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小粋なセンスがもっと欲しかったな……ロボコップ(2014年) - May 07, 2014

リメイク版のロボコップ見たんですよ。

端的に言うと、映像格好いいしドンパチやってるし結構面白かった。でも、旧作ロボコップ(特に1)のセンスが良すぎて、それを知ってる状態で見てしまうと見劣りしちゃうなあ、と思ってしまった。

  • 旧作にはなかった生前家族との(っていうか今回マーフィーは死んでないから「生前」でもないか)交流があるのが今作の特徴だけど、それを加えたんだったら代わりに何か他の物を引いた方がいいんじゃないかなーと思った。単純に、話として結構詰め込んじゃった感があった。旧作の要素でいうと、1の全部(ロボコップ誕生)と2の半分(仲間の裏切り)が入ってるわけで、そのせいか、ゴチャゴチャしてわけわかんなくなってる気がして。例えば、仲間の裏切りは無理に入れなくてもよかったんでないかなあ?
  • とにかく旧作1ラストの、悪役副社長に対して「親会社の重役には手を出せない」という制限のせいで手を出せずにいた所での、社長の「お前はクビだ!」で制限解除されて「どうも」でズドン、という痛快さが僕には印象深くて、それを上回るカタルシスを今作では得られなかったのが、残念な所だった。
  • 悪役一味が旧作のクラレンス一味ほどにはぶっ飛んでなかったとか、ハゲヒゲのおっちゃんが小物臭が強いとか、悪役関係が肩すかし感あった。やっぱり、主人公の格好良さを引き立てるのは魅力的な悪役だよね。
  • ロボコップのデザインについて。キービジュアルとか止め画とかでは、右手が生身で露出してるとか、顔の周りがピッチリ隙間なく覆われてて旧作ほどグロくなってないとかのせいで、人がスーツ着てる感がかなりあったんだけど、実際動いててウィーンガシャンと効果音が付いてる様子を見てると、違和感は無かった。旧作も、映像見てなかったら「何この着ぐるみ?」って思ってたのかもしれないね。個人的には、黒いバージョン3よりもシルバーのバージョン1の方が好きなので、最後でバージョン1の状態に戻ってたのは嬉しかった。

まあなんというか、ドハマリするほどでもないんだけど、見て後悔するほどではない、きちんと作ってある今時の映画やなーって感じでした。

分類:レビュー・感想 > 映画, , , 時刻:03:06 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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