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NautilusSVNで日本語のメッセージを付けてcommitできるようにする - Feb 09, 2009

以前Ubuntu 8.10に導入したNautilusSVNなんだけど、一つ困った事がある。それは、コミット時のメッセージを日本語で入力するとコミットできないという点。

普通のオープンソースのプロジェクトだったら英語でやるのが当たり前だろ!!!日本語のメッセージとか死ね!!!と言う人もいるだろうけど、そんなの知るかよと。TortoiseSVNじゃ普通にできてるんだから、できない方がおかしいだろと。とかぼやきつつも仕方ないからNautilusSVNからcommitする時だけは英語でコメント付けるようにしてたけど、英語苦手だからついつい二言三言の適当なメッセージだけでcommitして、後になってログ一覧見た時に何の変更だったのか訳が分からなくなる、ということがあまりに多いのでいいかげん我慢の限界がきた。

そもそもの所で勘違いしてたんだけど、日本語が通らないのはSubversion自体の問題ではなくてNautilusSVNの問題だということについ先日やっと気がついた。ターミナルでsvn commit -m "日本語のメッセージ"てな感じで書いたらちゃんとコミットできたし。あと閉じ括弧を入力するまでは改行とかもメッセージに普通に入れられるということにも気がついた。なのでしばらくの間、コミットだけコマンドライン操作でやるようにしてみたんだけど、やっぱりめんどくさい。

この手の問題はMozillaでもよくあって、Mozillaの場合は文字列のエンコーディングを変えてやるだけで解決する場合が多いので、NautilusSVNでもきっとそうなんじゃないだろうか。と見当を付けて、思い切ってソースコードを覗いてみた。~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/SvnCommit.py の中のそれらしい箇所に、ぐぐって調べた文字エンコーディング変換のコードを一行加えて、試しにコミットしてみたら無事に日本語が通るようになった。

Index: SvnCommit.py
===================================================================
--- SvnCommit.py    (リビジョン 776)
+++ SvnCommit.py    (作業コピー)
@@ -102,6 +102,7 @@

         ctrl = XRCCTRL( self.frame, "Message" )
         self.commitMessage = ctrl.GetValue()
+        self.commitMessage = self.commitMessage.encode("UTF-8")
         # If the user doesn't supply a commit message we will just use the string
         # "Empty message" since pysvn doesn't accept an empty string see:
         #     pysvn._pysvn_2_5.ClientError: callback_get_log_message required

commit.diff

変更箇所はほんとにこれだけ。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Nov 25, 2008

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

Ubuntu 8.10でNautilusSvnを使う - Jan 01, 1970

僕はバージョン管理システムのSubversionのクライアントとして、WindowsではTortoiseSVNを使っている。TortoiseSVNはシェル統合型のクライアントで、エクスプローラのファイルアイコンがファイルの状態(競合とか最新とか変更ありとか)に応じて変化したり、フォルダの右クリックからチェックアウトや更新や差分の表示やログの閲覧ができたりと、独自ファイラを使わない僕にとっては実に使い勝手が良い。

TortoiseSVNはWindows専用なので、UbuntuではRapidSVNを使ってたんだけど、Ubuntu 8.04LTSで使うとどーいうわけかコミットしようとすると必ず落ちる(しかもその時作業対象のフォルダをロックしたままで死にやがる)という問題が起こっていて、チェックアウトしかできなくて困ってた。コマンドラインからsvnコマンドを使えばコミットすることはできるといえばできるんだけど、根っからのGUI人間なので、いつもそうするというのは苦痛で苦痛で……

そんな時に、Nautilus向けのシェル拡張としてNautilusSvnというTortoiseSVNクローンが存在するということを教えてもらったので、是非入れよう! すぐ入れよう! 幸いページの一番下に.debなパッケージもあることだし! と思ってダブルクリックしてみたらパッケージマネージャに蹴られて撃沈して僕涙目。Python関係のパッケージの依存関係が壊れてるだかなんだかでインストールすらできなかった。

それ以来すっかり諦めてたんだけど、先日Ubuntu 8.10にアップグレードしたので今度はうまくいくんじゃないか? と思って再挑戦してみた。.debをダブルクリックしてパッケージマネージャから入れてみると、今度はインストールには成功したんだけど、再起動してもちっともそれっぽい変化が現れない。

Google検索したらUbuntuのフォーラムのトピックGoogleコード上のプロジェクトページが紹介されていたので、これがダメだったらもう諦めよう、という気持ちでそこのWikiに書いてあったインストール手順に従って操作してみた。そしたらうまくいった。やった!!!

以下、すべてコマンドライン操作。

  1. 必要なパッケージ一式を先にインストールする。sudo apt-get install python-nautilus python-wxgtk2.6 python-svn meld
  2. Nautilusの拡張機能?フォルダを作成して、NautilusSvnのファイルを配置する。
  3. ファイルの上にオーバーレイ表示する小さなアイコンをインストールする。
    • mkdir -p ~/.icons/hicolor/scalable
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/emblems
    • ln -s ~/.nautilus/python-extensions/NautilusSvn/icons ~/.icons/hicolor/scalable/icons
  4. Nautilus起動時に初期化させるためのスクリプトを配置する。ln -s NautilusSvn/NautilusSvn.py NautilusSvn.py

で、ログアウトしてログインし直した後にNautilusで適当なフォルダを開いて右クリックすると、メニューの中に「SVN Checkout」という項目が増えてた。Subversion管理下のフォルダだとフォルダやファイルのアイコンの上に状態を示す小さなアイコンが表示されるようになってて、管理下のフォルダで右クリックすればログや差分も見られる。

.debでやった時にうまくいかなかった理由については結局分からずじまいなんだけど、最初に入れる必要なパッケージの中の一つがWikiには「python-wxgtk2.6」と書かれていたのに対して、.debではpython-wxgtk2.8が入っていたので、もしかしたらこのバージョンの違いが原因だったんだろうか?

あと、この件について調べてる中でnautilus-script-collection-svnというパッケージがあることも分かった。こちらはSubversion用のシェルスクリプトをNautilusの汎用的なユーザスクリプト呼び出し機能を使って起動して使うというもののようで、パッケージをインストールした後に sudo ln -s /usr/share/nautilus-scripts/Subversion ~/.gnome2/nautilus-scripts/Subversionとしてシンボリックリンクを作成すると、次回起動時以降、Nautilusのフォルダ内での右クリックメニューの「スクリプト」サブメニューからそれぞれのシェルスクリプトを呼び出せるようになる。こちらはコミット前の「やっぱりやめとこう」みたいな取り消しができないっぽかったりSubversion管理下のファイルやフォルダの状態が特に表示されなかったりという問題があるので、NautilusSvnが使える環境だったらNautilusSvnを使った方が良さそうだ。どうしてもNautilusSvnが動かないという時のために一応メモしておく。

余談。NautilusSvnでもTortoiseSVNでも微妙に不便な点として、まあこれは仕様上当たり前なのかもしれんけど、ある場所にチェックアウトしたSubversion管理下のフォルダに対するシンボリックリンク(Windowsだったらジャンクション?)からはコミットできないという問題がある。Windowsの場合はフォルダのショートカットがあるから別にいいんだけど、Linux(GNOME)だとGUIからは簡単には「フォルダのショートカット」を作れない(アプリケーションのランチャを作って、コマンドに「nautilus "パス"」と書けば、擬似的にフォルダのショートカットを作ることはできる)ようなので、そこだけ地味に困ってる。

2009年2月9日追記。日本語のメッセージを付けてコミットできない問題に対処してみた。

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