宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
Ubuntuの場合、初期状態では1つのプロセスで開けるファイルの最大数は1024個までと決まっているようで、それ以上の数のファイルを開こうとするとエラーになる。普通に使っててこの制限を気にする場面は全然無いんだけど、自動テストで大量のファイルを処理するようなやつを実行するとたまにこの制限に引っかかってしまうことがある。
現在の制限がどうなっているかは、ulimit -a で調べられる。open filesと書いてある所の数値がそれだ。
この制限を一時的に緩和するには、ulimit -n 任意の整数 とやればいいらしい……んだけど、ulimitはsudoでは実行できないようだった。rootで操作すればいいんだけど、普通にUbuntuを使ってるとrootにはなれないので、この方向を頑張るのはちょっとやる気が出ない。
代わりの方法として、/etc/security/limits.conf を編集するという手もある。例えばすべてのユーザに対してファイルの最大オープン数を2048個に増やしたければ、/etc/security/limits.confに以下のような指定を書き加える。
* soft nofile 2048 * hard nofile 2048
これで再起動すれば、すべてのユーザについて、1プロセスで扱えるファイルの最大数が2048にまで増える。
>普通にUbuntuを使ってるとrootにはなれないので
sudo -sでUbuntuでもrootになれますよー
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2011-01-07_file.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
writeback message: Ready to post a comment.