宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
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背景。
Web標準に対応しなくて自社独自の技術だけ使い続ける、というのはまあよくある事だから、ことさらMozillaだけをあげつらう事はないと思うんですよ。VMLには対応するけどSVGには対応しないというIE8までの方針であるとか、そういうのはありふれてる。
また、標準仕様はあるけどまだ実装されてない、っていうのもしょうがないと思うんですよ。仕様そのものが曖昧だとか、仕様が膨大すぎて対応できないとか、需要がそもそも無いとか。
釈然としないのは、
これが僕には2枚舌に見えるってこと。
APNGに新たに対応して今後はそっちをメインで使っていくよ、というのはまあ別にいいんですよ。でも、今まで一応対応してたMNGをこれを機にばっさり切り捨てちゃう今まで一度は対応してたことがあったMNGを顧みることもなく別の物をっていうのはどうなん? それじゃあ、なんかの動画形式で動画を埋め込んでて、その形式に対応してなかったらMNGにフォールバックして、みたいな事ができなくなっちゃうじゃんできないまんまじゃん? フォールバック先にはやっぱり、仕様が標準化されてて安心して使える形式を選びたいじゃん? そういう感じでMNGを使ってた使いたい人がいたかもしんないじゃん? 僕はまだ使ってなかったけど、静止画の簡単なアニメーションを公開する事があったら是非そうしたかった。Web標準ってそうやって、地ならしっていうか下支えっていうかそういう所でも活きてくる物だと思ってたんですよ。
いやMozillaの言い分もわかるっちゃ分かるんですよ?
「MozillaはWeb標準を限定的にしか尊重しません。自分たちの組織を維持できなくなるレベルでコミットする事はありません。自己犠牲でWeb標準のために殉死するつもりはさらさら無いです。」というのは真っ当な判断だと思うんですよ。
でも、だったら、「お前はWeb標準を大事にしてない」って他者を非難する資格も無いんじゃないの? 自分の事は棚に上げるの? そういうみっともない事をしないでくれよ。Mozillaだけはそういう事をしてくれるなよ。
っていうモヤモヤがずっとある。
MNGサポートが削除されたのはMozilla 1.7からなので、FirefoxがMNGをサポートしていたことは一度もないはずですが。「APNGに対応したのでこれを機にMNGを切り捨てた」っていったい何の話ですか?
「MNGという物があるのにどうしてそれを顧みずに新しい物を立てたがるわけよ?」というのが、どっかの時点で記憶が書き換わってしまってました。
恥ずかしい。
本文も直しておきました。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2010-11-25_webstandard.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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