宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
あるFirefox評のオチに吹いた。
僕なんかはアホやから、翻訳記事と見るとついつい内容を頭から信じてしまいがちです。
だいたいこの二つが理由になっている気がする。
そんなことはどうでもいいから本題に入ろう。
リンク先で述べられているとおり、機能的にはFirefoxよりOperaの方が大きく秀でているし、CSSやSVGのレンダリング、JavaScriptエンジンやなんかの基本性能という面でも最近ではすっかり追い抜かれてしまった感がある(実際にどうかはよく分からんけど、Operaの方が何かすごそうだというイメージは最近抱いてる)。身近な賢い人も、おそらく色々考えた末に、Operaを選択して使っている。けれども、普及率はFirefoxの方が伸びている。これは不思議なことだと僕も思う。
マーケティングが上手いから? いや、それはないだろう。Mozillaのエンドユーザ向けのマーケティングがヘタクソなのは周知の事実だ(←酷い)。
Netscapeから引き継いだ知名度? それもないだろう。Firefox 1.0がリリースされた2004年には、圧倒的多数の新規のユーザはNetscapeの名前など聞いたこともなく、Netscapeを知っていた人達の間にも、Netscapeはとっくの昔に「終わった」ものというイメージが定着しきっていたと思う。
でも中の人曰く、実際にはヨーロッパで強いのはNetscapeの知名度のおかげなんだとか……
リンク先で書かれているように、拡張機能があるから? 確かにそれも理由の一つかも知れんけど、多分それだけではないと思う。そもそも、誰もが拡張機能を使っているとは限らない。
僕は、Firefoxがそれ単体では低機能だからというのが、数字が伸びている理由のもう一つなのではないかと思っている。人は、凄すぎるものは、今のものと全く違うものは、うまく理解できない。正確に認識できない。でも、今のものとはちょっと違うだけなら、理解できる。Firefoxは、IEと比べたときの「ちょっと違う」度合いが絶妙だったから、利用者が増えたんじゃないだろうか、と僕は思っている。
IE7とFirefox 2がかち合ったのは、ある意味では、良かったのかも知れない。IE7とFirefox 2、本体の機能であまり大きな差がない両者が並んだとき、Firefoxの最大の特徴である「拡張機能」が、「IE7と比べたときにちょっとだけ違うポイント」として浮かび上がってくる(IE7向けの多様なアドオンがもし充実してきたら、話は変わるかもだけど)。もしそこから、利用者が拡張機能に手を出すようになるなら、そこには今ヘビーユーザが嵌りに嵌っている泥沼、もとい、底なし沼、でもなかった、奥が深くてとても興味深い世界が広がっているわけだから。
...
そう、IE が自家用車だとすると、Opera はジェット機なんだ。
だけど、僕らは、いきなりそんな凄いのは要らないんだ。少し性能が良くて、僕らにも理解できる新機能がちょこっと有って、運転の仕方は、今までとほぼ同じ、そーゆースポーツカーが欲しかったんだ。
...
...
で、結論的には、よく言われるけれど、Firefox は、見た目が WinIE5 〜 6 とかと、そう変わらないってゆー点が、アドバンテージなんぢゃないのか。
...
...私の場合は見た目、使いやすさでFirefox使い始めたなぁ。...
ツッコミを入れられそうなテキストや写真を探してみるべく、本日のキーワードは「ちょっと違う」です。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2006-11-08_review.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
writeback message: Ready to post a comment.