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Latest topics 近況報告

たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。

萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

宣伝1。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

宣伝2。Firefox Hacks Rebooted発売中。本書の1/3を使って、再起動不要なアドオンの作り方のテクニックや非同期処理の効率のいい書き方などを解説しています。既刊のFirefox 3 Hacks拡張機能開発チュートリアルと併せてどうぞ。

Firefox Hacks Rebooted ―Mozillaテクノロジ徹底活用テクニック
浅井 智也 池田 譲治 小山田 昌史 五味渕 大賀 下田 洋志 寺田 真 松澤 太郎
オライリージャパン

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自分の作品のグッズを作りたいだけの人生だった - Feb 13, 2017

昨年、このツイートを見たんですよ。

それで「うらやましすぎる!!!」とテンション爆上がりになってしまった勢いで妄想グッズの絵を描いてしまったりなんかしまして。

いやね、元々シス管系女子も何かグッズ作りたいなあとは思ってたんですよ。でも、ステッカーとかマグカップとかの比較的すぐ作れそうな物で読者の方に喜んで頂けるイメージがわかなくて。

思えば、以前Mozilla JapanのFirefoxマーケティング活動のお手伝いをしてた頃にストラップや紙袋やフォクすけぬいぐるみのデザインをやらせてもらった時も、やれ「印刷のペラいのじゃなくてちゃんとしたラバーストラップの方が絶対満足感ありますって!!」だの「紐の色と紙袋本体のコントラストが大事なんですよ!!」だの「もっと鼻の所がツンと出てた方がカワイイですって!!」だのと好き勝手駄目出しして、自分が素直に欲しいと思える物を他人のお金で作ってもらうというヤクザなことをしていたのでした(ぬいぐるみは根来さんの駄目出しもすごかったけど)。

でも、Firefoxならロゴマークがかっこいいからそれだけで満足感あるけど、自作の美(少)女イラストとなると、まず美(少)女という時点で照れの方が勝ってしまうし、そもそも自分の絵自体がそんなに上手なわけじゃないし……と色々考えてしまって、何作っても素直に自分で使える気がしなかったのです。

そんな折に見かけたのが冒頭の写真。見た瞬間に「これだ!!!っていうか自分が欲しいわ!!!!」と思いましたね。

だってシス管系女子って一応技術の本で学習(解説)マンガですやん。「これ使って本棚が技術書で埋まるくらいにいっぱい勉強しましょう!」っていうの、シャレが効いててよくないすか? 作品コンセプトにめっちゃマッチしてません? いや「今どき紙の本かよ」って呆れられそうですけども……

あと、仕様上どうしたって単色にならざるを得なくて、でもそれが却ってポップでかっこよくね?とも思いましたし。自分の絵ってそんな上手な方じゃないから丁寧に描いたり塗ったりすればするほどアラが目立って死にたい気持ちが増してくるけど、デザイン的に処理すれば見る側の脳内で勝手に補って見てもらえて実物以上に良く見えそうだし。

そう思ったらもう止まらなくて、妄想絵だけじゃ満足できず、実現できないものかと水面下でなんやかや動いていたのです。日経BPからは予算が出ない自主制作で、完全に趣味の世界です。

そしてついに実現された試作品がこちら!!! (試作1号) まさにイラストの通りの仕上がり!!!! 素晴らしい!!!!

ですがひとつ難点が。

(青色の表紙の本を重ねた様子) 後ろの本の表紙の色で顔色が変わっちゃうんです……

単色の場合はまだマシで、絵が入ってきちゃうと (シス管系女子の本を重ねた様子) もうワケが分からないことに…… これは正直盲点でした。デザイン画の時点で表紙画像と合わせたりすれば一発で分かる事だったのに、それを怠ったばかりに、試作品で実物を見るまでこの問題に全く気付いてなかったという。

なので泣く泣く一からやり直しました。 (試作2号) 明暗反転版です。 といっても、単純に図案の明暗を反転するだけだとパーツが宙に浮いてしまう箇所が結構ありました。そこで、妄想イラストの単純化された図案から「元絵」にあたる線画を起こして、そこから改めて各所の線を拾い上げる形で図案化するという事をした結果がこれです。

これなら、多少うるさい内容の表紙と合わせても顔がちゃんと判別できます(真っ白の紙でも、本の表紙に対してブックエンド自体の影が落ちるので)。 (試作2号をシス管系女子の本と重ねた様子)

しかも、タイツの部分を抜いたので、本の表紙の色や柄がそのままみんとちゃんのタイツの色や柄になります。つまりタイツの履き替え遊びができます。試しに手元の本をいくつか合わせてみました。 (Webの創世) 濃い色はもちろん合いますし…… (わかばちゃん本) 文字が入っててもへっちゃら。 (シェルプログラミング実用テクニック) 帯部分だけ色が違うのも良いですね。 (Firefox Hacks Rebooted) オライリー柄とか。 (ヒューメイン・インタフェース) 英字柄とか。 (徳丸本) 淡い色もいいですね。

試作2号で勝利が見えたので、これをベースに微修正した物を最小ロットで量産して、シス管系女子Advent Calendar 2016にご参加頂いた皆様にお礼として贈答した残りを4月9日の技術書典2に持っていこうと思ってます。利益をほとんど載せない状態でも数千円にはなってしまいます(少数生産だとどうしても割高になってしまう……かといって個人で何百個もこんなかさばる物を発注しても手に負えませんし)が、もし良かったら手に取ってみて頂ければと思います。

以下、デザインするときに分かったこととかコツとかをメモしておきます。

基本的には切り絵の要領なんですが、切り絵の中でも全パーツが繋がってるタイプの形になってないといけないというのがポイントです。

試作1号の図案の時は顔の肌部分を抜いて輪郭を残すデザインにしようとしたのですが、そうすると普通に絵を描くと鼻と口がどうしても輪郭に繋がらないパーツになってしまいます。なので、顔の角度やポーズを工夫してそれらのパーツに髪や目や膝が接するようにすることで、どうにか浮かない形でパーツを残すことができました。

明暗反転版では鼻や口のように短い線は逆に穴を開けるだけなので簡単だったのですが、顔全体を残して輪郭を穴にする場合、輪郭を全部繋げないでちょっとだけ橋渡しする部分を残してやらないといけません。あまり橋をかけすぎると見た目が悪いと思って、目立たない所(普通に線画を描く時に輪郭を途切れさせるような所)に絞って橋をかけてみました。ただ、試作2号では数を絞りすぎて頭の曲線部分が完全に枠から切り離されてしまい、枠が歪むと頭の方が飛び出てしまうようだったので、強度を増すために量産版では頭と枠の間に2箇所橋を増やそうと思ってます。

ということで、ご報告という体裁でのただの見せびらかし記事でした。

雑に描くイラスト100枚チャレンジの振り返り - Dec 25, 2016

2016年4月2日でに始めて、途中からペースダウンしつつも同年12月25日に100枚を達成したので、これを一区切りとして振り返ってみます。

なぜ始めたの?

背景事情の要点を整理すると、

  • シス管系女子はWebにおいてのオフィシャルな広報が出版社サイドからほとんどなされておらず、日経Linux既存読者層以外にほとんどリーチできていない。このままでは本誌ともどもジリ貧。
  • コンテンツ先見せがデフォのWebでは、勿体ぶり型モデルでは埋没してしまう。既にブランド価値を築けているプレイヤーならそれでも成り立つが、ブランド価値が無い・これから築いていくしかないプレイヤーが同じ事をしても話にならない。
  • かといって既存の絵や原稿を大々的に公開すると日経BPに怒られる。出せるコンテンツの絶対数が足りない。無い物はフォロワーの方々にも拡散してもらいようがない。
  • 他のプレイヤーは既にコンテンツを出していて、拡散を担う受け手もそれを材料に共有する事でもう手が塞がっている。自分でコンテンツを作ってくれるほどの熱量の高いファンにだけ期待して、自分で何も出さないのでは、土俵にすら上がれない。
  • 出せるコンテンツが無いなら作るしかない。自分で手を動かさない無名の人に、人はついて来ない。

そんな感じで、現状分析も甘ければ効果測定の方法も定義できないまま、とにかく数を増やさねばという焦燥感にのみ駆られて始めたのでした。

失敗だった点

広報的な成果は、期待したほどには無かったように思います。

タイムラインによく艦これ等のラフなイラストが流れてきていたので勘違いしてしまっていましたが、あれは作品のファン同士のコミュニケーション、あるいは神絵師とそのフォロワーの方々のコミュニケーションという文脈のものであって、すでにある巨大なコミュニティからこぼれ落ちる雫のようなものなのですよね。焦りと「これくらいならやれるかも」という妥協とで完全に見誤ってしまっていました。

それに、シス管系女子というコンテンツの最も大事な価値は解説する事にこそあるわけで、日常の一コマを切り取ってもプレビューになりません。宣伝としてやるなら1枚絵ではなく、本編同様の解説絵にするべきだったのだと今となっては思います。1枚絵で喜んで頂けるのは既存のファンの方だけですし、落描きレベルの雑なイラストではそれすらも……

得られた物

自分の中で絵を描く事の心理的ハードルが下がったのは、収穫と言えると思います。学生時代にはノートの隅に落描きをしていましたが、社会人になってからはその機会がなくなり、なにか特別な理由がないと絵を描かないようになってしまっていました。1日に1時間だけでも無理やりにでも絵を描く時間を設けたことで、季節のイラストもそれほど気負わず描くことができました。

副次的な効果として、絵描きの方との交流のきっかけになったのも良かったです。絵を描く事のハードルが下がったことで、他の人へのお祝いイラストや、オリジナルキャラの絵等を描きやすくなりました。億劫がっていたら、気に入った絵の描き手の方にご挨拶すらできないままだったでしょう。

また、なるべく手をかけずに見栄えのする絵を描くノウハウが多少は身に付いたとも思っています。例えば、自分の場合はペン入れ工程が最も時間を食うため、それをスキップするやり方を取るようになりました。また、背景や小物などについて、今まではいつも律儀に線画を仕上げてから塗っていたのを、いきなり塗りから始めるというやり方を取れるようになりました。夏に描いたヒマワリや七夕の笹、仙台七夕の飾り等は、このやり方でなければもっと時間がかかっていたでしょう。

まとめ

総評としては、よく頑張ったけどピントがずれてたね、というあたりでしょうか。

来年以降は、無理の無い範囲までペースを落としつつも、当初の目的である広報に繋がるように、解説を主にしたイラストの割合を増やしていきたいです。

「技術書典」参加しましたれぽ - Jun 26, 2016

技術書典に参加してきましたので、MozLondonの技術面以外の話をほったらかして先にこっちの話を書いておきます。 (会場で掲示していた即席ポスターの写真)

技術書オンリーイベントとは?

個人や小規模の団体などによる自費出版物=同人誌の即売会には「オールジャンルイベント」と「オンリーイベント」の2種類があります。「コミックマーケット」はオールジャンルイベントの代表例で、マンガ小説評論写真集その他色々な種類・内容の作品が取り扱われています。一方のオンリーイベントでは、取り扱われる作品が「艦これオンリー」や「弱虫ペダルオンリー」のように特定のタイトルのファンアートだけだったり、「耳キャラオンリー」のように特定のキーワードに関係する作品だけだったりという風に、イベント全体が特定のジャンル性を帯びています。

オールジャンルイベントには電子工作の話だったりプログラミングの話だったりという技術的な話題を扱う作品も出展されていることがあり、これらは大まかに「技術系ジャンル」という括りになっています。このジャンルの(おそらく初の)(自分が知らなかっただけで前例はあったようです)オンリーイベントが、今回の「技術書典」というわけです。

そういう文脈なので、イベントの体裁は自分が見たところまさしく「同人誌即売会」という感じでした。他のオンリーイベントとの違いというと、そこに「企業ブロック」という扱いで、OSCの会場で見かけるような翔泳社やオライリーといった技術書に強い出版社の販売ブースが普通のサークルと机を並べて存在していたという点でしょうか。

シス管系女子のスペース

今回は、自分は「シス管系女子」の名前で企業として参加しました。企業参加とはいっても日経BP主導ではなく、僕個人が技術書典の情報を見つけて「参加したい!」と言ってゴネて、頒布物作りや当日の作業は自分でやるということでスポンサードして頂いた感じです。基本的に商業出版物は企業参加で申し込むようにというレギュレーションもありましたし。

(写真を撮り忘れたので戸倉さんのツイートを引用)

頒布物は新作描き下ろし(ただし下描きクオリティ)の8ページのコピー本と、既刊のムック2冊でした。 コピー本の内容はpixivにまるっと上げてあります。 そのうちシス管系女子の特設サイトにも載せるつもり。

シス管系女子BEGINS 第0.1話 by Piro on pixiv

最初は普通にスペースに置いておいて、本を買って下さった方に渡したり、見てくれた人に「無料です」と言ってそのまま持って行ってもらったりというつもりでいたため、100部持ち込んで(コミケの技術島だったら「多すぎやろ」レベルの数)余ったらOSC等の会場でチラシのスペースに置いてもらうとかすればいいかなーと思っていたのですが、ヘルプで入ってもらった売り子さんの提案で「どうせ無料ならどんどん配った方がいいのでは?」という事になって、配り始めたらあっという間に足りなくなってしまいました。幸い、会場から徒歩で行ける距離にキンコーズがあったため、なくなりそうになったら行ってセルフコピーで200部増刷するという事を2回繰り返して、閉会30分前くらいの時点で合計500部を配りきりました。 (イベント側でも当日増刷システムなどの試みをしていたようですが、自分は制作フォーマットが違った&毎度の通り作業がギリギリになってしまって申し込めなかったので、自力解決したという次第……)

ムックの方は各30部ずつ持ち込んで、それぞれ残り5~6冊くらいになるまでは出ました。という所から売り上げはすぐに計算できるのですが、まぁ企業として動くには明らかに赤字なので、今回は日経BPサイドにはプロモーションと割り切って頂いた感じです。

見ていた感じだと、手に取っていただいた方には「初めて知った」という人が多かった印象で、費用対効果はさておき「今まで到達できていなかった人に認知してもらう」という事はそれなりに実現できたのではないか?と思っています。 内容の質にはわりと自信がありますので、今後もこんな感じで、今まで届けられていなかった方に届けられる方法を考えていきたいです。

あと、今回スケブ依頼は無かったのですが、会場では何人かの方にサインのご依頼を頂いたので書かせて頂きました。焦りもあって線が結構ヨレヨレになってしまいました……すみません。

会場の様子

着いてみると結構会場が狭くて、開会直後から行列がすごいことになっていたようですが、早々に入場方式を整理券方式に切り替えたらしく、会場内の人口密度が一定以上にならないようコントロールされていました。そのため、外の「何時間待ち」といった情報とは裏腹に、中は割合ゆったりとした雰囲気が保たれていたのが印象的でした。 技術系の同人誌は試し読みをするにもじっくり読む必要のある物が多いと思われるので、これは本当に良い判断だったと思います。運営のファインプレーですね。

自分も比較的ゆっくり会場を回って他のスペースの頒布物を見て回ることができ、会場の空気にあてられて結構買い込んでました。 (買った物・頂いた物の写真) 技術系の同人誌は分厚かったり部数が少なかったりで製造原価が高いために、頒布価格の相場が結構高いのが、普段自分がコミケ等で参加するマンガ系ジャンルとは違うものなんだなあ……と今更実感。

前例の無いイベントということで一体どれくらいの人が来るのか全く予想ができず、もしかしたら会場内のサークル参加者同士でお互いに見て回って終わりくらいの規模になるのかもと思っていたのですが、主催者発表によると一般入場者が最終集計で1300人に達していたとのことで、想像を遙かに上回る盛況ぶりに参加者として驚くばかりです。

商業出版物の流通経路に載せるほどの売り上げは見込めないけれども、この事について書きたいんだ!とか、こういう技術本を作りたいんだ!というような作り手側の思いから作られた作品達。 そういった物が集まり、読み手は作り手から直接その思いを聞けて、作り手は読み手の反応をダイレクトに得られる、というのはオフラインイベント独特の魅力だと改めて感じました。 技術書典 当日の様子でも次回開催を望む声が多く見られますし、小説・評論ジャンルのオンリーイベント「文学フリマ」が回を重ねるのみならず地方開催も行っているように、技術書典も「技術ジャンルのオンリーイベント」として確かな地位を確立していってくれるといいなあ、と思います。

続き:技術書典2のレポート

絵に描く主に女性キャラの身長体重について思ったこと - Oct 12, 2015

萌えキャラの設定体重が軽すぎる、という話を時々目にする。今日見たのは碧志摩メグがらみのやつ

この手の議論で僕の見たことのある非難のポイントはだいたい以下の2つだった。

  • 「この見た目でこの体重は物理的にあり得ない」的な、科学的整合性の問題の話
  • 「こんな体重は不健康。男の欲望のために不健康な細さを女性に押し付けるとはけしからん」的な、社会的にどうあるべきかという話

1つ目の方は、適当にイメージで設定した数字が突拍子もなかったという作り手の落ち度と、絵のリアリティレベルを無視して無粋なツッコミを入れている受け手の落ち度の両方のケースのどっちもあるけど、まあ、結局の所は巨大ロボットの設定重量はどうあるべきかというのと同じ話なんで……

ややこしいのは2つ目の話。これは「フィクションを真に受けるなよ」と言っておしまいにはできない。フランスで、痩せ過ぎのファッションモデルに影響されて一般の女性が無理なダイエットをして健康を害するというのが問題になって、痩せ過ぎのモデルを使ってはならないなんて規制が設けられた事例が実際にある。「女性の理想的なスタイル」をどう表現するかは、製作者や消費者だけの問題とは言えないという面がある事は否定できない。

自分自身、シス管系女子という漫画(の形式の技術記事)を描いてて、意識的・無意識的に女性キャラに自分の好みを反映させている所はあるので、自分の好みを軽々しく表明することが社会的に問題ありと言われると……というか、「おまえそんな女なんか現実におらんのじゃこのクソキモオタ童貞が!!! おまえがゲスな欲を丸出しにするせいで女は迷惑しとんのじゃ!!!」みたいに言われると、申し訳なく思いつつ、しかしカチンとも来る。そんなに悪し様に言われるほど悪いことしてるか?って。

んで思ったんだけど、こういうのって、「見た目」と「体重」という実は関係が薄い物を、作り手も受け手も、関係が深いと誤解してることから悲劇が生まれてる部分があるんじゃないか?って。

ダイエットというか体作りの話で、見た目の体型の良し悪しは身長体重BMIよりも体脂肪率の方が影響が大きい、という話を教えてもらった。検索してみると、そういう記事や画像が結構見つかる。

体脂肪率と体型の対応の例のイラストLifestyleSupportのタイムラインより引用)

見た目の良さは体重やBMIでは測れない。何故か?

  • 見た目の体型が同じでも、身長が高ければ体重は当然重くなる。
  • 筋肉と脂肪は比重が違うから、同じ体重でも筋肉質なら見た目は細く、脂肪ばっかりなら見た目は太くなる。
  • BMIは身長と体重から計算されるから、体重が重ければBMIの値は大きくなり、同じ見た目でも筋肉質ならBMIの値は大きく、脂肪ばっかりなら小さくなる。

じゃあ何を見れば体型の見た目の良さを数値化できるのか? それが体脂肪率だ、という事らしい。

自分が体重を落とした経緯を振り返ったり、周囲の人の事を聞いたりした感じでは、この話は結構信憑性が高いと思ってる。 数字の上で体重だけ減っても、筋肉が無ければ見た目は相変わらず貧弱なままだから、見た目を良くしたいなら筋トレもしなきゃダメなんだなー、と。 で、脂肪が落ちると同時に筋肉が増えてくると、見た目に体が引き締まってきてるのは分かるんだけど体重はあんまり変わらないという、不思議な平衡状態が発生するというのも身をもって体験しまして。

ともかく、見た目の体型は体脂肪率で決まると仮定するなら、キャラの設定は身長と体重ではなく、身長と体脂肪率と筋肉量を記載した方が各方面に誤解が無くて良いんではなかろうか?というのが、僕の提案したい事なのです。

ちなみに、シス管系女子の登場人物達の身長体重は特に設定してないのですが、先の記事にある写真 :体脂肪率21%~30%の例として挙げられている物女性が3ヶ月で腹筋を割る方法 | スチームパンク大百科Sより引用) で言うと、みんとちゃんは体脂肪率21%くらいとされている写真、大野先輩は26%くらいとされている写真がイメージに近くて、筋肉量については2人ともそんなに筋肉質ではないだろう……と思ってます。

(みんとちゃん) (大野先輩)

僕自身の好みで痩せ型の想定なのは否定できないけど、このくらいの体脂肪率ならあり得ないほど不健康に細いってことはないんじゃないでしょうか?

――ということを書いていたらこういう不思議ちゃんキャラのような設定にしとけばいいんでは? というご意見を頂いたのですが、これ、ボケ方にめっちゃセンスが要求される奴や……!


ちなみにこれ関連の話題としては、進撃の巨人のキャラクターの身長体重がある。 Wikipediaの記事には、一部出典不明だが以下の通り記載されている。

  • エレン 身長170cm, 体重63kg
  • ミカサ 身長170cm, 体重68kg
  • リヴァイ 身長160cm, 体重65kg

彼らは極限まで脂肪を削ぎ落とされた筋肉質の鋼の肉体に尋常じゃない密度の骨を併せ持っているから体重が重いのだ、ということだそうで。(作者の諫山氏が格闘技ファンであることも影響していそう)

シス管系女子が本になります!(ようやく) - Feb 02, 2015

日経Linux誌にて連載4年目に突入した「シス管系女子」ですが、本が出ます!(やっと) (表紙) 表紙はこんな感じで、収録されているのは無印「シス管系女子」1から13話と「#!シス管系女子」1から11話、描き下ろしのプロローグに、各話間のおまけイラストなどが加わってだいたい200ページ弱くらいになってます。

(※「シス管系女子」ってなんやねん?という方は、ITPro 記者の眼の記事(担当編集記者の方による紹介)をご覧下さいませ。)

まんがでわかるLinux シス管系女子 (日経BPパソコンベストムック)

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この通り、Amazonでもすでに予約可能になってます。2月18日(今月)発売予定。また、まだサイト上には登録されていないようですが、ほぼ同時にKindle版も出ます(Kindleの方がちょっと安くなるらしいです)。 本屋さんでは、技術書のコーナーか日経Linux本誌がある技術雑誌のコーナーかのどちらかに置かれるものと思われます。

「書籍」ではなく「ムック」ということで微妙なラインではありますが、これも一応「単著」とは言えるでしょうか。「単著も無いくせに」なんて煽りが流行った頃もありましたが、その時はまさか自分の最初の単著がマンガとは思いもしませんでした……

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「#!シス管系女子Season2」まとめ読み - Oct 28, 2014

発売から結構経っちゃってますが、「#!シス管系女子Season2」まとめ読み冊子が付録で付いている日経Linux 2014年11月号が出てます。PDF版・Kindle版には付録が付いてこないので、まとめ読みしたい方は紙の雑誌の方をお買い求めくださいませ。

この号はどういうわけか漫画率が高くて、特集記事がハルロック2巻 と連動した電子工作(猫の動きを追跡するデバイスを作ってTwitterに自動投稿するやつ)、特別記事としてLinux環境でのイラスト制作(シス管系女子のみんとちゃんを描いて頂きました!多謝!!)と、まとめ読み以外にも見所が多いです。いや、ふつうにLinuxな技術の記事がもちろんメインなんですけど。

で、そのまとめ読みの表紙絵の制作過程(ラフ、ペン入れ、白黒、カラーの各段階)をPixivにアップしました。Twitter上で「下描きと完成絵見せあおうず」的なハッシュタグを見かけたので、それに乗っかろうと思って。

#!シス管系女子 Season2 まとめ読み表紙 by Piro on pixiv

本編をカラーにした時以外で、カラーの大野先輩を描いたのはこれが初めてですね。

縮小されてて分かりにくいっていうか分からないと思うんですが、今回のイラストでは地味にネイルをちゃんと描いてみました。妻がジェルネイルに凝っているのの影響です。

液晶ペンタブレットを使った(PCに接続して) - Jan 21, 2014

液晶ペンタブレット買った話と、Androidモードで使った感想の続きで、運用編その2です。

正月休みが終わって帰宅し、いよいよデスクトップモードでの本格利用です。Androidモードの感想は「液晶ペンタブレットという未体験の入力装置の感想」でしたが、こちらのエントリは「Intuos 4と比べてどうなのか」という話がメインです。

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液晶ペンタブレットを使った(Androidモードで) - Jan 20, 2014

液晶ペンタブレット買ったという話の続きで、運用編その1です。

お正月の間は、少しでも液晶ペンタブに慣れようと思って練習していました。Cintiq Companion Hybridは単独でAndroid端末としても使えるのが特長の製品で、お正月の間はこれだけ持って出かけていたので、自動的に練習はAndroidモード上で行うことになりました。単独では使えないCintiq 13HDだと、こうはいかなかったですね。

なのでこのエントリではAndroidモードの話をお送りします。とは言いつつ、液晶ペンタブ一般に適用できそうな話も入っていますので、Cintiq 13HDの導入を検討されている方の参考にもなるかもしれません。

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液晶ペンタブレット買った - Jan 17, 2014

液晶タブレット買いました。僕もついにCintiqユーザ! 「#!シス管系女子 Season2」第5話、日経Linux 2014年3月号掲載分からは新作画環境にてお送りいたします(予定)。

以下、3エントリに分けてCintiq Companion Hybrid導入の経緯やレビューを書いてみます。

続きを表示する ...

「#!シス管系女子 Season2」第3話掲載の2014年1月号、発売中です - Dec 08, 2013

表題の通り、「#!シス管系女子 Season2」の第3話が掲載されている日経Linux2014年1月号が発売中です(PDF版はまだのようで、今の所オンラインでは紙版のみ購入できる模様です)。 (本編より1コマを抜粋) 今回は、前回・前々回で解説した内容を踏まえて、鍵認証とcronjobの組み合わせによる自動処理をやってみましょうという話です。ほんとは「Season2」一発目でこれをやろうと思ってたんですが、結構時間かかってしまいました……

ところで、Season2の3話ってなんやねんという感じでちょっと状況が混乱してきている感があるので、ここで改めて「シス管系女子」シリーズの概要を説明してみたいと思います。

「シス管系女子(以下、無印)」「#!シス管系女子」「#!シス管系女子 Season2」は、日経Linux 2011年9月号から(時々休載を挟みつつ)連載させて頂いている、Linux・コマンドライン・シェルスクリプト系なんでもありのゆるゆる学習漫画です。無印時代はターミナルを使った操作の基本を扱っていて、「#!」以降はシェルスクリプトをメインに置いた内容となっていますが、前回(鍵認証)・前々回(cronjob)のように必要に応じて要素技術を適宜解説していく感じでやっております。以下は、担当記者さんによる紹介記事です。

基本とは言っているものの、lsやcdといったあたりはざっくりとスキップして、「コマンドラインはちょっとは使ったことあるけど、本格的には使っていない」という段階から1ステップ上を目指そう!という趣旨で話題を選んでいます。また、基本的には時事ネタは扱っていなくて、cutコマンドやscpコマンドの使い方のように、比較的枯れた・安定して使える技術やテクニックを主に扱っています。

1年に1回くらいタイトルを微妙に変えながら続いていて、今回で通算27話にあたります。まだ正式な単行本化はされていないのですが、これも1年1回くらいのペースで「まとめ読み」とした冊子を日経Linuxの付録に付けていただいていて、その中でも無印の全話が収録された「シス管系女子 まとめ読み」は、単独で達人出版会さんからPDF版をダウンロード購入していただけるようになっております。

シス管系女子 まとめ読み
Piro(結城洋志)
日経BP
発行日: 2013-10-23
対応フォーマット: PDF

正式な単行本リリースを目標に、僕の気力と体力が続く限りは今後も頑張って参りますので、なにとぞ応援の程宜しくお願い致します!

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