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自宅サーバのHDDが死んで、新しいHDDに入れ換えてバックアップから各種データを復元したんだけど、tiarra(IRCプロキシ)をデーモンとして動作させるための設定が吹っ飛んでしまったので、Ubuntu 15.04で使える方法を調べて再設定した。
Tiarra : Archiveからファイルをダウンロードして設置するだけ。
設置場所は、別ユーザで起動することを考慮して/opt/以下にした。
$ wget http://www.clovery.jp/tiarra/archive/2010/02/tiarra-20100212.tar.bz2
$ tar xpvf tiarra-20100212.tar.bz2
$ sudo mkdir -p /opt/
$ sudo mv tiarra-20100212 /opt/tiarra
$ sudo chown -R root:root /opt/tiarra
新規導入の場合は他の方の設定の仕方などを参考にしながら設定ファイルを用意する。僕の場合は幸い「~/local/conf/tiarra.conf」にファイルを置いていてバックアップ対象になっており、無事復元できていたので、このステップは省略できた。
一回コンソール上から普通に起動してみて、ちゃんと動く事を確認する。
$ /opt/tiarra/tiarra --config=/home/piro/local/conf/tiarra.conf
IRCクライアントから接続できたら、設定はちゃんとできているということ。確認ができたらCtrl-Cで終了する。
tig.rbとTiarraをstart-stop-daemonで動かすのスクリプトをちょっと変更して、「/etc/init.d/tiarra-piro」の位置に置いた。
サービス名等は、別ユーザでも動かすことを考慮して、自分のユーザ名を入れた。別ユーザで実行する時はまた別ユーザ用のサービス起動スクリプトを登録するということで。
#!/bin/sh
# /etc/init.d/tiarra-piro
USER=piro
NAME=tiarra-$USER
PROG=/opt/tiarra/tiarra
CONFIG=/home/$USER/local/conf/tiarra.conf
PIDFILE=/var/run/$NAME.pid
start() {
echo -n "Starting: $NAME"
start-stop-daemon \
--start \
--pidfile $PIDFILE \
--make-pidfile \
--background \
--exec $PROG \
--user $USER \
--chuid $USER \
--chdir /home/$USER \
-- \
--config=$CONFIG
return $?
}
stop() {
echo -n "Stopping: $NAME"
start-stop-daemon \
--stop \
--oknodo \
--pidfile $PIDFILE
return $?
}
restart() {
stop
start
}
case "$1" in
start)
start
;;
stop)
stop
;;
restart)
restart
;;
*)
echo "Usage: $0 {start|stop|restart}"
exit 1
;;
esac
ファイルを置いたら、実行権限を付与してサービスとして登録して起動する。
$ sudo chmod +x /etc/init.d/tiarra-piro
$ sudo update-rc.d tiarra-piro defaults
$ sudo service tiarra-piro start
どうやらこれで動くようになった模様。
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2015-05-06_tiarra.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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