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Windows 10で検索やカレンダーやMicrosoft Storeがすぐにクラッシュしてしまう問題の回避方法 - Apr 26, 2022

自宅のPCではなく業務で使ってる方のWindows 10で、いつの頃からか、タスクバーからの検索(虫眼鏡のボタンをクリックするとパネルが出てくるやつ)やカレンダー(タスクトレイの時計をクリックするとパネルが出てくるやつ)が動作しなくなっていました。この度、現象の回避方法が見つかったので、参考に顛末を記録しておきます。

 

状況としては、

  • 機能を使おうとしてUIをクリックすると、HDDのアクセスランプは点滅するものの、パネルが表示されないまま終わってしまう。
  • パネルは出ないものの、検索窓だけ表示されたので、そこに文字を入力しようとすると、その検索窓まで消えてしまう。

という具合で、雰囲気的には、何かのプロセスが起動したもののすぐに落ちてしまっているような印象を受けます。

検索はもっぱらregedit.exeなどを起動するために使っていたので、「ファイル名を指定して起動」で代替が効いたのと、カレンダーはThunderbirdのカレンダーで代替できていたのとで、致命的ではなかったため、直し方の見当が付かなかったのもあってそのまま放置していたのですが、今日になって、「Microsoft Store」でアプリ名を入力して検索すると、検索結果が表示される前にアプリが落ちてしまうようになっていたことに気付きました。これはさすがに代替が効かなくてまずいので、いいかげん本腰を入れて直し方を探してみました。

ただ、現象面から思いつく「Windows 検索 動作しない」みたいなキーワードで検索してみても、まるで的外れな情報しか見つかりません。なのでもうちょっと当たりに近付けそうな情報を求めて、現象発生時のエラー情報を調べてみました。

 

Windowsでアプリがクラッシュすると、大抵はそのことを示すダイアログが表示されて、エラーコードなどの情報を得られる印象があるのですが、これらのケースではいずれも、何もメッセージが出ずアプリが終了してしまっています。

こういう場合UbuntuやDebianだと /var/log/syslog/var/log/auth.log あたりを見ると何かしら記録が残っていることがあるのですが、Windowsの場合は「イベントビューア」で似たようなログを参照できます。タスクバーのスタートボタンを右クリックして「イベントビューア」を選択し、なんとなく「カスタムビュー」→「管理イベント」を見てみると、はたして検索やMicrosoft Storeを試そうとして失敗した時刻で「エラー」の記録がありました。以下のような具合です。

障害が発生しているアプリケーション名: SearchApp.exe、バージョン: 10.0.19041.1620、タイム スタンプ: 0x4ba4e375
障害が発生しているモジュール名: KERNELBASE.dll、バージョン: 10.0.19041.1645、タイム スタンプ: 0x630193b4
例外コード: 0x88985004
障害オフセット: 0x000000000010b362
障害が発生しているプロセス ID: 0x2d64
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01d8595c1697d69d
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\WINDOWS\SystemApps\Microsoft.Windows.Search_cw5n1h2txyewy\SearchApp.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\WINDOWS\System32\KERNELBASE.dll
レポート ID: f99a39e6-c6fe-42ec-9527-eff7f8f604c0
障害が発生しているパッケージの完全な名前: Microsoft.Windows.Search_1.14.4.19041_neutral_neutral_cw5n1h2txyewy
障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID: CortanaUI
障害が発生しているアプリケーション名: wwahost.exe、バージョン: 10.0.19041.789、タイム スタンプ: 0x9bbd7506
障害が発生しているモジュール名: KERNELBASE.dll、バージョン: 10.0.19041.1645、タイム スタンプ: 0x630193b4
例外コード: 0x88985004
障害オフセット: 0x000000000010b362
障害が発生しているプロセス ID: 0x2cc4
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01d8595c05fbb073
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\WINDOWS\system32\wwahost.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\WINDOWS\System32\KERNELBASE.dll
レポート ID: 78423546-b4b1-4a33-8a4b-14ae84bb85da
障害が発生しているパッケージの完全な名前: Microsoft.Windows.CloudExperienceHost_10.0.19041.1266_neutral_neutral_cw5n1h2txyewy
障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID: App
障害が発生しているアプリケーション名: WinStore.App.exe、バージョン: 0.0.0.0、タイム スタンプ: 0x6259370d
障害が発生しているモジュール名: KERNELBASE.dll、バージョン: 10.0.19041.1645、タイム スタンプ: 0x630193b4
例外コード: 0xc000027b
障害オフセット: 0x000000000010b362
障害が発生しているプロセス ID: 0x12dc
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01d8594a614929e6
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.WindowsStore_22203.1401.26.0_x64__8wekyb3d8bbwe\WinStore.App.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\WINDOWS\System32\KERNELBASE.dll
レポート ID: 1399ada2-df73-408b-b62c-b25ae3729957
障害が発生しているパッケージの完全な名前: Microsoft.WindowsStore_22203.1401.26.0_x64__8wekyb3d8bbwe
障害が発生しているパッケージに関連するアプリケーション ID: App

「例外コード」の所を見ると、WinStore.App.exe(名前からしてMicrosoft Storeっぽい)と他の2種類(恐らくSearchApp.exeが「検索」で、「wwahost.exe」がカレンダーか。「wwahost.exe」はストアアプリ共通のコンテナらしい)で値が異なっていますが、ともかくこれらは有力なヒントになりそうです。

ということで、WinStore.App.exe "0xc000027b" とか SearchApp.exe "0x88985004" とかをキーワードにしてWebを検索してみたところ、以下の3つの記事に行き当たりました。

結論としては、このうちの3つ目が当たりでした。状況がよく似ていたためスレッドを読み進めてみると、以下の手順で直ったと書かれています。

  1. winkey+r -> services.msc
  2. Windows Fonts Cache Service -> disabled -> stop -> apply

自分もこれに倣い、「ファイル名を指定して起動」で services.msc を起動して、一覧から「Windows Fonts Cache Service」を探して、「無効」に切り替えた後、さらに「停止」までしてみたところ、Microsoft Storeも、いままでうんともすんとも言わなかった「検索」やタスクトレイからのカレンダーのパネルも、難なく起動する状態となりました。

ただ、このサービスの説明によると、停止したままだとアプリの起動が遅くなるデメリットがある模様です。もう少し情報を求めて検索したところ、壊れたキャッシュは C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\FontCache*.*C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\Font Cache\*.* を削除すると消えるという情報がありました。目下、これらを消した後でフォントキャッシュを再度有効に戻して、現象が再現しなくなるかどうかを確かめてみようとしてみている所です。→駄目でした。キャッシュを消しても、Windows Fonts Cache Serviceが動作してると、Windowsを再起動すると冒頭に書いた現象が再発します。諦めてサービスを停止状態のままにしておくことにします。

以上、久しぶりのWindowsトラブルシューティング話でした。

分類:システム再構築, , 時刻:21:42 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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