Latest topics > MozillaとXULRunnerとFirefoxとAIRとSilverlight
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎？を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能！
MozillaとXULRunnerとFirefoxとAIRとSilverlight - Jun 21, 2007
CNETに掲載されたマイク・シェーバーへのインタビュー記事での発言について、無明氏が辛辣な意見を述べておいでだけれども、僕も全面的に同意だなあ。
AIRやSilverlightの方が、だって、僕の目には全然健全に見えますよ。新しい物ガンガン採り入れて、開発者が楽できるようなしくみを着実に整えてて、利用者もストレスなく楽しんで使えるような高性能を持っていて、みんなが期待しているAIRやSilverlightと、同じ機能をずっと不完全な状態でしかまだ実現できていなくて、その進歩も革新的なスピードで進んでいるわけではなく、cairoグラフィックライブラリのポリシーとやらに足を引っ張られていまだにCSS2（CSS3）のtext-shadowを実装できない・今後も実装できそうにない、そんなわけでだんだんみんなの関心が薄れつつあるMozillaとを比べたら、Mozillaの方が不健全としか思えない。
――というのは極端な言い方かもしれんけど。しかし、より高機能なOperaや、より格好いいSafariや、同等の機能を持ったIE7やなんかに囲まれて、Firefoxが他に比べて秀でてる部分はどんどんなくなってきている、そんな現状で、残ったアドバンテージが「オープンソース」だけなんだったら、それって、単なる技術オタクのオモチャに成り下がりましたと言っているのに等しいんじゃないの？
――とかなんとかイライラしても、それは筋違いなんだろうな、と、最近は諦めることにしている。Mozillaが「コミュニティ」に支えられてるんであれば、単なる技術オタクのオモチャで何が悪いの？ それが好きな奴らが集まってそうなったんだから何も問題ないじゃん。ってことになるから。Mozillaにビジョンを期待する方が間違ってる、進歩を牽引することを期待する方が間違ってる、というのがここ最近の僕の中での定説になってきてる。
なんていうかさ。僕も含めて、今Mozillaの将来とかそういうことについてああだこうだ言ってる人って、みんなMozillaに夢見過ぎ、期待し過ぎなんだと思うよ。
どうでもいいけど、マイク・シェーバーがうちの弟に激似な件について。前々から思ってたけど、DevConで近くから見てより一層その認識を強めた次第です。
Comments/Trackbacks
じゃあ、Piroさんはみんなの嫁で
> マイク・シェーバーがうちの弟に激似な件
CNET JapanのMike Shaverさんの写真を見て「わ、私の学生時代の同じゼミの友人（現在大型書店のチェーン勤務）にむちゃくちゃそっくりだな……」と衝撃を受けた人がここに。
ちょっと弱っちそうでナイーブで優しそうな感じ、というか。なんか、洋の東西問わず一つの類型としてこういう雰囲気の人はあちこちにいそうな……
TrackBack ping me at
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム（ローマ字で回答）を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2007-06-21_xulrunner.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
Post a comment
writeback message: Ready to post a comment.