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Latest topics 近況報告

たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。

萌えるふぉくす子さんだば子本制作プロジェクトの動向はもえじら組ブログで。

宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! シス管系女子って何!? - 「シス管系女子」特設サイト

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誰かがしていることを「差別」と呼んだり、自分のしている・していたことを「差別」と言ったりすることについて - Mar 07, 2025

ゲームセンターのプリクラコーナーではずいぶん昔から、女性客だけで楽しくやっている所に男性客が割り込んでナンパや迷惑行為をすることが問題となっていて、「プリクラコーナーは女性専用」「男性のみのグループは利用禁止」という感じの対応を取っている店舗が多いそう。自分も、友人達と盛り上がった後に「記念にプリクラ撮ろう!」となってゲーセンに行ったらそういう注意書きがあって、幸い女性参加者がいたため事なきを得た、ということや、男性だけのグループで「あーこのグループじゃ入れないな」と諦めた、ということがあった。そのような店舗の対応が「差別」だ、みたいな話題がちょっと前にXで盛り上がっていたらしい。

それで見かけたこちらの投稿。

読んで、僕が色々なことについて差別とか差別性とかを述べる時の感覚に一部近い物を勝手に感じて、色々思ったことを今の自分なりに言葉にしたので、Xで垂れ流した物を編集しながらこちらにまとめてみる。

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マイクロアグレッションの啓発ポスターを見て途方に暮れるであろう、今より若かった頃の僕へ - Nov 26, 2023

Xに書いた事のまとめ・増補版。

「マイクロアグレッション」に関する香川県の啓発ポスターについての、労ったり褒めたりしてもダメとかどうしたらいいんだよ どうせ触れなかったら「配慮が足りない!」とか言うくせに というコメントを見かけた。

マイクロアグレッションとは、発話者当人に差別の自覚はなく、ともすれば言われた側にも「差別された」といった明確な被害意識はなかったりすらするけれど、言われた側はなんとなく釈然とせずモヤる、という類の「日常の中にある、社会的・歴史的に見て差別性がうっすらある言い方や接し方」のことだ。という理解の仕方を僕はしている。

これまでも度々書いてると思うけど、僕はこの種の「誉め言葉と思って言ったのに、マイクロアグレッションだと言われる」類の指摘に「どないせえちゅうねん」と途方に暮れる側の一人だった。
正直に言えば、「こっちはこれだけ気をつけてるつもりなのに、これ以上を要求されるなんて、なんてめんどくさい!」という感覚はあったと思う。
先のコメントをした人が僕と同じ戸惑いを感じているのかどうかは分からないけど、僕は、「よかれと思って言った言葉で泣かれ、その相手との縁を絶対切られたくなかったので本気で反省する」というクソダサ経験をするまで、心の底では「よかれと思って言うたのに、何が悪いねん」という自己正当化の思いを捨てきれていなかったな、と今から当時を省みて思う。

反発心がなくならない間は、僕は、理屈では分かったつもりでも本心では腑に落ちてなかったのだと思う。
当時の僕に、人を泣かせずにその事を理解させ得ただろうか? なんとなく、無理そうな気がする。そのくらい、パラダイムの大きな転換を要する事だったように思う。

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理解の不可能性と断絶について - Nov 21, 2023

Xに垂れ流したことの再編集。

エッセイ漫画家さん、過去1番共感できない漫画を描いて炎上する【ぬこー様ちゃん】というまとめを見た。人から金を借りて、返す段になって「返したくねーなー」「うわっこいつ(※貸主)、何も言わず受け取るんかよ(※当然です)」と感じる、という件の作者に対して、 「クズ」「最低」等々非難の嵐となっている様子がまとめられたものだ。

まとめられた反応は散々だけど、自分はこの「作者の気持ち」が分かる方だ。
相手を舐めている、世界のすべては自分のためにあると思っている、自分をもてなさない相手に出会うと不機嫌になる……そういうタイプ。
言語化すると「なんて傲慢なんだろう」と思えるのだけど、自分自身ではそれを「当たり前」と思っているから、特段「悪意」があるわけでもない。 悪意も自覚もなしにこう考える人間がいるのだと、我が事として実感しているから、僕は今は他者の善意や返報性に期待しすぎずにいられてるんだと思う。

僕という人間は、ハードウェア的にはそういうクズで、ソフトウェアエミュレーションで社会性を保っている。という自己認識でいる。
むしろ、自分がそうだから「クズに見える人も、やりよう次第で社会的に振る舞えるようになれて、社会の中で問題を起こさず共存できるのだ」と信じられているのだと思う。

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JS開発のつらみ - Nov 20, 2023

JavaScript界隈はソフトウェアのトレンドの移り変わり・流行り廃りが激しい、とはよく聞く。 「だから辛い」とはどういうことなのか、について考えたことのあれこれをXに垂れ流したのを、再編集してまとめた。

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「まんがでわかるLinux シス管系女子」から「ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux」への改題の意図 - Sep 12, 2023

「まんがでわかるLinux シス管系女子」1巻と2巻前半にあたる部分を収録した増補改訂新装版の「ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux」について、後書きでは少し触れてたんだけど、恐らく旧版読者だと思われる方の 「時勢に合わせた感じなのかなあ」というコメントを見かけたので、改めて書き記しておきます。

端的に言うと、これは作者の自分から改題を申し出ました。

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オープンソースの何が自分にとって楽しいのか - Sep 12, 2023

「なぜ自発的にOSSやってるの?」という問いへの答えは十人十色だと思うけど、自分の場合は「ヴィジランティズム」が一番大きいんだと思う。

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告げ口の善悪 - May 10, 2023

いわゆる告げ口について、受け取った側が取るべき態度・行動について僕は、

  • 鵜呑みにしない。
  • 少なくとも、裏が取れていない・確証を得られていない間は、重要な判断材料にはしない。
  • 裏を取ろうと思えば取れる状況であれば、なおのこと、伝えられた情報そのものより自分で裏取りした情報の方を信じる。
  • 告げ口をした人が利害関係者で、自分がその内容を信じる事でその人に得が生じるなら、情報の信用度をより低く見積もる。

と考えてる。

世の中には嘘でも何でもついて相手(僕)の感情や行動をコントロールして自分(相手自身)の利益を最大化しようとする人がいるし、そういう利己的な動機でなく純粋に利他的な善意でなされた告げ口だったとしても、告げ口をした人の主観というフィルターを通したことで情報が変質してしまっている恐れがある。

全く同じ事がマスメディアを通じて届く情報にも言える。 僕への告げ口は、僕個人を狙って届けられる情報だけれど、マスメディアから届く情報も、「自媒体の読者・視聴者の傾向に合った、受け手に喜ばれる(そして自媒体の利益の最大化に繋がる)情報」という観点では、狙い撃ちで放たれた情報と言えるので。

いずれにしても、自分の元に向こうから飛び込んできた情報は(もっと言えば、自分が飛びつきそうな位置にぶら下げられていた情報や、自分がちょっと背伸びしたら届きそうな所に元からあった・アクセスしやすい情報というのも)、鵜呑みにするにはリスクがあると言える。 なるべく一次情報にあたるようにし、正確な事実関係を把握するまで態度を保留する我慢強さを持つ必要がある、と今は考えてる。

――というのは情報を受け取る側の話で、いま考えてるのは情報を送り出す側の話。 告げ口する側のことについてだ。

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常夜灯で非常灯で懐中電灯 - Jul 22, 2022

今住んでる物件、メインの居室は日当たりが良くて昼間は明るいんだけど、窓がない脱衣所は昼でも真っ暗になってしまって、「夜中の入浴中とかに停電になるとヤベーな」ということは前々から思っていました。それでも対策らしい対策は取らないまま放ったらかしていたのですが、今夏は電力需要に電力供給が追いつかない恐れがある、みたいなことになって、いよいよ何か手を打った方がいい気がしてきまして。

実のところ、今の物件に入居した時から、廊下のコンセント部分には「暗くなったら明るさの変化を検知して自動で点灯し、停電自にも電源断を検知して内蔵バッテリーでしばらく点灯する」非常用の足元灯が設置されていました。なので、同様の物を追加購入して他の部屋にも設置することにしました。

要求仕様は以下の通りです。

  • コンセントに挿して使う。
  • 暗くなったら自動点灯する。
  • バッテリー内蔵で、非常時には電源断を検知して自動点灯する。
  • 取り外して懐中電灯代わりにもなる。

こういう条件で検索してみたところ、wasser 64という製品が要件を満たすようだったので、さっそく購入しました。3個もまとめ買いで。

LED フットライト コンセント式 人感明暗センサーライト センサーライト 明暗センサー 人感センサー 常夜灯 懐中電灯 足元灯 非常灯 停電 自動点灯 寝室 玄関 リビング 廊下 階段 洗面所 キッチン 地震対策 停電対策 wasser (昼白色 ホワイト 6500K)

で、届いた物を実際に設置してみたのですが、「ちょっと思ってたんと違う……」という感想で。

  • 人感センサーによって「人が近付くと明るくなり、人が去ると暗くなる」動作をするが、狭い家の中では「部屋の明かりを点けるために近付いただけで点灯」が頻発する。
    • 一度人感センサーで点灯してしまうと、部屋が明るくなってもそのまま光り続けてしまって、無駄に眩しい。
    • この動作はOffにできない。そのため「人感センサーに引っかからないように先に部屋の照明を点灯する」テクニックが要る。
  • そもそも滅茶苦茶明るい。ちょっと小洒落た店の間接照明くらいの明るさがあるので、狭い部屋で点灯すると眩しい。

要するに、要求仕様は満たしてたんだけど、余計な機能がウザイのと、過剰な性能が常用時に辛い。でも3個も買っちゃったし……

というわけでハードウェアを物理的にハックして解決する事にしました。回路を加工するみたいな高度なやつじゃなく、もっと原始的なやり方ですが。

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「性的に消費」という言葉について、表現の影響について - Apr 30, 2022

表現の自由と表現規制の話題の中でも、特に女性に関する表現の話題でよく出てくるキーワードに「性的に消費」という物があります。自分でも、何かと便利でこのフレーズを使いたくなってしまう場面は度々あるのですが、一方で、厳密な定義づけがないままで、解釈が人によって分かれるフワッとした言葉を自分に都合よく使う事への後ろめたさもありました。

そういうモヤりを抱えたままで、「月曜日のたわわ」の日経新聞全面広告の批判や擁護に関連した一連の発言の中でうっかりこのフレーズを使ったところ、「定義が曖昧な言葉を使う前にまず説明をするべきである」という趣旨の指摘を受けたため、本腰を入れて、このフレーズについての自分の認識を改めて整理し言語化してみようと思います。

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表現の自由と表現規制に関する自分のスタンスの再確認 - Apr 30, 2022

「月曜日のたわわ」の日経新聞全面広告の批判や擁護に関連した一連の発言の中で、表現規制の一種であるレーティングやゾーニングを肯定する趣旨の事を書いたところ、「表現規制をすべきという根拠を示すべき」という趣旨の指摘を受けたため、自分の考えを整理するために、表現規制という物自体に対する自分のスタンスを振り返ってみました。

表現規制について改めて自分の考えを表明しますと、自分は、公権力で表現を規制するべしと強硬に主張はしないけれど、状況によっては一定の歯止めの必要性を支持する、というスタンスです。端的に言うと「表現規制を弱く肯定」(全否定ではない)です

ですが、他の人が自分の言動を見た場合に、表現規制を強く全面的に支持する者と見なされても仕方の無い状況だということを、今更ですが改めて意識しました。
今後は、すでに他の人による批判・非難の言説を目にしたかどうかに関わらず、自分の信条的に批判するのが当然と思える言説に対しては、なるべく自分の言葉でも発言をするようにしようと思います。

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