/12の Past topics

1st day

MinuteDesignの、FirefoxベースのNetscape新ブラウザの記事に貼られてるスクリーンショットとか見る限りでは、MozillaとNetscape 7の違い以上に、Firefoxから大きく手を加えられてる感じですね。ツールバーカスタマイズで機能の種類別にパレットが分かれてるのとかおもろい。ベースのFirefoxが0.9.3というのが微妙なところです。セキュリティの問題とかあの後色々出てきたからなあ。あと、機能とか設定項目のラベリングとかを見るに、tabbrowserウィジェットにmTabsみたいなプロパティとかが追加されてそうな気がしてしまうのは、いくらなんでも思い上がりすぎでしょうか。ですね。

とある方からの情報提供により、コードを見てみることができました。なるほど、タブの並べ替え機能は持ってなくて、単純に、insertBefore()等のメソッドで新しいタブを挿入する位置を変えてるんですな。Firefoxのtoolkitの機能をラッピングすることのみで各種機能を実現しているTBEでは絶対に取れない方法です。

ウホッ。Netscape BrowserはレンダリングエンジンをTrident(IE)に切り替えられるのか。ていうかGeckoの中にIE埋め込んで動かすのか。ようやる。これはXPCOMでラッピングして実現してる模様だ。JavaScriptコンソールで alert(Components.classes['@mozilla.org/appshell/window-mediator;1'].getService(Components.interfaces.nsIWindowMediator).getMostRecentWindow('navigator:browser').gBrowser.contentDocument); とか入力してみても、ちゃんと内容にDOMでアクセスできるようで、おもろい。

ビートたけしが20年前くらいに「赤信号みんなでわたればこわくない」と言っていました。そして今の大人たちはみんなで赤信号をわたり始めました。わたることが当たり前の世の中になりました。赤信号で止まっている人を見るとなんで止まっているの?と言います。私たち大人は彼にたいしてちゃんとした言葉をかけれるのだろうか。

「なんで止まっているの?」と素で訊くようなことだけはしないように心がけたいものですね。

女子高生のジャズに自分があんまり違和感を感じないのは、高校の文化祭・学祭等でブラスバンドの演目にジャズがよくあるからかもしれない。ブラバン、吹奏楽というと、件の映画ではクラシック系とかお堅いのしか扱ってないような描かれ方で、実際、コンテストの課題曲なんかはそういう感じの物みたいですが、それだけじゃなくてジャズやフュージョンなんかも結構やってるんですよね。まあバンドの方針によるんでしょうけど。

ネロと赤毛のアンが殴り合う、世界名作バトル。バカすぎだー。

僕は相手に応じて手心を加えるかどうかを自分の意志で選択できる域の人ではまだないし、今後そうなれる見通しもないし、むしろ手心を加えられるというか誰からも甘やかされまくってここまで来てしまった人なので、こういう話は雲の上の世界の出来事としか思えない、若い人に対して甘いという話。

Cintiqが10万切ってるのか! でも普通のタブレットに慣れちゃったら別にいらんかもなあと、今になって思う。普通のタブレットの方が「手がジャマになって手元やツールボックスとかが見えない」とかの事態が起こらないし。

ガンダムTR-1 ヘイズルの「ヘイズル」はウォーターシップ・ダウンのうさぎたちに出てくるウサギの名前から取られてるそうなんだけども。聞き慣れない名前だなあ、そんな名前の人もいるもんなんスかねえ、とか思ってたんだけど、ジュリア・ロバーツの出産した双子の女の子の方の名前が「ヘーゼル」だという話を見てて気がついた。ああ、「Hazel」って「ヘイズル」とも「ヘーゼル」とも書き表せるのか。「ヘーゼル」ならまだ人名っぽく聞こえる。でも「ガンダムTR-1 ヘーゼル」っていうとなんか違和感あるな。

……んげ。ヘイズル改買ったのってちょうど去年の今頃だったか。最後の写真の状態で1年間も放置してるよ。ということはHGUCデンドロもHGUC GP-01も1年以上放置してるってことだよ。卒業までに組み立てだけでもやっとかないと。

なに、後輩さんが就職のことで悩んでるだって? よしよし先輩としていっちょアドバイスして差し上げましょう。……とか身の程知らずにも思ってた自分が間違いでした。すみません、あなたのハードな人生に何も言えることはないです。むしろ師匠と呼ばせて下さい

「タブブラウザ拡張」に攻撃者が任意のコードを実行できる深刻な脆弱性

TBEの作者より12月1日、「タブブラウザ拡張」に攻撃者が任意のコードを実行できる脆弱性があることが発表された。危険度は「緊急」で、作者はユーザに、対策済みの最新版(1.11.2004120101)へ早急にバージョンアップするよう呼びかけている。

この脆弱性は、Webページ中のJavaScriptでタイマー処理されたコードにおいて、XPConnect特権を取得することなしに、XPCOMの任意の機能を呼び出すことができるというもの。悪意ある攻撃者によって、ローカルファイルの操作や個人情報の無断送信などが行われる恐れがある。なお、JavaScript機能自体を無効にしている場合は、この脆弱性の影響はない。

この脆弱性が含まれるのは、「タブブラウザ拡張」Ver.1.11.2004111302およびそれ以前の全てのバージョン。作者は、Ver.1.11.2004120101以降で問題は既に修正済であるとしている。

……ということでお使いの方は更新をお願いいたします。Firefox 1.0以降なら自動アップデートの通知も出るはずです。

これだけイリーガルなこと(関数書き換え等)をやりまくってるんだから絶対どっかにセキュリティホールがあるはずだと思ってはいましたが、ついに発見されました。はっきり言ってこの穴はヤバすぎ。もう何でもアリです。論外です。現時点までに被害に遭われた方がいないことを祈るのみです。

2nd day

Netscape Browserに触発されて、タブを多段表示しててもタブを並べ替えることができるようにしようと色々試みているところ。新しくタブを追加する場合はNetscape Browserと同じやり方で、タブをドラッグ&ドロップで移動する時は「タブを閉じる」→「狙った位置に開き直す」という機能の組み合わせで擬似的に、実現できそうな気配。というか存外普通にできてしまってます。

残る問題は、多段表示にした時に新しく追加したタブが狙い通りの位置に表示されてくれないこと。DOMツリーを見る限りは、要素の順番は狙った通りになっているので、hiddenやcollapsedプロパティをいじったときにタブの表示順がめちゃめちゃに崩れる問題が、ここでも起こってしまっているということなんでしょう。それだけならまだしも、どうもこのせいで落ちることがあるようで……正直、行き詰まってます。

ああ、そうそう。Netscape Browserは実装とか非常に興味深くて見るべき物がたくさんあるとは思うけど、aluminumテーマについては、「えーと、悪い冗談ですよね……?」というのが率直な感想です。

脆弱性

気になる人がいるようなので補足です。

昨日のセキュリティホールは、被害報告からではなく、Jesse Ruderman氏からの情報提供によって発覚しました。

setTimeoutおよびsetIntervalで遅延されたポップアップを制御するため、TBEではこれらのメソッドをラッピングする形で上書きしていました。しかし、このメソッドの上書き処理がChromeWindowのコンテキストで行われていたため、これらのメソッドが実行される際のコンテキストでは本来ならばスコープチェーンを辿っても参照できないはずの、ChromeWindow内のスコープへの抜け道ができてしまっていたというのが、セキュリティホールの内容です。まさに穴ですね。

JavaScriptのスコープチェーンをきちんと理解していないと、こういうセキュリティホールを作ってしまうことになるので、独自の関数をWebページ内に定義するような拡張を作る時は細心の注意が必要だろう、という教訓。JavaScript深層でも読んで勉強しなさいと自分

つかですね。糞重くて不安定で不具合だらけでそのくせユーザーフレンドリーを標榜してるという点で、ただでさえFirefoxユーザのコア開発者の人達やコアなユーザの人達に憎まれてるのに、こうしてFirefoxの地位を地におとしめるようなことをしてしまっては、もう救いようがないなと。TBEなんて速攻で窓から投げ捨てるべきですねと。

3rd day

スラドでFirefox開発チームの見解へのポインタがいくつも紹介されてて、今まで断片的には聞こえてきていてもMozillaZineとかちゃんとウォッチしてるわけじゃなかったので、まとめとしてTBEの既知の問題の項に掲載。いや、バグリストとして既に機能してなかったしね…… 公正な引用の範囲を超えてるようにも思うけど、元コメントが流れてしまう(ことがあるのかどうかは知らないけど)危険性を考えたら、フェアユースの範囲内だと思いたい。

ITmediaの記事に僕の書いた文章がほとんどそのまま載ってるのがなんか笑えた。いや、笑ってる場合じゃないんですけどね。

  • 問題の機能自体はずいぶん前から実装していた。
    • 何故、誰も気がつかなかったのか?
    • 何故、誰も指摘しなかったのか?
    • 何故、誰も修正しなかったのか?
      • 修正を受け入れる体制があったのか?
  • 問題の機能はユーザからの要望によって実装した。要望がなければ実装しなかった。
    • 要求には全て応えなければならないのか?
      • 無理なら無理と突っぱねなかったのは何故か?
        • 作者は、危険性を無視しても実装するべきなのか? それとも、危険性があるのならば突っぱねるべきなのか?
      • ソフトウェアの制作を「道具作り」以上に「自己表現」と捉えたせいで、道具としての適切な在り方を見失ってはいなかったか?
        • 作りたいように作ることが正解なのか?
        • 作りたい物だけを作り、作りたくない物は他の人に任せるという、オープンソースの在り方は正しいのか?
        • 本当は作りたくない物を、作ることそれ自体に意欲を持って作るべきなのか? それは理念として矛盾していないか?
        • そこまでのことを求められるのならば、労働に対する対価が必要なのではないか?
          • 対価を得るに値する労働なのか?
          • そもそも、労働と言えるのか?
          • そもそも、求められていたのか?
        • 本末転倒になっていることに気付いていながら、何故在り方を変えなかったのか?
          • 何故開発をずるずる続けるのか?
            • 開発・配布を全面的に中止するべきなのではないか?
              • ユーザは納得するのか?
              • 自分は納得するのか?
          • 褒めそやされて調子に乗ってはいなかったか?
          • 自己表現の手段にしてよいのか?
            • 他に自己表現の手段はなかったのか?
            • なぜ自己表現と捉えたのか?
    • もっと安全なやり方はなかったのか?
      • 拡張からこれらの挙動を変更する手だては用意されていたのか?
    • ユーザは、実装の都合を考慮しなければならないのか?
      • ユーザは、実装の都合を考慮する知識を持っていなければ、ユーザになってはいけないのか?
        • どうやって知識を身につけるのか?
        • 誰もが知識を身につけられるのか?
      • ユーザは、無理と言われて諦められるのか?
      • ユーザは、作者の力量を見極めなければならないのか?
        • どうやって見極めるのか?
  • この問題は、C++でコードを書き独自ビルドのFirefoxとして開発していたのならば、起こり得なかった。XULでやるべきでないことをXULでやろうとしていたから、問題が起こった。
    • セキュアな物を作るだけの技量がないなら、手を出すべきではなかったのではないか?
      • 技術を身につける機会はなかったのか?
      • 十分な技量のある人がFirefoxに目を向けてくれるのを待てなかったのか?
      • そもそも、十分な技量のある人が、このようなものを作ってくれるのか?
        • 技量のある人がFirefoxを相手にするのか?
        • プロが自分の技能を活かすのなら、無給労働になりはしないか?
          • ユーザは、労働に対価を支払うのか?
    • XULのレベルでこれらの挙動を安全に変更する手だては用意されていたのか?
      • XULのレベルで手だてを用意するべきなのか?
      • ユーザは、XULで可能な範囲でのみ要求するべきなのか?
    • それができる者が支援しなかったのは何故か?
      • 支援を求めたことがあるのか?
        • 支援を受け入れる体制があったのか?
      • 支援できるのか?
      • 支援したいと思えるのか?
  • 責任は、誰にあるのか?
    • 無知な作者にあるのか?
    • 知っていながら警告をしない作者にあるのか?
      • ある程度の警告は発していた
        • 警告は十分だったのか?
    • 無知なユーザにあるのか?
    • 知っていながら警告をしないユーザにあるのか?
      • 警告は十分だったのか?
      • 無知な作者とその制作物を持ち上げることは罪ではないのか?
    • 攻撃者にあるのか?
      • 隙をつくことは罪なのか?
    • 傍観者にあるのか?
      • 傍観は罪なのか?
    • 責任を問うことに意味はあるのか?
      • 責任を問うことの是非を、作者が問う権利はあるのか?

一つ言えることがある。それは、魔法使いへの道まっしぐらな僕には、作者がフられた彼女の実名を漏らすことは不可能だということだ。……某エロゲーの紹介文で知ったこの話、なんとも哀愁漂う都市伝説ですね。

署名付きJARの作成方法。「署名付き」「JAR」でぐぐったら一発だった。ただ、僕みたいなド素人が署名付きJARを作って第三者による改竄を防いでも、僕の作る物にそもそも問題があるわけですから、無意味ですなあ。

4th day

一つの行為に一つの動機しか認めない人が多いのだろうか? と、他人を偽善者と罵る人を見るたびに思う。言い換えると、たった一つの行為で複数の目的を同時に果たすことはそんなに悪いことなのか? と。「テレビを見ながらものを食べる」とか「作業しながら手を止めないで話を聞く」とかの「ながら作業」が嫌いなんだろうか。一石二鳥を狙って結局虻蜂取らずになってしまうことを恐れているのだろうか。なるほどそう考えれば、それが「職人」を好む保守的な日本人が偽善者を毛嫌いする根拠と考えることもできる。

偽善は英語で「hypocrisy」。偽善者は「hypocrite」。ヒポクラテスの誓いとかのヒポクラテスのこと? じゃあヒポクラテスは偽善者だったってこと? と思ったけど、語源は「ヒポクラテス」(人名)ではなく、ギリシャ語で「俳優」の意の「ヒポクリューテス」なんだそうな。

M. ラヴェル「ボレロ」にまつわるエピソード。僕はトスカニーニと違ってただの素人ですが、それでもトスカニーニの気分がよく分かるような気がします。

タブを多段表示している時に、任意の位置に挿入したタブが正しい位置に表示されない問題については、タブバー全体を強制的に再描画させることで手を打つことにしたい。また「重い」「チラつく」「無能」と叩かれそうな気がするけど。

オブジェクト指向をがんばる。を見て思ったこと

  1. 上から下までだーっと流れる書き方
  2. グローバル変数と関数(サブルーチン)を多用する書き方(構造化プログラミング)
  3. グローバル変数を使わないで関数(サブルーチン)の引数・返り値・ローカル変数を多用する書き方(モジュール化を推し進めた構造化プログラミング)
  4. オブジェクト指向
  5. エージェント指向

……という感じになるんでしょうか、プログラミング技法の発展は。エージェント指向って何なのか僕はよく知りませんが。前に大学生協の本屋で「次はこれだ!」と書かれてる本を見かけて記憶してただけの言葉なんですが。いや、そんなことはどうでもよろし。

オブジェクト指向までを順番に使ってきた自分としては、一足飛びに勉強するより、順番に見ていった方が、それぞれの技法が前者からどのように進歩してどのように便利になるのかが分かって、いいような気がするんですが。誰もがそんな迂遠なことをしてはいられない、というのも分かりますので、強くお勧めするには至れません。

ふと思ったけど、オブジェクト指向って、構造化プログラミングとそれ以前の技法との「いいとこ取り」を狙ったものなんじゃなかろうか? オブジェクトのプロパティは、メソッドにとっては、複数メソッド間でその値を共有できるという点で、グローバル変数そのものだ。それでいて、オブジェクト指向では、構造化プログラミングのように各変数の独立性が保たれている。そう考えると、オブジェクト指向が何故流行ったのかが腑に落ちる。

よかった探し

「今日のよかった」を中断あるいは終了しているのにはいくつか理由があります。

第一に、内容が特別なことでも何でもなくなってきたこと。はっきり言って、感覚的にはもはや全ての出来事が「よかったこと」になってしまっています。敢えて書く必要が薄れました。

第二に、だんだんそれが事務的になってきたということ。起きた出来事全てが「よかったこと」と感じられるようになると、「一日最低一つ、よかったことを記録していく」という取り決めの元では、よかった探しは「毎日の出来事を淡々と記録していくこと」に等しくなります。そうなると、意欲が薄れてきます。「書きたくなったときだけ書く」という、この「近況」の趣旨からいって、意欲がなくなってまで義務的に続けるのは本意ではありません。

第三に、行き過ぎた楽観を危険視する必要性を感じだしたこと。この「よかった探し」というタスクは、元々、悲観的すぎる考え方を前向きに変えるためのカウンセリングの一環として始めたもので、それは一定の効果をもたらしたことは事実だと思います。その一方で、悲観的に考えて自己批判を行い自らの行動に「待った」をかけることが、有用な範囲ですらもできなくなってきたようにも思っています。度を超して楽観的で足元が見えていないようにすら感じられる、ある人物(誰とは言いませんが……苦笑)を見ていて、省みることを忘れることの恐ろしさを改めて考えるようになりました。

まあ、鬱な奴が自分で自分を「健康になった」と診断できるはずなど無いのですが。

ActiveXとXUL

「Firefoxは安全と聞いていたのに!詳しい人に聞いたらActiveXと同じようなことをTbEがやっていると聞いて、安全なブラウザーを謳ったFirefoxは嘘つき。僕の恐れていたことが現実になっています以前から本家に煙たがられていた一人のよそ者が、本家の信頼を失墜させるという事態。

とはいえ、この件についてMozilla陣営がまるっきり被害者面をすることはできません。

ActiveXの二の轍という指摘には真摯に耳を傾ける必要があります。僕はかつて人前で、インストール時に必ず許可を求められるのだから、暗黙的にダウンロードされうるActiveXよりかは安全だろうと発言しました。しかし、そのプロダクトの信頼性を確かめる術もなくただ盲目的に「OK」を押すことしかできない一般ユーザにとって、両者の危険性に根本的な差異は無いと言わざるを得ません。図らずも、それを僕自身が示す結果となってしまいました。

「ActiveXの危険性」「IEの危険性」をただただ盲目的に叩くのがいかに愚かなことであるかを省みる、良いきっかけになりました。世界の何も見えていなかったくせに無邪気に批判していた自分に、身の縮む思いです。危険性を十分に説くことなく、モラルハザードを引き起こしかねない活動の片棒を担ぎ、あまつさえ自分でその引き金を引いてしまいました。制裁が下されるのも時間の問題でしょう。

しかし、それと同時に、ユーザには、「Firefoxだからといって安心はできない」ということを思い起こす一つの機会にして頂ければ幸いです。いつの時代も、何を使っていても、一番恐ろしいのはモラルハザードなのですから。

センチザク

新しいファンヒータを買いに行ったついでに、ZEONOGRAPHY MS-06F2・サンドブラウンを買ってきた。

いわゆるひとつの0083ザク(写真)。各地で報じられているとおりF2頭部のモノアイが異様に小さいので、周りの黒いとこを少しだけ削ってコピックでピンク色を塗り直し、ちょっとだけ目を大きくした。あと、足首をちょっと加工して可動範囲を広げてみた。製品状態だと、脚がS字立ちの形にならないわ足首が動かないわで、この写真みたいに「グワッ」と開脚して「ヌゴッ」と地面を踏みしめるカトキ立ちはできないのです。ここ重要改修ポイントですね。脚の長さが違うとかの話も出てるようですが、僕のはべつに問題ありませんでした。

いやーそれにしてもかっこいいなあ。ザクは大昔に0080のMS-06FZのプラモを作ったのと、あとMSVではなくΖΖのシリーズのMS-06D(奇しくもジオノMS-06F2がこのディザート・ザクとコンパチなのは、何かの縁だろうか?)を貰って作りかけでグチャグチャにしたのくらいしか持ってなかったので、これが人生3体目のザクですか。基本的に僕は「敵メカ」はあんまり買わない人なんですが、でも0080や0083でブチブチしく・カトカトしくリファインされまくった連中はものすごく格好良かったので、0080のジオン側は全部持ってました(とうの昔にバラバラのコナゴナに粉砕してしまって、どこに行っちまったのかすら分かりませんが……)。

ところで、今ではもう灯油ファンヒータはほとんど作られてないんですってね。大手家電メーカはみんな「環境保護のために」ガスファンヒータに乗り換えちゃって、灯油ファンヒータで出回ってるのは数年前の作り置きかトヨトミダイニチコロナくらいのもんだとか。

5th day

一つの機能のために一つの拡張を作るというやり方だと、他の拡張との連携が取れないという問題を避けるのが難しくなる。もちろん、連携する物を作ること自体は難しくないんだけれども、違う作者のものと連携させるとなると、相手方の仕様がいつ変わるか分からないという不安がある。そうでなくとも、Firefox本体の仕様が大きく変わるため、それに追従するだけでも大変だ。その上どこの馬の骨とも知れん奴の作った物を、自分が使っていなかったとしてもウォッチし続けるのは、現実的には不可能だ。機能同士の緊密な連携を実現するには、「バラバラの機能の組み合わせ」ではなく、全体で一つのソリューションとして作る必要がある。……というのが、TBEがやたら重装備になっていることの最大の理由。

機能、キーボードショートカット、メニュー項目、アクセスキー、などの面で統一的な仕様があれば、AiOで他の拡張の機能を簡単に呼び出すことができたり、タブのコンテキストメニューに好きな機能を割り付けたり、ということもできるようになると思うんですけど。現時点のFirefoxで統一されてるのは、サイドバーパネル・ツールバー用のボタンの組み込み方法くらいですか。Phoenixの時点でこの二つについてこれだけ組み込み・連携のしやすい物を作ってくれたんだから、キーボードショートカット等についても同じような仕組みをもっと初期の段階で用意してくれてれば良かったのになあ、と思わずにはいられません。と、責任転嫁してみるテスト。

「TBEはFirefoxのシステムファイルに変更を加えてるので危険だ」という言葉が一人歩きしてるようですが。Ben氏のコメントを翻訳した際には、些細な違いということで敢えて注釈を加えませんでしたが、「システムファイルを変更」という表現は実は不正確です。TBEはFirefoxの内部の関数を毎回の起動時に動的に再定義して、標準の動作の前後に割り込む形で、各種の機能を実現しています。Ben氏のコメントの中で、Firefox 1.0のExtensions Managerを使った仕組みは拡張にFirefoxの「システムファイルを」いじる権限を一切与えないので安全だ、という趣旨の発言がありますが、TBEは「システムファイルは」変更していないので、この対策だけでは意味がありません。TBEの蛮行を食い止めるには、「署名されたスクリプト以外はXPCOMにアクセスさせない」という風な「スクリプト実行時の厳格な権限制御の仕組み」が必要です。……と、あまり意味のない補足を入れておきます。

6th day

タブバー多段表示時のタブの並べ替えを有効にするにあたって、あちこち手を入れたので、もしかしたらエンバグしてるかも知れない(またかよ)。一応、軽く使ってみてる限りは問題ないと思うんですけどね。でも不安は拭いきれないので、11月13日の版に例のセキュリティホールの修正だけをあてた版を1.11.xの最終バージョンとして、今日の版からは1.12.xとして出しておく。

コントリビュータと作者が仲良くやってこうと思ったら、やさしいバグトラッキングは必読だと思った。

分散・標準偏差を求める演習で、OOo 1.1.3を使って楽をしようと思ってやってみたんだけど、どうしても計算結果が合わない。何度調べても式は間違っておらず、しかし誤差だとすると教官殿曰く誤差が異常に大きいとのことなので、理論的にはあり得ない事態なんだけどなあ。

再現条件が詳しく書かれていない障害報告と、それに対する態度から見るソフトウェア作者の疲弊

ブックマークの項目が読み込めないという問題について、メニューの「ブックマーク」なのかツールバーなのか管理ダイアログなのかサイドバーなのかという情報が伏せられたままだったら、この問題は永遠に解決できなかったと思う。いくつかよせられた報告の中で、そのことをきちんと書いていてくれていたのが一人だけ(しかも英語)だったということが、僕にはとても残念だ。

再現条件はできるだけ詳しく書いてくれという注意書きには意味がある。これは僕の作った物についてだけでなく、何について誰に障害情報をフィードバックする際にでも、一般的に心がけて欲しいことだし、また、心がけるべきことだと思うんだけど。

再現条件が曖昧な障害情報は、百害あって一利なしとまでは言わないけれども、情報を受け取った側にものすごく負担がかかる。

例えば今回の問題であれば、「ブックマークが読み込めないとだけ書かれてるけど、これはメニューのことなのかツールバーのことなのかサイドバーのことなのか? また、ボタンというのは左ボタンのことか中ボタンのことか? 全てのブックマークで再現するのか、ある特定のブックマークでだけ再現するのか?」と、思いつく可能性全てを検討しないといけない。

思いつく組み合わせを一つ一つ検証していって、それだけで原因が特定できればまだいい方。自分では思いもつかない原因が存在していたり、あるいはこちらの環境には存在しない原因だったりしたら、もはや一人では手に負えない。障害を報告してくれた人にこちらから連絡を取り直して、詳しい再現条件をどうにか聞き出さなくてはならないし、それでもまだ分からなければ、場合によってはデバッグ専用のテスト版を用意したりもする。しかし、それも相手がデバッグに協力してくれてこその話で、協力を拒まれたらおしまいだ。

再現条件が詳しく書かれていれば、そういう手間が大きく軽減される。最良のケースであれば、情報を見て、原因箇所を探して、修正して、公開、たったそれだけで済む。

まあ僕なんかは、最初のうちはそれでも情報をくれるだけましだと思って積極的に関わっていってたんだけど。そういうことが続いて、だんだんモチベーションが削がれてくると、そんな気力はもう無くなってしまった。

オープンソースとかフリーソフトとかそういうものは、生かさず殺さず、作者をおだててなだめすかし、自分の望みに合致するものをうまーく引き出してナンボだと思う。

7th day

手を加えてないところで、今まで問題なく動いてたのに突然動かなくなったことの理由が分からない。祈りが足りませんか?

リアル知り合いとか

研究室の友人と、ネット上の人間関係というものについて少し話した。電車男の話題からのつながりで。ぁゃιぃ系でブイブイ言わせてる(死語)という彼の印象とは裏腹に、オフ会なるものの経験はないのだという。で、オフ会ってどうよと訊かれまして。

僕としては、一度やってしまったらそれ以降は別に抵抗は感じませんなあ。まあ、幸いにも僕の今まで会ってきた人達はネカマとかネナベとか激しくサバ読んでたりとかそういうことのない人達ばかりだった(と思ってる)ので、そのせいで抵抗がなくなってしまってるのかも知れんけど。

ネット上の知り合いとかリアル知り合いとか、僕は、区別をはっきりつけることにはあんまり意味がないように思う。前にも書いたことだけど。ネット上の知り合いでもリアル知り合いでも、騙そうと思えばいくらでも騙せるし、関係を切ろうと思えばいくらでも切れるし、差があるとすれば、単にそれをするのにコストがどれくらいかかるかの違いくらいだと思う。

リアル知り合いであるかどうかというのは、相手の物理的な様子を知る一つの材料でしかない。しかもそれすらも完全というわけではなくて、「化粧を落としたら誰だか分からない」とかの笑い話がよくあるように、騙すことは十分可能だ。

つまり、人間関係の本質は信頼関係だ、と。

8th day

足の親指の爪が超キツい巻き爪になって、おかきかなんかのようにカスカスになってて、ちょっと爪を切ろうと力をかけたら根本からバリッとはがれてしまった。……という夢を見た。怖えぇー……

Windows XPでAvalonとXAMLを試せるらしい。実行速度が遅いという違いを無視すればXULとXPCOMで似たようなことは今でも既にできてると思ってるので特に驚きは感じなかったけど、ウィジェットの回転デモはちょっと面白いと思った。

元国家公安委員長が4人組の不審な男達に取り囲まれたけど返り討ちにしたという話。知は力だなあ、と思った。あと、都会はおそろしかとこばい、気ぃつけなあかんとね、とも思った。

ほう。ヘイズル改がHGUC化ですか(ソース:電ホビ)。可動改造中でほったらかしの付録のやつ、まだ完成してないってえのに……まあ出ても買わないと思うけどね。GFFより綺麗に作る時間も自信もないし。

奨学金の返済のために父の印鑑証明を取ってきた。

研究室の写真撮影、放っておいたら誰も何もアクションを起こしそうにない雰囲気だったので、勝手に申し込んだ。今日を逃したらもう申し込めなくなるという状況だったので。

その旨を伝えたり、奨学金の書類提出をもうちょっと待ってもらえないかと嘆願したり、といった用件で大学まで行った。そのついでに(ついでかよ)、さぼるつもりだった講義にも出てみた。

9th day

諦念と萌えは不可分であるという指摘。

ポップアップが乗っ取られる危険性の話。実装で防ぐ方法としては、別ドメインからの操作であるかどうかを見て操作をブロックするくらいしか思いつかない。しかし、電話がオレオレ詐欺に使われ、郵便が架空請求に使われ、銀行が口座屋に使われ、登記簿謄本が融資詐欺に使われ、この世は実に詐欺師に都合よくできてる世界ですなあ!

「CD-ROM付き」とか、本の表紙に書いてあったりするじゃないですか。それ用の素材としてCD-ROMの画像を作ろうとしまして。手元にあった奴をスキャナで取り込んで加工してたら、ピクチャーレーベル仕様なせいで真ん中の透明部分に模様が写ってることが発覚して、そこだけ別のCD-ROMと合成する羽目になりました。まあぶっちゃけWindows 95のディスクだったんですが。

どっか食べに行きますか、でも僕チンあんまり店とか開拓してないんで知らないんですよ、なぜならウマい物にあんまり執着がなくてお金の節約のことしか考えないから、てなことを話していたら、CTOのご紹介で安くてうまい飯屋に行くことになった。む、確かに安くてうまいと思った。しばらく通ってみよう。

ミーティングに参加はしたけど、僕の関わってない件についての話がほとんどだったので、あんまりいる意味を感じなかった。たまに発言しても的を外してたり。

そうそう。トニーたけざきのガンダム漫画Amazon.co.jp)買ったんですよ。本家本元の「THE ORIGIN」読んだあとだと、より笑えますね。まあ、この手の画風模写(?)は同人では非常にありがちなんだけど。

10th day

擁護してくれてる人の方が僕よりも僕自身や僕のプロダクトのことを分かってる(言い当てられてる)というのは、なんだか複雑な気分だなあ。

研究室の卒業写真撮影のためだけに大学へ行く。そして珍しくメンバーが集まったついでに忘年会やろうぜ企画を立ち上げてみたりした。一般的水準と比較しておそらく非常にメンバー間の連携の薄いこの研究室だから、せめて飲み会の一つもやっておきたいと思いまして。しかしサークルと会社の忘年会があるのに加えてさらに研究室の予定を増やしてしまうあたり、僕は明らかに頭が足りてませんね。

撮影のためにとりあえずリクルートスーツで家を出て、その足でまずは髪を切りに行った。ちょうどいい機会だったから。

Sleipnir作者の方が、プニルに代わる新しいブラウザの開発を始められたそうで。仕事環境がLinuxメインだという都合上、Windowsでしか動作しない&今まで使ったことがないSelipnirおよびその後継ブラウザを僕が新規に導入して使う可能性は少なくとも現時点では低いのですが、旧来からのユーザの方々やこれから「タブブラウザ」に乗り換えることを検討されている方々にとっての、良き選択肢となってくれることを期待します。

11th day

ノートとメインマシンでファイル共有ができなくて焦った。原因はNorton InternetSecurityの設定のせいだった。環境を構築し直した時に、ファイアウォールの例外設定をし忘れてたというオチ。

就活用に調達したカバンで行くのはいくら何でもヤバいかと思ったので、朝からイズミヤに行ってそれっぽい鞄をいっこ買ってきた。

jungamix

ジュンさん犬神さんの幸福を妬むオフ(違)に参加しておりました。東京まで行きまして。

午前中に出発したところ、到着予定時刻が予定よりずいぶん早くになりそうだったので、0.5次会参加者の方と連絡を取ってみようとしたんですが、連絡用に控えてたアドレスにメール送ったら、だえもんさんから返事をいただいてしまいました鬱。あとせっかくPC持ってったのにイヤホン忘れたので新幹線の中で音楽聴いたり映画見たりといったことも全然できず、鬱なこと極まりない往路でした。

仕方がないので秋葉原でイヤホン(でもケーブル長よく見ないで買ったので実は短すぎて不便)PC用のカバー(カバンに裸で突っ込んどくのは危ないかなーと思ったので。でも石丸電気のポイントカードなんて次はいつ使うっていうんだろう……)LANケーブル(しかし両方同時に引っ張らないとすぐからまるので実は不便)を買った。あと秋葉原に来たんならアニオタな店にも行くのが礼儀だろうと思ってその手の店にも足を運んでみたんだけど、あんまり面白くなかった、というか、よく分かんなかった。

ちょっと早めに集合場所に向かう。途中、電車の窓から「公明党」のでっかい看板が見えた。あれは党の本部かなんかですか? とりあえず観光スポット認定しておきます。

新宿駅のHMVでマイキーが流れてたので暇つぶしに見てたら岩井さん幹事の柚帆さんから連絡が入ったので、ナビゲートを受けて0.7次会に合流した。草原さん表具師かっぱさんくみちょゆきちさんとはここで再会。既に皆さん酒よりも脳内麻薬でできあがっちゃってんじゃないのと思ったりしつつ、kinaさん沢渡(真雪)さんなど初対面の方々と名刺を交換したりしたのですが、緊張からか何なのか汗だくになっていた僕は挙動不審なキモヲタっぷりを遺憾なく発揮してしまい、顔から火の出る思いです。あっ、だから汗だくだったのか! それから犬神さんと握手したりしました。うわーちっけぇー手!と内心萌えてみました。あとオサレ眼鏡な人達の眼鏡交換会にオサーン眼鏡で混ぜて貰ったりもしたのですが、浮いてて(というか沈んでて)ごめんなさい。皆さんでブタすんさんのおなかをなで回してセクハラだーと盛り上がっていましたが、あれはもしかして「セクシーな腹」の略でしたか?

そろそろ集合時刻だということで場所を移動。新宿駅でジュンさんの現物に初遭遇しました(あれ、なんで犬神さんと別行動?)。三人くらいでハグしあったりして周囲からキモがられてみたりしました。アサノさんは一目見て「ああ、アサノさんなんだ……」と思った。うん、他に形容のしようがないほどアサノさんでした。あんまりにあんまりな人数なので全員でここで待機するのはまずかろうということで、待機組と先発隊に別れて先発隊だけ一次会会場に移動したのですが、「待機組にアサノさんを置いといた方が目印になったのでは?」などと不穏当な言葉を口走ったのは僕ですごめんなさい。

一次会会場では23人部屋に27人が収監され、えらいことになってました。ありみかさんyuuさんとはここで合流。今村さんは彼女同伴でご出席ですか、ちくしょう見せつけてくれる。

僕はぺちぺのすごいひとのhaltさんりぬのすごいひとのとぴあさんFUMINGさんと同席。とぴあさんもhaltさんもイジられまくりでおいしいキャラだと思った。というか自分、今回の集まりの主なメンバー層から明らかに外れててごめんなさい。

真琴さん作の名札(あまりに人数が多すぎて、これがなければ何が何やら分からないっ……!)を首から提げて軽く自己紹介しあったり、アサノさん作のステキなしかしシラフでは絶対着れそうにないお揃いTシャツを主賓にプレゼントしたり、哀さんからのメッセージも入った寄せ書き(僕も書いたんですが、ものすんごい久しぶりに絵を描いたのと変な体勢だったのとで、超ヘロヘロになってしまいました鬱)を贈呈したり、北海道のおみやげをもらったり、名刺交換会したり、皆さん盛り上がる中、僕は物陰でひっそり淡々と料理を食べる組でした。空気読め自分。あと天井低いとこだったので寝そべる感じでいたのですが、そんなスゲーでかい態度な状態のまま色んな方々と名刺を交わしたりしてごめんなさい。

会場を出たところで記念写真撮影。通りすがりの人に撮影をお願いしたりして。なんなんだこの集団は!

二次会としてカラオケへ。でかい部屋なんだけど、横方向でなくて縦に広い部屋で、上の組と下の組でまた分かれてしまった。そして絵を描く人達は何故か犬神さんの持参スケブに絵を描く流れに。ありみかさんの生描きだ!ということでまじまじと観察してしまいました。僕も寄せ書きでの失地回復のためにハッスル(死語)ですよ。セーラー服にブルマというエキセントリックな装備のW3C子を、犬神さんのリクエストに従って(いや、ブルマは僕の暴走だ)描いてみた。今度はマシな物が描けた気がする。沢渡さんは何故かバリッドちゃんを描いていらっいました。あと、るりさんのスケブに犬神さんがFirefox子を生描きしてらっしゃるとこを目撃して、かわいらしい描線が生まれ出て行く様子にまた萌えてました。そのスケブに半イヤガラセでガンダムなんか描いてみたのは僕です。期待を裏切ってすんまそん。しかも下描きしていながら失敗してるし……

僕は何を歌っても空気を壊すだけのような気がして、真琴さんが熱唱する横でこっそり歌うというヘタレっぷりを晒して恥。その様子を向かいの人達に見られてまた恥。結局何も歌わないままに場所替えで退出したのですが、2時間で4200円という料金(この人数で割ってもこれですよ!)には閉口しました。歌舞伎町の物価って。

明日の予定がある方々がここで戦線を離脱し、残るメンバー21人は派閥(何)やオールナイト確定組やらで分かれるのかとも思われたのですが、結局21人全員で24時間営業の喫茶店に押しかけてなごむことと相成りました。この喫茶店、値段高いわサイフォンでコーヒー入れてるわで、貧乏人は来るんじゃねえよオーラを思いっきり醸し出していたんだなあと後から改めて思ったのですが、そんな店の雰囲気をぶちこわしにするような営業妨害ともとれる大群を快く受け入れて下さったこのお店はえらいと思います。まあ、ヒートアップして大声で自説を垂れ流して参加者からも一般客からも白い目で見られていたのは僕だと思いますけどね!

この辺で既に日付替わってましたか。

PHPのすごいひとのhaltさんに、とぴあさんと二人でJavaScriptの素晴らしさ、もとい、変態さを説く。関数を文字列に変換して文字列置換で「要素の追加」を「要素の挿入」に置き換えて新しい関数として定義し直せてしまったりとか、クラスっぽい物を定義できたりとか、狂った使い方ができまくるJavaScriptという言語はプログラミング言語としてもっと注目されて欲しいなあ、と。

組長やゆきちさんやありみかさんやKeiさんU-Zさんあたりと、Windows以外でのFirefoxは(主に開発者・貢献者不足のせいだと思われるけれども)ウンコだよねとか、オープンソースって商用アプリのパクリばっかりでオリジナリティってもんがないよねとか、Mac OS Xのインストールディスク3枚目に入ってるアプリケーション開発環境のXcodeは鼻血が出るほどすばらしいのに日本語のドキュメントがないのが終わってるとか、僕の人生は浮いた話が全くなくて空虚だねとか、そんな話をしていた横でyuuさんはお眠りになっていました。

4時間ほど粘りまくる間に半分ほどの参加者が帰途につき、残った12人でファミレスでも行きましょうかとまた移動。しかし店を見つけられず、明け方の新宿をあっちでもないこっちでもないと地図を見ながら彷徨う一同。東京のど真ん中で遭難するとは思ってもみなかったYO! 上着がなくて凍えそうな草原さんが大変かわいそうでした。

ファミレスでは3つの席に分かれたのですが、他のグループがまったり盛り上がってるのを尻目にゆきちさんと草原さんとかずまっきーさんと僕は普通にメシを食ってました。レーズンがご飯に載ったカレーなんて、食べるの何年ぶりだろう?

新宿駅の集合場所(スタート地点)に帰り着く。二次会後に分かれた方々とまた別の楽しげなイベントを開催するという方々と別れ、帰り道の違う方々とも別れ、僕は一人で新幹線に乗り込むのでした。

以上、記憶のみを頼りに書きましたが、ごろうさん如星さん慎吾さんだけ名前出てきてませんねごめんなさい。あと、顔と名前が一致してないせいで誰の物か分からなくなってしまった東京都内の某社の仕事名刺が一枚だけあるのですが、これ誰ですか?(ぉぃ)

12th day

東京から帰ってきて死んでました。目を覚ました頃には戦場のピアニスト(リンク先はAmazon.co.jp)が始まってた……

その、戦場のピアニスト。ピアニストの自伝が元になってるということは、ノンフィクションなんですか。そのせいか、なんだか主人公の視点で撮影したドキュメンタリー映画のような感じがしました。淡々としていて、神の視点からの説明的な映像があまりないということで。

千年女優

千年女優Amazon.co.jp)見た。

すばらしい。「女優が自分の人生を出演作と関連付けながら語る心象風景」の映像化とも思えて、実に面白い。大女優が演じてきた映画の各シーンのコラージュによって「色々な映像を思い浮かべながらそこに自分の人生を投影して語る」感覚を、また、その中にインタビュアー達を登場人物としてはめ込むことで「過去の体験を思い出し没入しながら語っている」感覚を、このように表現することは、アニメならではの映像表現だと思う。

アニメは「描く人間が選択して描いた物しか画面には登場しない」が、それが、「思い出した物しか出てこない、心の中の回想」と非常に良くマッチしているのではないだろうかと思う。実写映画だと、どうでもいい通りすがりの人や小道具の全てに至るまで鮮明に描写されるが、記憶を頼りにした回想は、それよりもむしろ、描こうと思われなかった要素がことごとく欠落してしまうアニメーションという映像手法によってこそ、的確に表現されるのではないだろうか?

未来の宇宙時代に科学者がロケットで宇宙の彼方へ飛び立っていくという、最初の「映画のシーン」。最後まで鍵の君とは会えなかった大女優が、鍵の君の元へ行くという「現実のシーン」。そして、その二つがミックスされた「回想のシーン」。この三つのリフレインに、思わず涙ぐんでしまいました。

12人の怒れる男と優しい日本人

12人の優しい日本人(Amazon.co.jp)見た。十二人の怒れる男のパロディということなので見てみたけど、これは面白い。パロディというよりオマージュと言っていいんじゃないだろうか。そのくらい、「怒れる男」のストーリーをうまく昇華し、日本的な物語として再構成していると思う。以下ちょっとネタバレ。

日本的というのは、殺伐としまくっててうすらウヨクが増えてきてる「今」ではなく、なあなあで流れまくっててうすらサヨクだらけの「ちょっと前の日本」、という意味でだけど、作られた時期がそうなんだから当たり前な話だ。まあ、「今」も実際の所は大して変わってないのかもしれんけど。

「全員一致で無罪になりそうだったところが、どんどん有罪に傾いていく」という、「怒れる男」の正反対の話の筋が、まず日本的だ。事なかれ主義で、人を裁くという風な責任から誰もが逃れたがる日本的には、まず「無罪」で流されるところだろうから。

また、その流れを作り出した「主人公」にあたる人物の人間像も、非常に日本的だ。

「私はただ、議論したいだけなんです。みんなで考えましょう。」と口では言っておきながら、実際には自分の考えを押しつけたいだけだという、議論や討論というものについて非常に幼稚なところ。そして、自分が望んでいるのだと言うことなく、「陪審員の総意」という権威に基づく「常識」にすることで、自分がそれを望むことの責任から逃れようとするという、小ずるいところ。それは平均的な日本人像そのものではないだろうか。

ただのパロディなら「全員一致で有罪」で終わらせるところを、さらに一ひねりして再び「全員一致で無罪」にまで持っていくところ。そして、「主人公」「正義」である「問題提起する人」と、「敵」「悪」である「自分のことと事件のことを重ね合わせて考えて、最後の最後まで意固地になる人」という「怒れる男」の二人の主要人物の役割を、一人の人物に全て演じさせてしまうところ。このあたりは、両方を見比べて初めて感じる面白さですな。

13th day

まあ11〜12日と、今日になってから書いてるわけですが。

犬神さんが感涙してた(キモイ人達に囲まれて後悔して泣いてた可能性は敢えて考えないんだ!)のが、印象に残ってる。人が感涙する様子なんてそうそう見れるものではない――いや、単に僕が他人とあまり関わり合いを持たないせいでそうであるというだけで、普通の人はよくそういう場面に居合わせるものなのかも知れないけれども。ともかく、そういう場面に居合わせるというのは、幸せのお裾分けに与るようなもので、幸運なことではないかと思う。僕はこれからの人生、そういう場面に何度居合わせられるのだろうか? また、自分自身がそういうことになることが、どれだけあるのだろうか? そういう体験を多くできるということが常人ということで、そういう体験を希にしかできないということがうんけめんということなのではないかと思う。

オープンソースと独創性

オープンソースのソフトウェアって少なくとも純粋なユーザの感覚で見る限りは「商用の優れた独創的なソフトウェアの劣化コピー」ばっかだよねとか、僕は素で思ってるんですが。まあ僕が知らない・気付いてないだけで独創的なソフトウェアが実はいっぱいあるのかも知れなくて、OperaとSleipnirとFirefox+AiO+TBEを見比べたりWindowsとMac OS XとKDEを見比べたりMicrosoft OfficeとOpenOffice.orgを見比べたりして思った範囲の記憶だけでものを言ってるんですけど。僕が思うに、物心ついた時からオープンソースが当たり前、というくらいの時代にならなければ、「ユーザの感覚で」「独創的と思える」ようなものはオープンソースの文化の中からは登場し得ないのではないかなと。

クローズドにすることで儲けるのが当たり前、それ以外に苦労を金に換える方法がないという現状で、そしてそういう価値観の元に育つ人の方が多ければ、独創的なものは金になるからということで、どんどん秘匿されるのが当然でしょう。また、そうして金になるから独創的なアイデアをどんどん出そうという、動機にもなり得ます。逆に言えば、オープンソースで独創的でも金になるということを誰かが大々的に証明しない限りは、この流れは変わらないのではないかと。

ユーザの感覚でという点、こっちの方が実は根が深いかも知れない。オープンソースであることにメリットを見いだすのは、現状では変態的ヲタか技術者かのどっちかでしかなく、ユーザから見ての利点は「普及してないからウィルス等に狙われにくい」ということくらいしかない。オープンソースを支える人達にとっては当たり前な自助努力も、ユーザにとっては余計な手間でしかないため、到底受け入れられるものではない。オープンソースというムーブメントは、なるべくしてマイナーなのだ。

そういう状況にあるから、ユーザの感覚はオープンソースの文化の中に入って来にくい。また、開発者にとっては、要望を持った時に取りうる態度としては「必要なら自分でパッチ書けばいいじゃん」「方針が気にくわないならForkすりゃいいじゃん」が当たり前なので、純粋なユーザの視点はより一層排除される。オープンソースなプロダクトは、なるべくして不便なのだ。

……というのが、僕の認識です。

15th day

チュンサンが好きなのか、ペ・ヨンジュンが好きなのか。役者に惚れたのか、役に惚れたのか。役に惚れただけなのに、役者を追いかけるという人達は、アニメキャラのグッズを買いあさる人を、笑うことはできないのではないだろうか。

新しいファンヒータ買ってきた日のことなんですけど。車がETC取り付けを兼ねた整備点検のためにお出かけしてて、代車で行った(若葉マークを元の車の中に置きっぱなしにしてて運転できないので僕は助手席)のですが、この代車がどうにも懐かしい雰囲気で。父曰く、僕の記憶にある一番最初の「うちの車」がこれと同型だったんだと。メーカーは違うけど部品は同じってこと。パワーウィンドウも雨よけもシートの高さ調整もワイパーの「時々動く」設定もなーんもない代車だったけど、幼少期に戻ったような気が少しだけしました。……ということを、青年海外協力隊としてタイに行った人の体験談を見ててふと思い出した。

さよならキッドで触れたZeit社の顛末について、別の視点から調べたZeitの軌跡 〜JG Z'sSTAFF〜。これ見て初めて知ったんだけど、ZeitってDTPソフトも作ってたんですね。「ガロ」とZeitの関係についても詳しい。

開発者にとっては、要望を持った時に取りうる態度としては「必要なら自分でパッチ書けばいいじゃん」「方針が気にくわないならForkすりゃいいじゃん」が当たり前なので……と書いたら、ゆきちさんから、「オープンソースはforkを嫌う。何故なら、開発リソースが分散するからだ。だから一極集中で開発しようとして、細かい要望が無視される。(大意)」というツッコミを受けた。なるほど確かにOOoのえらいひとのルイスもそう言ってた気がする。僕も、あちこちに分散して、ユーザが「どれ使ったらいいか分からん!」てなことになるのは望ましくないと思う。しかし、最終手段としてのforkは有りだとは、依然として思う。細かい要望を蹴っておいて、それを実現する手段を執ることを一切許さないとまで言ってしまうようになっては、いけないと思う。

ついでに言うなら、TBEも既にそういう状況にある。僕は、僕の使い方をする限りは、機能面でも重さの面でも、現状のTBEで不満を感じないのです。だから、僕の使わない使い方で問題が起こってても、はっきり言って、直す気がせんのです。

アシモ、走れるようになったんか! きっとね。僕より足速くなるんですよ、そのうち。

18th day

IRCに入りっぱなしだと日記書くのがおろそかになっていけませんね。って、これ日記じゃないってば。と自己ツッコミ。

UHFでアニメがたくさん放送される訳で紹介されていたWikipediaのUHFアニメの項が詳しすぎて笑えた。そこからハーレムアニメの解説を見て、これにもまた笑えた。笑えたんだけど、こんな情報までひたすら真面目に集積しているWikipediaというプロジェクトの混沌さには目を見張る物があると思った。

今、墓地のセールスの電話がかかってきたんですが。「お墓のご用はありませんか?」「いえ、うちはまだ今のところは必要ないですね」「そうですね、お声を聞いててもまだまだ若そうですし……40代くらいですか?」……ヲタ声だからですかそうですか

正直なところ、僕はどう動いたらいいのか分からないのです(ほら、頭が弱いから)。問題の拡大を防ぐために、公開を取りやめるべきなのかも知れない。けど、事情をよく知らない人がどっかで勝手に危険なバージョンをミラーするかもしれない、それに比べたら、このサイトで修正版を引き続き公開する方がいいのかも知れない。

高専ロボコンちょっとだけ見た。開始6秒で勝負を決めるメカがかっこよすぎ。判定負けで途中で脱落したけど、ロボコン大賞受賞。「勝つことが全てじゃない」とか言うとなんか偽善臭くてアレなんだけど、かっこいいってのは大事なことだと思います。

悪臭を放つ。

留学中でネイティブの英語に詳しい哀さんのアドバイスを受けて、TBEの設定のラベリングを手直しした。Operaユーザであるにもかかわらずアドバイスをくれる彼は奇特だと思う。

その彼にずいぶん前に提案を頂いて、しかしずっと放置していた件について、やっと実装した。初回起動時に設定を選ぶ場面が出るけど、これを、もっと使いやすくしようというもの。内部的には既に複数のプリセット設定を切り替えられるような仕組みを持ってたんだけど、UIを作るのがめんどくて放置してた。

で、ライトユーザ向けの設定(これまでの「ライト設定」「標準設定」に相当)・ヘビーユーザ向けの設定(これまでの「標準設定」に比べて、TBEの機能をフルに使うようにしたもの)・Sleipnir互換・僕の常用設定、の4択で選べるようにしてみた。いや、ね、プロファイル作り直したりするたびにいちいち自分で設定するのがめんどくってね。

ところがユーザにはこれがウケが悪い模様で。the default options & settings stink.(訳:デフォルト設定が腐ってるNE!)とか言われてしまいました。鬱だ。

そういう訳なので、こっちのデフォルト設定の方が万人受けするゼ!という方は、設定のコンセプトと共にエクスポートした設定ファイルを送りつけて頂ければ、プリセット項目の一つとして取り込ませて頂きます。あと、Donutとか他のタブブラウザの互換設定を作ったゼ!という方からの投稿もお待ちしております。

19th day

梅田まで行ってデートしてきましたよ! ……嘘です仕事ですごめんなさい。

その後ジュンク堂で何時間か粘ってみた。コンピュータ関係の棚を見てみると、Firefox 1.0をとりあげている号が見られるようになっている。その中で、UNIX USER誌がTBEを紹介していないのは、非常に賢明であると言えよう。

光のルネッサンスを見てから帰った。え、独身童貞キモヲタが足を踏み入れていい場所じゃないって? はい、ごもっともです。

20th day

今日の記述はFUD(根拠のないデマを元にして不当に信頼性を貶めるネガティブキャンペーン的行為)成分がいつもより余計に含まれておりますので、嘘は嘘と見抜ける人でないと(読むのは)難しい。

大学のサークルの忘年会をやってきました。一次会で鍋して、二次会でカラオケしてきました。それなりに楽しかったよ! それなりにうまかったし! しかし後輩の皆に厳しい負担を強いるような真似をしてしまって(何故なら僕が多分最初に「忘年会しようぜ」と焚きつけたので)罪の意識もある。

TBEのコンセプトを決定づけるもの

TBEは元々初心者向けを指向して作ったものではない。自分が使いたいと思ったから作った、それを他人も「導入できる」ような形にして配布した、というのが始まり。

自分の欲しいものを作りつつ、また、他の人から寄せられたアイデアで「これはいいかも」と思ったものを貪欲に取り込み続けた。その結果、一つの拡張の中で多数の機能を実装することによって、機能同士の連携を取ることができるというメリットが明らかになってきた。つまり、「機能の提供」という枠を越えて「ソリューションの提供」という結果に至ったと言える。

それと同時に、肥大化によって重さというデメリットが顕在化してきた。そしてデメリットの方を強く感じる人達の手によって、単機能の拡張が多数開発され始めた。しかし、これらの単機能の拡張は、ソリューションの提供にまでは至らず、あくまで機能の提供という枠にとどまらざるを得ない。

ユーザが本当に求めているのは、「機能を使うこと」ではなく「目的を達成すること」。知識があって、ソフトウェアに対する造詣が深く、いわゆるコンピュータリテラシーという物を持っている人であれば、機能を組み合わせて自ら目的を達成するためのソリューションを導き出すこともできよう。だが、そうでない人(つまり一般のユーザ)にとっては容易なことではない。

そういう状況であるから、ソリューションを提供するTBEには、初心者向けの物としての性質が期待されるようになってきた。と、自意識過剰な自分は判断したわけである。

アクセシビリティとかユニバーサルデザインとかの考え方は、「誰でも利用できるようなもの」を理想とするから、その対象範囲には当然、初心者層・一般層も含まれる。対して、知識のある人だけ使えればよいという姿勢の元に作られる物は、初心者層・一般層を対象範囲に含むことができない。アクセシビリティとかユニバーサルデザインとかの考え方に共感する自分であるから、自分が作るものもそのような傾向にしていこうと考える。

以上の外的要因と内的要因から、TBEの製作は、正式に掲げたわけではないけれども、「初心者向け」をコンセプトの一つに考えるようになってきた。

しかしながら、その意味での「初心者向け」と、現在の情勢で求められる「初心者向け」では、示す物が全く異なる。それは次の段で述べる。

求められる「初心者への配慮」とは、セキュアさである

現状、初心者層に最も必要なのは「安全なプロダクト」である。何をどうすればいいのか分からない、どのようにすれば安全なのか分からない層に対しては、「危険には絶対になり得ない」ものを提供するべきであるというのが、現在の風潮である。

Firefoxの拡張機能は、ActiveXのプログラムと同様、誰でも作れて、誰でも配布できる。それはつまり、悪意ある開発者によって悪意あるプログラムを送り込まれる危険性があるということだ。だからFirefoxには、「絶対の安全が保証されている拡張」だけを導入できるようにする必要がある。このサイトで配布している拡張のような、どこの馬の骨とも知れん奴がどことも知れんサイトで署名もなしに垂れ流している野良拡張は存在自体を無視して、厳選されオフィシャルの認定を受けた拡張をupdate.mozilla.orgという信頼できるサイトを通じてのみ導入できるようにするというのが、それを実現するために取られている現在の対策と言える。

以上の事項は、使い勝手であるとか満足感であるとかそういう物よりも第一に優先されるべき事項である。そして、セキュアさの点で確証が持てないTBEは、「初心者向け」とは到底呼べない。であれば、TBEがコンセプトに「初心者向け」の文言を掲げるのは許されることではない。これが、「TBEは本当に初心者向けなのか?」という問いが発せられる根拠の一つだ。

update.mozilla.orgのセキュアさは確かなのか?

さて、update.mozilla.orgにアクセスすると、SSLを使った通信になる。この時の証明書は信頼性の高いもの(のようだ)。ということは、「update.mozilla.orgの情報はMozilla Foundationが責任を持ってお送りしてる情報ですよ」と言っているのと同じことだと考えていいんじゃないだろうか。

しかし、某所でどこぞのタン壺で匿名で述べられている情報を鵜呑みにするとすれば、update.mozilla.orgは登録申請された拡張の全てのセキュアさをきちんと検証するには人員不足故に至っていない、端的に言えば、危険な拡張が潜り込んでいる可能性があるし、今後潜り込む可能性もあるということになる。

この二つの情報を組み合わせると、つまり、「Mozilla Foundationは責任を持って情報を送り出しているが、その情報が信頼に足るものかどうかはわからない」ということが言える。これが事実であるという確証は無いが。

事実であるとするならば、考えられる唯一の対策は、一旦全ての登録済み拡張をリストから抹消し、セキュアであると確認された物のみ再度登録し直していくことではないだろうか。大きな後退であるのは間違いないが、それは必要なことだと自分には思える。

21st day

自転車の鍵なくしちゃったよぅ。走行中の振動で抜け落ちてた……きちんとさがしゃあ見つかるんかも知れんけど、ちょっとその気力はない。それに元々ガタが来てたし(走行中に抜け落ちるというのがまずその顕れ)。――ということを漏らしたら、前輪を持ち歩けとかサドルを持ち歩けとかいやいやチャリのまま会社に乗り込めとかそれなら走破性上げるためにキャタピラ付けれとかそんなら砲塔や装甲版もひつようだよねとかステキな回答ばかりよこして下さりやがる僕の友人達ってどうなんだろ。

未読タブを強調表示する最小の拡張、というか、ユーザースタイルシートの話を見て、TBE用の未読タブ強調表示追加機能を思い出した人がいるかどうかは分からないけれども、この両者の違いについて書いておこう。

未読タブを強調表示する二つの方法の間の差異
ユーザースタイルシート TBE用の未読タブ強調モジュール
タブが既読扱いになる時
  • タブが一度でもアクティブになった時
  • タブがアクティブになった時に、そのページの全文が読める(スクロールバーが表示されていない)時
  • スクロールバーがページ表示領域に出ていて、ページの内容が少しでも読み進められた(スクロールバーが少しでも動いた)時
タブが未読扱いになる時
  • タブが新しく開かれた時
  • タブが新しく開かれた時
  • タブに新しいページを読み込んだ時
メリット
  • シンプル
  • 高速
  • 軽量
  • 安定
  • タブを複数開いて、あるタブでリンクを開く時に、待ち時間を利用して他のタブを読み進めるなど、タブを積極的に活用する場合にも、比較的正確に「未読・既読」を判別できる
  • Firefoxのバージョンが変わっても動作する可能性が高い
デメリット
  • タブを複数開いて、あるタブでリンクを開く時に、待ち時間を利用して他のタブを読み進めるなど、タブを積極的に活用する場合に、「ページの内容はまだ読んでないのに、タブの表示は未読扱いのまま」というタブが出てくる
  • 将来に渡って利用可能とは断言できない(実装の隙間をついた方法なので)
  • TBEが必須なので、TBEのデメリットをそのまま引き継ぐ(否シンプル、否軽量、否安定)
  • TBEが必須なので、この機能だけが欲しい人には嬉しくない

GIMP 2.2がリリースされたということで、会社の共用マシン(Windows XP)にこっそり(いや、全然こっそりになってないし)導入してみました。げー。メニュー等がほとんど英語になってしまった。2.0に戻しといた方がええかな?

会社のロゴマークを作る前後からずっとやりましょうやりましょうとどこからともなく声が上がってた気がする新名刺の、レイアウトがだいたい確定した。色の濃さや繋ぎ目の処理などで2〜3回やり直してようやく最終バージョンに辿り着いた。それを見た先輩さんのコメント。「なんか普通の会社みたいになってきたなー」。

寝坊して、出勤しても眠くて眠くて、頭が回り出したのは陽が暮れ始める頃だったとさ。

払い下げ品の液晶ディスプレイを譲って頂きまして。わーいやったーこれでデュアルディスプレイだー、とか思ったらビデオカードの出力は一方がD-sub 15pinアナログ・もう一方がDVI-Iデジタルでアナログの方は今のディスプレイで埋まってるので液晶ディスプレイを繋ぐとこがなかったというオチ。

クーラーをかけながら坂道を登り切れるかどうか

このところ通勤電車で暇潰しに本を読んでいて、文庫を買ったり新書を買ったりするけれどもあんまり買ってばっかだと財布が軽くなって部屋の中が狭くなっていく一方なので、手持ちの本も読んでいる。で、今は最果ての銀河船団 上Amazon.co.jp)を読んでるとこなんだけど。これに出てくる「愚人(集中化人材)」はやっぱりヲタというかギークというかナードというかそういうものそのものだと思った。

興味の全てをある一つの物事に人工的に集中されることで、人間性と共に恋愛したり家庭を持ったりといった普通の幸せを全て失う。普通の人には理解不能なジャーゴンを多用して同種の者達だけでコミュニケーションを取り、一つの考えに偏執的に囚われ、下らないことで論争を始める。愚人のこれらの特徴は、作中では「芸術家などの非凡な人に見られる特徴」という風に説明されているが、芸術家などという高尚な存在に目を向けずとも、秋葉原なり日本橋なりに行けばそういう人物がいくらでも見つかるだろう。

注目すべきは、人間性を持った「普通の人間」の時はただの凡人だった人物が、集中化された途端に物凄い生産性を発揮する自動機械に変貌するという点だ。言い換えれば、生産性の高い愚人も、集中化を解かれるとただの役立たずになってしまうということだ。これを先の例え同様にそのまま現実社会に当てはめれば、つまり、ヲタを更生させるとただの役立たずになってしまうということである。

相応しくない人間が関わることで生み出す不幸

為すべきことを為せる人はそう多くはいないのではないか。為すべきでない人(その仕事をやり遂げるに相応しくない人)がそれを為してしまい、世の中をゆがめてしまうことの方が、多いのではないか。と思う。

僕がこの世界に対して何かを為したいと思っていて、そして、それを実行できていた時間は、もう過去の物になっているのではないかとふと思う。現状は、誰も期待なんかしてないのに僕のやる気だけが空回りしているか、あるいは、僕にもうやる気なんか無いのに状況が僕をここに縛り付け続けているかの、どちらかではないだろうか。

どちらの場合にしても、共通する疑問は、僕は本来こういうことを為すべき(こういうことを為すに相応しい)人間ではないのではないかということ。本来なら、もっとプログラミングに卓越していて思慮深い人が、この任を負うべきだったのではないのか。僕のような素人が関わったせいで、特大のセキュリティホールを孕んだソフトウェアが蔓延してしまったのは、僕がこの人生で犯した何度目かの大罪だと思う。

エソカイ

研究室の忘年会。

時間になったので集合場所に行ってみたら、誰もいないし……そもそも誰一人として携帯の番号とか知らないし……

幹事を含む4年生3人で待ってて、このままだったら8人分を3人か4人で払わないといけないなあとか怖い話をしていたら、知らない人二人が誰かと待ち合わせしてる風な様子でいたので、声をかけてみたら、来年度から研究室に来るという3年の人達だった。4年のうち一人は既に店の方に着いてるということだったので、5人で店に向かって歩き出す。

メニューはチゲ鍋。結構うまかったと思う。8人分を7人(学生6+助教授)で食べたからか、けっこう量あった気がする。

23rd day

MGボールついに発売か。僕も一球確保しておきたいとこなんだけど……

Firefoxってホントに安全と言えるんか?という記事と、それをとりあげたSlashdot.orgの記事。要約すると、「IEより安全だと自ら喧伝してる割には、Firefoxは安全性に対する配慮が全然なされてないぞ」と。言いがかり的なところも無くはないけど、今まで我々ユーザやセキュリティの専門家が同じような言いがかり的な文句をIEに対しても付けてきたんだし、この記事で言われてることは的を射ていると思う。現在進行形で途中まで勝手に訳してみてる訳してみたので、まあ、興味があったらどーぞ。

梅田でniaouさんとケンタさんと会い、カレーうどん食べたりゲーセン巡りをしたり中古CD/レコードを物色したり柚茶(柚湯?)飲みながら政治話をしたりした。僕はもっぱら聞くだけ・見るだけだったんだけど。ていうか彼らの会話にはついて行くことができませんでした。大勢で集まったりなんかしたら気がつかないんだけど、頭の回転が速い人達の中に僕一人だけで放り込まれると、いかに自分の頭の回転がスローモーでスットロいかを強く認識させられる。

思うに、発言というのはPCのバッファという仕組みによく似ている。CD-Rを焼く時、CPUはCPUで「バッファ」にとにかく情報を送り出していき、CD-RドライブはCD-Rドライブで勝手に「バッファ」から情報を取り出してディスクに書き込んでいく。書き込み速度の方が速くてCPUによるバッファへの情報の共有が追いつかなくなると、何も書き込めなくなってしまう(これをバッファアンダーランという)。発言もこれと同じで、脳は脳で勝手に言葉を紡ぎ出して「発言内容バッファ」に文字列として溜め込んでいき、口は口で勝手に「発言内容バッファ」から言葉を取り出して音にしていく。バッファが空になったら、もう何も言葉にできない。つまり、頭の回転速度以上の早さでは喋れないのだ。キーボードのタイピング速度が遅いのも、これと同じ理由ではないかと思う。

24th day

会社でちょっとしたお茶会が催されたのですが、その際に神に捧じられた花束が何故か今僕の手元にあります。いや、なんか気がついたら事務所のバケツに放り込まれてて、このままだと月曜までそのまま放置プレイ食らわされてそうだったので……

ウザい警告と危機意識の低下

Firefoxってホントに安全と言えるんか?という記事の、本文については訳せたので、HTML形式にしておいた。7-zipのくだりは完全に言いがかりだろとか、うちではそんな空っぽのダイアログは表示されなかったぞとか、疑問に思う点もあるけれども、それでも多くの点では正当な指摘だ。実際の操作手順に沿って具体的に問題点をあげつらっていくのは、ともすれば根拠のない誹謗中傷に陥りやすいこの手の話題においては、重要なことだと思う。

これまでにも何度も述べているけれども、一番恐ろしいのは、「安全だと言われてたのでよく分からんけど導入してみた。よく分からんけどもう安全なんだろう」という思い込みの蔓延、つまりモラルハザードなのだ。

ところで件の記事は、いくつかの警告において「今後表示しない」という設定が可能なことについて、批判をしている。この問題については、そもそも何故そのような設定が用意される必要があるのか?という点から考えてみたい。

何故「以後確認しない」という設定が可能かというと、いちいち確認されるのがウザいからだ。何故ウザいかというと、確認ダイアログが表示される時、ブラウザ上での他の作業が全て強制的に中断されてしまう――ワークフローが有無を言わさず邪魔されてしまう――からではないかと僕は思う。テキストを読んでいる最中であろうが何であろうが、突然、警告音(サウンドカードがなければBEEP音)と共に我が物顔で、目の前のものを遮って登場する確認ダイアログ。ああくそまた邪魔しやがってこいつは! うぜえ! 消えちまえ! 僕は素直にそう思う。

つまり、制作者の理屈で安全性を高めようとするがあまり、その思いが強すぎて、利用者の利便を無視する結果となり、それが反発を招くわけだ。プログラムコードとしてのセキュアさの追求が、利用局面においてのセキュアさの低下を招くというのは、何とも皮肉な話だ。

その点で、IE6SP2(だったっけか?)やFirefox 1.0などで採用されている、「ページ表示領域の上端にバーを表示して、現在の作業を妨げずに、平行して確認を行う」というユーザーインターフェースはなかなか良くできているのではないかと思う。このような工夫は今後も行っていくべきだし、拡張を作るにあたっても、本体のこの機能を最大限に活かしていくべきだろう。

押しつけがましすぎるのは嫌われる。嫌われたら元も子もない。あくまでほどほどがよろしい。

25th day

液晶ディスプレイもらったけどコネクタが合わなくてデュアルディスプレイ断念という状態だったんだけど、ビデオカードの箱の中を見てみたらありましたよ、DVI-I→D-Sub変換アダプタ。というわけで、ドライバ入れたり色々設定したりして、無事デュアルディスプレイ環境を手に入れることができましたイエーイ。これで資料写真見ながらお絵かきとかIRCしながら作業とかができるYO! でも設置場所の関係で二個目の画面を見るためにはほとんど真横を向かなくてはならないので首が辛い。

弟がチョコボールの銀のエンゼルを5枚集めたということで見せびらかしに来た。うおー、22年間生きてきて初めて本物見たよ。アソートの法則を見抜けば簡単だとかなんとか言ってたけど、ようやるわ。

プライマリディスプレイの真横にセカンダリを移動したので、首が大分楽になった。高さを合わせるために空き箱積んでみたけど、これはデッドスペースだなあ。ダイソーかどっかで棚でも買ってこようか。

リアルタイム

IRCでメリークルシミマスとかやってたら、なんか突然nicknameが似た知らん人から呼びかけられた。相手のメッセージが化け化けでよく分からんのでとりあえず接続切ったんだけど、向こうの方からまた繋がれた。

今度は英語で「なして呼んだんじゃ?」と話しかけられた。「わしゃ呼んどらんけえ。おまんは誰じゃ?」「わしゃスロベニア在住の毒男じゃ。確かにおまんが呼んじょったきに」「ほなら、nickが似とるけえ、なんかの手違いで呼ばれたんとちゃうけえのう。わしゃ日本人じゃ」みたなやりとりをして、なんと相手はスロベニアンだということが分かった。

そしてどういうわけかそのままチャット継続。「おまんとこの様子はどないじゃ?」「様子て?」「いや、天気とか」「ああ……日本は寒いでよ。雪はふっとらんがのう」「ほうか。わしらんとこも晴れちょるきに。わしは夏の方が好きじゃのう」「わしは夏は苦手じゃ。日本の夏は暑すぎるけえのう」と天気の話をしたり、「そっちのマシンはどんな構成じゃ? こっちはSlackware Linux 2台にWindows 2台じゃ」「こっちはWindows 2000とDebian GNU/Linuxじゃ。まあLinuxの方は仕事で与えられたもんで、自分でインストールしとらんがのう」とか、「英語は便利じゃのう、よその国ん人とも話せるでのう。わしも自作ソフトの感想とか色々英語でもろうちょるでのう。」「ほう、どんなソフト作っとるが?」「Firefox知っとるけ?」「おう、わしも使うとるきに」「わしゃFirefox用の拡張を作っとるがじゃ(URL)」「そらええのう。わしのページも見たったらんか?(URL)」「なんぞ鯖落ちしとるみたいじゃがのう」「プロバイダと相性悪いんかいのう、残念じゃき」とか、「わしゃアニメが好きじゃ。80GBは集めとるきに。今は『るろ剣』見とるんぞ。なんぞお薦めのんあるけ?」「凄いのう、わしゃ時間がのうて最近はアニメ見とらんがじゃ」「わしゃ17歳じゃけ、時間はようけあるでの」「わしゃ22歳でまだ大学生じゃ。やけんど、さっきの自作ソフトの対応とかで忙しいでのう」とか、「こっちじゃアニヲタは少数派じゃ」「日本も基本的に同じじゃ。日本じゃ、多分おまんが知っとるよりようけアニメが放送されとるが、おまんの知らんような駄作の方が(いい大人でも楽しめる)名作より多いけえのう、やっぱりアニメはガキのもんじゃ言われとるきに」とか、そんな話をした。

つうかですね。英辞郎とエキサイト翻訳に頼りながらリアルタイムで英和解読→返事考案→和英翻訳というのは死ねる。

26th day

大阪市内までそば食べに家族で出かけたよ。運転は僕だよ。ハンドル握るの何ヶ月ぶりだろうか……

The Door into Summer

スタシトパの原作でありガンダムの「モビルスーツ」の元にもなったという宇宙の戦士の、作者のハインラインの、夏への扉Amazon.co.jp)という作品を読んだ。AA版を見たことがあって続きが気になっていたのと、順列都市Amazon.co.jp)を探しても見つからなくて代わりにこれが目に留まったのと、最果ての銀河船団Amazon.co.jp)を読み返し中でなんとなくSFな物が読みたかったのとで、通勤電車の中で読むつもりで先週の日曜に買ったんだけど、読み始めたら止まらなくなって、結局イッキ読みしてもた。

1970年の時点で既に冷凍睡眠コールド・スリープが実現しているとかの描写にも顕れてるんだけど、これはまた、ずいぶん昔に書かれたものなんだなあ。あと、星間旅行ができる時代でもやっぱり封書で連絡を取ってたりもする。SFに追いつけなかったところと、SFを追い越してしまったところの、両方があるこの時代に生きる僕には、この話の中で描かれる「未来世界」は何とも不思議な感じだ。

しかし小道具は色あせても、ストーリーは色あせていない。これは素直に面白いと思った。頭の回転の遅い僕ですら中盤辺りで結末が読めてしまったくらいなんだけど、しかし、それと面白さとはまた別なんだなと思った。

どうでもいいけど、自分の歩く様子をしゃなりしゃなりと表現するダンはどうかと思った。

openCanvasとデュアルディスプレイ

父の仕事関係や親類への年賀状用の絵を描いた。openCanvas 3.06Jでのタブレット直描きで、大体2〜3時間くらい? 適当にぺたぺた塗って描いた割には、結構それらしく見えるかな。よく見ると(よく見なくても)変なとこだらけだけど、まあ、それなりに楽しく描けたので気にしない。

しかしデュアルディスプレイ(マルチモニタ?)環境でopenCanvasが使い物にならないのには辟易した。intuosのドライバ側でどのディスプレイに操作範囲を割り当てるかとかの設定をしても、openCanvasはそれを完全に無視して、全ての画面(デスクトップ)を合わせた四隅に操作範囲をマッピングしてしまう。うちみたいに横に二つディスプレイを並べてると、一枚のタブレットで二画面全体を操作することになるので、画面上では横方向にはペンが速く動いて縦方向には遅く動くという、あり得ない状況になってしまった。

解決策はなくて、もう、セカンダリのディスプレイを無効にするしかない。ディスプレイがいっこだけなら、画面上でのペンの動きと手元の動きとは問題なく一致するから。せっかく資料やプレビューを別画面で表示しながらメイン画面を広々使って作業できると思ったのに……トホホホホホ。

タレコミによると、左にプライマリ・右にセカンダリという風な初期設定通りのディスプレイ配置になってる場合はこの問題は起こらなくて、僕のように左にセカンダリ・右にプライマリという配置にしてたりすると途端におバカてぃんになってしまうそうですよ、このopenCanvasたんは。な、なんだってー。鯖落ちしてた配布サイトが今日になって復旧してたようなので4.01bを落として入れてみたけど、こっちでも問題は相変わらず。激しく萎える。

絵を描くって楽しいなあ

openCanvasのアレな仕様にもめげずに頑張る僕なのです。

徹夜でプライベート用の年賀絵を仕上げた。下描きから仕上げまで全てタブレットで、ペーパーレス。さすがにこの作業フローにも慣れてきたかな。作業時間は10時間いっただろうか……

会社の先輩とも話したけど、でかいタブレット(とopenCanvas)を買って何が一番変わったかというと、絵を描くことが再び楽しくなった。僕はこれがやりたかったんだ、ということを改めて感じるようになった。

小さなタブレットやマウスのみでやる場合のCG制作というのは、「お絵かき」というよりも「構築」に近いものがある。線画をスキャンして、それに合わせて各色ごとにパーツを分け、影を付けて、ハイライトを入れて、境界をぼかして……という「ミスの許されない工程」が、僕はもう嫌になってしまった。レイヤ1枚だけを使って、キャンバスの上でぐりぐり色を混ぜて作りながら、気楽にぺたぺた塗っていくという、お気楽なやり方の方が、ものぐさな僕の性に合ってる。

あと、偶然とかまぐれとかに大きく左右される現在のやり方だと、時に偶然が実力以上の効果をもたらしてくれるようなことがあったりなかったり。そういうギャンブル性もまた楽しいんだろう、きっと。

仕事納め

徹夜の後、遅刻覚悟で仮眠を取ったら意外にも時間ピッタリに目を覚ましてしまい、二度寝したら今度こそ致命的なことになると思って眠気を引きずったままに出勤。まあ今日することといったら大掃除と宴会だけなので、そんなに頑張ることもなかったのかも知れませんが……(ぉぃ)

マジックリンの威力は凄まじいですね。力を入れてこすらないと落ちないような汚れが、しゅっと一吹きするだけでドロドロ溶けていく。これは病み付きになる。ということで調子に乗ってCRTとかプリンタとか冷蔵庫とかサッシとか片っ端からマジックリンと雑巾一つで拭きまくっていたのですが、気が付いたら手の皮がボロボロになってたりして、なんというか、これはやっぱりヤバイ薬だなと思った。

概ね片付いたところでサーバラックがまるごと死んでることが発覚したりした。

宴会は、事務所内に色々持ち込んでのもの。この辺りの食に詳しいらしい方々の手によって色々な総菜が集められ、皆が腹一杯食べてもまだ余るほどでした。なお、残り物は食糧難の人が退社時に持って帰られたようです。

途中からの参加でしたが、今年一年お疲れ様でした、と。

29th day

「リアル住所を知ってるオフラインの知り合い」「リアル住所を知らないオンラインの知り合い」「リアル住所を知ってるオンラインの知り合い」が混在していて、誰にリアルで出して誰にメールで出したらいいのか混乱してきたので、Excelで表を作って一括管理することにした。オートフィルタを使えば簡単に「リアルで出す人」「E-mailで出す人」を抽出できる。まあ、こういうことは本来ならデータベースソフトでやることなんだろうけど……

それではそろそろ田舎に出発しようと思います。正月明けまで帰ってこないよ。きっと。

よりにもよって初雪の日に出発してしまいまして。僕が運転する番の時には、吹雪とまではいかないものの大雪状態、路面も凍結しまくりでした。田舎の教習所で高速道路の教習をやらない(昔はそうだったらしい。今はどうか知らない)のと同様、大阪の教習所では雪道の路上教習なんてやらないわけで、よくよく考えてみたら今日が初めての雪上走行だったのですよ。で、速度を緩めようとエンジンブレーキかけたら微妙にスリップしかけたり、車はノロノロ進んでるのに雪がものすごい速度でビュンビュン迫ってくるので速度感覚が狂って超久しぶりに車酔いしたり、楽しい往路でしたよ。ええ。

出先からデータをやりとりできないものかと出発直前にSoftEtherを導入してみたんだけど、再起動した際にDiCEを起動し忘れたようで、こっちに着いてからping打ってみたらIPアドレスが変わってしまったのか応答も何も無しになってて欝だ。

30th day

年賀状の宛名書きを始める。半分近く書いた所で、Web上から市町村合併の旧住所と新住所を調べられることに気づく。……めんどいし、旧住所のままでいいか……

最終的に、似てる住所を間違えたりして3枚ほど復帰不可能な書き損じが発生した。

31st day

宛名の次はコメント書きだ。しかしサークル関係の人とか、何枚も似たようなことを書くので手が疲れるなあ。

住所とコメントは手で書くというのが自分の年賀状ルールなんだけど、そんな感じの事を漏らしたら、マメだなーと友人達に呆れられてしまった。僕としては、メインの絵が同じ物を印刷しただけなんだから、せめて他の部分はそれなりの労を割かなあかんやろという感じなんですが。高校の時に、部員や友人一人一人のリクエストに応じてそれぞれ異なった絵で出すというしきたり(?)があって(古い絵の1〜2月に描かれたもののいくつかはそれ)、にもかかわらず僕は二年目以降挫折して全員同じ絵柄で送るという愚挙に出るようになってしまったので、それに対する負い目もあるかもしれない。

とかなんとか思ってはいるけど、他の人も僕に対してそうしてくれなきゃいかんとは思わない。何故なら、僕ごときのためには、出してくれるというだけでもやりすぎなくらいにありがたいことだと思うから。という具合に、今年も結局、異常なコンプレックスを抱えたままで終わってしまうのだなあ。