宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
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今住んでる物件、メインの居室は日当たりが良くて昼間は明るいんだけど、窓がない脱衣所は昼でも真っ暗になってしまって、「夜中の入浴中とかに停電になるとヤベーな」ということは前々から思っていました。それでも対策らしい対策は取らないまま放ったらかしていたのですが、今夏は電力需要に電力供給が追いつかない恐れがある、みたいなことになって、いよいよ何か手を打った方がいい気がしてきまして。
実のところ、今の物件に入居した時から、廊下のコンセント部分には「暗くなったら明るさの変化を検知して自動で点灯し、停電自にも電源断を検知して内蔵バッテリーでしばらく点灯する」非常用の足元灯が設置されていました。なので、同様の物を追加購入して他の部屋にも設置することにしました。
要求仕様は以下の通りです。
こういう条件で検索してみたところ、wasser 64という製品が要件を満たすようだったので、さっそく購入しました。3個もまとめ買いで。
で、届いた物を実際に設置してみたのですが、「ちょっと思ってたんと違う……」という感想で。
要するに、要求仕様は満たしてたんだけど、余計な機能がウザイのと、過剰な性能が常用時に辛い。でも3個も買っちゃったし……
というわけでハードウェアを物理的にハックして解決する事にしました。回路を加工するみたいな高度なやつじゃなく、もっと原始的なやり方ですが。
明るいのは非常時には心強いのですが、平常時にはここまで明るくなくていいです。いつでも簡単に元の明るさに戻せて欲しかったので、ランプシェードのような物を作って上から被せることにしました。
キッチン用のペーパータオルを4重くらい巻いてみたところ、まあこんなもんかな……という明るさになってくれたので、糊とホチキスで形を整えて完成ということにしました。よく考えたら、デスク用の照明とかでもシェードは紙でできてることがあるし。
見た目がいまいちといえばいまいちなので、暇があったらもっと格好いい感じに作り直すかもしれません。
「近付いたら勝手に光る」動作は、人感センサーを物理的に壊すか、センサーの手前に何か光とか赤外線とかを遮る物を設置してやれば、無効化できそうな気がします。具体的にどうやるかは思いつかないままでしたが、とりあえず分解してみました。
まず本体底部の蓋をこじ開けます。細いマイナスドライバーを隙間に突っ込んでひねったら外れました。
固定用の爪が2つありますが、それほど硬くはなく、こじ開けるときの障害にはなりませんでした。
そしたら内蓋が2箇所ネジで留まってるので、これも外して、内蓋と外装の隙間からまたマイナスドライバーを突っ込んで、内蓋を引っ張り出します。
開けてみたらここにバッテリーと非接触給電のためのコイルがあり、基板に電線で繋がっていたので、線を切らないように、慎重に少しだけ引き出しました。
隙間から覗いてみると、照度センサーと裏面のスイッチが基板にくっついてて、それぞれが外装に固定されているので、基板をそのままでは出せなさそうです。
幸い、センサーやスイッチの固定に使われている部品(外から見て銀色の部分)の固定ピンが内側に突き出ていたので、これをマイナスドライバーの頭で押して部品を浮かせて取り外せました。
そしたら後は、内蓋と共に基板を引っ張り出します。
人感センサーは乳白色の半透明のドーム状のカバーで覆われていますが、引っ張るとカバー部分だけ簡単に外せました。
このセンサーが機能しないようになればいいのですが、壊すのは勿体なかったので、センサーの手前に不透明の物を挟んで無効化するだけにしました。僕はたまたま手元に付箋紙があったので、適当なサイズに切り出して、念のため2枚重ねにしてカバーの内側に入れました。
あとは、分解の逆の手順で元通りに組んでいけばOKです。試してみたところ、近くで手を振っても全く反応せず、部屋の照明を消すと点灯するという、照度センサーのみが有効な状態になってくれていました。
ちなみに、基板の状態でLEDの所をどうこうしても光量は落とせそうな感じでしたが、いざというときに明るさをすぐ戻せないのは困りそうだったので、明るさ問題はシェードを被せる運用を継続することにしました。
買った非常灯(?)が微妙にニーズに合わなかったので、強引に改造してニーズに合わせました。似たようなニーズをお持ちの方の参考になれば幸いです。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2022-07-22_emergency-light.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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