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最近思ったというかやっと自覚したこと。
まあすでに気付いてる人も相当数いそうな気もするんですけど、どうやら僕は、自分よりも自信ありそうげに見える人を見るとそれだけで不快感を感じ、どうにかしてその自信をへし折ってその人が自信喪失して凹んでいる様子を見たくてたまらない、という人間のようです。
自分に絶対的な自信をなかなか持てず、自信たっぷりげな発言をした5秒後には「でもやっぱり間違ってたのかも」と自信喪失してオロオロし、周囲の人に「間違ってないよね? 合ってるよね? ね? ね?」と確認して回らずにはいられない。そんな脆弱な、他人任せのフラフラしたものが価値判断の基準であるということが僕の劣等感の源泉の一つであるようです。だからなのか、自信たっぷりに「これが正しい」と言いきったり、自信たっぷりに他人を非難する人を見たりすると、嫉妬に駆られてしまうようなのです。何でお前らは僕にできないことをそうも平然とやってのけるのか。羨ましい、妬ましい、憎たらしい。
だからなのか僕はしばしば、それが客観的に正しそうではない場合でも、突っ掛かったり口を挟んだり野次ったりする。僕の目に「自信たっぷり」そうに見えるその人が、自信を喪失して意気消沈したり、自信の拠り所を失って混乱したり、そういう風に僕と同じレベルにまで堕ちてくるまで足を一生懸命引っ張って引きずり下ろそうとする。自分のしていることの意味がそんな風に思えます。
今僕がそういう人を目にしても突っかかっていってないとしたら、それは単に、僕ごときがその人に噛み付いたところで引きずり下ろすどころか返り討ちに遭うだけだと、その人と自分との間の(自信の確かさ、口の上手さ、知識の豊富さなどの)厳然たる差が分かっているからです。ただ単に噛み付いてないだけです。勝負から逃げているだけです。
非難したり否定したりすることが許されないような物を持っている人も妬ましいです。例えば虐待問題を語る虐待被害者とか、セクハラ問題を語る女性とか。僕の持っていない特権を持って、他の誰より優位な立場で、何を話しても「うんうんそうだよね」と頷いてもらえたり「それは違うと思う、でもそう思う気持ちは良く分かる」と慮ってもらえたりする、そういう人が羨ましいです。
もはや立ち位置が揺るぎないほどの自己承認を得られている人が妬ましいです。しっかりした価値観の根っこを築いてどっしり構えていられる人が、羨ましくてたまりません。そういう人がいると、そういう人が根っこを失ってオロオロする姿を見たいと思ってしまいます。僕と同じレベルにまで引きずり下ろして、自分の方が優位に立ちたい、それが無理でもせめてその人が自分と同じような自分自身がフラフラする状態に陥って不安に苛まれるような状態にしたい、そう思います。
すでに勝ってる人、そんな勝ち負けに意味なんか無いと思ってる人から見たら、滑稽の極みだと思いますが、僕は優越感ゲームの勝者になりたいですし、ずっと勝者でいられるならそうでありたいです。一度昇進したらその後どんなに負け続けても絶対に降格されることのない「横綱」のような、盤石な地位が欲しいです。
僕は、何かものすごい「使命感」みたいなものを持って生きている人を見ると羨ましいを通り越して恐ろしくなります。
羨みだの妬みだの、そんなネガティブな感情に自分を操るままにさせていたら、いつまでも自信なんてもてっこないでしょうに。
引きずりおろすといっても、一体どこまでやるのかが問題となってきますね。苦労して探さなくても「立ち位置が揺るぎないほどの自己承認を得られている人」や「しっかりした価値観の根っこを築いてどっしり構えていられる人」はたくさんいますから、そういう人たちのどれだけを引きずりおろしにかかるか。自分の時間と体力を最大限効率よく使って、可能な限り多くの人を引きずりおろしたい。かといって人間は飽きる生き物だから、あまりやりすぎると途中で空しくなって、あるいは飽きてしまって、他人を引きずりおろす行為を続けられなくなってしまいます。だから、加減も大切でしょう。優越感ゲームの勝者になるのと、そもそもそんなことを一切気にしないのと、どちらがよいのでしょうね。中々難しいことです。
finalventの日記:人の心のテンプレというか outsider reflex:自信ありそうげな人が妬ましいし羨ましい 分裂勘違い君劇場:「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 NSP「赤い糸の伝説」を聴きながら「神より俺は死んだ」とぼんやり思う。日本語文法の限界だが、こ
素敵ですし、なにか才能を感じる。
嫉妬しました。
もうずいぶん前の記事だなぁ。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2007-11-20_netami.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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