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前に話題になってたとき、てっきり「モナリザの微笑みは(中略)人類滅亡を予言していたんだよ!!!」「な、なんだってー!!!」な感じの本かとばっかり思ってたんだけど、朝の情報番組で映画版のストーリー紹介やってて、ああこれはそういうのとはまたちょっと別物なのかと思って、買って読んでみた。
なかなか面白かったと思う。ラングドンと一緒に逃亡して、パズル解きに夢中になってるみたいな感覚。
シラスの最期というのが、何とももの悲しくて、思わず目が潤んだ。彼にはこのラストこそが相応しかったのだろう、と思う。このラストを以て、彼はどういう人間だったのかということがこれ以上ないほどにはっきり描き出されているような気がする。
そして物語自体も最後まできれいに落としてくれてて、心地よい。人死にが出てるのにこのさわやかさは何なのだろうか。もしかしたら、「生きている間ですら満足に伝わらない、人から人へのメッセージという物」を、ラングドンはソニエールから100%すべて受け取ることができたから、なのかもしれない。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2006-03-17_the-da-vinci-code.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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