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Firefoxともじら組と日本人の国民性 - Sep 03, 2005

わざとか偶然かどうか僕は知らないけれども、Mozilla 1.0とかそういった時期には日本でのMozilla関係の活動は結構もじら組に集約されてたとこがあったような気がするんだが、Firefoxの普及期においては、もじら組は影が薄いというか裏方になってしまったような印象がある。でもって、それ故にFirefoxは日本国内で好意的に受け入れられたような気がする。ここでもじら組が下手にしゃしゃり出てきてたら潰れてたろうな、みたいな。

それには色々な理由があるのだろうけれども、僕は、半端なあるいはマイナスのブランド力のせいという説を唱えてみたい。

大企業や官というのはその規模にかかわらず相当なブランド力を持ってる。そこらで汲んできた水をペットボトルに詰めて売ろうとしても売れないのに、大手飲料会社のラベルが付いてれば多分それで150円で売れる、そういう意味でのブランド力を。

それに対して草の根で立ち上げた組織というのは、ブランド力がそれらと比べて圧倒的に、もしかしたら個人と比較してすらも、劣っているように僕には思える。「信頼できる個人」が何人か集まったはずなのに、そこに「集団化することによる硬直化」など諸々のデメリットが発生して、信用が低下する。さらにどこの馬の骨とも知れん人が参加すれば、一段と信用が低下する。そんな感じでどんどんブランド力が落ちていくんじゃなかろうか。だから、もじら組よりもPhoenix情報局とか個人で頑張ってる人達の方がフォーカスされるんじゃなかろうか。

もじら組の場合はそれに加えて、マイナス評価を得るような事件もありましたからなあ。あんまり言うとyさんあたりの胃に穴が開くらしいので言いませんが。笑。

だから日本では草の根活動はある程度以上は伸びないんじゃないかなーと思うんだ。ブレイクスルーは、それを企業なり何なりが買い取ってブランド付けすることで、あるいは最初から企業がバックについて行うことで、初めて訪れるんじゃないかと思うんだ。

mixiとかはてなとかブログとかはユーザが草の根的に育ててるじゃないか!と言われたらある意味ではそうかも知れんけど、でも僕にはそれらの盛り上がりも「箱庭」的なものなんじゃないのかなーと思えるんだ。あくまでイーマーキュリーやはてなやgooやニフティなどなどによってパッケージングされた箱庭の中での「擬似草の根活動」というか。

追記@2005.9.7

企業の「ブランド力」と書いたが、より正確に言うと「信用度」ということになるだろうか。一般的に、「有能な個人」よりも、「普通の人々が運営する企業」の方が、世間からは信用される。例えその企業がどれだけ赤字体質であったとしても、そのことを知らない人は「企業だから」無条件で信用するだろう。逆に、その個人の有能さを知らない人は、「個人だから」無条件で距離を置くだろう。

コミックマーケットは非IT分野だが最大の草の根運動だ!という指摘があったのだけれども、コミックマーケット準備会は渉外その他の活動のための下部組織として「株式会社コミケプランニングサービス」「有限会社コミケット」というものを抱えている事実は見逃せないだろう。……と書いてはみたものの、資料によると有限会社コミケット(設立当時は株式会社)の設立はイベントが十分に巨大化してからなので、「企業だから成功した」という例には当てはまらないようだ。ただ、今日までの存続のために「企業という信用」を使う必要があったと言うことはできるだろう。

分類:Mozilla > その他, , , 時刻:03:03 | Comments/Trackbacks (2) | Edit

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個人的な雑感

正直、しゃりしゃりでても結局現在の流れにスルーしちゃうってオチがまっていたと思う。
というのも、最初のころから盛り上がり感がすごくて、もじら組ぐらいの組織じゃどうにもならないような感覚があった。
あまりに組織としては小さいんですよね。実際、最近じゃイベントやって実働四人とかですから。

個人的にはもじら組は組織の影響力を強くしたいのではない、単にソフトウェアに対する協力をするという立場であって、
それが本来のユーザグループなんじゃないかな。
少なからず場を提供するということはやっているし、その上でのサポートというのはやるけど、
だからといってでかい顔をするようなもんじゃないですよ。
あくまで個人が、ユーザが主役なわけで、
現在の形は理想的。そんな中でもじら組でできることをやればいいんじゃないのかというのが今の流れではないかな。

自分は組長という立場ですけど、組自体の組織を誘導する立場ではないし、
逆にそう合ってはほしくないです。(そんなんだからマイナスイメージ問題は解決できないのかもしれないけどー)
単に草の根活動が支持されるのは最初だけであって、その後はユーザがひっぱっていけばよいんですよ。

ちなみに、どこの馬の骨とも思えないやつって俺のことかな?突然出てきて、翌年には組長ですからねw

Commented by btm at 2005/09/03 (Sat) 03:35:01

日本で草の根運動を盛り上がるには企業のバックが必要?

Latest topics > Firefoxともじら組と日本人の国民性 - outsider reflex mixiとかはてなとかブログとかはユーザが草の根的に育ててるじゃないか!と言われたらある意味ではそうかも知れんけど、でも僕にはそれらの盛り上がりも「箱庭」的なものなんじゃないのかなーと思えるんだ。あくまでイーマーキュリーやはてなやgooやニフティなどなどによってパッケージングされた箱庭の中での「擬似草の根活動」というか。  言われてみると完全な草の根で盛り上がった運動というのはなかなかない気はします。  ただ、はてなやイーマキュリーはもともとブランド力のあるような大企業ではなかったので、最初の事例に挙げられたような「企業が持っているブランドを信頼する」とは別だと考えられます。  もともとのブランド力があるかどうかというよりも、企業がやっているという点で、完全な草の根よりは信頼性が違うというのが大きそうな。個人がやっている場合、急に終わっても、文句は言えません。個人がやっているウェブサービスではそういう注意書きはよくあります。でも、企業ならそういうことはないだろうと。  ただ、最近のSNSでよくあるような急なサービス終了を見ると、別に企業だからといって信頼性がある訳ではないなーというのを実感します。逆に、収益を考えない個人の方が継続という点では有利だったりする訳だし。  それと、完全に草の根で始まった場合、最終的に誰が仕切るかという点でトラブルが起きて、空中分解しやすいけど、企業なら最終的な判断は企業が下すということでみんなが納得しやすいです。  海外で完全に草の根から始まって大きな動きになったものというと、Linuxを思い浮かべますけど、日本だとLinuxが生まれない問題に近い? ただ、海外でもつぶれた草の根運動はたくさんあるだろうし、国民性と言い切るにはちょっと判断材料が少ない感じ。 ※指摘を受けて思い出したけど、日本にはコミックマーケットという最大の草の根運動が ikemoの日記@はてな - 「Just for Fun」が出来ない日本という社会

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