宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。
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ふつう「不思議ちゃん」とかいうと、電波入ってる頭の弱い人とかそういうのを思い浮かべるんじゃないかと思うけど、本作に登場する「彼女」卜部さんはそれとは異なるベクトルの「不思議少女」と言えよう。ハサミで物を切り刻むという特技も、感情らしい感情を一切表情に表さない無愛想さも、「絆」で繋がった彼氏がいるから友達にはなれないという風な理屈に代表される独自の価値観に基づく判断も。「不思議」っていうより「<ruby><rb>謎</rb><rp>(</rp><rt>ナゾ</rt><rp>)</rp></ruby>」という言葉の方が多分しっくりくる。
そんな謎少女の卜部さんに対して、主人公の椿くんはいたって普通の健康的な少年だ。「彼女」に対して触りたいとか手をつなぎたいとかキスしたいとかの「ありがちな」欲は当然ある。でも謎少女の卜部さんはそれをことごとく拒絶する。卜部さん自身が望んだ時でなければ触れることも許されない。夏休みも、デートといえるようなデートはたった1回あったきりだ(2巻までの時点で)。世の中の「普通のカップル」がしてるような事、椿くん自身も「そうしたい」と思ってた事は、どうやら卜部さんとのつきあいの中ではなかなか得られそうに無いようである。
でも、いや、だからこそなのか、椿くんは卜部さんにますます興味を惹かれていく。期待しすぎず、でも絶望もしすぎない、適度な距離感を保ちながら、半ば「観察」してるような状態。この微妙な空気が許されるのは、作者自身が語っている通り、二人が「17歳」だからなんだろうな。
しかし、彼がこう安心してられるのは、目に見えて分かる「絆」が二人の間にあるからなんだろう。それが無かったら、どうだっただろうか……彼はこんなに余裕で毎日を送っていられたんだろうか?
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