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怖い夢 - Feb 06, 2006

小さい頃から、寝ようとすると目の前に恐ろしいイメージが広がってくる、ということが時々ある。

それは、その時々によって実に様々な姿で僕の前に現れる。

  • 能面のような巨大な顔のイメージが視界いっぱいに広がって、それが般若の形相のようになり、さらに朽ちて内側から腐っていき、その中から何かもっと気持ちの悪いものがジワジワとはみ出てくるイメージ
  • 能面のような小さな顔のイメージが無数に広がって視界を埋め尽くし、それが全て般若(以下同文)
  • 直径数十メートルはあろうかという巨大な分銅のような何かが見渡す限りの天井を埋め尽くしていて、隙間すらなくて、見える壁や床や雰囲気などはどこかの地下道か下水道のようで、その巨大な何かが落下してきて自分を押し潰し、急速に巻き上げられ、また物凄い速度で落下してきて自分を押し潰す、そんなサイクルが延々繰り返されるイメージ
  • 半分炭になって青紫色になって絨毯のように潰されて広がり、頭は半分割れて赤紫の脳組織がはみ出している人のイメージ
  • 腐った人間の顔が無数に融合して視界を埋め尽くし、生き物のようにうねるイメージ

目を開けている間はそのイメージは消える。でも、目を閉じるとすぐに戻ってくる。楽しい想像や勇ましい想像をしようとしても、すぐにかき消されてしまう。例えば、思い浮かべたヒーローの顔がどんどん腐ってまた視界全体がおぞましいものに埋め尽くされる。例えば、思い浮かべるもの全てが思い浮かべる端から、ひびだらけになり粉々に砕けて、何を思い浮かべても全部が粉のようになってしまって、白い砂嵐が頭の中を延々吹き荒れる。

どこから来るのか分からないそんなイメージに怯えて、そのイメージがイメージではなく現実にあるもののように感じられて、小さい頃はよく泣いていた記憶がある。「怖いよう」「潰れるよう」とかなんとかよく分からないことを口走り、声を上げて泣きじゃくって、夜中に親を困らせていた。親は「ストレスでそういう悪夢を見るんじゃないだろうか」と言っていた。

成長するにつれて、現実との混同が無くなり、泣きじゃくるようなことはなくなったけれども、今でもそういうイメージが不意に訪れることがある。未知の物への恐怖であるとか、汚らしい物への嫌悪であるとか、死を恐れる心であるとか、そういう、かなり本能に近いところの感情が強く揺さぶられる感じ。

タイミングも何も分からない。親がかつて言っていたように、ストレスが引き金となって起こるのかも知れない。結局の所はよく分からない。

だからどうしたと言われると、ただそれだけなんだけど。

小さい頃は、それでも寝付けるまで、両親がひたすらなだめてくれたっけ。それも親の愛だったんだろうな。

今またそんな夜が来てしまったのだけれども、さて、今夜はいつになったら寝付けるのだろう……

分類:出来事・雑感, , , 時刻:04:15 | Comments/Trackbacks (0) | Edit

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